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【敬和キャンパスレポ】
この番組は、柴田市富塚にある慶和学園大学の大学生が、
大学に関わるイベントや人、柴田のことなどをテーマにお届けします。
【敬和キャンパスレポ】は、実践するリベラルアーツ、慶和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんにちは。
この番組は、慶和学園大学から大学のことや柴田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の進行は、国際文化3年の本田れのと、
国際文化学科4年の神田さとみです。どうぞよろしくお願いします。
今日は、新潟県警のサイバー犯罪対策課の皆さんにお話を伺うシリーズの3回目です。
過去2回は、サイバー犯罪に関する専門的な話題でしたが、
今回は、高校生がICTについて討議するイベント、
高校生ICTカンファレンスin新潟についてです。
本田さんは、昨年度、ファシリテーターで参加したんですよね。
はい。この番組のMCの1人でもある角島くんとともに、
オンラインで参加する高校生の話し合いのまとめ役として参加しました。
何か思い出とかありますか?
高校生はすごい優秀な人がいっぱいいて、
こういう考えをしたらというアドバイスをちょっとあげただけで、
いろんな意見がたくさん出てきて、すごいなって印象に残っているのがありますね。
今日は、新潟県警サイバー犯罪対策課から江口山人さんと山内芳美さんにおいでいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私も一応、サイバーボランティアに参加させていただいてますので、
江口さん、山内さんには、昨年度、情報セキュリティワークショップin越後湯沢に
スタッフとして参加した際にご一緒させていただきました。
その説は大変お世話になりました。
こちらこそお世話になりました。
昨年は数年ぶりに、実際に聴講する人たちが会場に集まって開催されたセキュリティワークショップです。
毎年、私たちも、慶和学園大学のサイバーボランティアの学生さんたちと一緒に
スタッフとして過ごしていますので、とても楽しみにしています。
今年も、もしお二人とも参加するようであれば、また一緒に頑張っていきましょう。
よろしくお願いいたします。
お願いいたします。
では、私本田から江口さん、山内さんのお二人をご紹介させていただきます。
江口山人さんは、平成18年廃命後、交番勤務を得て、平成21年から生活安全部の捜査員として従事し、
平成25年からサイバー犯罪対策課勤務をされています。
平成28年から平成29年7月までは新潟警察署に勤務し、平成29年8月からサイバー課に戻られています。
続いて、山内芳美さんです。
山内さんは、平成16年廃命後、交番勤務を得て、平成21年から生活安全部の捜査員として従事し、
平成29年からサイバー犯罪対策課勤務となっています。
現在、お二人ともサイバーセキュリティ戦略係として、日夜インターネット空間の中で発生しているセキュリティに関する問題や、
インターネット犯罪対策課勤務をされています。
日夜インターネット空間の中で発生しているセキュリティに関する問題や、
インターネット犯罪に合わないように各種広報啓発活動を通じて、情報発信などを行っているとのことです。
先ほど皆さんにお話ししていたときに、江口さんが中途で警察になられたという話を聞いたんですが、
全職って何をされていたんですか?
私は全職は簡単に言うと、スポーツのインストラクターをしていました。
インストラクター?どのスポーツですか?
私が担当していたのは、例えばなんですけども、メインは水泳。
あとは機械体操とかですね。
担当していなかったんですけども、他にはバスケットボールだとかキャンプだとか、
そういうものも含めてですね、そういうところの会社でインストラクターをして、
下は3歳くらいのお子さんから、上は年齢が高いと85歳くらいの方まで教えていました。
そうなんですね。私最近刑事ドラマをよく見るもので、
警察官の方々って、剣道だったり柔道だったり、そういった経験が必要なので、
それ系かなとも思ったんですけど違うんですね。
そうですね。基本的に剣道と柔道とですね、もう一つですね、逮捕術。
逮捕術?
はい。簡単に言うとですね、刑棒を使ったり、素手で犯人を制圧するためのですね、
型をちょっと武道になぞらえて、それを競技としてですね、
警察官は毎年必ず1回、新潟県内の警察官が1箇所に集まって大会を開いてたりするんですね。
へー。じゃあ逮捕術もされているということですね。
はい。してますね。結構痛いんです。
痛いんですか?
一応防具をつけて叩きあったりとかするんですけども、
やっぱり外れたりすると、あざになったりするので、
気をつけながら練習していかないといけないところです。
そうなんですね。山口さんも何かその銃剣道とかの経験が?
経験はないんですけども、まず警察学校に入るとどちらか選択をして、
銃道をするのか剣道をするのかまず選ぶんですね。
私は今ちょっと剣道の方を選んで、一応剣道、警察剣道、難急、
まあ初段ですね、初段を取らないといけないんですけども、
警察学校10ヶ月間ちょっと入ったんですけども、そこで取りました。
10ヶ月ですか?
10ヶ月。
その刑事ドラマの中で、女性警察官はあんまり働きやすくないイメージっていうのがありまして、
実際のところはいかがですか?
そうですね、警察官は、働く仕事の内容は男女変わらないので、
やはり現場とか行くとそれなりに緊張感を持って、男女平等で同じように働くんですけども、
女性の場合は今ですね、新潟県警全体で大体1割程度の女性警察官が勤務しております。
私が入った20年近く前になるんですけども、その時に比べてとても増えていて、
女性警察官をよく見かけること増えませんでしたか?
はい、今目の前に山内さんがいらっしゃる感じで。
そうですね、地域の交番の周りさんも女性がすごく増えてきていて、働きやすいから増えてきたのかなと思うところと、
あとですね、女性は結婚すると出産とか育児に関わってくると思うんですけども、
その辺どうなのかなというところで気になるところだと思うんですが、
実際に私は育児しながら勤務させていただいております。
産休育給付ももちろん取得できますし、勤務時間についても考慮してもらっています。
警察官は皆さんご存知の通り24時間勤務で大変だなという思いがあると思うんですけども、
その辺も子供が小さいうちは個々の事情いろいろあると思うんですけども、
いろいろな制度が整っているので、それを利用してですね、
時間短縮だとか、夜勤はちょっと免除させていただいたりという制度もあるので、
とても働きやすい環境にあるのかなと思います。
そうなんですね。勝手なイメージだとサイバーセキュリティ化、
特に働きやすいのかなと思うんですけども、いかがですか?
地域にある何々警察署とかそういったところよりは、
警察本部にいた方が勤務体制の方は免除していただきやすいのかなというところもあります。
この番組を聞いているセキュリティに関心のある女子大生、女子高生の皆様、
よかったら応募してみてはいかがでしょうか。
ぜひよろしくお願いいたします。
一つ報告で、県警では8月頃に県警察学校でオープンキャンパスだったりですね、
インターシップなどの開催を予定しているので、
興味をお持ちの方は県警のホームページ、または県警ツイッターをチェックしてください。
警察学校もオープンキャンパスあるんですね。
サイバー犯罪対策も一応ブースを設けますので、
サイバー関係に興味がある方はぜひ応募していただきたいと思います。
ちょっとした経験をできるみたいなので。
面白そう。
今度入ってみましょうか。
はい、お待ちしています。
高校生ICTカンファレンスの開催目的
では、高校生アイドルについての質問です。
はい、わかりました。
高校生ICTカンファレンスの開催目的には2つの側面があります。
その1つは教育的側面であり、初対面の人と話し合うという経験の中で、
大学生の方についての質問です。
はい、わかりました。
高校生ICTカンファレンスの開催目的には、
2つの側面があります。
その1つは教育的側面であり、初対面の人と話し合うという経験の中で、
段階的に考え、まとめる、聞く、話す、見せる、伝えるなどの技術を修練することです。
第2に、社会的に注目を浴びている携帯電話やインターネットをテーマとすることで、
大人になる準備段階として、携帯電話やインターネットを安心して安全に使うために、
高校生として情報モダルについて自ら深く考え、実践することで、
将来のより良いインターネットを作ることができます。
このように書かれています。
つまり、高校生たちが集まって話し合うということなのですが、
今年のテーマは、今、高校生が考えるデジタルシティズンシップとは、
デジタルベルビーングの社会を目指していたそうです。
グループディスカッションの練習と、ネットリテラシーの勉強ということでいいんですか?
デジタルシティズンシップ、デジタルベルビーング、
ちょっと難しそうな感じがしますが、少し噛み砕いて説明をお願いします。
はい、わかりました。
デジタルシティズンシップという言葉は、皆さんほとんど聞き慣れない言葉ですよね。
一応、デジタルシティズンシップという言葉は、
デジタルシティズンシップという言葉は、
デジタル技術の利用を通じて、社会に積極的に関与して、
参加する能力のことを指すと言われています。
今回の高校生ICTカンファレンスのテーマとして考えると、
いろいろなデジタルツールを用いている高校生一員として、
社会に参加するときに、デジタルシティズンシップとは、
これからどんな知識や能力が必要なのかということでしたり、
そのためには何を実践して、
必要な知識や能力を養うためには、
これからどんな仕組みが必要になってくるのかということを、
高校生自身がグループディスカッションを通じて考えて議論してもらい、
そしてその最後のデジタルシティズンシップについて、
どのようにしてより健康的な社会生活を皆さん、
自分自身が送れるようにしていくのかということについて、
最終的に提言という言葉でまとめていますけれども、
提言というところまでまとめていただいて、
どういう提言にしていくのかということについて、
考えていく機会になっているということだと思います。
今回は新潟での地域大会のお話だと思うのですが、
代表者が全国大会に出場し、
さらに全国大会の代表が最終報告会に参加するということだったかと思います。
新潟大会からの流れを説明していただけますか。
デジタルシティズンシップについての議論
はい、分かりました。
まずは会場について、
本田さんがお話ししてもらったとおり、
高校生ICTカンファレンスは、
地域大会全国サミット、最終報告会、
この流れで開催されております。
最終報告会に選出された生徒さんは、
実際に省庁を訪問して、
これまでの議論を高校生の提言として発表します。
新潟大会では、今年は8月17日に
古町にある新潟コンピューター専門学校を会場に
新潟大会が開催されます。
そこで、新潟県内の高校生が5、6人ですね、
一グループにまとまって、今回のテーマについて議論を行い、
グループごとに議論をまとめて、
その後発表ということで行われます。
各グループの発表を踏まえて、参加した高校生が、
自ら新潟県代表として、
全国サミットで議論をするグループを選びます。
さらに、選ばれたグループの中から、
代表で全国サミットに参加する生徒さんを選んで、
新潟県代表の生徒さんが決定します。
この議論の中で、高校生というのは、
全国サミットに参加する生徒さんを選んで、
この議論の中で、高校生たちが本当に自分たちでまとめて、
プレゼンテーションをするんですけれども、
プレゼンテーションの内容とかも、そのグループごとに考えて、
提言の方につなげていくという形で行っています。
その後、11月に東京で開催される全国サミットに、
新潟大会から全国サミットまでの流れ
代表生徒が新潟県代表として参加し、
全国から選出された高校生らと、
もう一度、グループごとに議論・発表をしていきます。
地域大会と同様に、最終報告会で各省庁で提言をしに行く
代表生徒さんを選出します。
最終報告会には、数名の生徒さんしか選ばれないのですが、
昨年はなんと、初めて新潟県代表の生徒さんが
最終報告会の代表者として選ばれ、各省庁で発表をしているんですよ。
そうなんですね。まず気になったのですが、
参加は個人で応募して参加するんですか?
それともグループで集まっているんですか?
この後にも説明させていただくのですが、
個人の申し込みは受け付けていなくて、
学校単位で申し込みを受け付けておりますので、
学校の先生の方から申し込み参加をしていただければと思います。
そうなんですね。ありがとうございます。
さて、ではここで1曲お届けします。
今日の曲はこちら。
ワンディーそんなビターな話
こちらの曲は、2023年3月13日リリースで、
アベマの恋愛番組、「花束と狼ちゃんには騙されない」の主題歌です。
MVには俳優の板垣リヒトさん、伊藤真莉香さんが出演しているそうです。
それでは聴いてみましょう。
ワンディーそんなビターな話
お届けした曲は、ワンディーそんなビターな話でした。
今日のKはキャンパスレポは、
新潟県警察サイバー犯罪対策課から
江口大和さんと山内芳美さんにお入りいただき、
8月17日に開催される高校生ICTカンファレンスin新潟についてお話しいただいています。
今年のテーマについては伺いましたが、
開催形式は過去数年はオンラインだったと聞いています。
今年の参加方式はハイブリッドということで、参加方法などはどうなっていますか?
今年は今神田さんの方からおっしゃっていただいた通り、
集合参加とオンライン参加のハイブリッド開催となっています。
ですので新潟市から遠い高校の生徒さんもオンラインであれば気軽に参加できると思います。
ですが私のおすすめはやはり直接顔を合わせて話し合う集合参加です。
今年は最後に希望生の懇親会も行う予定になっていまして、
前回懇親会があったときはスタートしたときにガチガチに緊張していた高校生らが
とても仲良くなって意気投合して帰った様な様子もありましたので、
生徒さん同士が仲良くなる良い機会にもなると思っています。
参加する高校生への求められるスキルとファシリテーターの役割
参加する高校生に求められるスキル、心構えのようなものはありますか?
カンファレンスの開催目的である考え、まとめる、聞く、話す、見せる、伝える
といったことを意識してもらえたらと思います。
ほとんどの生徒さんが初めて会う他校の高校生と直接顔を合わせて
出されたテーマについて自分の考えを相手に伝わるようにまとめて話したりする、
議論するということはとても大変なことです。
なので、参加する高校生には物応じせずに自分の考えたことを積極的に発表しながら、
グループの中の他の生徒さんの意見を吸収しながら活発な議論をしてもらいたいと考えております。
グループワークのスキルはどこでも行けますからね。
そうですね。社会人になってもどこでも必要なものになってきますので、
こういったなかなかない機会ですので、ぜひ参加していただければと思っています。
本田さんを含めて大学生や専門学校生がこれまでもファシリテーターを務めてきましたね。
私はこれまで参加の機会がなかったのですが、学生に期待される役割についてご説明いただけますか?
先ほどもお話ししましたが、参加する高校生の皆さんはほとんどが初対面の他校の生徒さんたちなんですね。
ファシリテーターをしてもらう大学生や専門学校の学生さんたちに期待するところは、
そのガチガチに緊張している高校生たちがスムーズに自分の意見を楽に出し合える雰囲気づくりをしてもらったり、
サポートになるアクションをしてもらうことです。
中にはファシリテーターの学生の皆さんがコミュニケーションが逆に苦手で、
グループがしんと静まり返ってしまう場面も時たまありますので、
まずは元気よく高校生が楽しく議論をできるようにしてもらいたいと個人的には思っています。
あとは今年のテーマは特に難しそうですが、高校生が主導で意見を出し合って、最後にその意見を提言として発表するわけです。
一つ方向性を間違ってしまうと、その提言という形まで意見のまとまりが行えず、
出た意見をまとめて発表してしまうだけになってしまうので、
ファシリテーターの学生の皆様には高校生が出した意見を高校生自身が体系的にしっかりとまとめ上げて、
最後に提言という形として発表ができるようなファシリテーションの進行だとか、
まとめの補助や高校生に対する提案をしてもらいたいと思っています。
私も自分のコミュニケーション能力を試しに参加してみたい気もしますね。
参加を希望する高校生は、これからどのようなアクションを取ったらいいですか?
高校生ICTカンファレンスは、高校生個人の申し込みは受け付けておりません。
それぞれの高校ごとの参加申し込みを募集して受け付けています。
ですので、参加を希望する高校生は、各学校の担任の先生や生徒指導の先生に参加希望を伝えてもらえたらと思います。
また一人でも参加は可能です。
また一人でも参加は可能です。
各高校の先生から申し込みを行ってもらえるので、高校生自身は参加するだけで大丈夫です。
インターネットで高校生ICTカンファレンス新潟と検索してもらうと、新潟大会の開催案内ページがあるので、
詳しくはそのホームページを見てもらい、ぜひ参加をしていただきたいと思います。
お待ちしております。
今日のケアはキャンパスレポは、新潟県警察サイバー犯罪対策課から江口山本さんと山内芳美さんにお入りいただき、
8月17日に開催される高校生ICTカンファレンスin新潟についてお話しいただきました。
さてエンディングです。
慶應学園大学でも今年の後期からサイバーセキュリティ入門という授業が開講するという話を伺いまして、
県警の皆さんが来てくださるということでよかったでしょうか。
はい、そのとおりでございます。
一応ですね、後期の9月から7コマ、私たち新潟県警察サイバー犯罪対策課と、
その犯罪対策課を取り巻く有識者の皆様もお呼びして、
7コマですね、情報リテラシーだとか、私たちの県警でサイバーボランティアという活動も
監督さんも含めてしていただいているんですけれども、
そちらの方々が勉強になるような講義をできるように今準備をしております。
江口さんや山内さんが来てくださるんですかね。
来るとは思いますけども、講義をするのは私たちよりももっと偉い方になるかもしれませんし、
もしかしたら私たちも喋るかもしれませんので、その時はまたよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
取りましょうね、皆さん。
一緒に受けましょう。
お待ちしてます。
では、今日の放送はこの辺で。
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今日のKiowaキャンパスレポは終了の時間です。
皆さん、おやすみなさい。
Kiowaキャンパスレポは、
実践するリベラルアーツ、Kiowa学園大学の提供でお送りしました。