1. ケイシャのしゃべり場
  2. #17 映像の未来!? 俺たちの未..
2021-10-01 21:47

#17 映像の未来!? 俺たちの未来!? 年長Pのよもやま話 /P.小澤 利男&P.窪田 善仁

【内容】メディア・コンテンツの多様化で好きなものしか観ない時代/才能を見つける嗅覚の話/本編に挟まるCMはどうなる?/企業ブランディングの話/5年後、映像業界・自分・会社はどうなってる?/35年間の広告代理店人生で唯一の心残りは?/好きなことって力が湧くよね/会社を使って自分の夢を叶えよう!/映像は中心におきつつオモロイことやろう!   

【ゲスト】小澤 利男/代表取締役副社長 兼 プロデューサー            
     窪田 善仁/プロデューサー

【出演】 山内 香里/アシスタントディレクター      
     泥谷 清美/広報

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00:04
ケイシャのしゃべり場。
だんだん遅くなってますね、これ。
だんだん遅くなる、ケイシャのしゃべり場。
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。
この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い発信するトーク番組です。
私、KOO-KIアシスタントディレクターの山内です。
KOO-KI広報のヒージャーです。
そして、ゲストは前回に引き続き
プロデューサーの小澤です。
プロデューサーの久保田です。
よろしくお願いします。
4回にわたって小澤さんと久保田さんをゲストにしてきたんですけど、今回が最終回になります。
前回は、現場のいろんなお話、エピソードを聞きましたね。
なんか結構いろんな大御所のお名前が飛び交ったりとか、海外ロケの話とか、すごいなんかキラキラした話がたくさん聞けて面白かったです。
ありがとうございました。
で、最終回はですね、そんな経歴も長くいろんな現場をさばいてきたお二人に聞きたいのが、映像業界の未来ということで、
かなりこう映像の媒体とか表現方法とかって、業界自体がこう変わっていってるスピードがすごく早いなと感じている中で、
お二人はその感じをどんな風に従えているのかなっていうのをちょっとお聞きできればなと。
なんかYouTubeとかヒージャーさんとか見ます?
うちの子供がずっと見てる。
子供はあれなんですね、なんかお母さんと一緒とか、NHKとかよりも。
もう卒業したそこは。
まあ今ドラえもんも見てるかなぐらいな。
テレビはもうそんぐらいですか?テレビとかそういう映像の接触とか。
取りためたビデオを見てるって感じ。
お皿さんとか、テレビとYouTubeとかだとどっちのほうが多いですか?
仕事半分、興味半分で、ドラマは全部撮って、
途中からつまんないのを落としていくんだけど、
基本的にはドラマは全部見てるんだけど、
地上波はほとんどそれか、スポーツ中継ぐらいしか見なくて、
常についてるのはネットワークがいつもついてて、
それか、だとYouTubeでゴルフ、麻雀。
全部ゴルフじゃないですか。
全部ゴルフのものはよく見ていて、
どんどん好きなものしか見なくなってる傾向が強い。
どうでもいいものは見なくなってるなっていう風に思っていて、
僕らも、今はCMがほとんどでやらせてもらってますけども、
誰でも見るってことも大事だけども、
すごく好きな人が見るところに刺さるようなものを
03:00
映像化して作っていくってことをできたらいいなって思ってますね。
小沢さんはYouTuberになったらどうですか?
YouTuber?
小沢チャンネルをちょっとつけていただいて。
絶対無理だよ。
でも俺ちょっと今回あれだったのは、
パラリンピックをずいぶんちゃんと見て、
改めてすげえなっていう風に思った時に、
上原さんが作ったNHKのパラリンピアンの映像が2つぐらいあったじゃないですか。
うちの弊社のディレクターの上原ですね。
まだそのメダルを取る前にパラリンピアンを紹介するような映像が2年ぐらい前かな。
あったり、それからもうちょっとうちにはもういないけど、
池田くんが作ったウィルチャーラグビーの解説ムービーとかあったりするじゃないですか。
っていうのを改めて見て、
パラリンピックがここまでになる前からそういったことに携わっていて、
そういったものを出しているのが聞き出しの中から出てきて、
ちょっと嬉しかったりしたこともあるし、
僕らの仕事って一番暑い時にそれを夜に出したりじゃなくて、
暑くもない時にちゃんと世の中に広めていくっていう仕事をちゃんとしてるなっていうので、
嬉しくなりました。
そういう仕事なんだなって思った。
確かにそういう嗅覚は企画する側とかプロデュースする側っていうのは仕掛けていくみたいなのは大事かもしれないですね。
昔、オーディションで女の子を選んで撮らせてもらって、
天才だなって思った女の子がいて、実は青井優ちゃんだったんですけど、
だったらまだ名前がなくて、完全にオーディションで選んだんですけど、
現場でみんなすげえなって絶賛してたんですよ。
そういう嗅覚でもないけど、才能を見つけていたりする時は嬉しかったりしますよね。
すでにみんなに認められた人を使うっていうのも、それは彼の力でできるけど、
そうじゃないところから発掘できてる時とかっていうのは嬉しくなったりしますよね。
だから、いのちさんがやった紙スリムもそうだし、
僕らが使った後にそれがブレイクしてくさまるっていうのは、それはそれで嬉しかったりするじゃないですか。
僕らの仕事の醍醐味になってほしいなって思います。
スリムって何ですかね、自分の嗅覚を信じるみたいなことなんですかね。
これが面白いとか、これは絶対に世に広めるべきだみたいな。
出演者っていうのは、そういう側面ってあるんじゃないかなって思いますけどね。
濱田さんもきっとそういう経験してると思うんですけど。
いや、僕にはそういう嗅覚ないですね。
僕になくてもディレクターに選ばせた時に結果そうだったっていうのがあったりします。
06:02
そのチームの一員に入れたことに誇らしい経験は感じるってことですよね。
濱田さんは結構いろんなCMとかいっぱいされてますけど、
CMって今結構嫌われてる存在というか、
YouTubeとかでもCMはうざいからプレミアム入ってCMは見ないみたいな人とかもすごい結構いる中で、
CMこれからどうなっていくんだろうとかって考えたりとかします?
どうなんや。CMって絶対になくならない存在ではあるけど、
そもそもテレビのリモコンに30秒スキップがあるのがおかしいよね。
そうっすね、確かに。
今あるの?
めちゃくちゃ使ってるけどね。
テレビのリモコンに?
あるある。
そうか。
CMを飛ばすよね。
ビデオ撮ったときにですね。
そうそう。
テレビとかも今録画してみる人の方が多いじゃないですか。
録画してみるテレビって絶対にCMスキップしますもんね。
本編の間に挟まるCMっていうフォーマットはもう、やがてどうなるって感じはするけども、
自分が何かの商品を選んだりするときに、
どっかで見たムービーとかどっかで見たイメージが背景にあって、
だからこれを選んでるっていう自分がやっぱりいたりするんで。
だからそういう企業のイメージだったり、価値を伝えるための手段としてのムービーっていうのは、
それはサイトのウェブのムービーだったり、
CMじゃないフォーマットで形は変わっていくけどそこはもう絶対にあるよなと。
単純にソニーじゃなくて、
ソニーにまつわるいろんな映像に触れてきた記憶があって、
やっぱりソニーだよなって選んでる自分とかが見たりもするし、
だからそういったことはしたりないんだろうなと。
そうですね、メッセージというか、
その企業が発したいことを伝えてあげる映像ということですよね。
なんなんですかね、やっぱり安心するんですかね、人間って広告をメインにしてるとか脳に入ってる記憶って。
コンビニでコーラって例えば買うときに、
わけのわからないコーラって絶対買わないとか、
やっぱりコーラだったらコーラ買っちゃうみたいな。
安心もあるし、もう一つは、
俺は自己承認欲求があるっていうか、
こういう商品を持ってる俺とか、
こういう商品を食ってる俺とか、
いうタグでもってのがあって、
そこに安けりゃなんでもいいっていう自分じゃなくて、
ちゃんと選んでるよな俺はっていうところとか、
そういうところってのがやっぱりあるよなって、
自分で振り返って思うけどね。
イメージできるとか、使用シーンとか、
自分の生活の延長線上にあるなみたいなふうに思えるとかっていうのも大事ですよね。
無印とかが、無字カフェとかで、
09:00
店舗の椅子もテーブルも無印のだったりとかして、
実際に使ってもらって、やっぱ無印のやついいなみたいな、
使ってると気分が上がるなみたいなのを実際に体験してもらうことで、
購入してもらうみたいなっていう体験のモデルもありますもんね。
それと似た感じですよね。
無印ってブランドはすげえなって思うよね。
そもそもブランドを否定して無印にして、
成果っていうかしていって、あれはすげえなって思うし、
そういうところに僕らは寄り添っていたいなって感じはしますけど。
そうですね。洗剤のCM一つでも、
めちゃめちゃ綺麗になりそうだなみたいなとかあるっすもんね。
俺洗濯洗剤はめっちゃCMの影響を受けてるもんね。
ワンタッチのやつ使ってるって言ってましたね。
アタックゼロは使ってますけど、
アタックゼロはやっぱり洗濯4人種の影響がでかいなって。
確かに。でもうちもそれ買ってます。
白くなりそうなイメージがするから。
でも実際いい気がするんですよね。洗脳されてんのかな。
俺掃除洗濯好きだし。
おーすごいっすね。
小澤さんの、やっぱ初老男性生活YouTuberあるんじゃないですか。
初老!?
私結構YouTubeでVlogとか見るんですけど、小澤さん向いてますよ。
Vlogって何?
ブログみたいな感じで、ビデオで自分の生活の断片をつないでいって、
孤独のグルメみたいな、ひとり語りが入ったりとかみたいな感じで、
丁寧な生活みたいな。
マジマラシで62じゃないですか、カウントダウンなわけですよ。
だからさっきの5年後どうしましょうかっていう話戻すと、
自分がどこまで空気にいるべきなのかとか、
空気どういう役割をしていくべきなのかっていうのが一方でありながら、
もう一方では、
あ、ジジイになっても意外に元気だなとか、
やれることあるなっていうような、
印にはなりたいなと思っているところはありますけどね。
別に諦めなくてもいいんだとか、
年齢は減ってもやれることあるんだな、
希望の星みたいになれるといいなと思いながら、
もう一方では、老害になるのは最悪だなと思って、
どういうふうに足を洗ったらいいのかとか、
老害にならずにちゃんと自分が生活費を稼げる存在でい続けるというのが、
なかなかテーマとしては難しいなと。
やっぱりYouTuberじゃないですか、そしたら。
Vlog?
そうそう。
小畑さんの5年後。
5年後でしょ、まだ49ですよ。
バリバリでしょ。
どうなってるかマジで想像つかないですよね、5年後って。
どうにでもなってそうっていうか、もしかしたら空気がYouTuberになってるかもしれないし。
分からんすよマジで。
12:00
でもあんまり枠にガチガチはめきらないで、
大きな警報信としてどうこうじゃなくて、
勝手にそういうことが起こっちゃったっていうふうになってくるといいなと思いますけどね。
映像中心の会社だったはずが、いつの間にかこれが無理やり儲けの中心になってるのねっていうのが、
そうなっちゃいましたっていうふうになって、
サバイブしていく姿が空気っぽいなと思うけどね。
確かに。
まさにうちの会長の江口さんとかがヒットにカラメーターとかやってますけど、
あれも完全に辛いのが好きな人たちが集まって発足したプロジェクトというか、
それが面白いよねっていうふうになってってるから、江口さん体現されてるなって感じがしますよね。
江口さんが俺は映画監督になるんだって言って、
映画のほうにちょっと現業はごめんなって映画のほうにガーッと行ったじゃないですか。
一方で商売になるかどうかわかんないけど、カラメーターやってみようってやってるじゃないですか。
だからああいう先輩方がずっとそこにいちゃいけないって感じはしますよね。
新しいところにチャレンジしていって、ちゃんと成功していくことによって、
ああそういう点もあるんだっていうような勇気が若い人に与えられたら、
極端に何やってもいいのかとか、そんな点もあるんだっていうふうに色々選択肢が広がる。
やっぱりCMの制作をやってますっていうふうに、だけでつまんない。
でも発想があってもそれを行動にするのってなかなか難しいですね。
5年後にはこのオフィスの2階改装して、スナックどきでもやってみたいな。
大阪オフィスとしたカフェスペースみたいになってましたもんね。犬切りで。
ビールサーバーみたいなのなかったですか?
ビールサーバーじゃなくてカフェのエスプレッソね。
エスプレッソマシンか。
それなりに免許ある人とかも雇って、保健所からOKをもらえばできるはずですから。
カフェは全然できる。
すげー。楽しみすぎる。
でもこの業界って飲食店のほうに行く人多いですからね。
そうなんですか。
飲食店を開きましたとか。
やっぱ人が好きなんですね。
ATKの仲間でも飲食店をやって成功してる人間がめっちゃいて。
そうなんですか。
ちゃんとビブグルマンとか取ってるようにしてるとかね。
それは料理人さんを雇ってるんですか?
本人は経営者としてやっていて、
お客さんに喜んでもらいたいっていう類のものが、
クリエイティブじゃなくて食材というか、
そっちのほうになるというだけで、
お客さんにその時間を与えるっていう意味では同じだとかね。
やる人は多いですね。
確かに。一度はやってみたいな。
ゴルフバー。
15:00
ゴルフバー。なるほど。
小澤さんゴルフのほうに行くわけですね。
話取ってなかったって申し訳ないけど、
俺35年間いろんな仕事をやってきて、
広告会社でやる仕事で大抵のことをやってきたんですけど、
唯一やれなかった心残りが一個だけあって、
ゴルフトーナメントですよ。
中継ってことですか?
ゴルフトーナメントを作る。
携わるってことね。
それだけはどうしてもやりたくて、
大和尚権の冠がついたゴルフトーナメントを、
どこだっけ?茨城だっけ?
大和尚権が持っているコースで、
ダンストーナメントでやるっていうところが、
クラウントオッケーまで行ったんだけど、
最終的に成立しなかったんだよね。
そこだけかな。
何役で行こうとしたんですか?何を提案されたんですか?
全部。
主催のあれ?
大和尚権主催の大和尚権なんとかカップっていうのを、
ダンスのトーナメントで、
空いてるからやろうぜって話になって、
それは一個やりたかったんですよ。
空気カップがあるかもしれないですよ。
ゴルフトーナメント。
空気カップね。
空気がもう嫌だったよね。トーナメント。
でもやっぱり自分が好きな類のものの延長線上である仕事って、
力も湧くので、
マウチだったら漫画系のところの延長線上で、
実際に仕事にするとか、豊かなものだったりとか、
みんなそこはコーシコンとしてやっていけばいいと思いますけどね。
そうですね。
すっげー頑張ったもん、そのゴルフのとき。
もう本当に。
でもやりたいことは発信していった方がいいっていうし、
佐藤さんも言ったほうがいいですよ。
断るごとにゴルフトーナメントを僕はやりたいんですよね。
ちょっと空気だったら死んだ。
確かに。
空気できそうなところでそういうのあったら、
自分の夢の一端を叶えて。
会社を使って自分の夢を叶えちゃうみたいな。
それいいですよね。やりたいことをね、会社がバックアップしてあげるっていう。
そうそう。会社にもちゃんと設けられるから、
言うことないから、そういうのは力がかかるんですよね。
みんなわがままにそういうのを押し出していけばいい。
確かに。あれですね、映像業界の未来っていうよりかは、
もうちょっと広い話になりましたけども。
そうですね。
どんどん言いたいことを言える会社が一番いいんじゃないかな。
一瞬出たのは、映像っていうのは一つのアウトプットのだけで、
やっぱり人それぞれの興味関心とかやりたいことに振っていって、
18:03
それに合った形で何か出していくっていうのが、
フレキシブルにできるといいっていう感じですね。
今やってるポッドキャストみたいなのは別に絵がついてないし、映像じゃないんだけど。
そうなんですよね。
でもアウトプットだし、これはどういうふうに編集してお届けするのかっていうのはやっぱり、
それなりのスキルとかちゃんと必要なわけだから、
これは別に仕事じゃないけども、空気がやっていいことだし、やるべきことだと思って、
狭い映像に囚われる必要はないかなって。
僕がやらせてもらってるスケスケ店みたいな体験イベントの、
映像は真ん中に大事にしてるけども、
どっちかっていうとイベントで集客するっていうことで、
だからあんまり狭く狭く考えられてなくて、
映像を真ん中に置きながら周辺でいろいろ作っていけばいいかなって感じますけども。
空気ってすごいですよね。
大きな会社とかだと、新規案件を募りますみたいな感じで、
わざと出されるじゃないですか、新規の企画案を。
空気が自発的に上がってきて、何年後かにほっと花開くみたいな。
それが変わってるなーってちょっと思ったんですけど。
その辺は個人個人の思いとかわがままでいいんじゃないかって感じはするけどね。
会社の期間決定したからこうですとかっていう話じゃなくて、
いや俺これやりたいんだよって。
やるからには会社でもちゃんとモックスさせるからさ、
後もって始めちゃえばいいんじゃないかって感じがしますけどね。
もうスナック時めっちゃやりたいんですよ。
スナック時、本人がやりたいって言ってないですけど。
客めっちゃ捕まえそうだもんな。
おもろいことを考えないとね。
めちゃめちゃいいと思います。楽しみですね。
じゃあちょっとこの辺で終わっときましょうか。
いい感じでお茶がついたんで。
最後に久保田が言った楽しい会社にしようっていうのをみんな思ってやっていこうねって感じかな。
どうせ時間を過ごすんだから仕事と合ってる楽しい時間を過ごすということにやっていきたいなと思います。
今日も楽しい時間ありがとうございました。
というわけで4回にわたって福岡オフィスの小澤さんと大阪オフィスの久保田さんとおしゃべりしていきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
21:47

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