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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動しております。
今日は、田舎を出たいと思っていた私が行き着いたのは、結局田舎だった、という話をしようと思います。
私はですね、福島のすごい田舎で、子供時代15歳まで過ごしたんですね。
どのぐらい田舎かというと、とりあえず家から見渡して見えるのは、家の窓から見えるのは、もう緑だけなんですよね。
他の人の家って全く見えないんです。山と畑ばかり。
小学校に行くまで4キロ離れていて、1時間歩く必要がありました。
その間にお店はないですし、もちろん信号とかもないし、車の通りも少ない。
街灯も少ないので、もう夜は真っ暗っていう状態でしたね。
コンビニも車で30分走らないとない。信号もそのぐらい離れないとない、
っていう状況でした。中学校はさらに遠いので、6キロくらい離れてたかな。
ヘルメットをかぶりながら自転車で通学していました。
すごい、まあとにかくお店も何もないんですよね。地元の小さな小さな、
スーパーともいえない小さなお店があって、
必要なものとか買いに行きたいときには、もう親に車で連れて行って、車で30分くらい離れた場所に
大きなスーパーとか、ショッピングモールとは言わないですけど、お店が少しだけあるので、そこに連れて行ってもらって、
たまに買い物をするっていう生活をしていました。
小学校のときはもう1時間通学するのって、やっぱり子どもの足では疲れるんですよね。
周りはもう緑豊かで何もないし、車もいないので、
あまりに疲れていた。小学校低学年ぐらいの私はよく友達2人と、家の近所の友達2人と一緒に家に帰ってたんですけど、
1時間歩くのって疲れるじゃないですか。なので帰り途中の道でランドセルを枕にして、ちょっと寝転がったりして
いながら、そんな休憩をしながら家にゆっくり帰るというような生活をしていました。
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小学校低学年ぐらいまでは田舎に住んでいることは、学校が遠いっていうこと以外は不便はなかったんですよね。
これが当たり前だと思っていたんですけれども、小学校の高学年とか中学生になると、他の学校の子と多少交流が出てきたり、
私は小学校4年生から中学3年までバスケットをやっていて、休みのたびに練習試合とか大会に出かけるようになって、
車で1時間とか2時間離れた場所に行くようになったんですね。そうするとすごい建物がいっぱいで、
家もいっぱいっていうような、私から見るとすごい都会の場所に行く機会が増えて、お店ももちろんいっぱいあるんですよね。
そういうところに行くようになると、あれ、私が住んでいる場所ってすごい不便なのかなって、改めてその時初めて気づいたんです。
あ、私の家ってとっても田舎の場所に、山の中にあるんだなっていうふうに気づきましたね。
だんだん年齢が上がるごとに中学生とかになって塾に通うようになると、塾も家から1時間かかる場所に通っていたんですけど、
やっぱりそういうところに通うようになると、もう田舎ではなく、ずっと都会の学校に行きたいと、まず思うわけですね。
私の住んでいるところ田舎すぎて高校もなかったので、みんな家から4,50分かけたバスで通学するような学校に行くんですけれども、
私はもっとそれより離れた、もっと都会の場所に行きたいと思って、家から車で2時間かかる場所の学校に進学しました。
家から通うことはできなかったので、私は寮に入って、寮でずっと卒業まで生活をしていましたね。
田舎から出てきた私が都会と思える寮生活を始めて、すごい快適だったんですけど、やっぱりそこにいると慣れるんですよね、人間。
もっと都会に行きたいというふうに今度思い始めて、学生のときに何回か東京に行ったことがあって、
東京って当たり前ですけど都会じゃないですか、ビルがいっぱいあって、車もたくさん走っていて、道路も電車もいっぱいあって、すごい便利な場所だと。
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欲しいなと思ったものはすべて売っている場所なので、電車とかに乗っていけばいつでも行ける場所だなというふうに思って、いつかこんな都会に住みたいというふうにそのとき思ったんです。
そんなふうに思った私は就職先を、すごい安易な方法なんですけど、都会に行きたいという理由で関東に本社があって、なおかつ営業所とかその事業所も関東圏内にあるところの会社を選んで、そこに就職することに決めました。
特にやりたい仕事がなかったんですよね、学生の時に。ただ会社員として働くということはしたいと思っていて、福利構成がいい会社で長く働きたい。
入社をしたら定年まで、60から65くらいまでは働くんだろうなと思って、どこがいいか会社を選んでいるときに、やはり都会に行きたいという思いがあったので、関東にある会社を選びました。
無事そこに入社できて、私は神奈川県に配属されたので、そこからずっと20年間神奈川県に住んでいるんですよね。
配属された当初は、もう都会に来れたっていうことが嬉しすぎて、毎週のように神奈川でいうと横浜に行ったりとか、もちろん東京へもすぐ行けるので、東京にも頻繁に行きました。
有名なところとか観光地に行っては、都会はすごいなっていう思いを持ちながら、もっと他も行ってみたいと。
今までテレビで見ていた場所にすぐ行ける距離になった、住むことができたので、最初はすごい楽しくて、いろいろなところに出かけていたんですよね。
でもやっぱりそこの生活もですね、だんだん数年住んでいると慣れるわけなんですよね。
地元から寮生活を始めたときも、やっぱり1年とか2年で慣れてしまった。
社会人になるときに福島から神奈川県に引っ越してきたときも、最初の2、3年は都会に来れた喜びはあったけれども、だんだん慣れてしまった。
慣れて結局どうなったかというと、その憧れていた都会にだんだん近づかなくなったんですよね。
横浜ですら行かなくなってしまいました。
その状態で夫と結婚して、子供が生まれてからはさらに都会に行かなくなりまして、
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コロナもちょうど流行っていた時期でもあったので、
だんだん人が少ない場所、都会ではなく緑豊かなところに行きたいというふうに思うようになったんです。
実際ですね、私たち夫婦は夫の希望でキャンプを始めます。
最初キャンプは全然私乗り気じゃなかったんです。
田舎のような緑豊かなところに行って、テントを持って行って、
不自由な環境でご飯を作ったりして食べるわけじゃないですか、キャンプは。
でも、もともと田舎に住んでいた私にとって、
わざわざと住んでいる都会から離れて田舎に行くことは楽しいのかなって、
最初思ってしまって、キャンプは乗り気じゃなかったんですよ。
でも、やっぱり一、二回行くようになると、あれ?意外と楽しいぞって思い始めるんです。
人がいない環境で自然豊かな場所に行き、
とにかく空が広がっているんです。
電線もないし、高い建物ももちろんキャンプ場の近くにはないので、
もう見渡す限り空、青空が見えるし晴れているときは。
夜はもう星空がすっごい、星がたくさん見えるんですよね。
実家に住んでいるときは、夜の空がすごくきれいで、
夜のきれいな星空を眺めることもなく、
昼間のきれいな青空を眺めることもなく、日常をただ過ごしていたんです。
実家では当たり前だったその光景が、一度実家に住んでいるときには、
一度実家に住んでいるときには、
一度実家に住んでいるときには、
福島からはみて都会だと思う神奈川県に住んだことで、
福島からはみて都会だと思う神奈川県に住んだことで、
やはり私は自然が好きだったんだなと思ったんです。
もちろん自然は好きなんですけど、
実家のように生活するに不便な環境までの田舎に住むのは、
ちょっとできないなと感じるんですけど、
やはり都会もちょっと疲れる。
住んでみて思ったのは、人が多い、車も多い、家も多い、
全て多いという状況で生活するのはちょっと疲れるなと思ってきたので、
程よく人が少ない、都会ではないけれども、
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もちろんお店とかも車で行ける距離にあって、
生活するのに不便ではないような場所に住みたいなとキャンプするようになってから思いましたね。
その考えが頭にあったので、神奈川県から福岡県に移住することを決めました。
実際今回住むと決めた場所は、本当に程よく田舎の場所です。
車でちょっと行けばお店とかもある、ちょっと栄えているようなところもあるんですけれども、
少し山の方に行くと緑豊かで、畑とかが多いので、自然もたくさんあるという場所で、
自分が住みたい場所、リゾートする場所はここだなというふうに思っています。
今日はですね、田舎を出たいと思った私が行き着いたのは、結局田舎だったというお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。