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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動しております。
今日は、頑張らなければ自分には価値が無いと思っていた話をしようと思います。
これはですね、私が会社に入って初めて配属された職場での出来事ですね。
ちょっと別のラジオでも話したことあるんですけど、私が初めて配属された職場って、
結構特殊な職場だったんですね。男性が200人ぐらいいて、女性が2人だけ。
で、年の半分とか3分の2ぐらいは日本とか海外出張、出張が基本の職場でしたね。
で、よく出張の予定も変わって、1週間後に飛行機に乗って海外に行く予定が、ちょっと仕事の都合が変わったので、
明日飛行機に乗って出張行ってきてくれって言われたりとか、するような職場だったり、
あとは、とりあえず土曜日も祝日もなく働く状態で、オールデンウィーク、お盆、
あと会社の夏休みは基本的にも出張が入ることが多くて、年末年始は大晦日から1月2日までは休みで、
あと3日以降はもう飛行機に乗ってよく出張に行くみたいな、そういう生活を約10年間続けていました。
結構特殊な職場だったと思うんですけど、私はそこの職場に初めて配属されたので、その特殊さをちょっと分からなかったんですね。
配属されて働いている皆さんは、その環境が当たり前だと思って働いていて、そこにあまり疑問を持つ方はいなかったんですね。
出張も、「はい、じゃあ明日とか明後日から行ってきてくれ。」って言われたら、「わかりました。」ってすぐ行くような職場でしたし。
結構、行った先でもやっぱり体力を使う仕事だったり、結構その働く職場まで、事務所みたいなところから実際働く場所まで、
3、40分片道歩いて行くとかいう場所が結構多かったりとかして、あとはまあまあ重いものを運んだりとか、そういうものをする体力も必要な職場でありましたね。
なので、ほとんど男性ばかりが働いていて、当時私と3校目の女性の先輩が2人だけいて、女性にはきつい職場じゃないのかなーみたいに思われてたんですよね。
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で、実際私は入って、数ヶ月、1ヶ月ぐらいだったかな、その時の続々の情深ですね。
この職場は女性が働く職場じゃないから、早く結婚してやめた方がいいよって笑顔で言われたことがあるんです。
それを言われた時には、怒りと悲しみといろんな気持ちが混ざった感じで、すごい悔しかったのを覚えてるんですけど、私はその言葉が悔しくて、どうしても女性ができないような仕事なんてないと思って、必死にそこから頑張っていったんですね。
で、私なりの頑張り方っていうのがちょっとわからなくて、男性と同じように同じことをしていれば、きっといつかは認めてくれると思って、とにかく出張は行きたいですと、できるだけ多く行かせてくださいって言って出張にも行っていましたし、
一人で出張に行きたいと。他の男性の方々は一人でよく飛行機に乗って移動してたんですけど、私は女性ということもあって、一人じゃ危ないからって言われて、いつも誰かと一緒に行ってもらっていたんですね。
私一人で仕事の内容としては成り立つようなことでも、やっぱり移動とかそういうものは危ないからっていうことで、常に2人で行くことになったりとかして、なんかそれがちょっと女性だからということで、すごい申し訳ないなっていう気持ちと、女性ってそういうふうに思われるんだって言って、ちょっと悲しい気持ちといろいろありながら、でもやるしかないと思って、
とにかく男性と同じようにひたすら頑張っていた記憶があります。残業も結構多かったですけど、辛いこともたくさんありましたけど、それを辛いと言いたくなくて、ちょっと我慢強かったのか負けず嫌いだったのか、両方だと思うんですけど、
ただひたすら頑張っていた記憶があります。で、今思えば何をそんなに頑張っていたのかなーって思うんですよね。今の私には多分その20代のあの頑張りはもうできないんですけど、あの時ひたすら頑張ってたって言って、今落ち着いて考えていたら、
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周りの人にその認めてほしかったんですよね。女性だからできない、ではなく、なんか女性でも同じように頑張れるんじゃない、この仕事って、いうふうに思ってほしくて、男性と同じように仕事をして必死に頑張っていた。
周りからの評価が欲しかったんだなーって今は思うんですよね。
実際、10年働いていて、よくこの職場でやっていけるねっていうふうにいろんな人に言っていただけましたし、やはり女性が働く職場としてはちょっと環境としてはなかなか過酷だったので、珍しい存在としていろんな人に覚えてもらえる機会は多かったんですよね。
なので、あそこにいるけいこさんね、みたいな感じで言っていただいて、結構、他の部署の上司の方からも声かけていただいたりとかすることがあったんです。
で、そういうふうに言われることで、覚えられているんだなーみたいな、そういう周りから言われることで、自分はここにいていいんだと、ここにいても役に立てている存在なんだっていうふうに思って、周りから思われているというふうに分かると、ちょっと安心できたんですよね。
他人からの評価が全て自分の評価だと思っていて、
だからこそ周りの人の意見とか、そういうのがすごい気になって、必死に頑張っていたんだと、今は思います。
でも、やっぱりこれって周りの評価を気にすると、すごい疲れるんですよね。
周りの人がどう思うかなんて、正直分からないじゃないですか。
自分がどんだけ頑張ろうとも、やっぱり女性には合わないよね、この職場とか。
自分が頑張っているつもりであっても、他の人からはまだまだ頑張りが足りないって思われることってもちろんありますし、頑張っている方向性があってなかった可能性もあると思うんですよね。
そうなんです。
なので、他の人によく思われようと思えば思うほど、だんだん自分が辛くなっていったような気持ちもあり、なかなか大変だった。
10年間続けるのも大変だったなというふうに、今は思います。
あの時の自分に今の自分が伝えるとしたら、他人からの評価とか認めてもらうことより、まず最初に自分自身が今頑張っていることとか、このやっていることを認めてあげることの方が大事だと思うんですよね。
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他人の目を気にしながらビクビク仕事をするように、まず自分は目の前の仕事をしっかりやれているのか、その決められた仕事とか、与えられた仕事もありますし、言われたことだけでなく、さらに追加として何かこう自分ができることはないかって探してやった上で、
他人からの評価が例え悪かったとしても、それは気にしなくていいんじゃないのかなと思うんですよね。
他人からの評価が全てで生きていくと、いずれどこかで辛くなる。
私自身もその時最初の職場でも辛くなりましたし、次に移動した職場でもやはり辛くなっていったので、その考えだけで仕事をしていくのはどこかで限界を迎える。
なので、他人からの目を気にする。
会社員として働くのであればやっぱり会社の評価とか上司の評価とかも必要にはなってくるんですけど、それを全て自分の全てだと思い込む必要はないんじゃないのかなと私は思います。
今日はですね、頑張らなければ価値がないと思っていた昔の私の話をしました。
他人に認めてほしくて頑張っていたんですけど、
他人の目を気にするにしながら仕事をしていくって、すごい大変だったなって気をつけているので、
まずはその他人の目より自分自身がしっかりやれているかと。
やれていたらまず自分を認めることの方が大事なんじゃないのかなというお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。