ライフコーチとしての活動
こんにちは、ライフコーチのけいこです。私は家族との時間も、自分の人生もどちらも大切にしたい。
そんな思いから会社員を辞めて、家族と共に地方を移住し、現在はライフコーチとして活動しております。
このチャンネルでは、そんな私が日々感じたことや、今の生活をするために実践してきたことをお話ししております。
まず最初に一つ告知をさせてください。ただいま体験セッションを受け付けております。
家事、育児、仕事に追われていて忙しい現状を変えたいという方、または働き方を変えたいと思っているんだけれども、どうしたらいいかわからないという方に受けていただきたいと思っています。
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それでは今日の本題に行こうと思います。今日はですね、頑張る場所を間違えていた私というお話をしようと思います。
これはですね、よく聞く置かれた場所で咲きなさいっていう言葉あると思うんですけど、
この言葉をふと思い出した時に、あの言葉って結構昔の私は信じていたなあっていうふうに思ったんですよね。
あの言葉がずっと頭にあるからすごい信じてずっと頑張ってたなあって思ったことがあったんで、ちょっとその話をしていこうかなと思います。
私がですね、前の会社に入って、最初に配属された職場は、ものを作る生存の現場だったんですね。
その会社で作っているものを実際お客さん先に行って、ちょっと大きな製品だったんで、それを作り上げるっていうことをする作業をするような現場の仕事でした。
基本的にそのお客さん先が国内とか海外とか両方あったので、しょっちゅう出張に行っていました。
もう数え切れないぐらい10年間の間に出張行ってましたね。
パスポートもスタンプのページがなくなるぐらい行っていて、増撮するってこともしてましたね。
で、こういうことを言うと、よく出張多くて大変ですねっていうふうに言われることはあるんです。今まで何回もこういう仕事をしてたんですとか言うと。
で、会社にいる時も大変ですよねって、その多部署の方から言われることはあったんですけど、
今思うと、その時一番大変だったのは出張に行っていることじゃなかったなあって思うんです。
何が一番大変だったかなあって思うと、女性がほぼいない職場で、自分がどんなふうに頑張ったらいいか分からなかったことの方が大変だったよなあっていうふうに思ってたんですね。
当時の入った私の職場は結構人数が多くて200人近くいたんですね。
社員の方も契約社員の方もいるような職場で、その中で実際作業に携わる人って女性は2人しかいなかったんです。
私と3つ上の先輩だけっていう状態で、本当男性社会の中でずっと仕事をしてたんですけど、
まあこの職場に入った時に、入って数ヶ月だったかな、2、3ヶ月経たないぐらいの時に直属の上司にね、言われた言葉がすごい衝撃的だったんです。
その言葉っていうのはまあここは女性には向かないよと、だから女性は早く結婚して仕事を辞めた方がいいよって笑顔で言われたんです。
これずっと覚えていて、すごい衝撃的だったんですよね。
入社してこれから頑張るぞって言ってる状態で、今仕事を覚えるために頑張ってますって言った直後に、その上司に言われた一言だったので、
え、頑張らない方がいいの?っていうふうに思いましたし、この人は何を言ってるんだろうって不思議だったんですよね。
ただ当時の私はもうそんなことを言われて、もうこの仕事をやっていくぞっていうふうに決めていたのもあり、その上司の言葉がものすごい悔しかったのもあり、
いやもう女性に向かない職場なんてないはずだって、私にできることをやってやろうっていうふうに思って頑張ろうってその時から決めました。
実際の現場作業って言いましたけど、やっぱり時には力が必要な仕事とかあったんですよね。
でもそこはなんとか、力持ちの男性にお願いしたりとかはしてたんですけど、できる限りのことは全部自分でやろうとしてたんですね。
男性と同じぐらい私も頑張ってやるっていう気持ちがすごい強くて、自分にもできるはずだって思ってやってました。
私と同じぐらい背丈の男性とかもいたんですね、小さめ小柄な男性もいたんで、その方だって同じように頑張ってもそこに8年働いている方がいたので、
私にだってできるはずだって思ってたんで、体力勝負の現場でしたけども、必死に働くようになりましたね。
で頑張っていたんですけど、やっぱり女性の目指すような先輩像みたいなものは入った直後はいたんですね、三つ上の先輩がいたんですけども、
その先輩ももう私が配属されて1年ぐらいで退職しちゃったんですね。
職場のいろいろでちょっと疲れてしまったとか、いろいろな事情があるんですけど、辞めてしまってからは現場は私しかいない、女性は私しかいない状態だったので、
自分が目指すような人がいない状況になって、どういう人を目標にして仕事頑張っていけばいいのかなっていうのがわかんなくなっちゃったんですよね。
だから、労働モデルいないから作るしかないし、でも男性しか働いてないから尊敬できるような男性の先輩を目標に、あの人と同じように自分も働けばきっと年数が立てば認めてもらえるんじゃないのかっていうふうに信じて仕事をするようになりました。
認められない努力
ただですね、現実はそんなに甘くなかったんですよね。
やっぱり女性がいない現場、職場って、私が一人いるだけでまあなんか浮くんですよね。
私が人識過剰だったかって言われると、そういう部分もあったのかもしれないけれど、やっぱり私身長153センチなんですよ。
結構小柄な方だと思うんですが、女性としても。
なので、やっぱりそういう場で小さい身長で作業とか仕事してると、すごい小さい人がいるっていうふうに遠くから指差されることもありますし、
ちょっと特別な服を着たりしてね、仕事をしていたので、そういう服を着替えるような場所にいたとしても、あれ、なんか女性がいるぞみたいな感じで、
ひそひそ話されたりとかもしましたし、海外の人とかは普通に話しかけてきましたね、現地の言葉で。
でも私、現地の言葉はしゃべれないので、なんとなく言いたいことはね、わかるんですけど、いい感じに交わしながら仕事をしていました。
で、日本の工場に行っても、やっぱり同じように、あれ、なんかあそこに女いるぞみたいな感じのことを言ってるのって、やっぱり聞こえるんですよね。
みんなひそひそ小さな声で言ってるでしょうけど、意外とそういう声って聞こえてきて、なんか言われてるなぁみたいな。
いうふうに思ってたりしましたね。なんかからかわれるようなことを言われることは日常茶飯事でした。
なんかそういうのが地味にきつかったですね。気にしなきゃよかったのかもしれないけれど、
なんか私としては、同じように男性と同じ仕事をしているはずなのに、なんで女性ということだけで、このなんかからかわれたりしないといけないんだろうなっていうふうに思って、
ちょっと嫌だなって思うことは多々ありました。
ただ、私の中ではその職場で、きっと10年くらい働けば、きっと認めてもらえるだろうと、1年前と同じくらいね、認めてもらえるんだと思って言い聞かせながら働いていたんですよね。
当時の私、入って1、2年、2、3年くらいの頃の自分は、10年もこの職場で働けば、いずれ後輩の女性も入ってきて、私が将来教えることができたり、私が頑張ってきたものを背中を見せられることができるのかなっていうふうに、その時は思っていたんですけども、
結局毎年新人さんは入ってくるものの、全員男性で、結局私が職場を移動するまで、より会社を辞めるまで、20年経ってもその職場に女性は一人も入ってきませんでした。
頑張る場所の見直し
その時にふと思ったんですよね。あれ、あの時のこの私の頑張りって意味あったのかなっていうふうに思っちゃったんですよね。
やっぱり当時ずっと置かれた場所で咲きなさいっていう言葉を頭にあって、そこに来た、配属されたのには何か意味があるはずだと。
これはちょっと自分にとって試練だけど、頑張ったら何か得られるはずっていうふうに思っていて、どんなに苦しくても頑張ればいずれ報われるじゃないかっていうふうに思って頑張っていたんですけど、あれ、報われてないんじゃないのかなって思ったんですよね。
10年の中で私、時々もうこの職場無理だって思って、辞めるまでは行かないけど職場移動したいなって思った時はあったんですね、何度か。
でもやっぱり自分の中で10年続けるって決めたのに、途中で投げ出すのは良くないなって思って、ちょっと半分意地みたいなものもあって、そのままずっと仕事を続けていました。
その意地っていうのは、辞めたらやっぱり女性だからこの職場会わなくて逃げたんだっていうふうに思われるかなとか、やっぱり女性だからできないよね、だから他の職場に行ったんだよねっていうふうに言われたくないなっていう思いが、そういうプライドみたいなものがあって、自分を縛ってたんだろうなーって今考えると思います。
でもね、でももう会社を辞めた今になって、あの頃こう振り返ってみると、あの職場、あの製造の現場にずっとこだわる必要なんてなかったなーっていうふうに思います。
もちろんその職場で仕事をして頑張ったことで得たこともいろいろあります。だから頑張ること自体は悪くないと思うんですけど、
あの頑張る場所を間違えると、やっぱり自分自身をすり減らすんですよね。そう、かなり消耗してました。
だからあの時もっと早く動く職場を移動したりとかしていれば、もっと心地よく働けるような場所に行ってたんじゃないのかなーっていうふうにも思いますね。
だからですね、この放送ここまで聞いてくださった方がいるとしたら、その方ね、もし今働いている職場合わないなーとか、なんか違う気がするなーっていうふうに感じている人がね、いるとしたらですね、
どうか無理して、その自分の置かれた場所でサポートしないでほしいなーっていうふうに思います。
そう、私のように意地を張って頑張るっていうことはやめてほしいなというふうに思うんですよね。
だからもう自分が無理だなと思った時点で、環境を変える、せめて職場を変えるとか、職場を変えてもやっぱり違うなって思えば、もう会社を変えるとかでもいい、働き方を大幅に変えるでもいいので、
変えてほしいなって思います。 その変えることってやっぱり逃げじゃなくて、自分を守る選択、大事な選択だと思うんですね。
そう、私がやっぱりそのきついなーって思うような、製造の現場で10年かけて働いてきて気づいたことは、やっぱり頑張る方向を間違えないことが大事だなーって思います。
私は男性しかいない職場で、男性と同じように頑張ることが正しいと思って10年働きました。
ただ10年働いても、入社の時に感じていた、やっぱり女性はこの職場に合わないのかなっていう気持ちって変わらなかったんですよ。
原理10年働いても女性の後輩は誰も入ってこなかった。 なんかもうそれが全てを物語っているというか、
あ、私無理して頑張らなくてよかったんだっていうふうに思ったので、
本当にね、自分自身が無理なく働けるような場所でしっかり仕事をする、それが一番いいと思うので、
ぜひね、合わないなっていう職場で今頑張り続けている人がいたら、
ぜひ職場を変えるなり環境を変えるなり、いろいろしてほしいなというふうに思います。
今日はですね、頑張る場所を間違えていた私ということで、私が会社に配属されて最初に入った職場の話をちょっとさせていただきました。
ここまで聞いてくださった方いましたら、聞いどころの意味合いでいいねを押していただけると、私がものすごく喜びます。
最後まで聞いていただきありがとうございました。それではまた。