熊沢しげふみの職人としての姿
こんにちは、ダルマー競馬場です。さあ、今回はですね、初めて、今回99回目なんですけど初めて、フォームからおすすめの本をご紹介いただきましたので、緊急で収録させていただいて、あります、緊急で、一回言ってみたいですよね、あのね、緊急で動画回してますってね、よくね、あのもう、もはやいじりとしてなんかあの、広告で出てくるじゃないですか、もうあの、緊急で動画回してますって、ちょっとなんか言ってみたいなと思って、
緊急で収録させていただいております。
ラジオネームみやこさんからですね、お便りいただきましたのでご紹介させていただきます。
シンプル競馬さんのポッドキャストから、競馬けんぶんろくさんを知りました。いつも配信楽しみにしております。
特に競馬の歴史の回については、とても勉強になり、思わず人に話したくなるような雑学を得得できるのが素晴らしいです。
ありがとうございます。ねー、頑張って、もっと頑張ってやっていきたいと思います。
はい、でね、続きがあるんですよ。
だるま競馬場さんにおすすめの一冊はですね、熊沢しげふみ元機種の職人機種です。
私は2018年頃から競馬を見始めたので、平地での熊沢さんのイメージが少なく、
大雄作やステイゴールドに載っていた時期を詳しく知ることができ、さらにファンになりました。
未読でしたら、ぜひおすすめの一冊ですと。
いただきまして、いやー、三谷さん、ありがとうございます。
あの、正直に申しますね、めちゃくちゃ嬉しいっす。本当にすいません。ありがとうございます。
で、この本なんですけども、そう、私、未読でございました。
正確には、あの、持ってるんですけど、読まないでまだ撮っていたみたいな感じで、つんどくだったんですよね。
なので、今回ですね、読ませていただきました。ありがとうございます。
ということで、今回紹介いたします本は、おすすめいただきました、
競馬の歴史と障害レースの魅力
熊沢しげふみ長、職人機種、二刀流で駆け抜けた不屈の競馬人生でございます。
あの、2010年代からご覧になった方、まあ、2000年代後半かな、ぐらいからご覧になった方からすると、
もうね、生涯ジョッキーのイメージが強いと思う、熊沢しげふみ元機種なんですけども、
私、イメージはですね、あの、穴馬を持ってくる、クセ馬に乗ってる方みたいな、あの、イメージがすごい強くてですね、
あー、そういえば、ずっと両方乗ってたけど、たまにやっぱり平地でも乗られたりとか、今もね、あの、引退するまではされてましたけど、
やっぱり生涯に乗られてるっていうイメージの方がやっぱ強い感じっすよね。
まあでもあの、私がですね、競馬を見始めた時も既に、生涯レースにも乗っていらっしゃったので、
二刀流って言われるとは確かにそうだなって言うんですけども、なんかあの、他の機種とはまた違って、
あの、熊沢さんはそういう人みたいな。生涯も平地もどっちも乗る人っていう、なんかでもあの、特にその、
あ、確かに言われてみると特別な感じしますねみたいな感じで、そんな感じでしたね。あ、そうだなーと思って。
で、あの、今回こうやってご紹介するにあたって、まあ熊沢さんのウィキペディアとかね、バーッとね、調べてたんですけど、
あの、主な起乗馬みたいなのがね、やっぱりウィキペディアとかに乗ってるんですよ。
俺ね、見てみると、うわ、いた!みたいな。この馬いた!乗ってたー!みたいな。ねえ。
まあね、ある程度年数系は見られてる方、一回ウィキペディア、熊沢さんのウィキペディア見てみてください。
あ、いたわー!って気持ちになりますからね。個人的に、あ、いたー!ってなったのは、ハイフレンドコードかな。
うわー!ってなってた、一人で。
で、話は本の紹介に戻りまして、
著者の熊沢しげふみさんはご存知、元JRAのジョッキーで、愛知県出身。
1986年に、内藤重晴旧車からデビュー。
デビュー3年目の1988年のオークスで、東京競馬場での初起乗。
そして、G1で初起乗。そして、初制覇。
という快挙を、なんと20歳と3ヶ月で達成するというね、とんでもない人なんですけども。
で、その後はですね、91年に有名な有馬記念を大有作で勝利して、
2012年にマーベラスカイザーで中山大障害を勝利して、
JRAで初めて平地障害でG1勝利という快挙を達成。
2021年には国内障害競争最多勝利記録を更新し、
2023年に現役を引退という経歴をお持ちでございますね。
競馬をね、ご存知ない方に簡単に言うと、
日本の競馬って平地コースと障害コースという障害物を飛ぶレースが2つあるんですけども、
有名なレースは平坦な平地のコースなんですけども、
障害コースを使うレースもあって、
同じ競馬なんですけど、この障害レースが結構専門性が高いんですよね。
なのでその障害レースのレジェンド騎手みたいな感じですかね。
タイトル通り二刀流でやられてるんで、騎手としてももちろんレジェンドなんですけども、
どっちもレジェンドだな。どっちもレジェンドっす。
引退が2023年で、本を出されたのが2025年になりますので、
最近まで現役で騎手をされていた方の著書っていう感じでございますね。
この本をまず探して、アマゾンでも本屋でもいいんですけども、
まず表紙で、一応競馬ファンとしてはこの顔っすよね。
あ、熊沢さんこの顔みたいな。笑ってる感じっすよね。
喋っててこの笑顔されたらまず引き込まれるなーみたいな。
応援したくなる顔なんですよね、この笑顔ね。
そんなお顔が印象的な表紙でございますね。
これをね、ページめくっていくと、まずプロローグがあるんですけども、
このプロローグを読んで人の良さを知る。熊沢さんの人の良さを知ります。
めっちゃいい人やん!みたいな。絶対笑口とか言わなそう!みたいな。
本当そんな感じのプロローグで、本の内容は8章。
全部で8章あって、今言ったプロローグと、あと最後にエピローグがあるという感じでございます。
まずね、1章なんですけど、これはどれだけ障害の機種が大変なのかっていうのが書かれてるんですけども、
もうね、ただ痛い。本当にもうね、読んでてね、痛みがこっちに来るぐらい。
うわぁマジかこんなに大変なんだ!みたいな感じのことが書いてあって、
そんなに大変な仕事なんですけど!っていう2章で、機種人生を振り返ってどうだったよねっていうことが書かれています。
これは前半と後半で分かれてるんですけど、前半部分がこの2章に書いてあって、
どうやって機種になったかとか、どうやって若手時代を過ごしたか、みたいなのが記されていたんですね。
で、この2章でですね、昔って結構親が自分の進路を決めちゃってきてるみたいなことが往々にしてあったと思うんですけども、
親に決められたような道だったにもかかわらず、それが熊沢さんの天職のような感じですね。
もう本当に馬が好きなんだなと。
この章で書かれているデビューして、デビュー戦でも分けちゃうんですけども、初勝利までのことも書かれていて、
そのデビュー戦が終わって初勝利までの間とかを読んで、勝った時のちょっとね、
よかったねってこっちも頬がね、微笑んでしまうっていう。
頬がちょっと広角上がってしまうみたいな、そんな感じの書かれ方をされていて、
読んでいるコツとしてはすごいね、いい本にあったなってここでまず思うんですね。
で、2章が終わって次3章になるんですけど、この3章はですね、
旗手人生平地と障害とどうやって戦ってきたかっていうのが書かれているんです。
スキル的なところであったりメンタル的なところですね。
ここでちょっと技術っぽいことが書かれているのかと思いきや、
ここで障害レースの魅力っていうのが存分に書かれている感じがしましたね。
自ら作った馬でレースに臨むんです。
障害に行く馬って。
作るというか、レースだけ乗るんじゃないんですよね。
もちろん怪我して乗り換わりでそのレースで急に馬とコンタクトするみたいな機種の方もいらっしゃると思うんですけども、
基本的には長距離から一緒にやっていって、密に馬とコンタクトしていって、いざレースっていう感じらしいんです。
この時にある後輩機種が、熊沢さんって芸術家みたいですねと称してくれたことがあると書いてあるんですよ。
陶芸家と同じで同じ土を使って、同じように作っても同じようにはならないんです。
長距離をする機種によって馬の仕上がりが全く異なってくる。同じ馬でもね。
なのでレースは障害機種たちの勤評会みたいなもんだと書かれている。
それを見て、ああこれがたぶん障害レースの面白さだなと思ったし、
これを知って、この背景を知っているとめっちゃ楽しく感じると思う。
レースだけ乗りました勝ちましたとかじゃなくて、レースに向かうまでのいろいろなプロセスがあって、いざレースっていう感じですからね。
これを知っていると応援せざるを得ないというか、見ているこっちが応援したいって思っちゃう。そんな感じですね。
なのでもうね、紹介してくれた宮子さんとかもこういったところに魅力を感じている部分もあるんでしょうし、
私はここに最大限の魅力を感じたなという感じがしますね。
熊沢騎手のキャリアとその影響
でね、私はですね、熊沢騎手といえば競馬を見始めて間もない頃なんですけど、いろんな競馬のビデオを見漁ってたわけですよ。
強烈な追い込み場特集とか、快速逃げ馬立ち列転みたいな、そういうなんちゃら特集みたいなのがビデオとか、
結構レンタルビデオ屋さんとかにも置いてあったりするんですけど、
その中で大体大穴特集みたいなのがあって、そこに出てくるのが大勇作とコスモドリームなんですよ。
91年のアリマ記念と88年のフォークス。
で、この2頭で手綱を取っていたのが熊沢騎手なんで、やっぱり穴馬を持ってくるみたいな、そういうイメージだったんですよね。
まあでも、障害騎手も乗られていて、これだけ障害競走の魅力をここで感じれるってことは相当すごいことをやってらっしゃるってことですからね。
障害レース応援してねとかじゃなくて、こういうところをやってますみたいなところでもうすでに魅力感じちゃう。
それ面白いわ、そりゃなるわって思いました。
この3章を読んで障害競走で、ぜひ注目してみましょう。
話は本に戻りまして、4章は2章の続きで、騎手生活の後編が記されておりますね。
中期から晩年に至るまでという感じですね。
5章、6章は、起乗した馬たちとの思い出であったりとか、後は同期の騎手仲間であったりとか、後輩竹井豊直樹との話とかですね。
この6章までは、騎手の方とか長居司の方が本出されていて、大体はもうこういう感じの構成ですね。
どういう風に始まっていって、どういう風に考えてやって、どういう馬たちとの思い出、どういう人たちとの思い出がありますみたいな感じの構成なんですけど、
この本の特徴はこの7章以降でございます。
ここから、この2章だけでも読む価値があります。
7章はですね、今の昨今のいろんな騎手がいる中での制度であったりとか、どういうスタンスでレースに向かうのか、どういうスタイルで起乗するのかみたいについて書かれてるんですよ。
で、熊沢騎手は何にせよ馬が好きだったと思うって書かれていて、馬とコミュニケーションしたいんだ、だからレースもいっぱい乗りたいし長居もいっぱい乗りたいんだみたいなこと書いてあって、
もうね、この章を読んだだけで、この本買ってよかったなって思いますし、この7章がすごいね、熊沢茂文っていう人間がチワッと出てる章になってるなと思いましたね。
競馬の深い魅力
そして8章。競馬会にいた人間が競馬会について思うことであったり、当時いろいろ現役を続けてきて、現役でやっている中で競馬会に行って、その競馬会について思っていたこととかっていうのを引退して、こういうふうにね、言えるようになったんで、じゃあちょっと書いてみますっていうのが8章なんですけども。
でも私たちファンの中でも結構ね、意見が二分されたりとか、どういう感じ、これはもうそもそもJRAが悪いっていう人もいるし、いやそもそもやったやつが悪いだろうみたいなね、そういう意見いろいろあると思うんですけども、それを現役時どういうふうに感じてたかっていうのが書かれているのがこの8章でございます。
エピローグになるんですけど、これがですね、ちょっとね、泣きそうになるんですよ。なんか泣きそうになるっていうか、あの、累生に触れてくる場所なんですけどもね、このエピローグ読むとね、もうめちゃくちゃ大変だったんだろうなっていうのもわかるし、もうめっちゃ馬好きやんってのもわかるんですよ。
それって僕ら競馬ファンと何ら変わんない気持ちだなっていうのが伝わってきて、ここがね、じわっと累生に触れてくるんですよ。単純に嬉しいんですよね。なんか競馬の世界にいたから、ああだこうだとかじゃなくて、単純に僕らと気持ち一緒やんみたいなところでちょっと嬉しくなったりするんですよ。
これを読んで、ああいいなと思って本をポッと閉じてもう一回通してみるんですけど、想定外、これね、ちゃんと熊澤さんのトレードマークというか、イメージカラーというかね、黄色を使って本が作られてたりもするし、カバーからは愛らしさというかね、思わず撮りたくなるような感じのカバーがかけられてるんですけど、
カバーを外すと、職人なんだみたいなイメージが出てくるようなデザインだったりするんですよ。そこがまた良いんですよね。
で、あのね、賞味5時間ぐらいで読み終わったんですけど、私。小島太一さんのときの本とかもそうなんですけど、本当に対面で話を聞いているかのように本当にスラスラと読めましたね。なんかもうね、積んでて損した。もっと早く読めばよかった。
そして、ちゃんと障害競争のことを知ろうというふうに思いました。一回ちょっと横に置いておこうとかじゃなくて、ちゃんと見ようかなというふうに思いました。あの紹介してくれた三岡さん、本当にありがとうございます。これからもね、一緒にぜひ競馬を楽しんでいきたいなというふうに思っておりますね。
今回ノートの方はですね、どういうふうに障害レース見たら魅力的に感じるかなとか、こういうことがあるよみたいなのをちょっと書いていこうかなというふうに思っておりますので、そちらもぜひご覧いただければなというふうに思っております。
いやマジ本当読んでよかったこれね。ちょっと手をつけない領域だったんですよ、障害競争って。畜作障害、大池崎とか、水耕障害とかいろいろあって、それもちょっと覚えられなかったりするんですけど、ちょっと覚えることが多くてちょっと難しかったなというところもあるので、これを機にちゃんと勉強していこうというふうに思いましたね。
こうやって人に本を勧めてばっかりなんですけど、こうやって勧められるとめっちゃいいですね。この本いいわと。
どうしても自分から発信していくと、自分がいいものを、自分がいいと思ったものをこうやって言っていくんですけども、人からいいよって言われると自分の知らないところがちょっとパカッと開く感じがして、あ、いいっすねと。
あ、これもいいっすねみたいな感じに思うので、皆様これおすすめです、これおすすめですとかあったらぜひXのDMだったりね、フォームからおすすめ本紹介ぜひお待ちしておりますのでよろしくお願いします。
北九州記念の重要性
おすすめしてばかりもいられない、おすすめされてばかりでもいられない、ちゃんと自分で判断していきなさいというところで今週のJLAでございます。どういうことだろうなという感じでございますけどね、今週のJLAでございます。
今週もね先週と変わらず参上開催でございまして2回福島、2回小倉、1回函館の参上開催となっております。
今週はですね、日曜日に小倉競馬場でG3北九州記念が行われますということで、今回は北九州記念のお話でございます。
正式名称テレビ西日本賞、違う、テレビ西日本賞ですねごめんなさい。テレビ西日本賞北九州記念でございます。
今年で60回目を迎えますG3競争でございます。1966年に創設され、創設当初は2000mで行われていたんですけどもその後1800mに距離が短縮、2006年には1200m戦となりまして現在はサマースプリントシリーズの第2戦のハンデキャップ競争となっております。
まあやっぱね面白いのはハンデキャップ競争だというところでございます。やたらとヒンバが活躍するレースでもございます。どのくらいかというと1200mのハンデ戦になった2006年以降、ヒンバが馬券に絡まなかったこと1回もないです。
1回もないです。2回言っちゃいましたけども1回もないですよ。コースの方はですね2コーナーポケットからスタートしていって徐々に下りながら3コーナーに向かっていって4コーナー回って徐々に登ってゴールみたいな感じなんですけども最後の直線もね約300mぐらいしかないので293mだったかなぐらいなんで
このまんま先行勢が勢破しながら前で頑張って後ろからの馬とゴールに流れ込むみたいな感じなんですけどもスパイラルカーブで前にいた馬が直線外に振られるんで後ろからの馬たちの進路取り、さらに外に行かなきゃいけないのか内に切れ込むのかみたいなこれもまた難しかったりするので意外と前が残ったりするんですかねというところでございまして
極端に後ろだと勝ちきれないっていうことがねあると思うんである程度前面にレースを進めている馬がいいなというふうには思うのでスタートがうまくいきそうなコンビを探す度になるんじゃないかなというふうに思っております
ということで今週も皆様に本業と競馬といやもう二刀流でいっちゃおうかなってね妄想できるほどの戒心の敵中があることをお祈りしております
はいそして最後になりますけどもこの番組への感想質問などありましたらメールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしておりますそしてこの番組がいいなと思っていただけたらぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたしますと今回もね最後までご拝聴いただきありがとうございますあのおすすめの本とかねあのどんどんお待ちしておりますのでぜひあのご連絡いただければなというふうに思っておりますよろしくお願い致しますと
はいではまた次回の競馬研文録でお会いしましょう
さよなら