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2025-09-03 09:56

秋にオススメ

オススメの絵本とわらべうたをご紹介しました。

秋の夜長🍂

ぜひお家でゆったりとした時間をお過ごしください♪

サマリー

秋にふさわしいわらべ歌や絵本が紹介されており、特にお米やネズミに関連する歌とお月さまに焦点を当てた絵本が特徴です。様々な遊び方や読み聞かせを通じて、親子の関係や楽しさが強調されています。

わらべ歌の紹介
みなさん、こんにちは。9月3日水曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、秋にオススメのわらべ歌と絵本を紹介したいと思います。
それでは、わらべ歌から紹介していきたいと思います。
昨日の配信で、あずきとお米のお話をしたので、まずは、あずきのわらべ歌です。
あずきちょまめちょという歌です。一度、となえてみます。
あずきちょまめちょ やかんのつぶれちょ
あずきちょまめちょ やかんのつぶれちょ
私は、この歌は、お手玉遊びの時に歌っています。
まず、手のひらにお手玉をのせて、もう片方の手でお手玉をつまんで、
手の上でトントントンとリズムをとる感じ。
わかりますか?
そして、歌の最後のつぶれちょのところで、お手玉を床に落とすと、
動きと音に変化があって、面白いです。
歩けることを遊ぶ場合は、お手玉を頭の上にのせて、
リズムに合わせて歩いて遊びます。
最後のつぶれちょのところで、頭の上のお手玉を下にぽろっと、
うなずくようにして落として、両手で受けるんですけれども、
これがなかなか難しくって、ボトンとかって下まで落ちちゃったりとかしてね、
あれ?あれ?なんて言いながら繰り返し遊んでみると楽しいです。
次に、お米にまつわるわらべ歌を一つ紹介します。
昔は、お米とネズミはセットみたいな感じで、
ネズミはお米を食べに米蔵にやってくるので、
わらべ歌にも昔話にも、お米と同じぐらいネズミもよく出てきます。
ご紹介するのは、「てってのネズミ」という歌です。
一度歌ってみます。
てってのネズミ はしかいネズミ
麦くって わらくって 米くって こちょこちょこちょー
てってのネズミ はしかいネズミ
麦くって わらくって 米くって こちょこちょこちょー
これはくすぐり遊びです。
人差し指と中指で歩くようにして、
子供の手首から脇の方まで歌に合わせて登っていきます。
最後のこちょこちょこちょで脇腹のあたりをくすぐるので、
首から脇の下のあたりをくすぐるので、
手首からスタートして、
こちょこちょこちょでゴールの脇のあたりまでたどり着くように加減して、
早く行きすぎると待ってないといけないので、
加減しながら進んでいきます。
そうすると最初はよくわからずに手を握られている子も、
一度遊べば最後にくすぐられることがわかってくるので、
ニコニコしながら2回目以降は後ずさりするようにして、
おもながくすぐる前からくすぐったそうにして、
手を握られている姿がとってもかわいらしいです。
大人が一度やってあげたら必ずお返しでやってもらってください。
そうするともっとニコニコしてとっても嬉しそうにやってくれます。
わらべうたは1曲が短いのですごく手軽なんですよね。
隙間時間にちょろっと遊ぶことができるので、
いいなって歌いやすいなって思います。
やってあげる人とやってもらう人が交代するっていうのがとても大切です。
秋の絵本の紹介
いつも大人がやって終わりっていうことが多いんですけど、
子どもにやってもらうと子どもってもう本当に嬉しそうにやってくれます。
そうすると関係性が変わる感じがするんですよね。
大人が受け身になってみるっていうのはすごい大切なことだったんだなって最近つくづく思うようになりました。
やってもらうと子どもの気持ちがすごくよくわかるんですね。
こういうふうに触られると心地がいいけど、こうやって触られるとちょっと気持ちが悪いなとか、
こうやってくすぐった方がくすぐったいのかなとか。
お子さんがお返しができるようになったら、そんなことを感じながらぜひたくさん遊んでみてほしいなと思います。
ここからは秋の絵本を3冊ご紹介します。
秋はお月さまがとても綺麗に見える季節なので、今回はお月さまの絵本を3冊ご紹介します。
今年のお月見は10月6日のようなんですけれども、9月にも一度満月はあるんですよね。
なんだけどその時はまだお月見ではなくて、今年のお月見は10月となっているんですが、
お月さまの絵本と一緒にぜひ綺麗なお月さまを眺めてみてください。
1冊目はお月さまこんばんはです。
林秋子作 福音寒暑展 お月さまこんばんは。
表紙にはまんまるのお月さまがにこやかな表情で目を閉じている絵が描かれています。
裏表紙にはそのお月さまが舌を出しているというとってもかわいい赤ちゃん絵本です。
お空に大きなまんまるお月さまが出てきた時のうれしい気持ちがよく描かれていて、
赤ちゃん絵本なのに短いんだけれども心を揺さぶられるストーリーがあるんですよね。
なので何度読んでもやっぱりいいなって思う絵本です。
林秋子さんの絵がとっても素敵でゆったりと優しい気持ちで子供と一緒にお月さまを眺めたくなるなっていうふうな、そんな1冊です。
2冊目はお月さまこっち向いてです。
片山玲子 文 片山県 絵 福音寒暑展 お月さまこっち向いて。
この絵本に出てくるお月さまは形が変わっていきます。
三日月からだんだんとお月さまが大きくなって半月になって最後は満月で終わるんですけれども、
その形によって見える時間帯が変わっていくのがすごくよく描かれています。
これは幼児向けの科学絵本として出版されているので描写がとっても細かいんですね。
それを教えてもらってから読んでみると本当に素晴らしい絵本で何度も読みたくなるし、たくさんの人にお勧めをしたくなるような、そんな絵本です。
こういう自然の不思議に、自然界の不思議に子供が自分で気づいてほしいなって思いますが、
気がつく子は気がついてね、あれ?とかって呟いてくれることがあるんですね。
もうそういう時には私はグッと心をつかまれてしまいますね。
なんかもういい完成してるなぁみたいな感じでとっても嬉しくなります。
その素敵な完成を大事にしてほしいなと思います。
最後は14匹のお月見です。
岩村和夫作 同人写 14匹のお月見
14匹シリーズがもう本当に大好きで、娘と一緒に見るのがとっても幸せです。
もう大きくなってしまうとのんびり親子で絵本を見るっていう時間もなかなか取れなくなってしまうので、
親子で絵本を読める時っていうのは、実は期間限定の貴重な時だったんだなーって気づかせてくれた一冊でもあるかなと思います。
昭和ぐらいなのかな、昔の生活をそのまま絵本にしたような感じのシリーズで、
絵を見ていると14匹の性格とか声とかそういうものまで想像できてしまうような楽しさがあります。
言葉自体はとてもシンプルで読みやすいので、小さい頃から一緒に読むというか絵をじっくり見るのにおすすめの一冊かなと思います。
親子時間の大切さ
一緒に読んでいると子どもは一人一人の行動を前のページから追いながら見ていくんですよね。
そうすると一緒にいろんなことに気づくことができるし、
なんだか自分たちも同じことやってみたいなーって思えるような、そんな絵本です。
まさに共有体験とか共感とかっていうのがそこにあるなという感じがします。
だんだんと暗くなるのが早くなってきました。
秋の夜長、ぜひわらべうたと絵本で穏やかな親子時間を過ごしてください。
子どもに関わる方の気持ちが少しでも軽くなりますようにという願いを込めて配信していきますので、お時間あるときにぜひ聞いてみてください。
ではまた。
09:56

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