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2025-09-02 14:20

9月のこと

9月の行事や生活のことについてお話しています。

サマリー

9月に入ると、季節の変わり目に伴い、さまざまな行事や習慣があり、特におせっくや動物愛護週間について語られます。また、秋分やお彼岸、そしてその際に食べられるおはぎやあんこ作りの楽しみも紹介されます。このエピソードでは、親自身の成長と子供との関わり方について深く考察されています。特に、日常生活の中での行事が感覚をリセットし、親子の関係がどのように変わるのかについて話されています。

9月の到来と夏の終わり
みなさん、こんにちは。9月2日、いかがお過ごしでしょうか。夏休みが終わって9月になりました。
暑さとだるさだけが残って、夏休みなんかなかったんじゃないかなって思ってしまうぐらい、すさまじい勢いで仕事が始まっているよっていう方も多いのかもしれません。
私の音声配信も7月以降、更新されることなく9月を迎えてしまいました。
8月は娘が夏休みということで活動をセーブしているんですけれども、お話し会はなくても、音声配信ぐらいは隙間の時間を上手に使って更新できるようになるといいなぁと思うんですけれどもね。
まあまあ、できる範囲でぼちぼちと頑張っていこうと思います。 とはいえ、今年の夏は研修の夏と言ってもいいほど、私は学びの多い1ヶ月を過ごすことができました。
濃厚だったなぁと振り返ってみても思います。 かねてから、SNSのノートを始めてみたいと思ってたんですけれども、
これから本や研修での学びを、研修報告とか読書記録みたいなような感じでノートに残していけたらいいなぁと思っておりますが、
まだもうちょっと準備に時間がかかりそうです。 そちらの本も始めたらご紹介させていただきますので、ご興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。
9月といえば秋ですが、暦の上ではもう8月に立秋を迎えています。 それもお盆前の8月7日でした。
今では夜になるとすっかり秋めいてきて、虫がたくさん鳴いていると思うんですけれども、 実は7日を過ぎた頃からしっかりと虫さんたちは準備を始めていて、
ちらほらと発声練習を始めていたんですね。 昨日の夕方、娘を習いごとへ送っていくときに娘がくらいくらいって言ってました。
夕方ももうずいぶん暗くなるのが早くなってきましたね。 この頃からなんか急に気持ちが落ち込んだり、
寂しくなったりしてくる方もいらっしゃると思います。 それはね、秋に起こる正常な心と体の反応なので、
そこで落ち込みすぎないで深呼吸をして、 秋の綺麗な空なんかを見上げてみてください。
実りの秋、食欲の秋でついつい食べ過ぎてしまいがちなんですけれども、 腰が弱い方などはぎっくり腰になりやすい季節です。
なので腰を回したり腎臓を温めたりしておくと、 秋が深まってきた頃でも健やかに過ごせるかなと思います。
日本の行事とおせっく
さて、前置きが長くなってしまいましたが本題に入っていきたいと思います。 今日は9月のことについてお話ししたいと思います。
9月のことって何でしょうっていうことなんですけど、 私が気になった9月の生活のこととか行事とかそれに関する絵本なんかをご紹介します。
最初はおせっくについて。 おせっくというと女の子の桃のせっくと男の子のタンゴのせっくを思い浮かべる方が多いと思います。
実は1年間にせっくっていうのは5回あるんですね。 そもそもせっくって何ですかっていうと、季節の変わり目、節目とか区切りになる日のことをせっくと言います。
最初は1月。1月7日に人日というおせっくがあります。 次は3月。これが桃のせっくですね。
そして5月のタンゴのせっくに続いて7月の七夕。 3月3日、5月5日、7月7日ときて最後が9月の9日。
長陽のせっくです。陽が重なると書いて長陽と読みます。 中国では気数を明るい陽数として、偶数を陰数と考えていました。
特に9が重なる日は陽が重なるという意味で長陽のせっくと読んで、 めでたい日としたそうです。
その日はね、小高い山に登って邪気を払って長生きの功能があるよってされている 菊の花を浮かべたお酒を飲んで不老長寿を願ったことから、長陽のせっくは菊のせっくとも言うそうです。
そういうことから慶老の日なんかも9月にあるのかもしれませんね。 旧歴だと9月で新歴だと10月になるんですけど、
この季節になると食用の菊の花が店先に並びます。 わが家は毎年巣のものにしていただくんですけれども、皆さんもぜひ菊の花で不老長寿を願ってみてください。
菊の花は花びらごと5層っていう感じで、軽くゆがいて酢漬けにしたら簡単に食べられます。
漬ける用のお酢もね、今はいろいろ簡単でおいしいのが売ってますよね、中瓶でね。 なので、
ちょっと軽くゆがいて漬けるだけなので、ぜひ試してみてください。 次がですね、動物愛護習慣っていうのがあります。
これは伝統的な行事っていうわけではないんですけれども、それにちなんでカエルのご褒美という絵本を紹介したいと思います。
これは日本最古の絵巻物、長寿人物義画っていうのがあるんですけど、それをもとに作られた絵本です。
木島はじめさん作、梶山俊夫さんレイアウトで福音館書店から出版されています。カエルのご褒美です。
京都の鉱山寺というお寺に 鳥羽草上が描いたと言われている長寿人物義画という4巻の絵巻物が伝えられています。
これ歴史が詳しい方はご存知かと思うんですが、 墨の線だけで動物たちが生き生きと描かれていて、
まるで当時の人々を表したような絵で、風刺画とか漫画のお手本と言われていたそうです。
その絵巻物を梶山俊夫さんがレイアウトをして、木島はじめさんがお話をつけて、子どもたちにもなじみやすい絵本に仕立ててくださいました。
絵本の中に鉱山寺っていう割り印があるんですけれども、その字が反対動きになっているページなんかもあるんですね。
お話に合わせて、レイアウトを一生懸命考えてくれたんだなというような足跡を、ちょっと垣間見れたような気持ちにもなるので、楽しいかなと思います。
9月の20日から26日が動物愛護週間となっていますので、人間同士はもちろんのこと、人間以外のいろんな動物たちも地球の仲間として共存していかなければならないなと思います。
秋分とお彼岸の食文化
で、最後は、秋分、お彼岸です。
春の時には春分、春のお彼岸があります。
で、秋には秋分、で、秋のお彼岸がありますね。
春はぼたもち、秋はおはぎ、で、日本人にとってお米とおはぎは生活の中で切っても切れない大切なものでした。
なので、わらべ歌にもお米やお豆の歌はたくさんあります。
で、中でも小豆はお手玉の中にも小豆、邪気払いにも小豆、むくみ取りにも小豆っていう風に、昔から人々の暮らしの中にあったっていうのがね、よくわかるなと思います。
結婚してから私、毎年お彼岸にあんこを炊くようになりました。
で、あんこはね、炊き方さえ覚えてしまえば意外と簡単で、とっても美味しく炊けます。
一度にたくさんできるので、あんこが好きな方にはね、冷凍もできたりとかして、本当におすすめだなと思います。
えっと、適当なね、作り方をご紹介すると、
大体ね、私いつも決まってるんですけど、300グラムの小豆を一晩水に浸します。
たっぷりのお湯、これも何ccとかなくて、小豆から2、3センチくらい上かな、鍋の中でね、で、そこにお水を入れて火にかけます。
で、沸騰したら、あの、アクがね、ブクブクっと出てくるので、そのアクを取りながら、1回につき200ccくらい、くらいなので、きっちり200じゃないんですけどね、
ジャブっていう感じでお水を入れると、ブクブクしてたのが1回静かになります。
で、それを入れては沸騰、入れては沸騰っていう感じで、
アクを取りながら、2、3回繰り返してから、そこから圧力鍋で、大体25分くらい、炊きます。
そうするとね、小豆が柔らかくなっても、その時にはお豆の形がね、崩れているので、形を残したい時は25分は炊きすぎです。
あんこの作り方
で、あんこにする、もうドロドロでいいよっていう時は、25分くらいやると、もうそこであんこでもいいかなっていうくらい、あの、いい感じになります。
で、そこで200から300gのお砂糖とお塩、大さじ1杯くらいを入れて、好みの固さに練り上げます。
甘いあんこがいいなーっていう時は、小豆とお砂糖は同じ量の300g。
甘さ控えめがいいなーっていう時は、お砂糖は200gにしてね、お塩を多めで炊くと、もう塩あんこで、もういかにも田舎のおばあちゃんが作ったよーみたいな味になるので、美味しいです。
で、適当に作ってもね、そんなに失敗しないと思うので、このお鍋の大きさと、お豆と水の量だけ気をつけながら、もうぜひ作ってみてください。
で、日々の暮らしの中に行事とか生活っていうことが入ってくると、自分の中の感覚がふっとリセットされるような気がします。
で、以前ある人から言われた言葉なんですけど、子育て、子育てって言うけど、子育ち、親育てなんだよ。
子供は放っておいても育つ力があるの、っていう風に言われたことがありました。
子供と一緒にお家で過ごすことができる時間は、普段手をかけないところに、ぜひ時間をかけてみてほしいなと思います。
本当にね、子育ての時っていうのは、親が精神的に成長させてもらう時だと思います。
それはもう本当、子供が大きくなればなるほどそう思います。
向こうも体当たりで来るし、向こうはパワーがどんどんどんどんパワフルになっていくので、
あー強いなーって、越されたなーみたいになってくるんですね。
そうした時に、どれだけ相手をリスペクトするか、やっぱり私の方も成長させてもらったっていうところがすごくあるので、
そこで、ちゃんと相手を人として認めていないと、立ち打ちできなくなってくるというか、
なんか心に溝ができてしまうような気がするなっていうのを、最近思うようになりました。
小さい頃にお母さんがどうやって接してくれたか、っていうその答え合わせっていうのは、恐ろしいことに10年後、15年後に自分に返ってくると思っています。
てかそうでした。なんか小さい頃は、もうなんとなくこちらの都合で子供も振り回せるし、付き合わせることができるんだけれども、
だんだん子供に自我が出てきて、子供がやりたいこととか好きなこととか出てくると、やっぱり小さい頃のようにはいかないし、痛いところは疲れるし、
なので、頭がいいとか、賞を取るとか、運動ができるとか、一番になるとかっていう、そういうことじゃなくて、人として大切なことがちゃんと伝わっているかっていうことは、
人として大切なことを自分が大切にしながら子供に接してるかっていうことになってくると思うんですね。
なのでもうそれっていうのは、お母さんがお仕事をしているしていないとか、家事が得意不得意とかね、例えばお料理が上手苦手とかっていうことはもう一切関係ないんじゃないかなって私は思うんですよね。
で、もう私も本当に迷うし、今でも泣きながら話をする子供とね、話をすることもあるし、
ああもう本当大変やんなっちゃうっていう時ももちろんあります。
なんだけど、私がアンテナを伸ばして出会ってきた言葉に救われてきたこととか、情報があったから乗り越えられたこととかっていうのもあるので、私ができてるできてないは別に知って、情報だけは皆さんにお伝えしていきたいなっていうふうに思えるようになりました。
なので、情報を共有することで今日も頑張ろうって思える方が一人でも増えたらいいなと思って発信をすることにしています。
思いやりの心、優しい心の輪が広がりますようにと思っています。
そうすれば10年後20年後もきっとみんなが過ごしやすい世の中になっているんじゃないかなと思っています。
皆さん最後まで聞いてくださりありがとうございました。
子どもに関わる方々の気持ちが少しでも軽くなりますようにという願いを込めて配信していきますので、お時間あるときにぜひ聞いてみてください。
ではまた
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