だからこそ価値を高める改良や需要を作る努力、無駄を減らす繁殖管理が進んできました。
感情だけではなく構造を理解することが大切です。
私は80頭をほぼ一人で管理していますが、一頭一頭にコストも労力も感情もかけています。
生まれた命を無意味にすることは経営的にも感情的にもありません。むしろ問題は消費と生産の距離が遠すぎることです。
現場が見えていないと極端な情報だけが広がりますということですね。
私の牛の愛情を皆さんにはご理解できないかもしれませんが、牛は経済動物で生まれてきて経済動物として生産されているところがあるので、
人間にどれだけ経済性を与えることができたか、それは落農家自身にもそうですし、
皆さんがこの牛素晴らしい牛だと言って価値を持ってもらってお金を出してくれるという、
そこが経済動物の必要性というか大事なところだと思っているので、
それを意識して生産しているというのは、これはもうかわいいとかなんかかわいそうとか、
そういう感情論ではなく、そういうふうにやっていますということですね。
まとめますと、ホルスタインのオスは多くが被育されます。
ジャージーのオスは経済課題があるが即処分にはなってはいません。
世界的に改善の取り組みが進んでいます。構造の問題であり、単純な善悪ではありません。
このテーマは簡単ではありません。でも知ろうとすることが第一歩です。
質問をくださってありがとうございます。
こういう疑問こそきちんと向き合いたいということですね。
消費者の皆さんと一緒に向き合いたいということですね。
今日はYouTubeネームなべるみさんの質問に応答してきました。
ありがとうございます。
実際、自分もジャージーを飼っていましたし、ブラウンスイーツも飼っていましたし、
いろいろな品種を飼って、学能教育ファームとして子どもたちや地域の人たちに牧場に来てもらって体験してもらって、
この牛さんはこういうのだよとか、違う品種の子でも別に喧嘩とかしなくて仲良くしているよみたいな教育ファームにつながっていたりとかね。
自分もいろいろな牛を飼ってみたいという気持ちもあったので、そういうのをやったんですけど、
本当にきっかけはコロナ禍ですね。餌が上がって牛が売れなくなってという状況になった時に、そういう余裕が全くなくなってしまったんですよね。
なので今はジャージーも飼ってませんし、ブラウンスイーツも飼っていないという状況になっています。
多分ですね、僕と同じように自分の経営の中でジャージーを飼って幸福化価値を出そうとか、
ジャージーを飼って気持ち、別の品種の牛がいることで毎日の楽能の経営が楽しくなるとか、
そういうことをやってたんですけど、そういうのができなくなったということですよね。
なぜこれができなくなったかというと、牛乳を販売するというシステムが、
そもそも需要と供給のバランスで牛乳の価値を決めてですね、
消費者が飲まないとなった場合に牛乳が売れないとなってくると、
楽能家がいっぱい絞った時に牛乳が余っているから牛乳の値を下げるという、
需要と供給をすべて楽能家の生産によって市場価格で決まっているというところが問題になっているんじゃないかなと思いますね。
なのでかわいそうとかいろいろ感情があるかなと思いますけど、今はそういうふうになっているということです。
これを解決するために直接楽能家を応援したい楽能家、
ジャージーの牛をもっと高い価値で買ってあげた方が嬉しいよとか、
ジャージーのオスが生まれても私たちが支援するよというような消費者の方を各各の経営に合わせた楽能家が、
牧場でファンというか応援してくれる方を作っていくというのができるようになってきているんですよね。
これをやっているのが川上牧場のメンバーシップという形になります。
なので皆さんがかわいそうだな、なんだろうなって思ってくださる方は本当にありがたいと思いますけど、
ぜひご支援いただけたらと思います。
こういうのがならないように今楽能家の方では正反物正義といって、
9割型のメスが生まれるようにしたりとか、
あとはジャージーとかもブランド化して高付加価値で売っていこうとか、
いろいろな取り組みはされてますんで、
ぜひ消費者の方も少し考えて変わっていただけたら嬉しいなと思うところでございます。
もうあんな感じのね、まだ買いたい、まだこの子たち買って行きたいけど、
でも本当に経営が厳しくなるから出さないといけないという判断したんです、僕も。
本当にね、自業自得なんですよ、本当に。
そうやって判断したのは自分なんで。
あれですけど、本当に悲しくなりますから、
ぜひご理解いただけたら嬉しいなと思います。
だから余裕がないとそういうことができないんですよね。
ということで、今日はこんな感じで終わっていこうかなと思います。
コメント欄が来ております。
セキおかしいな。セキなんて出てないですよ、本当に。
加工じゃないですか、わかんないですね。
牛って捨てるところないはずなんじゃ。
捨てるところないはず。
捨てることないことはできるんですけど、経済性はどうかって言われると捨てちゃいますよね。
皆さんがいらない、消費者の人がいらない、高いから買わないって言ったら捨てますよね、そうしたらね。
内臓とかね、あと。