各SNSで投稿したんですけども、この音声配信とかね、あとはYouTubeとかSpotifyとか、
あと文字起こししてくれるサービスのポディとかね、ノートとかいろいろあるんですけど、
それをですね、一つで見やすくしたデータベースみたいなものを先日作りましたんで、ぜひ皆さん活用していただけたら嬉しいなと思います。
川上牧場にいろいろ質問を皆さんいただいて、気軽に質問していただいたらいいんですけど、
もう以前の配信でお話ししているみたいな、重複しているみたいなところもあったりしますんで、
そのデータベースでね、牛乳のことを知りたいなと思った時に検索してもらうと、すぐ以前の配信した過去のノート記事とか音声配信にアクセスできるというような、そんな形になってますんで、
こちら公式LINEのですね、ノートを読むっていうボタンがついてるんで、そちらを押してもらうと見れるようになってますんで、
皆さんぜひね、LINE登録している方はそちらから試してみていただけたらと思います。よろしくお願いします。
ではでは今日もですね、皆さんと牛乳で乾杯していきますんで、皆さんが牛乳を準備している間にですね、ちょっとお知らせをしたいなと思います。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いてアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをノートの記事として毎日上げておりますので、ぜひ皆さんアカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。
この記事がですね、面白いなとかもっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひこちらの方皆さんよろしくお願いします。
皆さんのご支援、応援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売り上げは、川上が子供食堂に牛乳を支援してあげたとか、小中高の食育活動に参加した際の活動品をあげさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、先ほどもお話ししました公式LINEをやっておりまして、365日こうやって配信しているんですけども、なかなか毎日は来ないという方のためにですね、
週に1回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになっておりますので、ぜひこちらの方でですね、お友達登録していただけたらと思います。
概要欄の方にリンクつけておりますのでね、ぜひそちらからよろしくお願いします。
はい、ではではお知らせでございました、今日の、今日もです、今日もね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
かんぱーい、いただきます。
うまいです、うまいです、今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
はい、昨日牛群検定がね、あったんですけど、調子が良くてね、牛さんの急激に乳量が増えておりますよ、涼しくなってきたんで。
ただしですね、強い牛が弱い牛を嫌って、みんなで仲間外れにするという、
人間社会のいじめと同じ物語を作ってしまうには注意が必要です。
今日はですね、牛の世界の強い、弱い、リーダー、この3種類をですね、
人間の学校や会社とはちょっと違う目線でね、見ていきたいなと思います。
はい、ではまとめてきたものをね、ちょっと読んでいこうかなと思いますんで、はい。
まず牛にも順位があります。これは研究でも確認されています。
牛を群れで飼うと、牛同士の間にはドミナンスハイアラーキー、優劣順位関係が形成されます。
例えば餌は、Aという牛が餌を食べているとしますよ、そこにBがやってきます。
Bが頭や体を使ってAを押したりします。
するとAが、はいはいわかりました、という感じですね、その場所から離れる。
こうしたディスプレイスメント、追いのけ、場所の交代のことをこうやって言うそうです。
牛の社会関係を調べる研究では、実際に指標として使われています。
つまり誰が誰をどかせるのかを繰り返し観察すると、その牛群の社会的な関係が見えてくるということです。
じゃあ一番でかい牛がボスかというと、ちょっと違うという方は言葉でお話ししていきます。
これも面白いところなんですけど、研究では牛の社会的順位には年齢、体格、群れにいる期間などの関連が報告されています。
なので牧場でも体の大きなK3牛が強かったり、昔からその群れにいる牛が強かったり、若い牛や新しく入ってきた牛が遠慮しているように見えたりします。
ただし一番大きい牛イコール必ず1位というわけではありません。
個体差もありますし、順位は一つの要因だけで決まるものではありません。
なのでこの牛がうちの牛舎の社長です、みたいな単純な話ではないんですね。
では質問にありましたように、牛のいじめはあるのかというところをお話ししていきます。
これですね、ちょっとわかりやすくすると、人間と同じ意味のいじめと呼ぶのは慎重にした方がいいかなと思います。
でも特定の牛がですね、他の牛から頻繁に追いかけられるみたいなことはあります。
例えば先ほどもお話ししました餌場ですね、強い牛が来て弱い牛が避ける。
またそして別の強い牛が来てまた避ける。
こうなると順位の低い牛はですね、餌があるのに自分が食べたいタイミングで食べられないということが起こり得ます。
実際研究でも社会的順位の低い牛ほど餌場から追いかけられて、遠くにされてしまうということがね、調査されています。
これがですね、餌場が混雑すると競争が激しくなることが報告されています。
なので餌場のスペースというのはすごい大事ということですね。
これ牛にもスクールカーストがあります。で終わる面白雑学ではなく、牛舎管理そのものに関係します。
餌場が狭かったり、牛が多すぎたり、休む場所が足りなかったり、水を飲める場所が限られていると。
そうなるとですね、牛同士が同じ資源を取り合わなければいけなくなります。
実験では餌場のスペースを狭くして競争を高めると、餌場から追いかけられる行動が増えていきます。
逆に餌場のスペースを広げたり、牛同士を隔てる仕切りを設けたりすると競争が減って、特に順位の低い牛の餌のアクセスが改善されました。
なのでラクノコが考えないといけないのは、意地悪な牛をどうするかより、弱い牛でも休息できたり、餌場にアクセスできたり、水場にアクセスできる環境になっているか、というのをちゃんとするということですね。
他にもですね、新しい牛を群れに入れるとちょっと荒れるという話をしていきます。
これも牧場でもよくあるんですけども、牛の群れを移動させたりとかですね、新しい牛を入れたりすると、しばらく落ち着かない状況ができます。
これは研究でも調べられていて、リグルーピング、群の組み替えというものが起こります。
ホルスタインを既存の群れに1頭ずつ入れた研究では、移動した当日に餌場で追いかけられる回数が増えました。
平均すると、移動前には1日約10回だった追いかける行動が、群れを変えた当日は25回を超えて、その後徐々に減っていきます。
その研究では、当日に食べる行動や横になる行動にも変化があり、乳量も一時的に低下していきました。
これ、牛を飼っている人なら経験則でわかるなーってなるかなと思います。
ここからですね、ボスイコールリーダーなのか、質問にもありました。ボスママ的な牛はいますか?というところにお答えしていこうかなと思いますけど、
ここで区別したいのがですね、ドミナンス、優位性とリーダーシップ、群れの移動などを先導すること。これが2つね、ちょっと違うということを知っていただきたいなと思います。
同じように見えるんですけど、違うということですね。
一番強い牛が、みんな私についてきなさいと群れを率いているように想像する。
でも、動物行動学では社会的に優位であることと、群れの行動を先導することは同じ概念ではありません。
なので、餌場で一番強い牛が群れの絶対的リーダーとは言えません。
ここ、牛の社会を人間っぽく見せすぎないために重要です。
そもそも牛群の中にリーダー、ボスみたいなのが一頭なのかというところをまたお話ししていきます。
人間だと社長とか部長とか課長とか、縦一律の組織図を想像するかなと思いますけど、
クラスでもクラス委員長みたいなやつで、副委員長みたいなのがあったりするじゃないですか。
そういうのは牛にはないんですよね。
綺麗な会社組織として考えないほうがいいです。
餌場ではこの牛が強くて、この牛が来るとあの牛は避けて、この組み合わせではこっちが強いみたいな、
個体間の関係の積み重ねとして見るほうが実態に近いです。
僕はお話でよく話すのが、ジャンケンみたいな形になっているということですね。
グーがいっぱいいる群れの中ではパワーが強いんですけど、
その中もやっぱりチョキがいるんですよね。
みたいな感じかなというところですね。
牛群には必ずボスママが一頭いて全部を支配していると説明するのは正確ではないということですね。
牛は争ってばかりでもないというところもお話してきます。
ここも大事です。
牛の社会でいうと角でついたり、追い払ったり、順位争いみたいな映像ばかり想像しがちですが、
牛には競争的な行動だけではなく、社会的な接触もあります。
例えばアログルーミング、他の個体への毛作りを牛同士でやる行動です。
面白いことに先ほどの群れを組み替えた研究では、
新しい群れに入った日にこのアログルーミングを始める回数も大きく減少しました。
つまり牛群は強い牛が弱い牛を攻撃するだけの世界ではなく、
競争もあれば距離を取ることもあり、社会的な接触もあります。
思っている以上に複雑な社会の中で暮らしています。
ラクノオカは毎日同じ牛を見ていますが、
そうするとこの牛は強いなとか、いつも餌場を先導するなとか、
占領していくなみたいな、この牛をこっちの群れに入れると揉めるなみたいなのが何となくわかってきます。
この牛は性格が悪いみたいなことを思っちゃってるんですけど、これで終わらせない方がいいかなと思います。
例えば追い払うね、牛を追いかけるみたいな行動が多い牛。
これ牛が悪いんじゃなくてですね、餌場が狭すぎないとかね、
羊群が混んでないかとか、牛匠が足りてるかとか、群れの組み替えが多すぎないとか、
弱い牛が逃げられるスペースがあるかとか、
こっちを見てる、こっちを見る牛の行動って、
牛舎の問題を教えてくれるセンサーにもなるということですね。
助けてくれっていうこっちを見つめてるやついますよね。
よく観察してみてください。
あとは1ミラレッコを見つけるなら強い牛より弱い牛を見つけるという話をしていきます。
今回リスナーさんに一つだけ覚えてもらうのはここです。
牛群を見るときに一番強そうな牛を探すのも面白いんですが、
落農家として大切なのは、いつも譲っている牛を見ることです。
餌を食べようとしたら追い出される、水を飲もうとしても避ける、横になりたいのに落ち着かない、
そういう牛がいたとき、単純にこの牛は弱いから仕方ないではなく、
弱い牛でも普通に生活ができる環境になっているかを考えるのは大事かなというところですね。
競争条件が厳しくなるほど順位の低い牛への影響が大きくなり得ることは研究からも示されています。
これはアニマルウェルフェアを考える上でもかなり重要かと思います。
ついつい牛舎にいっぱい入れると生産性が上がってみたいなことがあったりするんですけど、
ちょっとそれで生産性が落ちてしまっているところもあるよということで気づいてほしいですね。
ということで今日の質問TikTokネーム猫と暮らすINFJの牛さんからの質問にお答えしてきましたけれども、
牛にもいじめはありますかという質問でした。
人間と同じ意味のいじめと断定するのは適切ではありません。
ただし牛には社会的順位があり、押したりついたり追い払ったり餌場からどかしたりといったアゴニスティックビヘイビア、
闘争対立的な社会行動があります。
そして順位の低い牛ほど競争の激しい環境では不利になりやすいです。
ボスママはいますかという質問が来ましたけれども、
強い牛つまり社会的順位の高い牛はいます。
ただし強い牛イコール群れ全体を率いるリーダーとは限りません。
なので牛の世界をボスママがいて取り巻きがいていじめられっ子がいると、
人間社会そのままで考えるように、牛同士には社会関係があって限られた餌・水・給食・休息場所をどう共有するかによって、
その関係が表に出てくると考える方が科学的には近いですということですね。
もし皆さんリスナーの皆さんに牛舎を見学する機会がありましたら、
ぜひ牛を一頭ずつ見るだけじゃなく、牛と牛との関係性、間ですね、これを見てみてください。
誰が来たら誰が避けるのか?誰と誰が近くにいるのか?
餌場でいつも譲っている牛はいないか?
牛は同じ場所にずっといるわけではないんです。
その中には牛同士の関係性があり、そして楽能科の仕事はその順位をなくすことではなく、
順位が低い牛でもちゃんと食べて飲んで休める牛舎を作ることです。
これが大事なんじゃないかなと思います。
今日皆さんに残したい問いは、なんか面白いのが来ましたね。
もし自分が牛群の中で一番弱い牛だったら、この牛舎でちゃんと生活できるだろうか?です。
そういう目線で牧場を見ると、アニマルウェーフェアの見方も少し変わると思いますということです。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございましたということの締めになっておりますけれども、
あんまり人間と感情と寄せるの全然ね、見方とか違うし、やめたほうがいいかなと思うんですけど、そういう締めになっております。
ありがとうございました。今日の質問にお答えしてきました。
ということで、ボスママみたいなものはないということですね。
人間にはあるんですか?ボスママなんてことは。ちょっと僕は知らないんですけど。
なので、今牛乳を絞らないとなかなか経営がよくながらないみたいな感じで、
100頭入る牛舎に120頭とか130頭とか入れちゃったりするんですけど、
なかなかちょっとアニマルウェーフェア的にも問題があったりしますので、
気をつけていただきたいなというところですね。
牛の関係性とか見てると本当によくわかんないのがいっぱいありますね。
なんでこんなことしてんだろうとかね。あそこ仲いいなとか、
ずっと一人ぼっちだけど何も関係ないなって思ってるような牛とかね。
面白いです。人間とは全然違うなと思ったりしますね、僕はね。
ぜひ皆さんも観察してみていただけたらと思います。