牧場の日常と虫の影響
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳のむ牧場配信、始まりです!
今日は、6月18日の水曜日でございます。
今日の天気は晴れ。
時々曇り。
最高気温30℃?29℃ということで、暑いです今日も。
いやー暑い。
いやー湿度が高いですね、もう。
どうしたもんかという。
バイオ前線が切れたっていうニュースが出てね。
でも今週末また西日本は雨が多くなるって言って、
最高気温も27℃ぐらいになるみたいなニュースが出てますね。
もうこの温度の上がり下がりが、本当に牛にはきついんだろうなというところですけども。
そんな天気でございます。
今日のお仕事は、お昼からちょっとまた会議があるんで、
それに行くまでに牛舎の仕事を終わらせようかなと思ってます。
大秘を動かしたり、あとは本当に先日生まれた和牛の甲牛。
まだ全然自分で立てるぐらいじゃないんですけど、
全然ミルクは飲むんで、一生懸命なんとかね、
哺乳を細かくしてやってますけども、
その甲牛をケアしようかなと思っております。
そんな感じでございます。
今日の配信はですね、スプーンという配信アプリから来ました質問にお答えしようかなと思っております。
夏になってきて、いろんな虫増えてきますよ。
今ね、日本ではランピースキン病っていう吸血昆虫の刺し映えとかでね、
影響を受けて広がる病気とかも入ってきてしまして、
それの対策とかってどんなことされてるんですか?みたいな質問が来たんで、
それにお答えしていこうかなと思います。
今日も10分、15分ぐらいの配信していこうと思います。
ちょっとこの換気扇を最高速で回してるんで、
本当に聞きにくい、普段より尚一層聞きにくくなってるかなと思いますけども、
今日も牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
防虫対策の詳細
よろしくお願いします。
では今日も牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ川上牧場と、何か新しいことをやってみたい方、川上牧場を応援したい方、
そんな方は入ってみていただけたらと思います。
川上牧場とオンラインでつないで牧場体験をやったり、
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他にも過去の有料記事が読み放題となっております。
大変お得なメンバーシップとなっておりますので、ぜひ皆さんチェックしてみてください。
よろしくお願いします。
あとこのメンバーシップのプランの中にですね、楽能業界向けのプランを作っております。
ファームエコーというプランになりますけれども、楽能業界で働く従業員の方、新規就農を目指したい方、
あとは楽能経営をやっている楽能家の方、楽能家に営業に行く営業マンの方などなどですね、
楽能業界で働くお悩みとかね、解決法をですね、
AIと川上がタグを組んでアドバイスしていくというそんなプランになっております。
Googleフォームに作っているヒアリングシートにですね、記入していただくと、それにお答えする形になっておりますんでね、
ちゃちゃっと書いてもらうと、お返ししますんで、ぜひこちら試してみていただけたらと思います。
現在無料モニター募集中ですんでね、お気軽に参加よろしくお願いします。
あとインスタグラムでやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、
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小中高の職域活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なNFTになっておりますんで、
ぜひよろしくお願いします。
ということでじゃあ牛乳で乾杯していきます。乾杯!
いただきます。
あー美味しい!
梅雨も吹き飛ぶー!
ありがとうございます。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
では今日もお便りのコーナーやっていこうと思います。
各SNS音声配信に来た質問コメントをですねお答えするそんなコーナーになっております。
今日の質問はスプーンという配信アプリに来ました。
スプーンネームみずみずしーさんからの質問になります。
夏になりますが牧場の防虫対策はどうしてますか?
虫が牛さんの病気の原因になるイメージがありますという質問が来ております。
ありがとうございます。
そうなんですよ。
昨年からですねちょっとね日本の方で本来はインドにあった病気がですね大陸を渡って韓国に来まして、
そこから日本に入ってきてみたいな流れで乱皮スキン病という病気が出ております。
こちらのワクチンとかで対策できるんですけども、
感染力が高くてですね牛の生産性が著しく落ちる病気なので、
先日農水省の農水省の方でね、
遺伝子検査みたいなので乱皮スキン病が陽性になった場合は殺処分になるような対策もできるというような、
そういう決まりが出ましたけども、
今本当に差芝居とかね、これからの時期になりますうちの牧場ではね、
そういうものをどうやって夏の虫と戦っているのかというところをね、
ちょっと皆さんにお伝えして、
こんなことも生産現場でやって生産努力やってるんですよというところで知っていただけたら嬉しいかなと思います。
そもそも虫が多いと何が困るのかというところですけども、
まあ差芝居、皆さんはあまり経験ないですか?
家で差芝居出ることはあんまないかなと思いますけど、
刺すんですよね文字通り。
普通のハエとは違ってですね、口の先が尖っておりまして、
牛を刺してそこから吸血して栄養を取ったりするので、
蚊とは全然レベルが違いますね。
痛って本当に思うくらいの痛さです。
こういうのがチクッと刺すのでそれでストレスがありますね。
牛に酸溢ストレスがあります。
あとは目や鼻の周りをちょろちょろちょろちょろするので、
ハエが耳元を飛ぶイライラが牛にもあったりするのでストレスがこれにもあります。
あとは汚れた足で傷口に侵入。
これは例えば除角とかちょっとした毛が切り傷とかに
ハエが産卵したりとかしてそこからウジが出たりとかすることもあったりするので、
そういうストレスみたいなところもあったりしますね。
これが吸血昆虫が何が悪いのかっていうところですね。
牛が疲れて免疫落ちて牛乳の品質とかも下がるというアーク循環が出てきてしまいます。
最新の防虫技術
これに対策するために牧場で行っている対策というのはですね、
牛がうんちを出したらすぐきれいにするということですね。
お掃除ということです。
うちの場合だとツナギ牛舎っていう形式でタイストールっていう牧場なんですけども、
バーンクリーナーという牛のうんちをトラックに運んでくれる便利な道具というか機械がありまして、
それで1日2回対策するんですけども、
これをやるところだったらこまめに3回に増やしたり4回に増やしたりみたいな、
そういうことをして牛舎が常にきれいになるように濡れたところがないようにするみたいなことをしておきますね。
皆さんの感覚で思うのなら、生ゴミですね。三角コーナーあるじゃないですか。
シンクのところに三角コーナーあると思う。
あれずっと置いてたらコバエが出たりとかね、変な虫が出たりとかするかなと思うんですけど、
あれをこまめに捨てるみたいなイメージで思ってくれたらいいんじゃないかなと思います。
あとは牛舎の周りに水たまりとか雑草とか草が生えてたりすると、
そこが虫が休んだりとか産卵する場所になったりするんで、
そういうところがなるべくないように水たまりができるところは土砂を入れたりとかですね。
そういうのができない方は苦虫剤みたいなやつを撒いたりとかしていただくと対策できるのかなというところですね。
川上牧場もタイ舎の周りはそういうのができていますけど、牛舎の周りはほとんどそういうのがないので、
ハエとか虫が少ないとは言われますね。
そういうことをしています。
あとはうちはTMR使ってないんですけど、
混ぜご飯みたいなちょっと水分が多いような餌があると夏場に変質してしまって、
朝はいいんですけど夕方あたりになったりすると虫が湧いたりとかするので、
シソの掃除というか餌の掃除みたいなのも夏場はちょっと細かくしたりするのも心がけているところではないかなと思ったりしますね。
これで牛舎にどういう施設というか導入したらいいか。
さっきみたいに苦虫薬みたいなのもあったりしますけどもね。
どんなことをしているのかっていうとですね、
虫除けネットですね。
皆さんのお家で今は使ってないかなと思いますけど、
カヤって言ってね、白い。
隣のトトロでワーってなってるやつです。
わかります?隣のトトロ見たらカヤが出てきます。
あんな感じで牛舎を全部膨中ネットで張り巡らされて囲ってですね、
虫が入ってこないようにする。
この専用の膨中ネットに殺虫剤が練り込んであるので、
その膨中ネットに触れると虫が死ぬみたいな、そんな道具もあります。
こういうのを使ってたりしますね。
あとは今も換気扇ぶん回してますけども、やっぱりハエって小さかったりするので、
風がすごい牛舎の中で回っていると、
牛の体にハエが止まらないように風力を上げて風を嫌うようにやっていきますね。
あとはサイム装置、霧の装置を出すことによって虫が羽が濡れるのが嫌がるので、
それで低く飛ぶようになって、牛の体を刺せないようにみたいなことを
うちの牧場ではやってたりしますね。
最新のやつとかだと、青色のLEDライトとかをすると、
その光に虫が寄ってですね、牛の方に寄らないみたいなやつがあったりしますね。
他に対策みたいなんであったりするのが、昔ながらの話ですけども、
牛との虫の戦い
ツバメとかコウモリとか、ああいう虫を食べてくれるようなものが多いと、
虫が減ったりとかしますね。
これはでもツバメもですね、今病気を運んだりする原因とかね、
渡り鳥とかね、今鳥インフルエンザとかでも渡り鳥が運んでしまうみたいなこともあったりしますけど、
こういうのでも虫が減らせるのかなと。
自然と競争ですね、何にしてもね。
こんなのがあったりします。
今もツバメとかも絶滅危惧種になってます。
ツバメじゃねえや、スズメか。
スズメとかも絶滅危惧種とかになってますけども、
スズメとかが多い牛舎も虫が少ないかなということですね。
あとは最新のですね、寄生バチ。
ハチ?そうですね。
ハエの幼虫に卵を産みつけてですね、
ハエが少なくなるみたいな。
それを皆さんの中ではちょっとわかりにくいかもしれないですけど、
蜜バチみたいにですね、
受粉させる蜜バチみたいなのが売ってあったりするんですけど、
あんな感じで牛舎の中に寄生バチを増やすみたいな、
そんなキットがあったりします。
それで今はサシバイが減りましたみたいな、
吸血昆虫が減りましたみたいな、
そんな報告とかもね、あったりしますね。
あとは他には牛舎の周りにミントとかね、
虫が嫌うものを植えたりとかすると、
虫が減るみたいなこともあったりしますね。
発火なんていうのはもう最たるもんですね。
発火スプレーみたいなのを牛の足に撒いたりすると、
それを嫌って肺が刺さなくなりますみたいなことがあったりしますね。
他にもほんと科学的なものなんで、
あんまり使わないほうがいいかなと思いますけど、
僕はあんまりお勧めしませんけれども、
耳につけるカトリセンコウでもないですけど、
タグをつけると、
それで口中したりとかできるものも売られてたりしますね。
オーストラリアとかニュージーランドとか放牧が多いところは、
この耳につけるタグで、
ずっと交換して、
虫が寄せつけないようにしてたりするところもあったりしますね。
あとは口中薬ですね。
債務装置に殺虫剤みたいなのを、
これは牛乳に残留しない、
ちゃんとした専用のものがあるんでね。
皆さん、殺菌剤が牛乳に?って思ったりしないでくださいね。
ちゃんと適切に使われてますんで、
そういうものがあったりもしますね。
というような感じでしょうか。
こんな感じで、いろんな牧場で対策をされて、
これから暑くなってくると増えてきますんで、
効果的な虫対策
草刈りをしたりだとか、
牛さんがストレスにならないように管理して、
夏の生産が落ちないように一生懸命努力してますんでね。
しっかり皆さん、夏も牛乳を飲んで、
熱中症対策になりますんでね。
牛乳を飲んで乗り越えていただけたら嬉しいなと思います。
よろしくお願いします。
ということで、スプーンネームみずみずcさんが来ました。
吸血昆虫の対策、どんなことをやってますかということをね、
お話ししてきました。
ありがとうございます。
ではでは、コメント戻っていこうかなと思います。
ほう、なるほどです。
水たまりや雑草も対策しなければならない。
そうです。
一時ですね、牛舎の周りにゴーヤ、
日陰を作るためにゴーヤを植えたりとか、
アサガを植えたりみたいなのが効果的だみたいなのが、
何年前かな、10年くらい、20年か10年くらい前に流行ったんですけど、
これもですね、ゴーヤの葉っぱの裏に虫が休んだりするので、
逆に虫が増えちゃうみたいな。
日陰にはなるけど、暑さ対策にはなるけど虫が増えちゃうよみたいなね。
そんなのも出てたりしますね。
牛舎の中の風を風速何メーターでしょうかね、2メーターぐらいでどうかね、
常に流れるように、もうちょっと上げると本当はもっといいんですけど、
牛に直接体に風が当たるように換気扇を増やすのがね、
一番効果的ではないかなと思います。
あとは夏は虫が出てから対策するんじゃなくて、
昨年のね、春、早ければ秋とかね、
それぐらいからずっと定期的に虫が増えるようなところを掃除したりとかね、
殺虫剤まいたりとか、そういうところをやるといいかなと思います。
気になる方はですね、川上牧場のね、川上哲也のXで、
サシバエとかね、虫対策とかなんかで検索してもらうと、
サシバエかな、サシバエとかで検索してもらうと、
投稿のツリーみたいな感じで作ってますんでね、
ぜひそちら見ていただけたらいいなと思います。
はい、ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけれども、
あとKindle本ね、6月30日に発売しますKindle本、
楽の未経験者のためにこちら発刊しますんで、
現在先行予約受付中でございます。大変お安くなっておりますんでね、
ぜひこのチャンスで皆さん購入していただけたらと思います。
川上が子供の時にこんな本あったら良かったなっていうのをね、
思って作った本なんで、皆さん楽の未経験者の方は本当に大変参考になるかなと思いますので、
よろしくお願いします。
あとハッシュタグ牛乳で歌おう企画やっております。
川上牧場のオープニングでも流れる、
もう牛乳で乾杯する曲を覚えていただいて歌ったり踊ったり、
いろんなイラストを描いたりお料理したり、
そんな投稿をお待ちしておりますんで、
ハッシュタグ牛乳の日、ハッシュタグワールドミルクデイ、
ハッシュタグ牛乳で歌おうのこの3つをつけていただいて、
投稿していただくと川上牧場からプレゼントが当たるという、
そんなキャンペーンでございますので、
ぜひ皆さん参加してみていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
ということで、川上牧場じゃないです。
サシバじゃないです。サシハエ、ハエですね。
サシバじゃないです。サシバエです。
サシバンもね、どうしようかなと思ってますけど。
終わりまーす。
今日も皆さん聞いてくださってありがとうございます。
お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。
みんな牛乳飲んでね。
バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、
ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やってほしいことなど、
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最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
