新人職員の研修
おはようございます。
おはようございます。
今日も新人職員さんが研修に来ておりまして、
今日が3日目、最終日ということで、疲れが出ているということで。
いやいやいや。
それは言えないの?
疲れ出ているって言ってください。川上さんに働かせすぎたって言って。
前回の牧場ドッキリは、どれくらいのタイム時間だった?
同じ8時間くらい?
そうですね。朝8時半から夕方の5時まで。
お昼休憩、牧場で食べてということ?
はい。
普通のサラリーマンと一緒だということですね。
そうですね。平日の仕事とはほとんど変わらないということですね。
昨夕牛と半食牛はちょっと違うけど、朝が辛いということです。
朝が苦手な人は、朝が遅い牧場に就職してください。
そしたら夜が遅いけどね。
そうですね。どっちかになりますよね。
どっちかになります。
じゃあ今日も新人さんの質問に答えていこうと思います。
はい。
どしどしください。
よろしくお願いします。
はい。
何回か聞いたかもしれないんですけど、資料の価格行動とかで経営が、少しずつかはわからないですけど、圧迫されている。
圧迫されています。本当に。
本当に県の補助金で生きていますよ。
県の補助金のおかげで生かされていますよ。
それで収益を少しでも上げるために、この川上…
僕の配信だからね。
工夫されていることがあったら教えていただけますか。
工夫していることは、餌代を下げるのは努力はします。
今までは、さっきもTMRやっていたけど、TMR全部全棟給与していたんですよ。
だから牛にいいものを食べさせて、絞ろうって、いい牛を作ろうってやっていたけど、それが見合わなくなっちゃったんで、物流量とか。
餌の運送費がやっぱり上がっているんで。
はい。
餌の運送コスト、ガソリン代とかも上がっているし、2025年問題で運転手がいないみたいなことになったりしているし、
コロナの時になってくると海外からの船が入ってこないみたいな状況とかになったんですよ。
そうなってくると、TMRを使っている農家さんってやっぱり少ないじゃないですか。
使っている農家さんが少ないってことは、それだけコストが落ちないんですよね。
みんなが誰も使っているような餌を選ぶと、その中で自分の牧場に合わせて組み合わせてやると、コストが落ちることがなるので、
本当に代表的な牧草とかだよね、今やっているのはチモシとかオオツとか、
あのTMRを分離給与でやって、後は牛を観察するとか、無理させないとか、殺さない、死なせないような地を管理して、
長生きさせるようにして、聴命連鎖できるように、飼うように、シフトしたわけですよ。
それまではTMRガンガンやって、牛群回転率上げて、更新率上げて、どんどん品種改良させて、
個体の遺伝能力を上げて、スポットやろうと思ってたけど、それができなくなったので、
で、コストを抑えて、今も鮭カスやってもらったけど、近所の食品残差が出るところに100件くらいかけたかな、
近くの栄養食品の会社とか醤油会社とか酒の会社とか、後はお菓子作っているところで、
お菓子の切れ端とかも餌にできたりするんですよ。
大きい工場とかだとキャンディとか飴とかのあれを糖蜜みたいな感じで揚げたりする牧場もあるって聞いたりするし、
お茶の会社、茶三代っていう大きい会社が工場があるからそこにも行って、お茶っ端のあれがないかとか聞いたりとか、
そういうの全部営業に行きましたね、コロナの時に餌代下げるためにね。
なかなか、でもその中で今残っているのは酒カスと醤油カスとぐらい、安定して入ってくるのはそれぐらいしかないので、
どこもやっぱり手間かかってゴミで捨てた方が安いって思われちゃったら、
ちょっとこっちもお金出しますよとは言っているけど、それもまだ採算が合わないといけないので、
これぐらいしか出せないって言われると、やっぱりその手間考えたらってなっちゃうみたいな感じでね。
いっぱい捨てられる地域でいっぱい捨てられるものがいっぱいありますよ、まだまだ。
それを良く利用できてない。
そういうことして餌代下げて、それでも利益の5割か6割ぐらいは持っていかれるので、面白くないですね。
また餌代上がるって言うから、また今年もね、ほんと手がないなと思いますね。
厳しい状況になっている。
そうですね、僕だけじゃないので、何とかするしかないです。
牛を殺さないように長持ちさせるしかないなと思っていますね。
饲餌のコスト削減
日々の管理から少しずつ。
だから今までTMRってやっぱりラクチンで混ざってるから、そのままバーってやってそのまま食べさせるっていう。
そうすると観察する能力もないし、利益が入力として返ってくるから、それだけ利益も上がるし、
牛の事故とかも減ったりとか、食体とかも減ったりするのを今はもう観察して、
今は観察する技術が培われたから、それがなせるんだけど。
だから20代とかもっと僕より若くいい人とか、牛を見る観察の目とか経験とかがない人は、ほんとに手がないと思うので、きついんだろうなと思いますね。
大きい牧場もそうだと思う。従業員が辞めちゃって、ベテランの方とかが辞めちゃったりとか入れ替わったりとかして、新人しか残ってないみたいな状況になったりすると、
今までのやり方が通用しなくなるので、どうしてるのかなって思ってます、皆さん。
でもまだ上がると思っているし、下がることはないと思っているので、
だから入料だけの利益じゃなくて、配信とかのやつでいろんな収益の確保の仕方。
あとは副業とかってできるじゃん。今はクラウドワークスっていうウェブで仕事依頼を受けたりして、他の企業の仕事をやったりとか、
ああいうのもできるようになっているので、僕もだから本当に楽能関係、農業関係に進出していきたいっていう一般企業がいるんですよ。
今まで繊維とか、あとは道路の舗装の資材とか作ってたりとか、塗料とか作ってる会社とかが、
その塗料を畜産とか一時産業に活用できないかっていうのを模索して、営業していきたいんだけどどうやってやっていけばいいかわからないみたいな企業がいたりするんですよ。
そういうところに現場はこういう風になっているので、こういう資材として売ればいいんじゃないですかみたいなアドバイスみたいな仕事もしてます。
今はネットで何でもウェブで繋いでできるから、そうやっていろんなところで収益を、ブログを書いたりとか配信をしたりとか、そういうのでいろいろ収益を。
今は全然資が少ないけどね。
でも普通のサラリーマンの方が働いてもらう副業としては、まあまあ頑張ってる方なんじゃないかなと思ったりしますね。
そうですね、収益の価格化ですね。
植物性ミルクの脅威
じゃあ2つ目に。
どうぞ。
えーと、植物性ミルク、オーツミルク、アーモンドミルクの市場価格が…
無理の絞り汁ね。
が、ラクルノーにとって脅威だと思いますか?
脅威っていうか、商品がやっぱり牛乳の代わりとして売るっていう売り方を無効化されてるので、
牛乳よりヘルシーだとか、牛乳より太りにくいとか、牛乳よりタンパク質が高いとか、
そういう販売、牛乳の代わりとして飲んでくださいっていう売り方をしてくるので、やっぱりそれは脅威かなと思いますね。
実際に都会のスーパーの牛乳売り場に行くと、さも牛乳かのように豆の絞り汁、豆乳ですね。豆の絞り汁ですけどね。
豆乳ってそもそも名前が違ったって知ってます?日本に入ると。
中国から入ってきた時に、ジョウとかゴとかそういう名前だったんですけど、
アメリカで豆乳だとソイミルク。ソイミルクを日本に入れるとそのまま直訳すると豆乳ってなるでしょ。
だから豆乳と呼ばれるようになったんですけど。
でも日本の国語辞典で調べると、乳というものは動物から取られた乳白色の子供に与えるものみたいなものが乳と呼ばれてるんで、
その辞典で乳ってつけるとおかしいんですよ。
豆乳はおかしいんですか?
おかしいんです。これは僕は声を大義にして言い続けてますけど、豆の絞り汁です。
豆を絞った後の汁です。
牛肉の牛肉買ってくるじゃん。ちょっと置いてたらお汁が出るじゃん。肉汁が。
あれを牛乳って言う?
言わないです。
牛乳だぜあれ。肉の絞り汁だからな。
牛の肉の絞り汁を牛乳って言う?
言います。
ネーミングってマジで大事で、今の消費者、若い子とかも、豆乳って牛乳のものだっていう認識の方もおられるんですよ。
間違った。
おしゃれなカフェみたいなんで、牛乳の代わりにソイミルクに変えると50円値引きになりますよみたいな。
あるじゃないですか。
牛乳の代わりみたいな、牛乳と同じようなものみたいな認識の消費者って結構いまして。
だからネーミングって脅威で。
ヨーロッパとかインドとかは牛由来、動物由来じゃないものにミルクっていう言語を使っちゃダメっていう法律ができたんですよ。
海外とかだとね。日本ではそんなことないんだけど。
実際僕が楽能関係の会議とか、いろんな役やってるから出て、牛乳をたくさん売りましょうっていうのをみんなで考えるんだけど、
その会議の中で、大体牛乳が牛乳の陳列などをどんどんシェアを取っていっている危機感を感じてますかっていうと、楽能科さん全然そんなこと考えてないんで。
別のもんでしょみたいな楽能科もそうやって思ってるんで。
そんな消費者がそれを一緒のものだと思ってるはずがないみたいなことを考えてるんだけど。
いやそんなことなくて、向こうの豆乳とか大体牛乳を作るメーカーは牛乳のシェアを取ってこようとしてるので。
うわー。
そうそうそう。
うわーすごく。
そうそうそう。だから僕はそれを脅威だとは思わないけど、ちゃんとした認識をしてもらって、
動物由来じゃない父は、ミルクとか牛乳とかかかないでほしいと思う。
豆乳、ヨーグルトってあるんですけど、ヨーグルトも牛乳に乳酸菌を与えて作ったものがヨーグルトって言われるんですよ。
あれも消費者を騙すというか、消費者が認識、ヨーグルトの代わりになるようなものだと思わせる売り方してきてるので。
細胞性農業の現状
だけど培養食品、培養、細胞性農業って言って、牛がいなくてもお肉がとれたりとか牛乳がとれたりする技術があるんですよ。シャーレの上で培養して。
そういう食品がもうシンガポールとかインドとかアジアの方では売られてて、アメリカもそうだけど。
50%細胞性のお肉でできてますみたいな。ハンバーグとか普通のお肉、豚肉のだいたい50%と本物の牛乳を50%混ぜたハンバーグとか。
ステーキとかナゲットとかね。そんなのが海外では出てて、日本では法律が追いついてないから技術はあるんだけど、
まだ伸びてないけど、ついこの間朝日新聞の記事だったかで、その法律がちゃんと話し合われるようになってきてるんで。
そういうことになってきてます、今。だからラック農家は何も考えてないから多分取られちゃいます。対策もしてないし。
別物だから大丈夫だろうって思ってると。
どっか誰かの有名なインフルエンサーが日本で海外とかこんなの食べててヘルシーで健康にも良くて環境にも良くてって一言言ったらドーンってなると思います。
実際どう思いますか?牛を飼っていると環境にも悪いと言われたりするし、効率が悪い部分もいっぱいあるわけですよ。
2年間肥育させて温泉する。それがだいたい1ヶ月くらいで普通にステーキができたとしたらどっちの技術を選びますか?若い人の目線として。
兼職員とかじゃなくて普通に市消費者としてどっちを選びますか?売られていたら。味は一緒。
同じ値段だとして。
同じ値段だとして、そこまでだったら。
それは1ヶ月で。
1ヶ月で買いますね。
そうだと思います。普通だと思います。
だから新規収納とか若い農家さんに伝えているのは、牛が牛乳を出さない牛とかお肉を生産しない牛の、牛そのものの存在価値をどうやって出すかを考えていかなければいけない。それ以外の価値。
牛って、落農だと牛乳を出すから落農という職業の価値が、牛というものの価値があるんだけど、それがじゃあその価値がなくなったとしたらどうしていきますか?
例え、例えて言う、いつも例えて言うなら、靴って今、スニーカーとか革靴とかあるじゃないですか。
わらじが主流だったとき、日本で。わらじが主流だったとき、靴がどんどんどんどん履いてきたときに、履き物としてはもうみんな一択じゃん。靴一択じゃないですか。
じゃあその中でわらじというものの良さってどうやってアピールしていきましょう?
おー、わらじ。
落農も食品として他に優越、良いものがいっぱいあります。技術も進化して、機能性も良くなって、効率性も良くなって、牛乳とかお肉が別の手段で手に入る方法ができたときに、じゃあ牛ってどういう価値があるのかっていうのを考えないといけないっていうことですね。
もう多分10年以内で、AIがもうこれだけ進化しているので、もう今までのあれこれなんでできなかったんだろうっていうのが全部AIの技術使って覆っていくので、スピードが上がってくると思うので、もう一瞬で入ってくると思うので、3年5年ぐらい。
残しとこ、3年5年ぐらいで入ってくるって残しとこ。
すっごい当たりそうな感じが。
だってもう海外で売ってるんだからね。海外で売ってて、日本で細胞性農業のトップって言ったらおかしいかな、代表の人とFacebookで繋がってたりとかインスタとかで繋がってるんだけど、
その人がこの前シンガポールに行って、シンガポールのスーパーに行ったら、もう山積みのお肉のところに、もうどれがどれかわからないぐらい細胞性の食品が入ってるっていう。
裏の表示表パッて見て、やっと細胞性の食品だってわかる。だから味とかはもう全然誰も気にしなくなってるっていう状態のレベルまで持っていかれてる。
シンガポールっていう国が食糧実給率が低くて、日本と同じぐらい。日本より低いんですよ。
だけど細胞性農業ってやつにメリットを見出して、その技術を輸出することによって食糧安定を図っていくっていう。
自分たちの技術を海外で作ってもらって、それを輸入することによって自分たちの国の食糧実給率を維持させようっていう政策に取ったんですよ。
落農の魅力と理想
面白いと思う。
日本もだからお米、水糖って他の国ではあまり作られてなくて、陸糖って言って水をやらない土の上にやるお米の方が一般的なんですよ、主流なんですよ。
日本のお米って単粒子酒って言ってちっちゃいやつだけど、長粒子酒っていう長細いお米が食べられる国の方が多いんだけど、
お米を作るおいしさとかああいうのはやっぱりおいしいので、日本は。
だからどんどん日本のお米を強くしてお米を輸出、技術も輸出できるような取り組みにしたら面白いのになって思いますけど。
今は足りないとかなんやかんや言ってるじゃん。
だったら海外で作ってもらってそれ輸入すればいいじゃないって思うんですよ。
日本人にあったやつ。
すごいな。
もう考え方がすごいですね。
でもね、そういう動きになってるから。
次行きますか。
まだ大丈夫?
はい、全然大丈夫です。
じゃあ、楽能の魅力とか面白さみたいなのを川上さんが思う魅力面白さと楽能の理想みたいなものを教えていただけますか。
魅力はもう人生かけてもきりがないことですよね。
牛乳を飲まれてる歴史って今までで1万年くらいあるって言われてて。
エジプトの壁画に牛乳を飲んだっていう絵が描かれてたっていうくらい歴史が深くて。
そんな歴史があって今まで研究がめちゃめちゃ進んでいても、牛の胃袋がどうやってるのかって解明されてないんですよまだ。
どういう構造になってるのかって。
牛のお腹の中って真空状態だって知ってる?
知らないです。
意味がわかんないです。
何で草だけで生きていけるのかって本当に調べられてるよ。
お腹の中にいる微生物がいて、その微生物が増えた微生物を食べて大きくなってるってのはわかるんだけど、
それでも理由がつかないものがあって。
その時代の一端にちょっと参加できてるっていうのが魅力だと思って。
これからAIとかダイヤ開発技術が進化しても解明できるかどうかよくわかんないけどできるようになるのかな。
スパコンとか出てきてお腹の中調べたりするとわかるようになるのかな。
そういうよくわかんない生き物がお腹で草だけ食べて生きていけるっていう。
それで牛乳を何リットルも出すみたいな。
だって牛乳1リットル作るのに400リットル血液を循環させると乳房を循環させないとできないんですよ。
だから100キロとか乳量でこれから品種改良して遺伝改良したりすると
どんだけ血液回してるんだってこんなにのそのそうゆったり寝転んで半数してるんだけど
血液はクソ早く回してるのがマジ面白いって思うのが僕の落脳の魅力というか好きなところです。
僕が多分80歳、100歳まで生きたとしても全然それの一部しか、一部もわかんないよね。
0.0000何本しかわかんないんだけどそれの積み重ね、いろんな人の積み重ねができてまた落脳が続いていくっていうのがロマンがあるし面白いなと思って。
職業です。
だから本当に何かするみたいな理想でしょ?あと落脳の理想ね。
落脳の理想は本当に誰でも世界中の人が誰でもどこでも自分の好きな牛乳を飲める環境がいいと思ってるので。
日本は今その状態だと思うんですよ。別に牛乳飲もうと思ったらスーパーコンビニそこら辺に行って飲めるじゃないですか。
補助金制度の重要性
あれが世界中でできたらいいなと思います。
そうやって求められるから牛がいる存在価値が出てくると思うんで。
それを目指したいですね。やりたいですね。
飲みたくても飲めないみたいな。
実際夏場に沖縄の方とかが配信とかでも来られたりするんだけど、夏場の牛乳が足りないときは沖縄だと1リットル500円とかでも売られてたりするんですよ。
いやでもそれは実際もうあと数年で落農家コストがなくなっちゃって県内産の牛乳が作れなくなるんじゃないかって予測されてる都道府県もあったりするんで。
だから自分の県、島根県だとしたら島根県で牛乳が余ってるから県外に販売してるじゃないですか。
だから各県で余らない状況になってきたら、じゃあ落農家がいない県はどうやってするの?
やったら海外産買うしかないかなと思ったりするんで。
TPPとかグローバルサウスの牛乳のやつで海外の乳製品の関税が下がってくるんですよ。
だから牛乳チーズとかも関税ゼロで入ってきたりするようになってくるので、
その流れで海外の乳製品を食べる文化が日本に根付いてしまったら海外の牛乳にも抵抗感なくなってくると思うんで。
別にこの値段でこれだったら美味しいやとか、料理に使うなら別にこれでもいいよねとか。
それこそコーヒーに割ったりとか、カフェで飲むならこれでもいいやって思ったりすると
国産の牛乳の存在意義がなくなっちゃうじゃないですか。
選ぶでしょ。でも自分も消費者だとしたら、
普通に自分の好きなコーヒーと割って飲んで、そんなにコーヒーの味変わらないなと思ったら飲むからね。
そんな感じになってるので。
です。
ありがとうございます。
最後いいですか。
どうぞどうぞ。
ここに書いてなかったんですけど、県職員として補助金とかいろいろ制度あると思うんですけど、
こういう補助金の制度があったらいいなみたいなのとかってあったりしますか。
僕は選挙で島根県議員さんとかが挨拶に来られるんですよ。
畜産農家に対して配合資料とか疎資料とかにすごい他の県とは考えられないぐらい予算つけてくださって支援してくださったんですよね。
でもその結果畜産農家とか落農家は生き残ったりはしたんだけど、その分財政を圧迫させてるわけですよね、島根県。
だから畜産農家に支援するのは本当に畜産農家としてはありがたいんだけど、県民としてはもっとやることあるんじゃないかって思うんだよね。
これ一緒で農業政策とかの補助金って農家に全部あげるわけじゃないですか。
でも農家ってその中でも専業農家ってやってる人ってもう10%ぐらいしかいないし、ほとんどは兼業だったりするし。
家畜業界の課題
農産物だとしたらもうお米とかになっちゃうじゃないですか。
畜産だけですると畜産って件数が少ないんで、お米と比べて件数が少ないんで、なんで少数の人たちにそのお金を使うんだってやっぱり見られちゃうんですよね。
だったらそんなことをするよりも消費税を下げるとか、財政をもっと良くするとか、牛肉が高いんじゃなくて給料が安いんだから。
皆さんの手取りがどんどん増えて豊かになれば、普通に時代背景の流れの中で、国がどんどん豊かになると鶏肉を食べてた文化のところが豚肉を食べるようになって、豚肉を食べるところが牛肉を食べるようになって、どんどん高級になっていくというのは普通なんですよ。
だから食が豊かになればなるほど、食にこだわろうとするのが人間なんですよ。
めちゃめちゃ金持ちの人って変なものを食ってるんですよ。
もうぶっちぎり世の中に良くて体に良くてみたいなやつを一日、すごいよくわからない食事をやってるんですけど、そうなるんで、だから牛々の商品が伸びたりするんよ、それが一番だと思うんで。
農家に直接支援するんじゃなくて、もっと根本的に日本のGDPが上がったりとか所得が増えるような政策にやって欲しいなって思います。
こんなこと畜産農家の前で言えないけど、言えないし、楽農家としてはもらえるものはもらっておきたいというのはあるけど、全体のことを考えたりすると無駄な金だと思っていますね。
そんなことするより子供たちに支援したりとか、子供が欲しくて結婚したいんだけどお金がないからみたいなところもあったりするから、もっと使い方があるんじゃないかなと思っていますね。
一時的な対策にしか。
一時的な対策にというか、だってもうあと数年で辞めるような農家さんにお金も配るわけですからね。これも言えないけどね。
平均年齢70歳の農家。若手にスポットを与えて、若手に支援しますっていう形にするんだったら、反対はめちゃめちゃされると思うけど、それならまだまだいいと思いますけど。
僕ももう若手じゃないから、もう本当にこれから新規収納したいとか、ああいうところをもっと若くてガロッと変えてくれるようなところに支援したりとかするならまだわかるけど、でも支援したら金の儲け方を覚えないからね。生き残れないんで。
新規収納を手厚くしすぎた自治体で結局途中で辞めちゃう人っていっぱいいるんだから。
支援すると支援されるのが当たり前になっちゃうんで。
されてるのが当たり前になって。
自分でどうやってお金稼ごう、どうやってやろうっていうのはなくなっちゃうから、そうすると長期的に見ると悪循環なんで、ピンポイントでやるよりも全体というか、他のところに使ってほしいと思ってます。
若手農家への支援
皆さんが豊かになれば牛乳飲まれると思ってます。
そんな感じです。
ありがとうございます。
県職員はそんなこと畜産農家の場合は言っちゃダメよ。
お前お金欲しいって言ってるけどお前努力してるんかって言っちゃダメだよ。
経営努力してるんかお前は。
朝から晩まで働いてるって言って無駄な仕事ばっかりやってんじゃねえかって言っちゃダメよ。
口が裂けてますね。
すぐ首飛んじゃうから。
ということで3日間配信しましたけど、こんな感じで研修してますんで、もし後輩とかもできたら川上牧場行ってみるんだよってアドバイスしてもらえたら嬉しいです。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
ありがとうございました。