1. 牛乳のむ?牧場配信
  2. R7年研修生と配信 #26
2025-11-15 23:07

R7年研修生と配信 #26


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サマリー

このエピソードでは、災害時に乳牛がどのようになるのか、楽能家としての対応を学んでいます。特に、東日本大震災やその他の自然災害が乳業に与える影響や、農業経営における準備の重要性が強調されています。R7年研修生と配信 #26では、牛の飼育におけるRSウイルスの影響や自然災害の脅威について議論されています。さらに、ウクライナの農業問題や食料問題が国防における重要性について考察されています。

災害時の乳牛の状況
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする構想となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
牛乳で乾杯!
はい、おはようございます。
収録日は10月28日ですが、研修生さんが今日も来ていますので、お勉強していこうと思います。
よろしくお願いします。
今日の勉強したいことは、災害時に楽能牛さんたちはどうなるのか、楽能家はどうなるのかについて学べたらと思っています。
災害も地震、雷、火事、大雨、洪水、台風があります。
一番日本に心配なのは地震です。
直近で一番でかいのは東日本大震災です。
あの時は、関東の皆さんは停電もしたし、地震もあったし、
停電が起こると何もできないので、
水を井戸から汲んで水中ポンプで汲み上げているところは水が飲めない。
自動餌やり機を機械で動かしている、バッテリーでやっているところは水が飲めない。
ミルカーも動かない、バルクも動かない、バンクリーナーも動かないというような状況になります。
そういう災害にならないように発電機と言って、ガソリンとかで動く発電機を牛舎に置いている方もおられます。
方もおられますというかほぼ置いている。
うちはレンタルの会社が、出雲市内にいっぱいある建築機械とかもあるので、
親戚にも土研会社の働いている方がおられるので、
うちは置いていないです。レンタルするとレンタルします。
だから電気が使えなくなるとそういうことになるので、牛乳冷やせないので牛乳すべて廃棄です。
持っている物は廃棄で、さらに新しく絞らないということですか?
絞ります。絞るんですけど絞った物も廃棄です。
それも手絞りで絞る人は絞ります。
全部絞るけど廃棄ということですね。
全部廃棄です。
保存できないからですね。
でもこれが楽能団体全体の組合のいいところで、災害保障みたいなのがあります。
9割ぐらいは化学保障してくれます。
直近1週間の入料を見て、それの9割ぐらいは災害でしたねということで見てくれる。
どのくらいの期間?
捨てた期間全部。
だからこれは全体の楽能団体で組合で入っているからそれはできる。
それは例えば、東日本大震災も結構めちゃめちゃあがったから、
牛さんもほとんど死んじゃっていると思うんですけど。
牛さんも死ぬ数多かったですね。
都地震とかだと、例えば洪水は来ていないけど地面がガタガタで、
電気は戻ったとしても運ぶ車とかが通れないみたいな。
そうですね。
牛車倒れた若い方がSNSでずっとあげていたのがありましたけど、
災害の時って順番にまず緊急事態じゃないですか。
まず人から助けるから、牛は助けるのはかなり後になります。
なので自分で何とかしないといけなくなります。
だけど自分で直してしまうと災害を起こった証拠が残らないので、
後から国からの補助金とか市から県からの補助金というのが制限がかかってしまうので、
楽能家の対応と準備
どっちを選択するかは楽能家次第なんですけど、
牛がそのまま牛車の下で潰れてそのまま死ぬというのもSNSにあげられていたので見ましたけど、
実際に行った人の感想、そこの僕の行った人の感想も聞いたことがあるけど、
すごいです。地獄絵図ですよね。
そうですよね。
そういうことになります。
自分で潰れたというのは、写真とか動画とか今の時代の写真を見せてもダメなんですか。
見せてもそれでオッケーな場合もあるけど、国とか大きいとちょっと難しい。
その補填が。
普通の家もそうなんだけど、赤い札と黄色い札と青い札みたいな感じであるんだけど。
でも救える牛さんがそこにいたとしたら楽能家の人は救いたいじゃないですか。
救いたいですね。
経済の麻生物だし、それを助けてお金補助もらえないと結構きつくないですか。
でもそのパターンはあるあるなので、その時の判断をどうするかは災害になる前に、
普通に地震が起こったらどうするかっていうのは考えておくべきだと思うけど、
実際そういうのは起こってますね。日本、本当数年以内だよね。5年以内のところで起こってますね。
だから餌も運んでこれないし、餌も餌屋さんに頼んでるじゃないですか。
餌屋さんの運転手がその危険を起こしてくるかっていったら来ないじゃないですか。
だから自分で運ぶしかないっていうことである。
加賀県ではどこで飼う?餌は出雲の会社から飼ってますね。
そこに取りに行くしかないってことですか。
取りに行ってもそこのところにあるかないかは分からないし、
みんな災害だからみんななんでもいいからって言って飼っちゃうので、
一時的にパニック害でもないけど、そういうことになるんですよね。
だから自給資料ってその点自分のところで作ってて保管ができるから。
その時に強い。
自給資料は強いですね。
あとは停電だね。北海道であった停電。
ブラックアウトが起こった時。
それは雪が降りすぎたんですか。
冬だったね。冬の時に電力使いすぎて原発動かしてないから火力発電所だけで回してたんで、
火力発電所がいっぱいになってブラックアウトっていう流れだったけど、
その時も寒い日だったから、家では暖房とか使えないからそういう弊害もあるし、
牛乳が凍っちゃうっていう、寒すぎて凍っちゃう。
寒く凍っちゃったりとか、温めるあれがないから作乳ができないとか、
洗浄水回してもそれは凍っていくから。
水でもダメなんですね。
そうそう。っていうことが起こったりするのが災害のやつかな。
台風、あとは洪水の場合も、
だから牛を逃がすっていう判断をして首を外して逃がした人とかもいるけど、今まで。
だけど、それもだから自治体でケースバイケースなんですよね。
その補償をしてもらえるのがね。
逃がすっていうのは本当に脳に放す。
脳に放す判断して。
でもそれって場所によれば身勝手な判断だったので、
逃げた牛が他の人の土地に入って農作物で荒らしたりとか、
道路で轢かれて車をぶつけたりとか、
ああいうことが起こった場合は全部補償は農家にくるので、
一応人間も、牛もペットもだけど、道具になるので、
一応法律上は。
でも動かされそうで、こいつ。
餌にするわけにはいかない。
そうね、そうそう。
だから福島の原発事故が起こったところで、
もう放した人がいるんですよ。
で、野良牛になっちゃって、
人が帰って来れない地域だから、
コロナ禍と牛の健康
牛がそのまま繁殖してみたいな。
でも、絞った牛牛乳は飲めないですよね、原発で。
飲めないです。
一回原発で汚染された牛はもうダメ?
そうですね。
ダメっていうか、そんな牛乳飲みたくないっていう
被消費者のあれがあるから。
薬とかでそれをきれいにするとかできないってことですか?
一応人間の場合だとガンが出たりとか起こるじゃないですか。
牛の場合は生産物に出てこなければいいので、
だから体にガンとかそういうのがあったとしても、
牛乳が大丈夫だから大丈夫。
きれいだったら一気にいいんだ。
人間が飲みたがらないっていうこと?
飲みたがらないでしょうね。
それは汚染されてるかだと思わない。
って言われますね。だから大変ですよね、めちゃめちゃね。
川上さんは洪水が起こったらどうするんですか?
僕全て処分します。
他の人に迷惑かかっちゃうんで。
切りますね、僕は。
ここで殺す?
ここで殺すっていうか、もうその獣医さんの判断に任せますね。
殺せるならすぐ殺してしまって。
それは浸水するくらいで、牛へのダメージはそんなにないというか、
建物へのダメージはあるけど、可能性もあるじゃないですか。
その時だけどな。洪水とかで牛の第一関節。
今までの洪水でここまで溜まってても生きてた牛がいるっていうから、
首までやっても大丈夫っていう感覚はあるけど。
呼吸ができれば大丈夫?
呼吸ができれば大丈夫だけど、生産性は著しく落ちて、
その乳器は捨てるような感じになるので、そこから回復するっていうのはまれですね。
ここまで使っちゃったら、牛の生産性は落ちるんですか?
生産性落ちるっていうかショックだよね。精神的に。
びっくりしててごめんなさい。
一日水の中で使ってみたら。
急にね。
生産性落ちるので。
そういうことか。繊細な生き物ですね。
繊細な生き物というか、自分なら嫌だなと思うけどね。
洪水で一日水の中で使ってたら。
そんな感じですね。災害の時は。
ここは起こったことないんですね。
うちはないですね。
地震で大飛車のやつ、ひびが入って、
だから今大飛車のやつ、壁が倒れちゃってるけど。
そうなんですか。
地震は起きる?
大田市であった大きい地震、震度4だったっけ、5だったぐらいのがあったときに、
ひびが入ってて、古い牛車ね。
それで今、倒れちゃってるから直さないといけないですけど。
地震がそうやって、災害がよく起きるってことは、
牛車を建てる最初の場所とかも、そういうのをちゃんと考えないとまずい。
今だったらそうだよね。
ここだって、河川がすごい近いというか。
近いね。
そういうところにあんまり建てないほうがいい。
でもそんなところを考えてたら、本当に建てれないから。
それはそう。
結局、一人じゃどうしようもないんですよ、そういうときって。
組合の力とか消防とか、組織の力だよね。
ああいうのを使わないと、一人じゃどうしようもないので。
だからもう災害対策、各災害が起こったときにどういう対処をするのかって防災訓練だよね。
落の丘の防災訓練。
あるんですか?
一応マニュアルがあります。
コロナ禍になったときと災害のときになったマニュアルみたいなのはJAのほうであって、
どういう対策をするのかってなってるけど、
それはもう第一優先で、生産を止めないというか、絞れる人は絞ってもらう。
ダメな人を助けるのは後回しっていう感じだから。
あとは自分でやるしかないですね、もうそこらへんはね。
ちなみにコロナ禍のときは、自粛とは言われてたけど、
食べ物は回さないといけない、第一産業の回さないといけないときに、
普通に同じことをやってましたか?
普通に、いや怖かったよ。
だって自分が倒れたらもう終わりだからね。
で、ラクノヘルパーさんもあるじゃん。
普通は商業でラクノヘルパーさんなんだけど、
会社としてはラクノヘルパー派遣させられないじゃん。
コロナのところに派遣しますってできないから、
その時点で罪だよね。
自分がコロナになったら罪だなって。
なったら罪だと思ってたんで、
僕は家族とも隔離してたし、生活のね。
僕の判断はね。
だって僕倒れたら終わりだからね。
そうやってました。生活してましたね。
牛は関係ないコロナ?
牛コロナはあるよ、ちゃんと。
牛も豚も何でもコロナはあるから。
なりました?
いや違う違う違う。
人のコロナと牛のコロナは型が違う。
牛のコロナは川上牧場で起こったことありますか?
RSウイルスとその影響
起こったことないけど、
RSウイルスっていうやつにはなったことがあります。
よく聞くでしょ?冬とかにRSウイルス。
あれはなったことがありますね。
牛群の半分全部RSウイルスで。
そうなると風邪症状みたいな感じで、
獣医さんが来て薬を打つみたいな。
そうそう薬を打って熱を下げてやるけど、
RSウイルスなんで、
抗生剤が効かないんですよね。
菌じゃないのでウイルスなので。
だから免疫力を上げるような処置するぐらいしか、
あと熱を下げることしかできないので、
だから2週間くらい全部捨てましたからね、半分くらい。
全部廃棄。
全部廃棄。
それは保証がないからね。
怖いですね。
怖いですし、本当に気持ち悪くなるよ。
仕事したくなくなるからね。
一気に落ちるからね。
人間の精神の方がやばいなと思う。
経営者として?
経営者として。
自然災害怖いですね。
自然災害怖いですけど、
日本で落脳するってそういうことですからね。
でもロシアとかウルクライナの問題を知ってるじゃないですか。
ウクライナの人とかって放牧地に地雷とか埋められるんですよ。
地雷撤去。
牛を攻撃するために?
違う違う違う。
作物を作らせないために。
向こうの食料生産を落とすために。
そういうところを狙ったり牧場を狙ったりとかあるんですよ。
究極になってくるじゃないですか。
ウクライナの人の話を聞くと
トラクターの前に地雷撤去の機械みたいなのつけながら
農作業をしてるって聞いたりすると
まだマシかなと思ったりするけど。
怖いですね。
怖いな。
食料問題が国防だと思って聞くと
食料問題が国防だと思って危機感のある国の農業者は
そういう意識ぐらい持ってるから
日本でだから、いざ台湾有事が起こりましたとか
中国、ロシアが北方領土とか
沖縄とかそういうところになった時に
そこまで意識がある農家ってどれだけいるかなと思います。
そこまで経営者としては考えないといけないのか。
どうですか、そこまで考えられるかと思うけどね。
でも、です。
従業員の方の選択も、コロナの時も
例えば牧場の中でコロナ従業員の一人が出ましたって時に
あなた働きますか働きませんか?
自分がコロナ?
誰かがコロナになった時。
もし働くかも。
経営者的には言えないんですよ。働いてくださいって。
言えないから、その従業員になりましたの時に
全部自分一人でやってるところを見たりとかすると
経営者の人が?
経営者の人が。
やばいなと思って。
今後出ないなんてことは確証ないからね。
別のウイルスが起こるかわからないんで。
そういうことで。
なので、これから見ない手が減ってくるじゃないですか。
見ない手が減っていってギリギリのラインのところで
そういうことが起こるともうちょっと再生できないぐらい
ウクライナの農業問題
崩壊するパターンはあると思うので。
そういう時のために一応農協とかの補助があると。
そうですね。組織とか組み合いっていうのの大事さはあるので。
こここうなったらいいなみたいなのあります?
そうね。どうなったらいいな。
災害が起こった時の対応とかもそうだし。
対応ね。
でも牛さん、現場でできることってもうないじゃないですか。
牛を逃がすわけにもいかないし。
連れて行くわけにもいかないし。
議論されたのはスペースがあるじゃないですか。
うちの部下でもスペースまだあるじゃないですか。
ああいうスペースにそういう災害が起こったところの
牛さんを動かして。
連れてくるってことですか。
そういうのを臨機応変に対応できるみたいなのを
話してたりとか。
一時的に連れてくるみたいな感じにすれば。
そういうのもあるよ。場所によってはね。
そうなってくると牛を運ぶトラックが必要になる。
トラックが必要ですね。
それは家畜庶さんがどうするかわからないけど。
別のところの牛ってマジ触れないからね。
怖いんですか?
怖いってわからないじゃん。
リスクが高すぎる。
どういう牛かとか病気が持っているとか。
それだって相手の持ち主のものじゃないですか。
責任こっちに来るわけですよね。
お願いしますって言われても。
それで病気になって死にましたらどうするって話になって。
そういう問題で実現が難しい。
じゃあ責任誰にするのって言って。
その話し合いはちょっと難しいよね。
いざ災害になった時にも人々様に迷惑かけちゃうから。
僕は一旦リセットというか。
全て殺処分というか。
そういうパイプラインができればあれじゃないですか。
個人的に責任はどっちにしろそこで放置していたら死ぬ。
死ぬ運命にある牛なのであれば誰かに託して
もしそこで病気で死んだとしてもそれはもうっていう
考え方の方がいいとは思うんですよね。
みんなそうやって思ってくれたらいいけどね。
これが難しいもんなんですよ。
亡霊が育ててたら死ななかったのに。
本当に大変な時に手を差し伸べた時に
石を投げられるっていうのはよくある話ですから。
俺がやったら死ななかったのに。
あるんです。ありますから。
難しいもので。
でも災害のことは避難訓練的に牧場内ではちゃんと
マニュアルでもないけど作っておいた方がいいし
あと農水省のホームページで
農水省だったかな。Jミルクだったかな。
どっちだか分からないけど
災害の時にどういう対処をすればいいのかっていうのは
コロナがあったりとか東日本の大震災とか
それとか南海トラフとかあった時の経験を生かして
マニュアルを作って配布っていうか入れるようになっているので
ぜひそれを見てもらうといいと思いますね。
牛が普通に餌欲しいって言うから
餌通常どおりにやると乳が張っちゃって
乳が張っちゃうと絞らないといけないので
乳房炎になったりする可能性があるけど
餌を制限してなるべく少ない餌で
牛がストレスにならないような感じに飼いますみたいな
水の量も調整してみたいな
災害への備え
そういう飼い方があったり
そう、そう、そう
勧入前で、あと数ヶ月で勧入にするっていうようなやつは
全部勧入にしてしまって
勧入牛を多くしてしまえば
絞らなくてもいいじゃないですか
そういう風にリスク回避する方法みたいなのが
マニュアルに書いてあるので
見てもらった方がいいかなと思います。
はい、こんな感じでしょうか。
災害皆さん今一度で
備えあれば売れんやし
ということです。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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