放送の概要
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を、酪農家がお話しする構想となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
6月25日の水曜日です。
今日の天気は雨が続いております。
湿度が高いので、気温が32℃です。
牛が餌を全く食べません。
生きているだけでありがたい。
そんな感じです。
これからどうなるのでしょうか?
よくわからない牛のお腹にガスが溜まったり、不調な物が出てきますね。
またそれを獣医さんに見てもらおうかなと思っております。
今日のお仕事は、繁殖検診が朝あったので、それの対応をしようかなというところと、
あとは9時くらいに餌屋さんの営業マンが来てくださり、
月1回のミーティングがあるので、それに対応して、
その後に液体窒素を取りに行こうかなと思っております。
それと、あとは大気を動かしてぐらいですかね。
今日のスケジュールはそんな感じでございます。
今日の配信は、スプーンという配信アプリから来ました質問にお答えしていこうかなと思います。
牛乳がたくさん作れて余った時ってどうすればいいんですか?
という質問が来たので、お答えしていこうかなと思います。
この質問が来て、ちょっとそうだと思ったんですけど、
ラクノオカさんっていろいろ全国にあったりするんですけど、
一人一人が牛乳を売ってるみたいなイメージなのかなと思っていまして、
その牛乳の流通とかの話もできたらいいなと思っております。
今日も10分、15分くらいの配信していこうかなと思いますので、
最後まで牛乳を飲みつつ聞いていただけたらと思います。
牛乳の余剰とその対策
よろしくお願いします。
では、今日も牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというブログとか記事を書いたりするアプリで、
メンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい方だとか、
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方、
ぜひ入ってみていただけたらと思います。
他にも川上牧場とオンラインで繋いで牧場体験をやったり、
実際に川上牧場に行って牧場体験をすることもできる、
そんなメンバーシップとなっております。
あと過去の有料記事が読み放題となっております。
大変お得なメンバーシップとなっておりますので、
ぜひ皆さん入ってみていただけたらと思います。
このメンバーシップの中にファームエコーというプランを作っております。
こちらのプランは落農業界のあらゆる問題、悩みを
AIと川上がタッグを組んで解決していくというプランになっております。
新規収納やってみたいなとか、落農従業員やってるんだけど
何かうまいこといかないなとか、経営者だけどうまいこと利益上がんないなとか、
営業マンで落農家を回ってるんだけどなかなか商品売れないなみたいなね、
そんなお悩みとかをAIと川上がサッと解決しますので、
Googleホームの方にヒアリングシートを作っておりますので、
現在無料モニター募集中でございますので、
無料でできますのでぜひ試してみていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
あとインスタグラムでやっております、
ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものを
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという、
そんな特別なNFTとなっておりますので、
ぜひ皆さんよろしくお願いします。
ということででは、今日も牛乳で乾杯していきます。
乾杯!
いただきます。
うまい。
夏で乳脂肪っていうね、牛の熱さが草を食べなくなって乳脂肪が下がりつつあるんですけども、
川上牧場の定期バルク検査では4.2%でした。
うまい。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
やっぱりもやしカスが効いてますね、今年は。
全然乳脂肪は下がらないですね。
ありがたいです。
ありがとうございます。
ではでは、今日もお便りのコーナーやっていこうかなと思います。
今日はスプーンという配信アプリから来ました。
スプーンネーム鹿羽根さんからの質問が来ました。
質問です。
牛乳が取れすぎて余ってしまった場合、どうしているのですか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
まず、コロナ禍ですよ。
外食とかね、あとは学校給食とかで牛乳が止まってしまったんですよね。
飲食店は全部閉業というか、開いちゃダメみたいなのがあったじゃないですか。
ロックダウンでもないですけど。
学校給食も学校が止まっちゃったんで、供給できなくてですね。
それで牛乳の行き先がなくてどうしようみたいな話がコロナ禍であったんですけど。
そういうところの話もしつつ、楽能課さんが牛乳絞ってどういう風に流通しているのかみたいなところまでお話できたらいいなと思っております。
牛乳が余るってどういうことっていうところから話していこうかなと思います。
先ほど言ったように、学校給食が長期休みになった場合ですね。
冬休みとか夏休みとか、あとはコロナ禍とかですね、コロナになった時とかね。
こういう時に需要が落ち込んでですね、飲まなくなってですね、牛乳が余ってしまいました。
この余った牛乳どうするの?っていうことですけども。
脱脂粉乳とかバターとかですね、長期保存できるように加工していきます。
保存が効く形に加工して保存されて、あとこの保存する、長期保存できるっていうのはメリットではあるんですけど、
やっぱりひと手間加工がかかるので、加工費として費用がかかるため、
これ、乳業メーカーとかね、中小の乳業メーカーですね、小さい乳業メーカーとかだと赤字になる可能性もありまして、
これがちょっとデメリットでもあったりしますね。
在庫を抱えるってことなんで、在庫の倉庫みたいなのも圧迫しますし、そういうデメリットもあったりします。
コロナ禍の時は国が補助金を出したり、落農家が実種的に牛を減らしたりとかして、牛乳を減らしてたんですけど、
生産調整って言ったりしますけど、そんな感じで生産量が多くなった場合は、需要に合わせて減らしたりとかいう措置も取られたりします。
かなり過去ですけども、牛乳が余ってしまった時にですね、北海道の方で牛乳廃棄が起こったニュースもあります。
牛乳の流通と需給調整
普通に牛乳を出荷して乳業会社に運んで、売り先がないからっていうことで補助にまいたりとか、処理施設に処理したりとか下水処理したりとか。
でもこういうことをするとですね、単純に赤字にもなりますし、あと流通の信頼みたいなのも落ちてしまうので、本当にこれは避けないといけないことで、これ以降全然、落農団体の牛乳は捨てることはないですね。
すべて出荷されたものは商品になって売られているような感じですね。
落農家って言うんですけども、落農家一人一人が自分で牛乳を販売しているわけではなくてですね、製乳販売委員会、製乳販売委員会じゃないな、製乳班連っていうのが各地区にありまして、牛乳の需要と供給を満たしながら、バランスを取りながらですね、需給を見ながら牛乳を流通させています。
例えば関東とかだと人口が多いので消費が多いんですけども、生産量が多いのは北海道じゃないですか。
北海道の牛乳は北海道だけで処理できないので、北海道から関東の方に北連丸っていう牛乳を運ぶ、牛乳だけを運んでいるわけではないんですけど、タンクローリーに積まれた、長いでっかいね、タンクに積まれた牛乳を運ぶ船があります。専用の船があります。
これインターネットで北連丸とかで検索してもらうと出てくるので、見てもらったらいいかなと思いますけど、こんな感じで北海道と関東をつないでたりしますし、あとは大阪とかね、都市部ですよ。都市部は落農家は少ないんですけど消費が多いので、各都道府県から牛乳を運んでそこの需要を満たしたりしています。
なので落農家個人個人で販売しているのではなくて、全国団体で牛乳の流通を図っています。
例えば最近地震とかね、多かったりとか、あとは水害ですね。この時期台風がこれから来たりとかするかなと思いますけども、そういう時は雨が多かったりとか土砂崩れで道路が通れなかったりすると、その地域の落農家さんが牛乳が出荷できないので、別の地域から牛乳を運んで、
牛乳が過不足なく、どこでも誰でも24時間365日牛乳が買えるようになっています。こういうことをやってますね。
なので牛乳が全国的に、コロナとか学校給食が止まったとか、そういうことが起こった場合も全国の落農団体、乳業団体で牛乳を処理していたりします。
だから九州のやつを西日本に運んで、西日本のやつを関東に運んで、関東のやつを東北に運んでみたいな、ピストンで牛乳を押し出すように全国で流通させるみたいなこともゴールデンウィークとかね、冬休みとかそういう時期はやったりとかしてますね。
はい、そんな感じでございます。
なのでできればですね、冬の間とか、夏は消費が伸びて、冬は消費が落ちるんですよね。
冬の間はやっぱりしっかり成分無調整牛乳を飲んでもらって、夏の間は牛乳プラス雑種粉乳とかね、加工された牛乳とかを飲んでもらうと、とてもありがたかったりします。
で、お家に倉庫とか余ったところがあるんだったら、そこにロングライフ牛乳とかですね、あとは加工されたスキムミルクとか、そういうのを災害用でもないですけど、保存食として皆さん買っていただくと、牛乳の需給のバランスが取りやすくなるので、
その分、楽農家さんが利益が出て、楽農家さんがもっともっと美味しい牛乳を絞って、そして皆さんが税金として負担している補助金とか、ああいうのの額も減ったりとかね、するかもしれないので、
ぜひ消費者一人一人が協力していただけたら、牛乳のことも考えて飲んでいただけたら嬉しいなというところですけども、
まあ一番は何より継続的に美味しく楽しく飲んでもらえたら一番だなと思ってますので、そんな感じじゃないかなと思います。
消費者の役割
ということで、スプーンネーム鹿バネさんからの牛乳が取れすぎて余ってしまった場合はどうするんですかという質問にお答えしてきました。
ありがとうございます。
いやあ、いい質問だ今日も。
ありがとうございます。皆さん見ましたか?
ハッシュタグ牛乳で歌おう客、鹿バネさんのかわいらしいイラストのデザインも上がっておりますので、ぜひそちらも見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。
ではコメント戻っていきます。ありがとうございます。
ありがとうございます。
はーん、だから北海道の牛乳がスーパーにあるのかという。
そうですね、関東にお住まいの方は北海道の牛乳。
北海道の牛乳はやっぱり消費してもらわないと北海道内だけでは処理できないので、営業もしっかり頑張っている部分もあったりとかして、
北海道から直送で沖縄に飛行機の便で送るみたいなのも出てきてたりとかしますね。
あとはちょっとこれは業界内では問題にはなっているんですけど、アウトサイダーといって全国団体とは別組織で自分たちで牛乳を売っていきますみたいな、そういうところも出てきてたりするんですけど、
そういうところの牛乳が一番需要があるところに北海道から牛乳を運んで独自のルートで売ってたりとかするので、
プライベートブランドとかが多いかなと思いますけど、めちゃめちゃ安い牛乳があるかなと思います。
そういうのはそういうところの牛乳になったりしますね。
あんまり全国団体に所属していないところの牛乳を飲んでもらうと、楽能業界としてはちょっと難しいところもありますけども、そういう牛乳も今流通されていたりします。
そんな感じでしょうか。
ということで今日はこれで終わっていこうかなと思いますけども、6月ももう最終週ですか、25日ということで、牛乳月間もあと5日で終わりますんでね、
ぜひ皆さん、ハッシュタグ牛乳で歌おう企画よろしくお願いします。
川上牧場の音声配信のオープニングで流れております、もう牛乳で乾杯という曲を覚えていただいて、
ハッシュタグ牛乳の日、ハッシュタグワールドミルクデイ、ハッシュタグ牛乳で歌おうの3つをつけて投稿していただくと、川上牧場からプレゼントが当たるという、
そんなキャンペーンになっておりますので、ぜひたくさんの方よろしくお願いします。
昨日も投稿が終わっておりましたんでね、ぜひ皆さんリポスト、いいね、コメントなどしていただけたら嬉しいなと思います。
あとは6月30日に川上牧場初のKindle本発売されます。
楽能未経験者のためにというね、楽能未経験の方に向けた本を出しましたんで、ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
昔子供の頃ね、楽能を夢見ていた川上少年が、こんな本があったらよかったなというような感じで作りましたんで、
楽能を講座す方の一つの手助けになればいいなと思っておりますけど、
先行予約中は大変お安いね、価格になっておりますんで、
ぜひワンコインでもお釣りが来るくらいの価格になっておりますんで、ぜひよろしくお願いします。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうと思います。
お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。
バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やってほしいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
