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2022-08-29 09:30

第592回 映画「白頭山大噴火」

今回は韓国映画「白頭山大噴火」についてお話ししました。

いろいろ突っ込みどころはありますが、王道のエンタメ大作でしたよ。

でも、やはりマ・ドンソクはあの役の方が。

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みなさんこんにちは。大葉です。 今回は映画「白頭山大噴火」こちらの作品についてお話ししてみたいと思います。
2019年の韓国映画。 監督はイ・ヘジュン。
出演はイ・ビョンホン、ハ・ジョング、マ・ドンソク。 ストーリーはですね、ざっくり言えば
朝鮮半島版「日本沈没」 というといろいろ語弊があるかもしれませんけれども
北朝鮮と中国の国境付近にある火山ですね ペクトサンというのがあるんですが
ここが史上最大規模の噴火をしてそれが1回だけでなくさらに今後 とてつもない大噴火が予測されて
これが大噴火を起こすとこの半島自体が 壊滅状態に陥ってしまうという未曾有の危機に
韓国のあるチームがその噴火を防ぐために非常に荒技なんですけれども あるプロジェクトを遂行していくというね
一応ネタバレしない程度にはお話ししておきますけれども 非常に面白くてですね
実はうちのすぐ近所のシネコンで上映されてた時に行こうかなと思って タイミングが合わずに
割とですね上映期間が短かったみたいで ようやく時間が取れた時にはもう終わってて
あらという感じだったんですけども 今回ワーワーで放映されましたので録画してようやく見ることができました
冒頭からですねソウルで大地震が起こって 高層ビルが次から次に崩れていくというね
もちろんCGを使っているわけなんですけれども ここかなり迫力があるんですけれども
個人的には違和感があってですね というのが確かに地震が起こってもうみんな揺れまくって大変な目にあっているんですけれども
主人公がですね車から降りて道路に出てきた時に周囲のビルが崩壊していくわけですね
それこそ昔の日本沈没であったのが大地震が起こって 高層ビルの窓ガラスが割れて地上に降り注いで
人々の顔とかにねガラスがたくさん刺さって血まみれになるというシーンもありましたけれども
この映画ではそのガラスが割れるのもあるんですが まずはビル自体がどんどん崩壊していくと
一つだけではなくて次から次にビルが崩壊していくと でその間を人々が慌ててこう走って逃げ回ってるんですが
いやちょっと待てよ ここまでこれだけのビルが崩壊していくぐらいだったら今現在もものすごく揺れてるはずなんで
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人々は走って逃げることなんかまずできないんじゃないかとか そういうふうにですねことをついつい思ってしまって
この辺りの演出というのがその映画作品におけるいわゆるリアリティラインをどこに設定するか
ここだと思うんですよね でどんな映画であれもちろんフィクションですから
その現実の通りのリアルっていうのをもちろん再現する場合もあるんですけれども 映画ならではの嘘をつく必要も当然あるわけで
まあいい例がやはりあのゴジラ映画ですよね 現実にはあんなねでかい怪獣はいるわけないんですけれども
そのゴジラが東京に上陸して暴れ回った時に人々がどう反応するか マスコミが政府が自衛隊が
まあそのあたりのシミュレーション的なことを 何年か前に公開されたのシンゴジラはやってたわけなんですけれども
人々のリアクションをリアルにやったとしてもゴジラという存在は嘘800 いい意味での嘘800なわけですよね
そこのこのバランス感覚というのがいると思うんですけれども この映画のその冒頭のビルの崩壊を見た時にこの作品内のリアリティラインはどこに設定して
あるんだろうということをまず思って でその後この映画を見続けていくうちに
いやもうこの映画逆にリアリティラインとかそこ考えちゃいけないんだよなと パニックとアクションを楽しめばいいのかなというふうにある種こう開き直ってですね
まあ楽しく見ることができました とはいえこの映画を別にバカにしてるわけじゃなくて非常にエンタメとしてよくできてるので
これできたらやっぱり映画館の大きいスクリーンで見たかったなぁというようなことは思いましたね 今回ですねまぁ自分が好きな俳優のマドンソクも出てるんですけれども
mcu のねエターナルズでも活躍してましたけども かなり画体がいいのでまぁ軍人役とかね
薬剤役とかよく似合うんですが今回彼は科学者役でですねその火山の噴火を 今まで何年も前から予測して政府に警告してましたというねそういうキャラクターなんです
けれども 彼をそんな科学者という役で使ってるのはなんかちょっともったいないなと
彼はやっぱりあの現場のねチームの指揮官役の方が良かったんじゃないかと 実際この噴火をね
抑えるためのこのチームの活躍というのが本当にいろんなの障害があって しかもほぼほぼ素人集団であのうまくいかずに犠牲者も出て右へ行ったり左へ行ったり
色々しているわけなんですけれども もしマドンソクが隊長だったら
もうサクサクサクッとすべてのトラブルを解決して敵を倒して無事に終わってたん じゃないかと
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ついにね思ってしまうんですけれども まあ今回は科学者というね文系で決して体育会系ではないですよというね
それはそれで新鮮ではありましたけれどもね やはりこの映画ですね韓国映画ですので日本の映画と違ってかなり濃い展開もありますし
またある種こう過剰なサービスというか いろんな要素をぶち込んできていやいやもうここはもうこれぐらいでいいのにさらに
こう来ますかというねなんて言うんでしょうね カツ丼の上にカレーをかけてさらにその上に豆板醤を山盛りに乗せてみたいなね
例えばよくわかりませんけれども本当にあのこってりしてお腹いっぱいになりました という感じの要素を次々から次に乗せてくるというね
でもですよここ数年 10年ぐらいになりますかね日本沈没の映画版のリメイクとか
アニメ版とかあるいはドラマシーズとか やってますけど結局ね
オリジナルの70年代に公開された最初の日本沈没という作品を超える映像作品は 今のところ出てきてないわけですよ
どうしても何か違う方向で作ってしまう どこかに配慮してしまう
何かに遠慮してしまう何かを忖度してしまう そんな作品ばっかりになっているわけですね
でそういった中やはりこの韓国版の 映画を見ると
いやこれはもう韓国版って言いましたけどあの日本沈没じゃないんですけれどもね まあでもこの映画のこのエンタメードの高さを見ると
やっぱ日本映画正直 ダメだよねーと
ドラマもねアニメも含めて言っちゃいますけどもう完全に韓国に負けてますよねと いうことを改めて思ってしまいましたよ
日本人としてはちょっと悲しくて寂しいんですけれども ただ映画のエンタメードとしては圧倒的な熱量と物量でこの作品の方が勝ってますね
もちろんいつもいつもこんな濃い作品を見ると それはそれで胃もたれ起こしそうなんですけれども
でもやはり この
映像と迫力ストーリー展開 まあベタと言われる展開も多々ありますけれどもポイントポイントはしっかり抑えてあるので
いやー本当にね頭がしゃがりました まだ見たことがない方はですねぜひ一度ですね
ご覧になっていただければと思います 何度も言いますけれども色々突っ込みどころありますけれども
本当にエンタメ作品としての王道というか モツボはきちんと抑えてあるべきところにきちんと収まっていく
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そして観客に感動を与えてくれるというすごい映画でした
はいそれとわけで今回は韓国映画 ペクトさん大噴火
こちらの作品についてお話しさせていただきました それではまた
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