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こんにちは、ninjinkunです。
えーっと、今日はですね、あの、モリッシーさんにお勧めいただいた
1987、ある戦いの真実という映画を見たので、その話をしようと思います。
その前に、モリッシーさん、あの、いろんなところに行かれてて、あの、すごいですね。
あの、富士山に登ったかと思えば、新潟に行ったり、東北の方に行かれたりして、とても、あの、
なんていうんですかね、アクティブに、あの、お休みを満喫されているようで、あの、すごいなと思います。楽しそうですね。
あの、声日記をちょこちょこ聞いてますけど、今日もまた違うところにいると思って、はい、びっくりすることが何度かありました。
で、えっと、この、あの、映画はですね、あの、私が前に、ソウルの春という映画について、あの、声日記を読んだところで、
えっと、モリッシーさんが、あの、だったらこの映画も、あの、おすすめですよっていうふうに、あの、コメントをくれて、それで、お、これは好きそうなやつと思ってリストに入れてあったんですけど、
えー、この週末に、えー、見ました。えっと、前はAmazonプライムビデオで、どうも先月ぐらいまでタダで見えた気がしたんですけど、えー、なんかなくなってたので、
えー、iTunesの、えー、レンタルで、レンタルして、えー、あれですね、劇場っぽくするためにVision Proをかぶってみました。
えっとですね、これは、あの、そう、あの、政治、これも政治網なんですね。で、えっと、前の、えー、ソウルの春が、
1979年の韓国が舞台であるに対して、これはタイトルにも入っている通り、えー、1987年なので、8年後の世界が、世界というか実際の韓国が舞台で、
こちらも、えー、実在の、えー、話を元にして、一部フィクションを加えて再構成した、えー、話になってます。
でね、これ、すごい面白かったです。あのー、とても勧めていただいて、あのー、森氏さんありがとうございました。あの、まさに私が見たいタイプの映画だったので、えー、すごく、えー、良かったですね。
で、えー、簡単に筋を、えー、最初の伝わりだけ言うと、えー、まあ、まず、あのー、いきなりある、あのー、病院、病院でもないんですね。
えっと、あのー、お医者さんが呼ばれて、蘇生しろって言われて、なんだかわかんないまま、蘇生しようとするんですけど、えー、それが、まあ、もうなくなってると。
で、その説明が全然なく、それが始まるんで、なんか、いきなり、こう、おっさんたちに囲まれた中で、なんか若い人が死んだな、みたいな。ここから始まるんですけど、えー、これが、えー、すぐに、まあ、わかるんですけど、えー、まあ、北朝鮮のスパイ、えー、として疑われて、まあ、多分それに連なる、連なる情報源として疑われて、えー、拷問されて死んだ、えー、ソウル大学の大学生であると、いうことがわかって、
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で、彼らの死をですね、まあ、その、あのー、パイ、えー、北の、そのー、なんていうんですかね、部署があって、えー、あの、彼らはね、あのー、最初の、あの、敬礼の時に反共って言って敬礼するんですけど、そうじゃない人たちは確か中世だったと思うんですけど、あのー、反共って言って敬礼するんですけど、
その、えー、反共、えー、部署の刑事たち、えー、が、えー、すごく、まあ、めちゃくちゃをやっててですね、なので、その怪しい人たちを片っ端から捕まえて、拷問したり、えー、まあ、かなり、あの、法律を無視したやり方で、えー、いろんな、あのー、めちゃくちゃな、えー、ことを進めていくので、えー、結構、えー、まあ、それに関わってる周りに、例えば、検事の人とか、その、お医者さんとか、
えー、あとは、えー、刑務所の人とか、の前でもすごく大きな顔をしていて、で、まあ、それに、あのー、反発心を覚えている刑事、刑事、じゃないや、えー、検事ですね、が、えー、まあ、最初に出てきて、えー、まあ、彼の、あのー、判断によって、その、えー、拷問死を、えー、隠蔽しようとする動きがあったんですけど、それが止まり、えー、大焼けになっていき、
それが、えー、全体の、あのー、市民を巻き込んだ、あのー、民主化へのうねりとなっていって、えー、そこから、大統領の直接選挙というのが実現するという、なので、すごく、この、民主、韓国の民主化の非常にキーポイントになる、えー、事件を、えー、題材にした映画です。
で、そうですね、すごくよくできてるなと思ったのが、まあ、まずその、いきなり、あのー、あ、なんか、人が、若い人が死んでるなってとこから、えーっと、じゃあ、実際何があったのかっていう風にして、あのー、逆算というか、あのー、それを明らかにしていく、まあ、サスペンスの、えー、手法で、えー、話が進んでいくので、あの、すごく、集中力を持って、興味を持って、じゃあ何が起こったんだ、何が起こったんだっていうことが、徐々に明らかになっていく。
まずその、あのー、筋立てがとても、えー、まあ、面白いと思いますし、えー、さらに、あのー、大学生の、えー、ヨニーだったかな、という、あのー、女の子の人物が導入されて、彼女の視点で、えー、結構、あのー、いろんな問題を我々が見ていくっていう、あのー、スタイルになっていて、で、このヨニーはどうも架空の人物らしいんですけど、えーっと、この春から大学生になる女の子かな、
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で、えっと、もともとはそんなに政治的な、こう、思想というものは、あまりない、もしくは若干、あのー、そういう、あのー、政治活動には嫌悪感がある。なぜなら、えー、結構、その、彼女と一緒に暮らしているおじさんがそういう活動をしていて、えー、危ない目にあってるのを見ているから。
あと、確かお父さんも何かあったんじゃなかったかな、お父さんはね、亡くなってるんですけど。
はい。なので、えーっと、彼女は、まあ、そういう政治活動からは距離を置いているんですけど、えー、まあ、あの、嫌悪感なく目の前でいろんなことが起こるので、巻き込まれていって、で、まあ、その、あれですね、大学生が拷問死したことも、えー、知っていくし、あとは、あの、公衆事件ですね。
あの、これは、タクシー運転手という映画で、あの、詳しく扱われている、あの、テーマ、事件ですけど、あの、そちらも、あの、学生のデモを、えー、軍部が力で弾圧したっていう、えー、これはすごく映像が、あの、残っていて、えー、まあ、非常に、あの、そういう映像を、彼女が見る機会があって、実際何が起こっていったのかを知ったり、えー、して、えー、まあ、非常に、視聴者としても、あの、感情移入しやすい、
えー、作られていますし、まあ、あの、私みたいに、実際何があったかよく知らなかったような、こう、あの、韓国の人はね、もちろん、こういう事実は、あの、習うんでしょうけど、私は、あの、まあ、勉強で全然、あの、この辺の詳細は知らないんですけど、あの、まあ、あの、一、そういう知識がない人も、あの、順を追って何が起こったかが分かっていくので、あの、とても入りやすい作りになってるかなと思います。
はい。で、そうですね。あの、あの、前のソウルの春は、あの、まあ、軍の人たちの、あの、まあ、工房というか、なので実際に、えーと、あの、ドンパチがあったりとか、戦闘があったりしているわけですけど、この話では、こちらの1989の方は、もっと、あの、学生の運動とか、えー、デモとか、そういったものが、あの、扱われているので、まあ、あとは民衆運動とか。
どこかの人たちが、あの、いろんな、その、ダンスから逃げたりとか。なので、こちらは、あの、戦闘みたいな要素はほとんどないですね。
はい。えっと、あとは、えー、そうですね。あの、撮影のルックが、すごい昔のドラマっぽいというか、少し、まあ、あの、例えば最初の方とかは、室内で照明が多分蛍光灯のせいもあるんですけど、すごい黄色っぽい、あの、黄色緑
ぐらいな感じの、あの、色のコントロールになってて、非常に昔の、そうですね、あの、日本の刑事ドラマの昔のルックみたいな感じのルックで、あの、画面が作られていて、あの、これも多分ね、わざと演出していると思うので、あの、こういうのも面白いなと思いましたし、えっと、昔のその
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80年代の韓国の再現は、あの、かなりセットを組んでやったらしいので、あの、そういう意味でもお金がかかってるかなと思います。
で、そう、お金のかかり方といえば、その、見た後で、その、当時の、あの、公開時の記事とかをちょこちょこ見たんですけど、あの、この映画最初はかなり、あの、
2014年ぐらいから、こう、もうちょっとその後かな、あの、この映画の公開は2017年なんですけど、えっと、その、えっと、企画段階では、かなり、あの、当時の韓国の政権が、幕大統領政権、私もね、この辺りうろ覚えというか、あんまり、これまた詳しくないんですけど、
あの、こういう映画とかの中で政治的なテーマを扱った人は、かなり、あの、政権から睨まれたり、あの、そういう政治性が強いものをですね、やると、あの、いろんな横槍が入ったりするような、結構ヤバい政権だったらしくて、なので、この監督もこのテーマでやろうとは思ったはいいけど、
これが露呈すると、いろんな横槍が入ったりする可能性があるから、かなり秘密裏に準備を進めて、なので、まさにこの映画の中で、あの、学生たちが、あの、かなりいろいろ隠れてこそこそ、あの、例えば、あれですね、その公衆事件のビデオをこっそり見たりとか、
あと活動家の人たちが、あの、非常に、あの、人のネットワークで、あの、情報入り取りしてたりとかするような感じで、この制作の監督たちも、かなり秘密裏に準備を進めていってたらしいですと、ただ、えっと、その映画の、あの、なんですかね、その制作が進んでいった途中で、えっと、
政権が、えっと、確かね、これはね、ニュースで私も見たと思うんですけどね、いろんなスキャンダルで、あの、大統領は、あの、逮捕されたんじゃなかったかな、はい、で、交代するはずなんですよね。そこで、一気に風向きが変わって、えっと、こういうものにも出資をする人が増えて、お金がいきなりドバッと集まったっぽいですね。
なので、あの、そう、気になって、気になっててか、面白いのは、あの、最初の感じから想像できる、あの、なんですかね、お金の掛かり方と最後の方でのお金の掛かり方が全く違ってて、あの、制作中にそのお金が集まり出したのか、実際そのクランクインは、時にはもう全部集まったのかわかんないんですけど、あの、とにかくですね、あの、だいぶ最初の雰囲気から受ける印象と最後の感じが違いますっていう感じですね。
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最後は本当に、あの、まあ、ネタバレを避けて黙っておきますが、すごく、あの、高揚感で終わるようなエンドなんですけど、あの、最初は室内で進んでる話なのに、最後でもうね、すごくお金がかかった、あの、ラストシーンになってて、あの、CGも使ってると思うんですけど、実際ティスタロウもめっちゃ使ってるんじゃないかな、という感じで、うわーっていう感じで終わるんですよね。
なんでそれもそのお金の集まり方にも関係があったのかなと思って、だから結構最初見た時びっくりしました。え、こんな風に終わんの?みたいな。てか、何このシーン?みたいな。ので、あの、すごいですね。
あの、これは茶化してるわけじゃないんですけど、見た後の感触は、あの、ボヘミアンラプソディみたいで。あの、あれもライブ8で終わると思うんですけど、うわーってなって、あんな感じですね、最後。
はい、なので、あの、そういうのも、あの、面白いですね。とにかく、あの、すごく盛り上がって終わります。まあ、うーん、あの、イジェルの見方をすると最初から期待したものとちょっと割違うぞっていう風に見えなくもないですけど、まあ多分ね、こっちの方がヒットはすると思うので、これはこれでアリかなとは思いますね。
まあ、自分の趣味からするともうちょっと渋い終わり方の方が趣味かもしれないですけど、あの、まあ、エンタメでもありますので、これも、あの、アリかなと思います。
で、えー、そう、そういう意味では、えー、まあこれもあの詳細はせるんですが、前のソウルの春の、あの、視聴した後の感触とは真逆ですね。
あの、全然違う終わった後の感触です。これは多分その韓国の歴史を知っていれば、ソウルの春の方が前で、こっちの方が後だっていうことがわかっていれば、まあ当然そうなるよねって感じなんですけど、あの、全然違う終わり方をしますね。
ただどちらもあの素晴らしい作品だと思いますので、まあだからこれにそのタクシー運転手を加えたこの3本は非常に、あの、韓国民主化の歴史を取り上げた映画として、あの、あの重要なのかなと重要な映画になっていくんじゃないかなと思います。
そしてまあとにかくあのエンタメとしても第一線級ですし、あの非常に楽しくも見れるし、これものがあのすごくあのお金をかけてきちんと制作されて、そして広い人に見られているっていうその韓国ってやっぱすごいなっていう、その韓国の映画のパワーを感じるような、はい、映画ですね。
はい、そんなとこかなぁ。いやー、でも、うん、自分はこうね、やっぱデモのシーンとかあるんで、多分自分もそういう場にいるとこう完全にそういう場に多分出てって、あの、警官に石とか投げてしまうようなタイプだと思うので、あのー、そうですね、うん。
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自分もそういう現場にいたらやってるんじゃないかなって思いますし、まあ自分があの実際そういう、あのー、うん、軍政のあのずっと続いた中で、でもそういう勇気が持てるかみたいなところも考えてしまって、そうですね、あのー、
自分のそういうなんですかね、権力とかそういう許せないような暴力とかに対する向き合い方、実際直面したらどうなるんだろうっていうふうに考えてしまいましたね。さっきは石とか投げるんじゃないかって言ったんですけど、もしかしてあの怖くて何もできないかもしれないですし、うん、ちょっとパッとわからないところですが、まあそういう、あのー、
そういうふうに自分がその感情移入してみることができたのもやっぱりこの映画が、まあやっぱその大学生の視点とか非常に、あのー、自分を通ってきた視点を、あのー、入れて描かれているので、そういうふうにあの入り込みやすく作られている、そういう成果かなと思います。
はい、というわけで、あのー、とても楽しく見れましたし、考えさせられましたし、韓国の歴史に対する理解もまた深まったという意味で、この、はい、1987は、あのー、とてもおすすめ、自分にとっては、あのー、大事な作品になりました。1987ある戦いの真実、あのー、おすすめしていただいた森石さんありがとうございました。あのー、この場で、あのー、とても熱く御礼申し上げます。
それでは、ありがとうございました。