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みなさんこんにちは、おーばです。 今回は映画「侍タイムスリッパー」
こちらの作品についてお話ししてみたいと思います。 最近ね、いろいろ話題になってますので、タイトルを聞いた方はいらっしゃるんじゃないかと思いますけれども、
もともとですね、8月17日から東京での単館上映、ミニシアター1館だけですね。
そこから上映が始まった自主映画なんですけれども、 口コミでその面白さが広がっていって、9月13日からは全国100館以上での拡大公開が始まったと。
いうことで、ようやくね、北九州でも見ることができるようになりましたので、今日見てまいりました。
北九州のシネコンでも、これやってるのは小倉のシネコン1館だけなんですね。 もっとね、たくさんの映画館でやってもらっていいんじゃないかなと思うんですけれども、
今日水曜日、平日の午後2時の回に行ったんですけれども、まあさすがにね、満席とは言いませんけれども、思ったよりはお客さん来てまして、
コメディタッチのシーンも多いんですけれども、そういうところでは結構場内からね、笑い声が起きてました。 映画館で観客の笑い声を聞くというのはなんだかね、久しぶりだったような気がします。
で、この作品ですね、まあさっき自主映画と言いましたけれども、監督の方がね、自分で資金をかき集め、貯金を取り崩し、車まで売ってという感じでね、
なんか一時期貯金残高が7000円しかないというぐらい追い込まれながらも作った。 まあいわゆる時代劇映画と言っていいのかな。
あらすじを簡単に言いますと、 幕末の京都から現代にタイムスリップしてきた侍が、
まあドタバタに巻き込まれると言いますか、 当然ね、140年でしたか、
時代を越えてきたので、もう全く見るものを聞くものわからない状態で何とか生き抜いていくという話なんですが、
面白い設定がですね、この侍、 タイムスリップして気がついた時に訪れてたのが、
現代の京都の時代劇の撮影所。 だから最初は京都のお寺の門前で切り合ってたのに気がつくと、
江戸の町にいる。あれ?と思って歩いていくと、 実はそこはね、時代劇の撮影現場だと。
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もちろん幕末の武士ですから、 撮影とかいうことはね全くわからないわけなんですけれども、
逆に言うと周囲から見ればエキストラの一人ぐらいみたいな感じで見えてしまうので、さほど驚かれない。
まあそのあたりね、細かいこと言えばいろいろツッコミはあるんですけれども、 これがいきなりね、東京の街中とかに現れたらさすがにね、あれ?と思うでしょうけれども、
映画村の中にポンとね、侍が出てきてもまあそんなに違和感がないかなみたいな。 このあたりはね、上手い展開でしたね。
そしてこの侍がいろいろあって、この時代劇の撮影所で、 切られ役という形で働くようになると。
いうところから話がどんどんどんどんね、展開していくんですけれども、 これ自主映画とはいえね、その京都の撮影所をかなり力を入れてね、
サポートしているということで、 まともにとったら相当高額な予算がかかるところを何とか、
ギリギリのところでやりくりできたみたいな話らしいですね。 で、主人公の武士を演じるのが、時代劇でもね、おなじみの山口馬木也。
有名な俳優さんですけれども、 そういった方を使うというのもなかなか普通の自主映画ではできないでしょうけれども、
これはその山口馬木也本人が脚本を読んで、ものすごく気に入って出たいと決めたらしいですね。
コメディ部分もあるんですけれども、やっぱり根底にあるのが、 時代劇に対する
熱い思い、深い愛情と言いますか、 ちょうど今ね、そのアメリカの笑み衣装、真田広之の
将軍が18部門撮ったということで、今週大騒ぎになりましたけれども、 ある意味同じタイミングでこういった
時代劇を熱く語るような映画がヒットするというのは、 偶然の一致かもしれませんけれども、
あながちそうとも言えないんじゃないかなと。 で、これはね、作品の中でも語られますけれども、今日本の時代劇というのは本当に
ほぼほぼ絶滅に近いぐらいの状態。 昔だったらね、毎週時代劇のドラマっていうのは何本もあったわけですよね。
水戸口門とか、 王家一全とか、
暴れん坊将軍とか。 でも今本当に少なくなって、連続ドラマを今作ってるっていうのはほぼNHKぐらい。
あと民放はまあ単発でやってるぐらいですよね。 最近ね、あの鬼平犯科帳、新しいシーズが始まりましたけれども、
それですら地上波ではなくて、時代劇専門チャンネルとか配信とか、 あとは劇場公開ということで、地上波のテレビ放送というのが結構後回しになって、
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後から放映してたと記憶してますけれども、それも全国ネットではなくて、 ローカル局扱いというんですかね。
南極下でしか地上波でもやってないと。 鬼平犯科帳ですらそんな感じですからね、今。
まあそういった中で時代劇を作っていくというのはどれほど大変なことか。 生活するのもきついくらい大変なのに、それでも多くのスタッフが関わってやっているというね。
その辺りの描写もね、描かれる。 で、その一方で主人公、幕末からタイムスリップしてやってきた会津武士。
当然ね、幕末と現代では物の考え方価値観も全く違うわけなんですけれども、 その中でどうやって現代を生き抜いていくか。
そして後半ね、結構大という展開がありまして。 で、この作品、時代劇の撮影所が舞台になってますから、縦のシーンというのはね、たくさんあります。
いわゆる通常のテレビドラマの縦というのもあるし、 クライマックスではね、本当にこれネタバレになりますから言いませんけれども、
すっごい文字通り手に汗を握る殺陣を見せてくれます。 ここはね、超有名のある時代劇映画を
リスペクトしているようなシーンというのがね、見受けられましたけれども。 これもタイトル言うとね、わかってしまうのであえてここでは言いませんけれども。
いや本当にね、 今の日本の時代劇で
こんな殺陣やってくれるんだというふうにね、ちょっとびっくりしたぐらい すごい
迫力ある殺陣を見せてもらいました。 そしてこの映画ね、単館上映から口コミで面白さが広がって全国公開になったといえば
あの2018年でしたか。 公開されたカメラを止めるな。
あれともうほぼ同じような現象が起こっているわけですね。 ただ一つ違うのはこの映画の監督はカメラを止めるながどうやってあれだけのヒットになったか
ということをかなり分析した上で、 それを踏まえた上で今回のこのサムライタイムスリッパーを作っていったというふうなことをね、
インタビューで語られていました。 あのカメラを止めるな、今考えてもすごい
ブームでしたよね。 まだねコロナ禍の前だったからああいうことがあったんでしょうけれども。
ちなみに自分あの映画も 映画館で
5回ぐらい見たんじゃないかな。 福岡で見て北九州で見て
で名古屋のシネマスコーレでも見たんですけれども それもね本当は別のイベントで行っててその日
カメラを止めるなの上映はなかったんですが 急遽ねそのイベント終了後追加上映するということになっても夜の10時ぐらいでしたかね
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じゃあ見ます見ますって言って見て 11時半頃終わったら
本当にびっくりしたんですけれどもいきなりそのカメラを止めるなの キャストの方3人が舞台挨拶に来られたと
えーというなんでと思ったらその日たまたま名古屋の別の映画館に挨拶に行ってて でそちらが終わってもうホテルに帰ってお酒でも飲んでたところにプロデューサーが
シネマスコーレで急遽今日上映が決まったという話をしてじゃあ今から行こうということで 本当に夜の11時過ぎに乗り込んできたというね
そういったカメラを止めるなのねあの頃も思い出しながら楽しく見ることができました おそらく今後ねまた上映関数が増えるとは思いますけれども
やっぱりねできるだけこの映画は映画館で見てもらった方がいいと思います いずれ配信とかあると思うんですけれどもまずはね映画館で見る
でこういう映画を映画館で見ることがまた次にね繋がっていくし時代劇がね もう少し良い方向にね進んでいくんじゃないかなと思いますのでぜひぜひね
お近くの映画館でご覧いただきたいと思います はいそういったわけで今回は映画
侍タイムスリッパー こちらについてお話しさせていただきました
それではまた