香港映画のブーム
みなさんこんにちは、おーばです。 今回は、映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」
この作品についてお話してみたいと思います。 収録ベースの昨日、WOWOWで放映されてまして、偶然見ることができまして、
何年ぶりですかね、相当久しぶりに全編通して見直しましたけれども、
1987年に公開されました香港映画ですね。 80年代の後半、特に1986年公開の
「男たちの挽歌」 この作品をきっかけに、日本でも香港のノワールモノって言うんですかね。
香港のヤクザ映画を中心として、香港映画が一気にブームになる。 まあそれまでの香港映画というのは、ブルースリーとかジャッキーチェンの漢風映画が主体で、
それ以外の作品というのは、正直自分も当時の記憶がほとんどないんですけれども、多分あまり注目されてなかった。
しかしこの男たちの挽歌以降、いろいろなタイプの香港映画が、特にねレンタルビデオでどんどん入ってきまして、
正直ピンからキリまでいろいろあったんですけれども、自分も気になる作品はレンタルしまくって、当時見た覚えがあります。
でそういった中で出てきました、この「Chinese Ghost Story」 これはですね非常に面白くて、
実際ね香港でも大ヒットしまして、この後2作目3作目とシリーズも続きまして、まあそれだけね大ヒットしたわけなんですけれども、
主演がレスリーチャン、プロデューサーがツイハーク。 この2人は先ほど言った男たちの万華のプロデューサーと主演のコンビですね。
男たちの万華では、チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、この3人が主役だったんですけれども、今回はもうレスリー・チャン単独主役ですね。
そして大事な役で出演する女優、ジョイ・ウォン。 もうめちゃくちゃ美人で、当時もね確か日本のCMにも起用されてたような記憶があるんですけれども、
黒髪のね長髪の女性なんですけれども、今回この作品では幽霊の役、 しかもねレスリー・チャンと恋中になる、愛し合う幽霊の役ということで、
なかなかねこういった雰囲気を出せる女優は少ないんじゃないかなと思いますけれども、 改めて今回見直してやっぱり綺麗だなぁというふうにね思いました。
それから出演者でもう一人忘れてはならない俳優が、 ウーマというね俳優がいるんですけれども、
本作の中ではイン道士というね剣と銅術の達人。 見た目はねかなり怖くて、どちらかというともう悪役みたいな感じなんですけれども、
実は非常に正気感あふれて、主人公たち2人のこの人間と幽霊の恋中をそれとなく手助けするような、
実はいい人、でも本当に見た目は怖いなという感じの人なんですけれども、 実際ね本人はそこまで怖い人じゃないんですけれども、これはもうメイクがね
すごくて、実際ね映画見ていただければわかりますけれども、 そしてこのインドウシ役のウーマが本作では剣の達人ということで、
すごいアクションをね見せてくれまして、 難しいところはね当然スタントの人がやってるんでしょうけども、かなり
アクション激しいですね。 剣を使ったアクションとか火薬を使ったねあの爆発とかもいろいろあったりしますし、
あといわゆるワイヤーアクション、そうですね自分多分香港映画のワイヤーアクションというのはすごいなと思ったのはこの
チャイニーズゴーストストーリーが最初だったと思います。 空中を飛び回る、回転しながらジャンプするとか、
あるいはのジョイオン演じる幽霊ですね、スーシン。 彼女もふわーっと
白い着物をねこうたなびかせて、浮遊するという感じで飛ぶんですけれども、 ウーマ演じるインドウシは剣を構えてもう一直線に飛んでいく、あるいは
くるくるくるくる回転しながら飛んでいく。 特にねインドウシのアクションというのはどちらかというともうドラゴンボールの孫悟くん
みたいな感じでね、 実写版ドラゴンボールをねこういった感じでやってくれたらサズヤは面白かったんじゃないかなぁと思うん
ですけれども、 まあ当然ね1987年の作品ですから
CGとかがねあるわけでもなく、 デジタル構成とかもあるわけではなく、すべてね体を張ってワイヤーと火薬で
すごいアクションシーンをね見せてくれて、 これはねそれまでの香港のカンフーアクション、ジャッキーチェンとかのねアクションとは全く違うアクション
見せてくれまして、 初めて見た時は本当にあの衝撃でしたね。
禁断の恋物語
しかもどう見ても アクションができるような体型ではない
その小太りのねウーマがもうすごいアクション見せてくれて、 ただただ当時はびっくりしましたけれども今回見直してもやっぱりすごかったですね。
ストーリーの話飛ばしちゃいましたけれども、 ざっくり言うとレスリーチャン演じるチャイさんという心の優しい青年と
ジョイオン演じるスーシンという幽霊、この2人が恋中になる。 ただこのスーシンというのは悪い妖怪に自分の
骨を抑えられてしまっていうことを着飾るを得ない奴隷として人間を襲ったりすると。
でそこにウーマ演じるイン同士が悪い妖怪とね戦ったりするというね。 本当にねあの非常にシンプルなストーリーだし
この当時の香港映画ではねよくありますけれども 非常にあのベタなコメディというか泥臭いと言ってもいいんでしょうけども
今こんなのベタなコメディシーンないだろうというようなシーンもね結構あったりして そのコメディシーンとねアクションシーンとか
あるいは本当にあの美しい女優のね空飛ぶシーンとのギャップというのがすごいんですけれども
いかにもねあの80年代後半本当に香港映画がノリに乗ってる頃の 代表的な映画の一本ですね
これ以外にもね香港映画当時すごい傑作はたくさんできてまして アクションものから恋愛もの
シリアスなね人間ドラマ その一方でもう箸にも棒にもかからないような作品
いろいろありましたし 最初にね少しタイトル出しました男たちのバンカーのパロディ映画でこれはもうあの日本のね
放題として男たちのバッカ野郎というのがあって もうタイトルだけでもどういうのが大体想像がつくと思うんですけれども
この映画の主演は男たちのバンカーの主演でもありました チョウ・ユンファがやってるというね
いやちょっと作品選んで出た方がいいんじゃないみたいな まあそんな作品とかもいろいろあったんですけれども
まあ本当にねピンから切り玉石混合の香港映画の中でも このチャイニーズゴーストストーリー
もうトップクラスいいね面白い ワクワクするそして
まあラストは言うわけがないですかねまあでもちょっとね物悲しいラストで終わると 人間とね幽霊の恋物語がハッピーエンドで終わるというのもなかなかね
難しいと思うんですけれども でも
なんて言うんでしょうかね ハッピーエンドではないけれどもでも割と明るく最後には少し希望というか
この映画のラスト決してハッピーエンドではないんですけれども 見てる方からすると割と爽やかな感じで終わるという作品でした
本当にね多分10年以上ぶりぐらいにこれ見直したんですけれども いい作品でしたね
あとね今回WOWOWで放映されたバージョンなんですが 昔あの別のCSの映画専門チャンネルで見た時にはあまり画質良くなかったんですが
今回の画質良かったですね 多分マスターがかなりいいやつですね
4Kリマスターまでしてるかどうかあれですけれども あのフィルムの傷とかもなかったし発色もかなり良くなったんで
WOWOWでねまた放映される時にもし機会があればね ぜひこの綺麗なねバージョンのやつで見ていただければと思います
やっぱり同じ作品でもね 特に昔のあのフィルム時代の作品というのはかなり放送の時とかソフト化によってばらつきがあったり
しますので できるだけね
4Kリマスターとか そういった形で綺麗になったバージョンで見るというのがいいんじゃないかなと思います
今回は映画Chinese Ghost Story こちらについてお話しさせていただきました
それではまた