1. 北九州の片隅
  2. 第534回 最近観た三本の映画
2022-02-20 09:37

第534回 最近観た三本の映画

ここ数日は家に引きこもって、

「ダイナマイトどんどん」

「DUNE/デューン 砂の惑星」

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

の三作品を観ましたので、まとめて感想をお話ししました。

やはり映画はいいですねぇ。

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00:13
みなさんこんにちは。オーバーです。 この数日ですね、ちょっと体調がよろしくなくてほぼほぼ引きこもり状態だったんですけれども、
まあそれでも頑張って映画は見ておりました。 まずですね、CSの日本映画専門チャンネルで放映されました
岡本清監督のダイナマイトドンドン。 昭和25年の北九州を舞台にして
ヤクザ同士が抗争ではなくて、野球大会で民主的、平和的にトラブルを解決していこうという設定なんですけれども、
まあヤクザ同士の野球大会が無事に終わるわけではなく、文字通り血の雨が降るようなすごいことになるんですけれども、
主演が菅原文太、 そして北王子錦也、金子信夫。
もうこの辺りは深作金次監督の ジンギナキタタカイシリーズのメンバーで、
まあある種その東映ヤクザ映画のパロディ的なところもあるんですね。 他の出演者もね豪華で、
嵐柑柔朗、岸田真、中谷一郎、フランキー坂井、藤岡拓也、ケイシー高峰、
そして田中邦恵。 田中邦恵もねピッチャー役で出るんですけれども、
途中お酒飲みすぎてフラフラになって、 デッドボールばっかり出すとかね、そんな感じだし、
そうそうあの北王子錦也もですね、 ピッチャー役なんですけれども、すごい豪速球をビシバシ決めてですね、
えらくかっこいいなみたいなね、そんな感じですね。 まあヤクザ同士がね、野球で
決着をつける、死を決するという、この発想がすごいし、 それを映画にしてしまうという、当時の日本映画界もなかなか
おもろいものを作るなという感じで、結構ね、ニヤニヤ笑いながら見ることができました。 これ昭和25年の北九州が舞台で、当時はですね、北九州ってまだ
五四合併前で北九州市というのはできてないんですね。 5つの市に分かれてた時代で、
その一方、その1978年の北九州でロケをしてまして、 海岸に佇む菅原文太、その向こうには皿黒山が映ってる。
で、その菅原文太と皿黒山の間には工場街が映ってるんですけれども、 まあこれどう見ても昭和25年にこういうのはないんですけれども、まあまあね、
そういうところを突っ込むのは野暮ということで、 北九州市民の私としては本当にニヤニヤしながら楽しませていただきました。
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次に見た映画がですね、これはですね、レンタル配信になるんですが、 デューン、砂の惑星ですね。 非常に去年評価が高くて、この続編も制作始まるわけなんですけれども、
もうずいぶん昔にですね、デビッド・リンチが監督をして、 まあ非常になんて言うんでしょうね、
好きな人は好きというようなちょっとカルト的な映画化がされたわけなんですけれども、 まあ今思ってもね、
デビッド・リンチにこんな巨額な予算をかけたSF超大作を撮らせるという発想がすごいし、 ウケる方もウケる方だと思うんですけれども、
今回は原作時代が長いので、パート1ということで途中までなんですけれども、
さすがにですね、話のスケールでかいし、主演のティモシー・シャラメもいいんですが、
まあぶっちゃけてですね、家で見てても途中で意識が飛びそうになりました。 結構ね、絶賛の評価も高かったんですが、
正直言うと、かなり長い時間の割にはストーリー展開的にはそれほど話が進んでなくてですね、
もうちょっとこう編集でね、つまんでもいいかなという感じは個人的にはしました。 アメコミ映画でおなじみのセンデイア、スパイダーマンシリーズのMJやってですね、
それからDCのアクアマン演じてます、 チェイソン・モモアか、そういったあのアメコミ映画でおなじみの顔が出てて、
なんかそれはちょっと嬉しかったですね。 ただ文字通り砂の惑星が舞台なので、絵面的にはですね、
なんて言うんでしょうね、地味と言えば地味だし、茶色一色みたいな感じで、大昔の作品になりますけれどもアラビアのロレンスに近いのかなと、
そういう雰囲気も結構漂わせてます。 だからハマる人はかなりハマるでしょうし、
ちょっと眠くなるなぁという意見も多いんじゃないかという感じではありました。
でも続編は見てみようと思います。 そして今日ですね、またレンタル配信で見たんですけれども、
007シリーズの最新作、 No Time To Die。 これもですね、コロナの影響で何回も公開時期が延期になって、
予告編を本当に何度映画館やテレビで見たことかというぐらい見たんですけれども、結局ですね、映画館で見に行くタイミングを失ってしまって、
家で見たんですけれども、 ダニエル・クレイグ、今回5作目ですかね。一応シリーズ最後ということで。
映画始まってすぐですね、007シリーズの6作目になります。 女王陛下の007。
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この作品のですね、テーマ曲のアレンジがバックで流れてて、 それ聞いた瞬間に、
ああ、この路線で行くのかと。 多分ね、古くからの007シリーズのファンだったらみんな気が付くと思うんですけれども、
そうなるとラストがこうなるんだろうなっていうのは大体わかっちゃうんですね、本当に。 もちろんその女王陛下の007とは全然ね、ストーリー的には違う
というわけでもないんですけどね。 似通ってる部分とか同じような登場人物キャラクターもいるんですけれども、
それが見えてしまったのが楽しいといえば楽しいし、残念といえば残念だったのかなと。 そしてエンディングでは
ルイ・アムストロングが歌います、その女王陛下の007の メインテーマがずっと流れていくと。
まあこの作品のラストも、 なんでしょうね、よくぞやったという意見もあるだろうし、
ここまでやって大丈夫なのかという意見もあるでしょうし、 意見が分かれるところではあるんですけれども、一つの区切りとしてはありなのかなという気はしますね。
ただ007シリーズのマスコミ報道でも、 次は誰がジェームス・ボンドになるのかという予測というか、
ちらちら見ますけれども、誰が演じることになってもなかなか ここからまたリセットして新しく始めていくというのはハードル高いだろうなというふうに思いますね。
一つ言いたいのはこの作品もですね、 上映時間が2時間40分ほどあるんですが、
これはね、デュンと違って眠くはならないんですよね。 あのド派手なアクションも多いし、ただそれでもちょっと長いかなと。
もともとその007というのはやっぱり割と気楽なね、 エンタメ要素高いスパイアクションで始まった映画が、
特に最近のこのダニエル・グレイグのシリーズは、 まあいろいろね、ジェームス・ボンドの過去話をね、
挿入してきたりとか、まあいろいろなね、手替え品替え、 まあいろいろやらないと今時、
イギリスのMI6のスパイアを主人公にした物語っていうのは もう後頭向けになりすぎるので、ある程度こうね、
時代に即したリアリティを追求したいんでしょうけれども、 重さが出てきてしまって、さらに要素が増えてしまったことによって、
どんどん上映時間が伸びていくというところもあるので、 まあ次のシリーズでは2時間ぐらいでこうね、
サクサクっと終わるような、そういった新しい007シリーズを 期待したいなぁと思っています。
この後ですね、まあ見たい絵がいろいろあるんですが、 まあ気になりつつもまだ見てないのが、あのマトリックスですね。
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新作、まあこれもいろいろね評価分かれているようなんですけれども、 今この時代にマトリックスをもう一度やる意味がどこにあるのかということを確かめるためにも、
頑張って見てみたいと思います。 なんとなくハードルが高いんですけどね。
はい、そういったわけで今回は最近見た3本の映画について、 サクッと感想をお話しさせていただきました。
それではまた!
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