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みなさんこんにちは。大葉です。
本日、この4月から開催されます 午前十時の映画祭12の上映作品が公式サイトの方で発表されました。
やはり一番の目玉はですね、 空の大怪獣ラドン4Kデジタルリマスター版。
こちらではないでしょうか。
昨年の12月、やはりこの午前十時の映画祭で、
モスラ、こちらの第1作目の4Kデジタルリマスター版が上映されまして、
私も映画館に行ったんですが、本当に丁寧に復元されてまして、
画質も音質も今まで見たソフトとか配信とかテレビ放送とは全く比較にならない、
非常に良い状態で作品を鑑賞することができました。
そしてこの空の大怪獣ラドンですね。
公開が1956年、昭和で言うと31年ですね。
もう66年前の作品になるんですが、
東宝特撮の怪獣映画としては、
1954年公開のゴジラ第1作、
翌年公開のゴジラの逆襲。
この2作品はモノクロのスタンダードサイズの映画だったんですね。
そしてこの空の大怪獣ラドンで、
東宝特撮映画は初めてカラーの怪獣映画にチャレンジいたしました。
実際ですね、この作品もですね、
現在ソフトなどで見ることができるバージョンというのは、
画質がちょっと眠たい感じでもありますし、
音も割れてしまっているところもあったりするんですが、
果たしてこれが今回の4Kリマスターでどう変わっていくか。
特にですね、この作品は前半が九州の炭鉱町を舞台にしてまして、
要は暗いですね。
炭鉱の中でのドラマとか、
メガヌロンという闘神大の怪獣が出てくるんですけれども、
そのシーンが多いので、そこがどれくらい見やすくなっているか。
そして後半は一転してですね、
ラドンが登場しまして、
大空で戦闘機とドックファイトをやり合う。
そしてクライマックスでは、
このラドンが福岡市の中心街、岩谷に降りてきて、
その辺り一帯に壊滅的な打撃を与えるという、
もう名シーンがあるんですけれども、
この辺りがどのような感じで復元されているか、
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非常にですね、楽しみです。
これ以外にもですね、本当にたくさんの映画があるんですが、
大作映画で言えば、
ゴッドファーザー三部作、
マトリックス三部作、
ブレードランナーファイナルカット版、
そしてですね、邦画ではですね、このラドン以外に、
黒澤明監督のクモの巣状、
そして稲垣博監督の無法末の一生。
こちらがですね、バンドー・ツマサブロー主演で撮ったバージョンと、
三舟敏郎が主演のバージョンと、2種類あるんですけれども、
両方を4Kデジタルリマスター化した上で上映すると。
これは本当に素晴らしい企画ですよね。
バンツマって言ったってもう若い人は分からないでしょうけどね。
古畑忍三郎などで有名な、
あの田村雅一のお父さんですね、バンドー・ツマサブロー。
戦前から戦後にかけて活躍したスターなんですが、
このバンツマ版と三舟敏郎版、両方を見比べることができるというのは、
本当に素晴らしい企画だと思います。
あと何気に嬉しいのがウォレスとグルミットですね。
これも入っているというね。
いやー、なかなかいいラインナップなので、
ぜひですね、公式サイトの方をチェックしていただいて、
4月から始まります、午前11時の映画祭トイロブ。
気に入った映画、あるいは今まで映画館では見たことがないけれども、
という作品がありましたら、ぜひぜひこの機会にですね、
ご覧いただければと思います。
はい、そういったわけで今回は、
4月から始まります午前10時の映画祭トイロブ、
こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。