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では、コメントを踏みて、【MRD2505】を読みます。
今回は、グレーゾーン。
元ナンバーワンヒーローが、その座を奪われた。
彼の心の葛藤、叫びを聞け!
ですね。
今回は、短編小説、グレーゾーン。
作者、ハチママ。
正義と悪は表裏一体だった。
これは、俺がナンバーワンヒーローから引きずり下ろされ、
闇に落ちるまでの心の葛藤をセキララに吐き捨てた言葉だ。
そうやって全部、こっちのせいにしてうまいなぁ。
お前が言ったことが本物になる。
こっちはすっかり嫌われ者さ。
いつの間にかすっかりビラン扱いだよ。
やり方が汚いよなぁ。ほんとうまいよなぁ。
ファンに受けなんて出来っこないと思うだろう?
でもなお前はさらっとやってしまうんだよなぁ。
そんな能力があるんだよ。
誰もこっちの意見なんちゃ聞いちゃくれない。
そいつはイカれちまってる。
頭じゃない。そんな風に思われてる。
ならとことん、嫌われてやろうじゃないか。
お前がちやほやされる世界なんてぶっ潰してやる。
消えてなくなれ。
俺の言葉は強烈で、だんだんと毒を帯び、だんだんと周囲から孤立していった。
俺はただ自分の気持ちを伝えたかっただけなのに、
もやもやを吐き出したかっただけなのになぁ。
毒を帯びた俺の言葉は刃となり果てた。
かつては俺もヒーローだった。
あいつや奴らを守り導くものだった。
お飾りのヒーロー。
てめえらにただ俺の気持ちをストレートに言っただけだろう?
ヒーローは言わねを吐いちゃダメなのかよ。
ヒーローが汚い言葉や下ネタ言ったらダメなのか?
ヒーローだって一人の人間だ。
今のヒーロー様がおあつらい向きのヒーロー。
真面目で優しく万人受けする存在。
人間味のねえ面白くもねえヒーロー様を奴らは求めてる。
お飾りの元ヒーローは今や疎まれるヴィラン。
なぜ俺をヒーローに仕立てた?
なぜは俺はヒーローだったんだ?
何のためにヒーローしてたんだ?
なぜ?なぜ?
何のために?
あーわけがわかんねえ。
気持ちも頭もごちゃごちゃだ。
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俺の中の正義感と理性が音を立てて崩れていくのが聞こえた。
虚無感と孤独感に襲われ続けた。
つまらない毎日を薄笑いを浮かべながら淡々と過ごしていくだけ。
言っておくぞヒーロー様よ。
お前もいずれはボロボロになるぞ。身も心もな。
役に立たないと思われたら飽きられいずれは裏切られ捨てられるさ。
あー今行くよ。
あっちの仲間が睨み聞かせて待ってやがる。
俺が中途半端だから気に入らねえらしいわ。
あばよ。元ヒーローは消えるよ。
明日からは真のヴィランとなりお前に立ちあたかるだろう。
終わります。
で、この短編小説の他に
ビターエンジェルNo.2の存在意義やら
他の話もありますので
ぜひ探して見てみてください。
今月も聞いていただきありがとうございました。
終わりまーす。ポチッとな。