そうですね。じゃあ今日はね、肩の方はもしかしたら前回で軽くなった方がいるんですけど、
まだダメだっていう方はね、もしかしたら首じゃないんですかって話もあると思うので、
今回は首の話をお願いしたいんですが。
わかりました。
首の話ですね。
はい。
首はほとんどの人はね、首って言ったらどこって言ったらだいたいわかってるというか、見えてると思うんで。
ただ、見えてる首だけが首じゃないよっていうか。
そういうことか。見えてる首だけが首じゃないってことか。
前回の肩と同じこと言ってるかなと思うんですけど、肩っていう言葉にとらわれてしまうと、
肩甲骨であったり鎖骨であったりっていうのは肩の一部、腕の一部っていう認識がなくなっちゃって、肩イコール底っていうピンポイントになっちゃうし、
首って言っちゃうと、だいたい一般的に見えてる頭の下についてるひょろっと出てるのが首かなみたいなイメージになると思うんですけど、
骨で見てみると、いわゆる頸椎って呼ばれてる部分ですよね。
それだって人間が勝手に分けたもので背骨の一部なんですけど、長い背骨の一部の上から7つを頸椎って呼んでて、それ首の骨っていうことなんですけど、
でもその首の骨も、見えてる首はだいたい頸椎の3番から下しか見えてないんで。
何番まであるんですか、1番から?
7番まであります。
7番まで。何番が見えてるの?
3番から下。
じゃあ1番と2番も首なの本当は?
まあ頸椎なんで、首の骨なんで。
どこにあるんですか、それ。
頸椎の1番2番っていうのは、見えてる首のさらに奥に入ってるんで。
奥?
上。
上か、上ね。頭蓋骨からにくっついてるのが1番と2番、くっついてるというか。
頭蓋骨の真下にあるのが1番で、その下にあるのが2番で。
でも見えないってことね。
見えない。
頭の後ろにあるものね、それ。
そう、体の中にあるもので見えないし、触れない。
触れないの、それは。
そう。
えー。
ちょっと中に入ってるからね、直接触れれない。
えー。
直接は触れれないですけど、もちろん全部皮膚があるんで。
あ、まあ当たり前でしょ、それは当たり前だけど。
こう、えってもこう。
だから触れるところは3番からですね。
皮膚の上から触れるところは。
えー、そうなんだ。あ、これかな。
だから3番で、その後4、5、6、7で、7番が一番下のすごい大きくぽっこり出てるのが7番。
ぽっこり出てるやつ。
それが7番ですね。
たどっていったら6、5、4、3までは皮膚の上から触れるんですけど、
さらにその上に2番、1番があって。
えー。
その上に頭蓋骨が乗ってるっていう状態ですよね。
で、これ1番、じゃあ1番と2番は触れないとしたらね。
はい。
1個ぽこって出てるのあるんですけど、その上に何だろう。
あたしだけ?それ出てるの。
何が出てるの?
これ骨じゃないのかな。
あ、だからそれ頭蓋骨じゃないですか。
そのさらに上ってことは。
ほんと?じゃああたしは頭蓋骨を触ってるのかしら。
後ろの端っこみたいなところが触れてるかもしれないですね。
角というか。
はい、わかりました。
なのでこんな感じで、首って言っても骨だけで見てみると、
結構首の中まで、頭の中に埋まってるんで。
じゃあそっから動かせるってこと?もしかしたら。
本来は動かさないと、他の部分に負担がかかってくるんで。
でもほとんどの人が、この1番、2番は動かせてない、使えてない状態で、
3番より下ばっかり動かしてたりするし。
だって首を回しましょうとか、え、頭を回しましょうか。
頭を回しましょうとか言ったら、その3番っぽいとこから動かすよね。
そうでしょうね。首回しましょうってよく言いますけど。
あれ?首回しましょうって言う?
頭回しましょうってあんま言わないかなと思うんですけど。
首を回しましょうだね。
そうね。だから首回すっていうのも、いろんな意味に捉えれそうな気がするんですけど。
でも回しましょうって言うよね、ラジオ体操で。
言いますよ。言います。
もちろん、だから回すのはいいんですけど、
でもその1番、2番はほぼ動かない状態で使っちゃってるんで、
3番以降にものすごく負担がかかってると思うんですよね。
だってそんなの私たちのせいじゃないですよね。
誰のせいでもないですよ。
はい、わかりました。
なので、まずはその場所をちょっと認識してもらうことが一番大事かなと思うんです。
もう本当に鎖骨と同じで、まずは、でも触れないんで、鎖骨みたいに。
肩甲骨も自分では触りにくいけど、人には触ってもらいやすいかもしれないですけど。
で、今度1番、2番って本当に触れないところなんで、
もうなんとなく認識するしかないかなと思ってて。
でもこう、なんか何とか教えてください。
本当はここから動かすといいよっていう場所を何とか。
そうですね。
こういうふうに教えていただけたらいいのかな、これ。
えっと、首をずっと触ってって。
はい。
なんか。
まあ、くぼんでますよね。
くぼんでる。
はい。
で、その上がボコって頭、なんか頭蓋骨っぽい。
そうですね、はい。
で、その頭蓋骨っぽいところの真下みたいのが、
うん。
ぐらいから実は曲がることがわかるみたいな。
そうですね。
なので、ちょうど頸椎の1番と頭蓋骨の接点、
そこがだから首の骨の付け根、背骨の付け根だと思うんですけど、
その位置は鼻と耳のちょうど交わったところ、
鼻の奥、鼻指さしてずっと奥にまっすぐいきます。
耳の。
耳の穴、指さしてずっと1番奥までいきます。
早く言ってください、そうやって。
鼻の奥と耳の奥が交差したところ。
おー、はいはいはい。
ちょうどその後ろから触ってくぼみがあるところから、
斜め上に上がったところぐらいかなっていうイメージですね。
でもだいたいそのぐらいで、顎を上げて上を向こうとすると、
ちょうどそこがいい感じに動いていることが触っているとわかるんですけど。
ちょうどそこが支点になって、上向く、下向く、左向く、右向く、
あとは頭を左右に倒すみたいな動きもできるかなと思う。
でもそんなここから動かしてなかったですね、やっぱり。
そうですね。
言っていた3番あたり、顎と首の付け根あたりを一生懸命動かしていたような気がするんですけど。
そうですね。だから本当に見えている首しか使ってないと思うんですよ。
だめじゃん。
でも誰も教えてくれないんで。
やだ、やばいですね。
だから見えている首が首っていう認識なんで、本当肩と一緒ですよね。
肩だと思っているところしか使ってないんで肩が凝るし、
首だと思っているところしか使わないんで首が凝るんですよね。
怖い。でも本当に認識の違いだよね、そんなの。
そうだと思うんですけど。
今ね、こうやってやってみて、上向くと今まで見えてなかったものが見えるんですけど、後ろに。
見えてなかったものが見えるはちょっと違う意味で捉えられそうなんで。
じゃあ、例えば上向いて、そのまま後ろを向こうとすると、
そのさっき教えてもらった場所、名前なんか本当の首の付け根。
本当の首の付け根から曲がると、すごい絶対に後ろ向いても見えなかったものが見えるようになって、
炎上よりもめっちゃ遠く見えるし、
そこから今ね、喋りながらね、マイクから口がすごい遠くなったりしてるのに、
そこがだから、頸椎の一番と頭蓋骨の接点部分で、その頸椎の一番というのが輪っかになってるんですよね。
は?
輪っか。丸。円。輪になってる。円形で輪っかになってて。
で、輪っかの上に頭蓋骨が乗ってるっていう状態なんで、そこをだから動かすときに、頭蓋骨が輪っかの上を滑り動くっていう状態になるんですよね。
そうなんだ。
イメージ的にね。そういう感じ。
なので、輪っかの上を滑り動くって思うと、よりスムーズに動くかなと思うんですよ。
だから、ふにゃふにゃ、ふにゃふにゃしてればいいってことだ。
そうですね。本当にその、何やろうな、赤ベコとかあるじゃないですか。首がビヨーンって動く。
ボブルヘッドですか?アメリカとかであるじゃないですか。人形。
知らない。
頭がビヨーンって動く人形っていうか。
なんだろう、誰だろう、それ。
野球選手とか飲んでも結構あったりする。
はい、はい、はい、あれ何て言うの?
あれ何て言うんですかね。
分かる、分かる、分かる。
そういうの、そういう人形みたいなイメージかなと思うんですけど。
でもあれはビヨーンってなってるから。
そうですよ。違います。
これはでもこう、何て言うの?円盤の上に頭が、だからくるくるこういい感じで回るってことよね。
本当にその滑り動くみたいなことになるんで。
あーすごいです。
だからマイクから遠くなってるから、今回してるんだけど。
この丸い円の上に頭蓋骨が乗ってて、くるくる滑り動くみたいなのって、
なんかこのイメージどう言ったら伝わるのかなと思うんですけど。
本当だね、なんだろう。
でもそれをまた教えていただいたら、首がゴリゴリ言いすぎてるのはおかしいってことよね。
いや、えっとね。
いや、言うと思います。今までずっと固まってたやつが動き出すと、
なんか中でゴリゴリジョリジョリする音が聞こえる。
そう、ジョリジョリしてる。
ジョリジョリする音聞こえるって、そこが動いてる証拠なんで。
えー。
しますね、それは。
ちょっとこれ、もしかして分からない人のために、もうちょっとどういう風に、
どういう風な動きをすると分かるとかありますか?
円盤状の上には首が乗っかっている音について。
どう伝えたらいいかな、これめっちゃ難しいな。
もうそうとしか言いようがないんですけどね。
でもそのジョリジョリする音は目安になるかなと思いますし、
そういう風になるように、その鼻の奥と耳の奥の交わったところを視点にして。
手で押さえるとすごい分かりやすいですか?
あ、くぼみのところをね。
くぼみのところ、なんか親指かなんかで。
だから、上向く下向くっていうときは、その耳の穴からそこを視点にして、
まあそれこそ、ちょっとグロテスクな表現かもしれないですけど、
そこを貫いてる防護があって、両サイド壁に固定されてて、
もうその状態で下向く上向くってやろうと思うと、そこ視点にして動くしかないじゃないですか。
うん、そうですね。
こういう動きすると、その円の上に頭蓋骨が乗ってるのが、
滑り動きみたいな動きになると思うんですよね。
はい。
で、前から見て、鼻のところにさっきみたいに棒が刺さってて、
壁に固定されてるって思って。
怖い。
だから鼻の先につまみがついてて、
そのつまみをギュッて回すってやると、
首が左右に倒れると思うんですけど。
はい。
そうすると、頭の先端と顎の先端が入れ替わる動きになると思うんですよね。
はい。
そうすると、横に滑り動くみたいな動きになるじゃないですか。
本当だね。でも、やっぱりちょっと私まだ硬いから、
なんかこう、いろんなとこが動いちゃうね。
なんか体中でやっちゃってる感じだよね。
本当は仕組みとしては、ジェイクみたいに首だけがピヨンピヨン、
頭だけが動いた方がいいんだろうね。
そうですね。だからインドの人とかでダンスとか見てると、
首だけすごい動くみたいなのあったりすると思うんですけど、
ああいう人たちってすごくその辺が緩んでるんやろうなと思うし、
あとは頭の上に荷物を置いて運んでるアフリカの人たちとかいるじゃないですか。
ああいう人たちもきちんと骨を積み上げた上に荷物乗っけてるんで、
首がしんどくないんですよね。筋肉で支えてないんで。
筋肉で支えてない。
そう、きちんと整った骨の上に荷物乗っけてるんで、
体全体であの重み支えれてるんで。
ああ。
あれ首だけで支えたら、たぶん首ほんとね、
そうよね。
ビッてなってたぶんおかしなことになると思うんですけど。
あとは力で支えようと。
だけど、だから人間のその骨格の仕組みっていうのは、
なんかすごいね、じゃあ。