1. 身体の教養ラヂオ
  2. 心が病んでいくのは「体感」が..
心が病んでいくのは「体感」がないからだった|承認や実績を求めても苦しみが増すだけ #57
2026-10-14 10:09

心が病んでいくのは「体感」がないからだった|承認や実績を求めても苦しみが増すだけ #57

#57 | 身体の教養ラヂオ

便利で快適に暮らしているはずなのに、なぜか満たされない。
身体をゆるめる実践と、世界や他者と関わる喜びについて話しています。
YouTubeで公開した動画のSpotify版です。

便利で快適なのに満たされない
閉ざされる身体
身体をゆるめ、感覚を取り戻す
世界に応答する喜び
身体の強張りをほどく

動画で見る
https://youtu.be/8aBUKnkL0xk

新作のお知らせや、somatic studioのご案内は公式LINEでお届けしています。
https://lin.ee/6xWEHL3

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
なぜ私の人生はこんなに生きづらいんだろう。便利で快適なものに囲まれて暮らしているはずなのに、なぜか心が満たされない。ふとした瞬間に異様のない虚しさと漠然とした生きづらさを感じてしまう。
もしあなたがそう感じているのなら、それは決してあなたの努力が足りないからではありません。
今日の話は、その生きづらさの根本原因についてです。
結論からお伝えします。
その原因は、あなたの身体が便利で快適な社会にすっかり飼い慣らされてしまっているからなんですよ。
社会に飼い慣らされたからだ。ピンとこないかもしれません。
でもこれは、現代を生きる私たちのほとんど全員に当てはまる非常に重要な話なんですよ。
この動画を見終わる頃には、あなたの生きづらさの本当の正体がわかって、
そこから抜け出すための具体的で希望に満ちた一歩が見えてくるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
まず、なぜ私たちは飼い慣らされるほどに弱くなってしまったのか。
そのプロセスから見ていきましょう。
キーワードは閉ざされ。
私たちは無意識のうちに自分自身を世界から閉ざしてしまっています。
今の社会は私たちを失敗や困難から守ってくれる巨大な安全装置のようなものです。
あらゆる安心・安全・便利・快適があらかじめ用意されています。
しかしこの守られた環境は、いわば飼育環境です。
予測できないことや思い通りにならない面倒なことから私たちを遠ざける。
それこそが私たちが社会に飼い慣らされていくまさにそのプロセスなんです。
その結果私たちはマニュアル通りの対応しかできなくなり、
未知の状況や自分とは違う他者に対して心をキュッと閉ざすのが癖になってしまいました。
そしてこの閉ざされという心の態度はそのまま身体の小暴りに直結します。
何か嫌なことがあるとグッと肩に力が入りませんか?
そのストレスを感じると無意識に歯を食いしばってはいませんか?
これが防衛反応としての小暴りです。
この緊張が日常になってしまうと私たちの身体はしなやかさを失い
決まった動きしかできないカチカチの状態になってしまう。
そして本当に怖いのは身体の小暴りはそのまま心の小暴りになるということです。
柔軟性のない硬直した考え方しかできなくなってしまうのです。
飼い慣らされて、小暴って、固く閉ざされてしまった状態ではどうなるでしょうか?
用意された喜びや快楽は得られたとしても
そこに心の底から湧き上がるような喜びや自分が成長しているというような実感はありません。
03:01
言われたことしかできないマニュアル通りの自分。
かつて持っていたはずの野生の感覚は失われて生きている実感を失ってしまう。
これこそがあなたの生きづらさの本当の正体かもしれません。
第2章 開かれ 失われた野生を取り戻す
ではどうすればこの飼い慣らされた状態を抜け出すことができるのでしょうか?
根性で心を開こうと頑張るのではありません。
アプローチするのは身体、体です。
鍵は緩めること、解きほぐすこと、つまり脱力することです。
緩める、解きほぐす、脱力するということは
心と体の余計な力みを意識的に手放していくことです。
少し一緒にやってみましょう。
楽に座った状態で目を閉じて自分の呼吸に意識を向けてみてください。
空気が鼻を通って喉を通って胸の方に入り込んでいく。
新鮮な空気が体の中をさすっていくように吐いていくことで
その繊細な感覚をキャッチするように
そしてそれを感じれば感じるほど力が抜けていくように
体を脱力していきます。
吐いていくときも同様です。
ふーっと息が抜けていけば抜けていくほど力が抜けていくように
だらーっと心地いい感覚に身を預けてみます。
どうでしょうか?
ほんの少し体がほっとうしませんか?
もしかすると動画を見ながら首とか肩に力が入ってた
呼吸が止まっちゃってた
息が苦しくなっていた
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
自然と肩の力が抜けて
全身がだらーっとフワーっと力が抜けていくのを感じられると思います。
このように体の防御反応を解いてあげることで
今まで不快だと拒絶していた刺激を
もっと冷静にありのままに受け止められるようになります。
これが世界に対して自分を開くための
最も重要で具体的な一歩です。
体が緩んで、解きほぐれて、脱力されて
開かれてくることで面白いことが起こります。
世界も誘いに気づけるようになるんです。
例えば目の前に誰も手をつけていない難しそうな仕事があるとします。
閉ざされている状態だと
うわー面倒だなーとしか感じられません。
しかし開かれた状態だと
その問題がまるで君ならどう乗り越えると
あなたの想像性を誘いかけてきているように感じられるのです。
世界は常に私たちに働きかけ行動の可能性を誘いかけています。
緩んだ身体はその豊かな誘いに気づくための
感度の高い野生のアンテナになるのです。
この段階にくると不快な出来事の意味が180度変わります。
それはもう避けるべき脅威ではありません。
自分を試すための問いかけであり
06:02
新しい可能性を開くための最高のチャンスに変わるんです。
混乱な状況や耳の痛い意見の中にこそ
自分を成長させてくれるギフトが隠されています。
さて、世界に自分が開かれていく準備ができました。
しかし、ただ開いているだけでは
風に吹かれるビニール袋のように不安定になってしまいます。
そこで最後に最も大切な要素、軸が必要になります。
軸とは文字通り、心と身体の触れない中心軸です。
緩んでしなやか、だけど中心には一本筋が通っている。
この軸を確立することで
私たちは初めて外の世界と安定して繋がることができるんです。
ここが今日の話の中で最も重要なポイントです。
身体の軸が安定することで
驚くほど心も安定します。
身体の軸が安定してくることで
ようやく心の軸、精神的な支柱も整ってくる。
これはなぜか。
まず身体が物理的に安定すると
バランスを取るための無駄な緊張から解放されて
心に余裕が生まれます。
次に身体の中心が定まると
外からのプレッシャーやストレスをしなやかに受け止めて
流せる器ができます。
精神的な動揺が格段に減ってくるんです。
そして最終的にこの身体の真ん中にある
どっしりとした感覚が
思考や判断のプレナサ
つまり心の軸へと育っていきます。
他人の意見や社会の空気に
やみくもり流されることなく
自分はこう感じる、自分はこうしたい
こういった静かで力強い判断が
できるようになるのです。
緩んだ軸のある心身で
世界からのあの不快な呼びかけに応答していく。
するとどうなるか。
用意された快適さとは全く質の違う
根源的な快が
あなたの内側から生まれてくるのです。
それは難しい課題を乗り越えた時の
あの全身が震えるような達成感。
それは意見の違う相手と
とことん対話して
理解し合えた時の深い喜び。
それは世界と自分が一体になるような
この応答する喜びの経験こそが
誰にも奪われない。
自分らしい人間的な深みを
あなたに与えてくれるんです。
結論。
飼い慣らされた身体から野生のあなたへ。
あなたの生きづらさは
あなたが弱いからではありません。
ただ、あまりにも快適な社会の中で
身体が本来持っていた野生の感覚を
少しだけ忘れてしまっているだけなんです。
その挑戦に対し
反射的に心を閉ざして
体を壊らせて固めるのを
今日で終わりにしましょう。
09:01
まず、勇気を持って
その体の小暴りを緩めてみる。
解きほぐして脱力してみる。
そうすることで
おのずとあなたは世界に開かれていきます。
あなたが真っ当に開かれた姿勢を保てるなら
世界から他者からの呼びかけに
真っ当に応答できるのであれば
その時、初めて
本当の繋がりというものが
芽生えるのだと思います。
その社会という名の檻から
自分を開放し
野生の身体感覚を取り戻すこと。
本来持っていた身体感覚を取り戻すこと。
このプロセスの中にこそ
私たちはどんな状況でも
しなやかに生き抜く本当の強さと
生きづらさとは無縁の
最も質の高い喜びを見出すことができるのです。
今日の話はこれで以上になります。
もしよろしければチャンネル登録
それから高評価いただけると
大変励みになります。
また次回の動画でお会いしましょう。
大沼でした。
10:09

コメント

スクロール