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2025-10-25 11:04

【晩年のブッダ編#3】ブッダが教える「死後の行き先」を自分で知る方法

▼今回のトピック


故人の来世の境遇を語るブッダ


来世の判定方法をアーナンダに教える


遊女アンバパーリーのブッダへの接待


女性差別とブッダ


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サマリー

ブッダが死後の行き先や戒について教えた内容を通じて、アーナンダ尊者は村人たちの疑問を代弁しています。特に、アンバパーリーによるブッダへの供養や信仰の深さが強調されています。

戒と死後の行き先
かんどう和尚のはじめての仏教。この番組は、仏教初心者の方に向けて、インスタグラムのフォロワー3万人超えの総量、私、かんどう和尚が、メタ的な視点から仏教を解説するプログラムとなっております。
みなさん、こんにちは。前回はパータリガーマ、パータリ村において、ブッダが仏教のルールである戒を、これを守るメリットについて説かれた箇所をお話ししました。
前回お話ししましたように、戒を守るっていうことは、自然と、よからぬものから身を守ることになるんですけど、普通はですね、守っている自分の力だって考えますよね。
でも、仏教とはそうではなくて、戒というもの自体に、そもそもそういう働きが備わっているんだって考えるようになっていきます。
これを防飛止薬の作用と言ったりします。火を防いで、悪を止めるということですね。
仏教とにとっては前回言ったように、戒というのはお守りのようなものだって捉えられてきたんですけど、これは実は日本にもこういう考え方が入ってきてたんです。
数年前にですけども、NHKの対外ドラマで、鎌倉殿の十三人という三谷幸喜さんが、脚本のドラマがありましたよね。
この時に源頼朝が亡くなる場面があったんですけど、この場面において隣住間際の頼朝に戒を授ける、この儀式のことを受戒って言うんですけど、これをやっているシーンが描かれていました。
これはこれから亡くなって、黄泉の世界に旅立つ人の身を悪いものから守ってほしいという、こういう願いを込めて行われるようになった儀式になるんですね。
これは戒というものがお守りとして日本でも考えられてきたんだということをよく示している場面なんですね。すごく象徴的な場面だなと思いながら見ていました。
ちょっと話を戻しますけれども、今回はパータリガーマを後にして、いろんな村を経由してナーキカ村というところに入られたところからお話が始まります。
この村にはたくさんの仏教のお坊さんとか信者の方がいらっしゃったそうで、当然その中には亡くなっている方もおられたんですけど、ブッダのつき人であるアーナンダ尊者がブッダにこんなことを尋ねるんですね。
この街にはサーラというお坊さんがいたんですけど、彼は亡くなってしまいました。
この彼は来世どういうふうになっているんでしょうかって質問をするんですね。
サーラさんについて最初聞くんですけど、ここで終わらなくて、この後次々に質問を繰り返して、この村で亡くなった12人のお坊さんとか信者の名前を列挙して質問するんですね。
彼らは死後どうなってますかって質問責めをするんです。
それを受けたブッダは、サーラさんはすべての煩悩をなくしましたから、涅槃に入りましたよと。
次のナンダさんという人は、こういう煩悩をなくしてましたから、悟りの第3段階に入ったから、彼は次に天に生まれ変わって、そこで涅槃に入りますよと。
こういうふうに一人一人ちゃんと丁寧に12人分回答をされたんですね。
でもアーナンダ尊者がまだ質問をしそうな雰囲気があったんですね。
それを見てブッダも、さすがにちょっとこれ以上1回1回聞かれたらかなわんということで、こんなことを言われるんです。
あのね、人が亡くなることは当たり前なんだよって。
でもそうやっていちいちいちいち聞かれたら、さすがに私も大変だから、人が死ぬたんびにこうやって聞いてくるのはやめてって言うんですね。
ただこれはアーナンダ尊者が気が利かないとかではなくて、このアーナンダ尊者はすごく優しい人なんですね。
だから村人が、自分の大事な人はね、来世どうしてるんだろうかって気になってたみたいなんですね。
そうやって気になっているのを代わりにブッダに聞いてあげてたらしいんですね。
そういうね、人柄がいいアーナンダ尊者をブッダも大好きだったんですよ。
だからブッダはこのアーナンダ尊者に頼まれると嫌って言えないところがあったんですね。
それでもさすがにこれ以上聞かれるのはね、しんどいということで、私に聞かなくても自分で来世というものを判別できますと。
その判別の方法、基準というものを今から教えますねって言って、こんなこと言うんです。
ちゃんと私の教えを守って、そしてこの相談、仏教のお坊さんの集団を信仰して、そして戒を守って生きていたら、地獄とか悪いところに生まれ変わるってことはありませんよって。
あと自分でどういう煩悩が消えているかってわかるでしょって。
だからそれによって自分の悟りのステージがどこの段階にいるかがわかりますよと。
こういうふうに回答をして話を打ち切りまして、次は別の場所に行きましょうって言って、ベイサーリーというところに向かいました。
アンバパーリーの登場
このベイサーリーというところは、前々回でお話をしたバッチという国の都になっています。
このベイサーリーの街にアンバパーリー園というマンゴー園があって、そこにブッダは滞在をされています。
これアンバパーリーっていうのは女性の名前でして、アンバっていうのはマンゴーのことです、果物の。
パーリーっていうのは守るっていう意味。
マンゴーの木の下で生まれたらしいんです、彼女は。だからアンバパーリーって呼ばれたんですね。
その所有の土地ってことでアンバパーリー園ですね。
すごく美しかったらしくって、このアンバパーリーっていう女性は。
多くの貴族とか王子たちが、彼女美しいから自分の妻にぜひともしたいと思って、いろんな人が妻にしたいと思ったから、利害が一致しないわけですね。
そこで争いが起こってしまって、争いを沈めるために、じゃあもう私は誰の妻にもなりませんっていうことで優女になったって言われてるんですね。
ポジション的には日本の江戸時代のオイラに近い存在なのかなと思うんですけれども、このアンバパーリーはものすごく裕福だったらしくて、しかも教養もあったんですね。
で、ブッダの熱心な信者になっていくんです。
このアンバパーリーさんはですね、自分の所有しているマンゴー園にブッダがお越しになったってのを聞きつけまして、もういてもたってもいられなくって、早速ブッダに会いに行きます。
で、ブッダはそのアンバパーリーを歓迎しまして、教えを説いて、彼女を励まして彼女を満足させるんです。
満足した彼女はブッダと、そして一緒にいる弟子たちにですね、明日食事を供養したいと申し出る。
で、ブッダも沈黙によってそれを同意すると。
あの沈黙っていうのは基本的に同意を示します。
で、ちょうどその時にですね、ベイサーリーに住むリッチャビーっていう部族の人々もブッダがアンバパーリーに滞在しているってことを聞きつけるんですね。
このリッチャビーの人たちもブッダの信者だったので、会いに行くんですけど、彼らっていうのはですね、
このバッチ国っていうのは、そもそも複数の部族の連合国家だってことを以前お話ししましたけど、
その中の一つを構成する部族がリッチャビーなんですね。
で、このリッチャビー族の人たちがブッダに会いに行く途中で、アンバパーリーがちょうど帰ってくるタイミングで会うんですね。
彼女が翌日ブッダを食事に招いたってことをここで知るんです。
それを知ったリッチャビーの人たちは、大金を渡すからブッダに食事を振る舞う権利を自分たちに譲ってほしいって頼むんですね。
このあたりはね、ブッダがどれだけ尊敬されていたかってのがわかりますよね。
でもアンバパーリーは、たとえベーサーリの都を与えるって言われても、ブッダに食事を振る舞う権利は譲れませんって要求を突っ込めるんですね。
アンバパーリーもすごく尊敬ブッダのことを知っているので、それだけ譲れないっていう大事なことだったんですね。
リッチャビー族とのやり取り
それで要求を突っ込められたリッチャビーの人たちは、その後ブッダに面会するんですけど、直接ブッダに、明日食事を提供したいので、うちに来てくださいっていうふうに言うんですね。
知っているのにアンバパーリーと約束しているの。
でもブッダはですね、いやそれはできませんと。もう先にアンバパーリーと約束しましたからって言って断ってしまうんですね。
それで断られたリッチャビーの人たちは、女性に負けてしまったって言って大変悔しがるんです。
このあたりはブッダが男性と女性っていうものを、この時代にしてはかなり平等に扱ったということが伺える場面なんです。
完全に平等とは、今の我々の現代の感覚から言うと言えないんです。
時折ね、やっぱりこれは女性差別に当たるんじゃないかっていうようなこともね、言われたりしてるんですね。
そういうブッダに対しまして、アンバパーリーは自分が所有してたマンゴー塩を仏教さんがのために使ってくださいっていうふうに寄信をするんですね。
これがベーサーリーにおける拠点になりました。
次回はブッダが病気になる場面のお話です。
ブッダももう80歳になってますから、確実に老いが迫ってきてるんですね。
ここからはアフタートークです。
みなさんカレーってお好きですか?
私結構好きで、ココナッツカレーとか、ああいうスパイシーな香りがするカレーが好きなんですよ。
そういうものを見かけるとね、ついつい食べてしまうんですけど、今まで食べたカレーの中で一番おいしかったっていうものがありまして、
それがカレー好きなお坊さんが集まって作った精進カレーっていうものなんですね。
これを主体になってやられた方がおられまして、
それがカレーボーズっていう呼び名で知られている吉田武士さんっていう浄土宗のお坊さんなんですね。
結構メディアにも出られているので、もしかするとご存知の方もおられるかもしれないですね。
今回ですね、その吉田武士さんをゲストにお迎えすることになりまして、今週末に収録をしていきます。
どんなお話ができるかすごく楽しみにしてるんですけど、配信はですね、来月以降になるんですけどもね、
みなさんも楽しみにしていただければなというふうに思います。
今回もご視聴いただきありがとうございました。
またフォローされていない方がおられましたら、ぜひフォローもよろしくお願いします。
ではまた次回お会いしましょう。
11:04

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