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【神戸金史のBrush Up】
毎週火曜日のこの時間は、神戸金史のBrush Upです。
はい。長官を見ながら考えていましたけれども、日々のニュースって、僕らは報じては伝えて、毎日繰り返していく。
一週間前何があったかって忘れちゃったりもするんですけどね。
僕は歴史学をずっとやってたので、年表に乗るんじゃないかなとか、そんなことを考えながら新聞を読む癖があるんですけど、
今日の長官を読んでて、先週から毎日新聞がスクープしてきている陸上自衛隊の靖国神社の参拝の件が出てたんですよね。
これは50年後の日本史の年表にもしかしたら乗るかもなと思って見てました。
今日、続報が出てたんですけど、この問題は陸上自衛隊の航空事故調査委員会の幹部が、東京の靖国神社を集団参拝したということが、先週の11日に報じられたんですね。
今日の長官では、その参拝の流れや注意事項をまとめた実施計画が、陸上幕僚幹部の航空機関を中心に作成されていたことが分かったという続報が出ていました。
組織としての参拝が行われた疑いが強まっているという指摘です。
これはですね、靖国神社という特殊な場所だということが一番大きくてですね、単なる宗教法人ではないわけですよ。
もともとスタートは1869年、明治2年ですね。
戊辰戦争などで命を落とした人たちを釣るために作られた商婚社という神社がスタートで、これが靖国神社になっていくんですが、
戦争に進む道をですね、国家が歩んでいくときに、靖国神社は軍国主義の推進装置として使われたという経緯がありまして、だからこそ戦後は国から切り離されて宗教法人となっています。
そして永久戦犯が強使されたことが明らかになった1978年ですけれども、これ以降昭和天皇はですね、靖国神社に参拝をやめています。
このときに残された昭和天皇の育成のメモには、親の心こしらずというふうにも書かれていました。
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強使は靖国神社の意思で勝手に行われたものだったわけですけどね。
国の歩みと全く切り離すことができないものなんです。
ですから単に信仰の自由だから参拝するとかいうことだけではなくてですね、もっと考えなければいけない問題がいっぱいあります。
だからこそ1974年に当時の防衛庁の事務次官の通達では、宗教施設に舞台で参拝することや退院に参加を強要することを慎むよう求めているわけですね。
今回これに抵触するんじゃないかという指摘が出ています。
安国に参拝して何が悪いんだっていう人もおられるんですけども、
例えば毎日新聞の報道の翌日には産経新聞にですね、自民党の山田博三議員議員が、
国のために尊い命を捧げられた英霊を自衛官が参拝するのは当たり前だというふうに書いています。
そして現在の日本の安全保障環境に合わせて、自衛官の安国参拝のあり方も他国の軍隊のあり方と同様に国際標準にすべきだろうというふうな主張を寄せていました。
しかし先ほどから申し上げているように単なる宗教団体ではないということと、
戦争で亡くなった人を祀るのに本当にこの神社がふさわしいのかという問題を根底に抱えたものだということですね。
私自身のことを言うと関東の生まれなので俗軍なんですよね。
だから母親戦争で亡くなった官軍を祀る神社なので、
例えば西郷隆盛は祀られてないわけです。
官軍の大将ではあったんだけど亡くなるときは国に対して弓矢を引いた側の俗軍の大将であるので祀られていない。
私の祖父の祖父が残した日記を読んでいたら明治20年。
20年も経ってるんですけど、
維新という言葉を使っていないんですよね。
五皇儀がかいのおりって書いてました。
江戸幕府側だったということですよね。
それを読んだときに、僕は維新の志士たちが好きで歴史に小学生で入っていったんですけど、
やられた側だったんだとはっきり認識しました。
これは読んだのは大学生になってからですけど、日本史学を勉強していたときでしたけれども、
つまり国民の統合にならないのではないかなと。
それを無理に明治国家の統合の象徴としようとしていったので、
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軍国主義の破綻、大日本帝国の滅亡とともに、
靖国神社の果たした役割も非常に問題視されたということです。
そこに集団で参拝するということがどういうことかということですね。
私はこれは自衛官の中に、もういいんじゃないかと思っている方々が多くなっているのかなと。
そして、もしこれが報じられたとしても、それはそれでいいという覚悟みたいなものを感じるんですよね。
自衛隊は戦前からの帝国陸軍海軍の流れを引いてですね、
やはり国を滅ぼしてしまった側の軍国主義に対する国民の強い反発を受けていましたから、
非常にこういったことに自重をしてたんですよ。
それが集団として参拝をする、報じられても仕方がない、むしろ構わないという感じもちょっとしていてですね。
これはもしかすると、50年後の日本史の年表には載っているのではないかという気がしました。
つまり日々の私たちが報じているニュースの中でも、ちょっと質の違うものなんじゃないかなという気がしています。
史的な行事の計画を行政文書で定めることはないはずだという意識者のコメントも今日載っていましたので、
もちろん神経の需要はありますけれども、組織として動いたのではないかということについて、
どう防衛省が調査をするのかな、ここは非常に注目しておきたいと思いました。
さて、8時40分過ぎのキャッチアップではどんなお話を。
お正月のお祭り、福岡のハロウィンについて。
お楽しみに。