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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって 切られて 切られて イリカミネ
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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。
火曜日は、RKB神戸金史解説委員長です。
先週、週末に福岡県社会福祉指揮会が主催したセミナーがあって、オンラインで私は参加していたのですが、
サセボで起きた小6同級生殺害事件、2004年の6月なんですけど、ちょうど20年が経ちまして、亡くなった小学校6年生の女の子のお兄さんにお話を聞こうという機会がありました。
非常に考えさせる内容だったので、その時に質問役としてオンラインに登場した木戸勝さんと今オンラインでつないでいます。
木戸さん、おはようございます。
おはようございます。
先日はありがとうございました。
ありがとうございました。
改めてなんですが、このセミナーのことを伺っていきたいと思います。
まず木戸さんはどういう立場で今回セミナーを開催されたんでしょうか。
私は先ほど神部さんからご紹介ありました、福岡県社会福祉指揮会というところで理事をしておりまして、
今回の立場としては、私個人が社会福祉事務所ということ、個人で事業をやってるんですけど、そういった立場でお話を聞くということになりました。
子どもの声を聞く、子どものアドボカシーということを推進する事業が今、日本各地で行われているんですけど、
その推進役としてアドボケートというものがありまして、そのアドボケートという仕事をやっておりますので、
今回三田雷さんですね、サセボの事件の遺族になられた方の声を聞くという立場で、今回ファシリテーターとして参加させていただきました。
はい。サセボの事件ですけれども、サセボ小6同級生殺害事件というような言い方をされていることが多いかと思います。
2004年の6月に学校内、学習ルームで当時6年生の女子児童が同級生に刀で切りつけられて殺害されたという事件ですね。
実はこの被害者の方、女児のお父さんは、私が当時勤めていた毎日新聞の同僚、先輩でした。
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ですので、取材する側ではありつつ、さらに被害者家族と一定の近い立場にもいたので、非常に苦しい事件だったのをはっきりと覚えています。
今回は亡くなった女の子のお兄さん、当時中学3年生だった三田雷さんにお話を伺ったわけですけれども、私も非常に印象に残りましたが、
木戸さんは色々お話を伺っていて、三田雷さんのお話、どういうお話を届けたいと思って企画されて、どういうお話をしていただけたのか、ご説明いただけますでしょうか。
ありがとうございます。三田雷さんが最も伝えたかったことというのは、犯罪被害にあったご家族なり遺族というもののうち、
特に親御さんという方々にはスポットライトが浴びたり、その方のお話を聞く機会がたくさんあるんですけど、
残されたご兄弟とか、そういった家族の中でもスポットが浴びないかつ、当時三田雷さんが中学生だったんですけど、まだ子供なんですよね。
子供の状態で自分の気持ちを他の親以外の大人とか、周りの大人、関係ない大人とかに声を聞いてもらえなかったということで、
自分の気持ちを認識する機会がなかった。それゆえに真摯にすごくダメージを受けたということ、こういったことをぜひ知っていただきたいというのが三田雷さんの思いで、
それを組んで今回の企画を作った次第ですね。
北九州でも精算の事件が起きていて、ご家族も本当に苦しんでいらっしゃるだろうなと想像しています。
毎回こういうことになってしまうのが本当に残念なんですけども、この事件では被害者のお父さんが毎日新聞記者さんだったので、会見をすぐにされたんですよ。
それを映像を見て、中学3年生の息子さんは、何やってんだこの人って思ったという発言がありましたね。
ありました。事件のことも直接お父さんから聞いたわけではなく、学校の先生からヤフーニュースで紙を渡されたとか、
父は何してるんだろうと思ったらテレビに立ってたとか、家族間での関係が事件のドタバタの中でお父さんと話す機会がなく、客観的に外の世界から情報を仕入れていったということはおっしゃられていましたね。
お父さんは、僕も会見見てましたけども、取材する側なのであって、いつもお願いをしている側がこういう場で答えなければいけないと思って、無理して喋ってるんだろうと思ってました。
それと同時に今回のセミナーでは息子さんは、自分のところに情報を集めることで他の家族を守りたいという意識もあったんじゃないかという話もありましたね。
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そうですね。一番最初にお父さんを見たときに三原さんが思ったことは、この人に何か負荷をかけるとこの人は死んでしまうかもしれない。
だから自分が我慢をしなければいけないという決意を固めて、出会うことにすべてに笑顔で接しようと考えたとおっしゃられていました。
そうですね。非常に記者会見に臨んでいた父親なんですけども、息子から見ると初めて顔を見たときに、この人このままだと死んじゃうかもしれないと思ったと。
だから自分は絶対に父親の前では泣かないのだとすぐに決めたと。そしてもう一つは自分は大丈夫だからと言って常に笑顔で言おうと心を決めたと。
その精神的な過程は自己防御でもあったかもしれないし、家族を守ろうとしたかもしれないけど当然の行動だったかもしれませんが、
それによって実は知らないうちに心身にものすごく負荷がかかっていた。そしてそれに対するケアが実は行われていなかったようだと。
ご本人には届いていないというか、効果がなかったというか。実際にお話聞いて、そのあたりの息子さんの立場、感情をどう受け取りましたか、木戸さんは。
はい。今、寛平さんがおっしゃられた通りずっと笑顔で言おうといたということなんですが、周りには大人がたくさんいたんですよ。
学校の先生とか、毎日新聞の方もサポートに入って、ご家庭を支えるために家事のお手伝いとかそういったことまですごくケアをされてたはずなんですけど、
一方で対話もあったはずなんですが、本人は自分の気持ちを言えなかった。なぜかというと、その人に自分の気持ちを伝えたらお父さんに伝わる可能性があったからということですね。
そういったところで、実はずっと言いたいという気持ちをもう分からなかったけど、実はもうだんだん心が病んでいくというか、ダメージを受けてずっと我慢をしていたということをおっしゃられていましたね。
初めてそれを爆発して心の中が出たのが、高校入ってからという話でしたね。
そうですね。高校の時に学校に行こうとした瞬間に足が動かなくなったと。
なんとかギリギリのところで養護の先生ですね。
そのところにたどり着いて、初めて自分の気持ちを言えたということで。
そこまでずっと1年我慢して、でも1年後には完全に心身の不調が表に出るほどになってしまった。
そこまで被害者の家族の特に子どもさんへの対象にしたケアが、実は後回しになってしまっているのではないかということを気にされていました。
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木戸さんそんな感じでしたね。お話として。
そうですね。まさにおっしゃられる通りで、大人とか家庭というと広くそのお家を支えるという概念はやっぱり被害者支援はあるんですけど、
スポットですね。お一人お一人。当然お父さんもケアしないといけなかったと思うんですが、
その息子さんがどんなお気持ちになっているかとかっていうことをですね、家族含め周りの大人が気づく環境がなかった形ですね。
やっぱりお父さんにちゃんと話せたということが大きかったんでしょうかね、その後。
そうです。そうともおっしゃられていました。
もう数十年経った時に、時間が経った後にですね、ある公開の場でお父さんに初めてあの時こう思ってたということを伝えたとか、
そういったことも喋られていましたし、先ほど言った養護の先生に話した後に学校行けなくなったということがあったんですけど、
それもお父さんに話すことができて、すっげえ関係が修復されていったということを話されていましたね。
自分の本当の心は親子なのに話せないっていうのは、環境としてはおかしくなってしまっているという、そういうことなんだろうと思いました。
木戸さん、今最初に出た子どもアドボカシーの考え方。アドボカシーってなかなか耳に慣れないんですけど、
簡単に言うとどういうことだと理解したらいいんですか。
ありがとうございます。この子どものアドボカシーという考え方は、まず子ども自身に自分の伝えたいことは伝えていいよという権利があるということを伝えして、
伝えられるようになる、自分の気持ちを誰かに伝えられるようになるようになってもらうということなんです。
ただ、子ども自身は自分の言葉だけではなかなか伝えられないので、大人がサポートをしたり、
一人で言うのが辛い時とかは、代わって代わりに伝えたり、そういったことをするような授業になります。
今悩んでいるお子さんがもしいらっしゃったら、どうしたらいいんですか。
ありがとうございます。今はこの授業自体は、社会的擁護といって、例えば虐待を受けたお子さんとか、
親御さんが育てるのが難しいお子さんたち向けに声を聞く活動をやっているので、
少しずつ地域にも広がってきています。学校とか。
今私がやっているのは福岡市にあるケゴ公園というところにお子様がたまりますので、
そういった方々の声を聞く活動を今ずっとやっています。
なので地域に少しずつこういう声を聞く方が広がってきているので、
そういった方を捕まえて、ぜひ話を聞いてほしいということを伝えていただければいいかなと思います。
社会福祉士会としては窓口みたいなものがあるんですか。
社会福祉士会としては今のところ窓口はないんですが、社会福祉士という仕事は、
そういった声を聞いた後に実際に環境調整というか、その子の生活を整えていくためのサポートをする機関になっていますので、
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お子さん自身からご相談を受けたり、親御さんからご相談を受けても対応ができるような形になっております。
なるほど。お話を伺っていて、本当に僕はケアがいるんだなということを改めて感じましたし、
いろんな事件がやむを得ず起きてしまった後、残された人たちがどうしたらいいのか、
社会で考えていかなきゃいけないなというのをセミナーに参加して感じていました。
ヤキトさん、今日はありがとうございました。
福島さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間、佐世保女児殺害事件の被害者の遺族の方々の声を届けるという活動についてお話を伺いました。
カンベ・カネムミのキャッチアップでした。
ガールズパンチ!×少女隊の×ラジオ隊!
×少女隊の春の木綱と青いリロマです。
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