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日替わりコメンテーターが独自の切り口で、 多様な視点を提案するCatch Up。
Catch Up火曜日は、RKB神戸金史解説委員長です。
すべての手紙が、RKB神戸金史に書かれています。
1件家が5件あって、そのうちの3つで 里親さんが住み込んで、子どもたちと暮らすという、かなり特殊な場所ですよね。
そうですね、日本ではないと思いますね。
里親さんというと、普通自分の家に里親としていて、 そこに子どもさんに来てもらって、養育部にあたるという形がほとんどですよね。
ここでは住み込むという、すごく変わった暮らしをしていたので、 どんな感じなのかなと思って、興味を持って、私たちこの番組でも取材して、放送をしてきたという経緯です。
今日お呼びしたのは、子どもの村福岡が、福岡市西区今津の村から 外に飛び出す取組を始めようとしているというお話を伺って、
この前、記者会見をやったんですね。
私、行けなくて、ごめんなさい。
とんでもないです。この場をご提供いただいたので、 しっかりしゃべりたいなと思います。
どういうものなんですか。
そこからお話しましょうか。
子どもの村では、明の浜に新しい拠点を作ることになりました。
福岡市の西区の明の浜ですね。
これは、場所は明の浜から10分ぐらいの場所です。 徒歩10分ぐらいの。
駅から。
駅から10分ぐらいですね。旧唐津街道沿いの古い街並みの生活の場に 拠点を作るんですけれども、
この拠点の持つ意味を少しお話したいなと思います。
私たち、社会的背景から少しお伝えしたいなと思うんですよね。
まず、いつも子どもの村の話をするとき、 最近、虐待の話からしていまして、
児童虐待って、政府が統計を取り始めて、 大体30年以上経過します。
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2000年に児童虐待防止法が成立、施行されて、 それから社会的機運が一気に高まって、
虐待かもと言ったら、すぐ行政に連絡する。 そんなふうな状態なんですよね。
統計を取って、1回も減少することなく、 直近の統計値では、年間22万件ぐらいになっています。
これ、虐待そのものの数というよりも、 虐待相談対応件数というのが正確な呼び名なんですが、
いずれにしろ、行政の方々が虐待かもしれない ということをまず対応していると。
把握できた数がそのぐらいだと。 実際はもっと多いと思われますね。
もっと多いかもしれませんね。 そうすると、単純に365であっても、
1日600件以上。2、3分1件のペースで、 ひょっとしたら虐待かもしれないということなんです。
虐待って、ご家庭のいろいろなご事情に よるものが大きいんですが、
一方で共通する背景としては、 孤立なんですよね。
子育ては孤立。1人で子育てしている という意味ですか。
はい。社会的孤立ですね。
特に福岡は結構典型的な事例なんですけれども、
福岡って結婚とか就職、あるいは転勤とかを 移り住んでこられる方がたくさんいらっしゃるので、
そうすると、身近に知り合いがいないまま 子育てをすることになるわけですね。
子育てっていいこともたくさんあるんですけれども、 困る瞬間って誰にでもありますね。
その時に、例えば各家族とかだと、 頼る人が誰もいない状態になってしまうので、
子育て自体の困りごとが家族の中に 留まってしまうという現象が起きるんですよね。
なるほど。
そうすると、身近に頼れる人がいれば、 それが困りごとが小さいうちに解消できるんですけれども、
なかなかそうならない方がいらっしゃって、
その一つの現象として、児童虐待というのが あるのかなというふうに思うんです。
今まで子どもの村でもショートステイ事業などで、
一時的にちょっと困ったお母さんが お子さんを預けるという取り組みも、
里親事業のほかにもされてきましたもんね。
そうですね。私たちは子どもの村は、もともと親元を離れて暮らすお子さんを
家庭的環境で育てようというのが 取り組みの趣旨だったんですが、
やっぱり親子が離れ離れにならないほうがいいので、
そういったことで、孤立を防ぐために どういった取り組みができるのかということで、
相談を受けたり、地域に出向いていて相談を受けたり、
あるいは、ちょっとお子さん預けたいんだという 育児疲れを背景とした、
その受け入れ先になってみたり、 あるいは、ヤングケアラの相談窓口、
これも社会的孤立が最も典型的に出やすい 現象かなと思うんですが。
里親さんだけじゃなくて、専門の知識を持ったスタッフが
そういう形の事業に取り組んできたわけですよね。
そうです。そういった孤立現象をどうやったら 解消できるのかということで、
少し新拠点の建設の着想に至ったということなんですね。
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もっと街中に出てきて、人が集まりやすい場所で 何か取り組みをしようということですね。
そうですね。話が戻るんですけれども、 目の浜の新しい拠点が、
私たちが既に行っている5つの既存の家族支援の事業を
1つの建物の中に集約する形で立ち上げようとしています。
そこには相談機能があったり、 あるいは子どもの居場所があったり。
子どもたち自身が来る場所。
そうです。それと、私たちが出向いて行って相談をしたり、
あるいはヤングケアラの当事者の方が 少し集まって来れるような場所にしてみたり。
そうか。ヤングケアラの孤立してしまうケースが 多いですから支援されていますもんね。
そういった建物に来れば、何か困りごとが 解消するかもしれないというような、
ワンストップサービスを少し目指したような建物になります。
そこに来れば、ワンストップでいろいろな問題に 関わることができる、相談ができるかもしれないという場所だと。
おっしゃるとおりです。
それと、もちろんそういった機能を持たせる ということも大事なんですけれども、
もう一つは相談をするということは、
とても誰にとっても結構心理的ハードルが 高かったりするんですよね。
というのは相談をするときっていうのは、
自分の負の部分というか負の部分を一回認めて、 それを相手に話すという行為なので、
結構心理的ハードルがとても高くなってしまう。
なので、相談すること自体が当たり前だとか、
そんなふうになっていく。
そのための象徴的な建物になっていけば いいかなというふうに思っています。
そういう場所なのだという形の。
ビルですか?
建物の高さが5階建てです。
5階に屋上がつくような、そんなことになっています。
建てるんですか?
建てます。
敷地がすごく背の高い建物というのは、
土地の広さが40坪しかなくて、
高くせざるを得なかったというのが実情ですね。
今図は結構広い土地があるんですけど、
目の浜となると、そう広い土地というのも難しいですね。
そこにいろんなスタッフさんが常駐したり、
子どもさんが来たときに受け入れるスタッフさんがいたりとか、
そういう感じになるんですか?
そうですね。
それからまた外に出ていくということも相談活動?
そうですね。
相談を受けるとどういうふうにやるかというと、
相談を利用したいという方が事前に電話で予約を取って、
決められた時間に来るんですよね。
ところが今、私たちは平日の夜間と土日の昼間に相談を受けしているんですけども、
土日は特に今1ヶ月待ちであったり、
そんな状況なんですか?
ひどいときは2ヶ月待ちということなんですね。
そうすると相談したいと思ってもすぐに相談できないという状況が続いているので、
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私たちはそれを解消するために地域の子ども食堂とか子育てサロンに相談に出向いていって、
自然にお母さんと出会うような形で、
自然に相談を受けするみたいな取り組みをしています。
ですので、建物に来ていただくだけではなくて、
建物から地域に出向いていって、
子育ての悩みごとになるべく早めに触れられるような仕組みを作ろうとしています。
来てもらうだけではなくて、皆さんが逆に街中にすぐ出ていくための拠点でもあるわけなんですね。
そうですね。
なるほどな。
取材ですごく印象的だったのは、
子育てに悩んで預けたいってくる小徒生のお母さんたちが、
ほとんどは理由はちょっと体調が悪いとかいろんなことなんだけど、
実際は本当は子育てに本当に悩んでいたりして、
理由が違っていて、それが言えなくて、
別の形で理由を挙げて相談してくる。
でもそこで一時的に預けられたら一気にSOSが受け入れてくれたということで、
立ち直るケースが多いという話を聞いて、
なるほどなと思っていたんですよね。
ニーズは本当にあると思いますよね。
そうですね。
今までは、例えばご近所の方との付き合いの中で、
預けたり預け合ったりみたいなことで解消されたこともかつてはあったんだと思うんですよね。
今はなかなかそういうことができづらいので、
そういったものをもう一回作ろうと思ったときに、
例えば公的な仕組みを使って、しっかり安定したものに作り上げていって、
その後に任意で預け合ったり助け合ったりという雰囲気が生まれてきたら、
より良いことなのかなと思います。
それも核になるわけですね。
そしてそこを通じて知り合った人たちが個人的には預けたりとか、
昔のお隣さんみたいなイメージですね。
人と人の付き合いが都会で少ないっていうのがあるのかも。
そうですね。
ただ今回作ろうとされている場所、旧唐津海道沿いって、
昔と旧化が残っていたりとか、雰囲気がとても良い場所ですよね。
そうですね。歴史のある年末の中に作るということの意味もあるなというふうに思いますね。
ただ目の浜に建てるって結構な費用もかかるだろうなと思うんですけど、
運営ってそもそもどういうふうになっているんですか。
運営資金自体は福岡市から事業を受託することで、
それぞれの相談機能がかなわれているので、
いわゆるランニングコスト的にはそんなに負担感がない面もあります。
ただ一方で新たな拠点を作るときは自前で作らなければいけないので、
そこをどうして建てようかっていう一番大きな後押しになったのが、
建物の建設代金の8割を日本財団というところが補正金を出してくれることで採択されたんですね。
それが大きな後押しになりました。
すごいですね。とはいえでも事故負担も多いということですね。
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8割は約1年前に採択された状況で、そのあと資材の高騰とかがあったものですから。
どこもみんなそれ困っているみたいですね。
それで残りの2割と資材高騰分も含めて、
自己資金で賄えるところは何とか捻出しようと思っているんですが、
やっぱりどうしてもそれでも足りなくてですね。
一つはクラウドファンディングを立ち上げるということと、
あとは私たち職員が一社一社企業にアポイントを取って
お願いに上がるということもずっと続けています。
クラウドファンディングがどうやったらいい?
たどり着けるんですか?
ありがとうございます。実は先週からスタートしました。
レディ4という運営会社で、私たち。
金額2000万円という結構大きな金額なんですね。
検索してもなかなかそれぐらいの金額のものが出てこなくて。
12月26日までクラウドファンディングとして。
ほぼ年内ですね。
私たちはこの建物の建設は漢字がやたら長いんですが、
多機能、都市型、児童家庭支援センター、建設事業というふうに
中では正式には呼んでいるんですよ。
すべて漢字なんですね。あまりにも呼びづらいので、
まちのあかりプロジェクトというふうに名前を付けました。
まちのあかり、そのプロジェクト名で検索できるんですかね。
それでもできます。
目の浜は漁港も近くて、灯台があったりとかですね。
私たち自身も家族からした時に少し頼れるような
あかりみたいな存在になれればいいなということで、
まちのあかりというふうに名前を付けました。
ひらがなですか。
柔らかいですね。なるほど。まちのあかりプロジェクト。
ここでちゃんとお金も集めていかなければいけないんですけど、
できたらどんどん周知していかなきゃいけませんよね。
いつから始める予定なんですか。
実は始まっていまして、
もう始まっているんですね。
10月6日から、先週からスタートしました。
それで記者会見だったんですね。
すみません、行けてないので分かってなかったです。
始まってるんですか。
クラウドファンディングが始まりました。
まだ建設は着工もしていなくて。
クラウドファンディングが始まったってことですね。
そうですね。クラウドファンディングが始まっていて、
着工はまだしていなくて、年内にできたらいいかなということを
今準備をしています。
いこくも早く、悩んでいる人はいっぱいいますからね。
受け皿になるような場所があったらいいですね。
ありがとうございます。
分かりました。ありがとうございます。
この時間、SOS、こどもの村事務局長、
藤本雅明さんに来ていただきました。
事務局次長の藤本雅明さんに来ていただきました。
ありがとうございました。
街の明かりプロジェクトで検索してみてください。
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