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イリカミネ
毎週火曜日のこの時間は、 神戸金史のCatch Upです。
5月21日日曜日の朝5時15分から、 JNN九州沖縄ドキュメントムーヴという番組をRKBで放送しています。
ここで、居場所を求めて強度行動障害を生きるという、 RKB政策の番組が放送されることになっています。
私もちょっと、政策をお手伝いしたので、 このお話をしたいんですけど、
担当したのは、北九州報道政策部の黒木秀明記者。
一記下の後輩ですね。
すぐ28歳と言ってましたけど、若手記者ですね。
去年から福岡市に住む、強度行動障害の青年、 優斗さん、19歳と母親の主婦さんに密着しているんですね。
ニュースでも一回取り上げて、 非常に大きな反響があっています。
これをまとめた形の、 30分九州沖縄ブロックネット番組ということです。
優斗さんは、普段は穏やかなんですけど、 突然大声出したり、
頭を打ちつけて自分を傷つけたり、 自傷行為をとったりしてしまいます。
頭部を守るためのヘルメットが欠かせない 生活になっているんですね。
日常生活を送るのに問題のある、 こういう行動をとってしまう人の状態を、
強度行動障害と言うんですね。
なかなか一つも難しくてですね、
放送で取り上げられることは 極めて少ないと思います。
ここにチャレンジした黒記者の、 一端の取りまとめたもの、
集大成という形ですね。
どんな状態なのか、 母親の主婦さんがこんな風に語っています。
中学校3年生になって、大声であるとか、 自傷であるとか、
そういう睡眠障害であるとか、 そういう行動が顕著になってきて、
夜中中起きてたら、夜中起きられると、 みんな寝れる状況ではないんですよね。
やっぱり声も出すし、ジャンプもするしっていう。
うるさいから、近所迷惑になるから、 ドライブに連れていかないといけないという状況になったり、
都市公難集もしないといけなかったりとか。
やっぱりきつかったですね。
ずっと運転というのはきついですね。
それこそトイレ休憩もできない。
眠いけど寝れない。危ない。 いつか事故を起こすんじゃないかという。
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ユートさんに現れた強度行動障害。 ご家族はなかなか大変な状態になりますね。
生まれながらに持っている障害じゃないんですよね。
自閉症とか重度の知的障害を持っている人などが、 後から起こす二次障害なんですよ。
コミュニケーションが取れないことによる不安とか、 生活環境や人間関係によるストレスによって引き起こされる症状ですね。
ユートさんも小学校低学年までは家族で キャンプに一緒に行ったりすることもできてたという状態だったんですが、
思春期を迎えてこういう症状が出始めて、 大きな声を出したり、自分の頭を壁にぶつけたりとかしちゃっていると。
自閉症や知的障害のある人全員に起こるわけじゃないんですけど、
全国に少なくとも4万人ぐらいいるんじゃないかと 推定されているんだそうです。
なかなか大変な障害ですね。
何度かこの番組でも話してますけど、 私の長男も結構程度の重い自閉症を持って生まれてきました。
4歳まではほぼ一疎通できなかったんですよね。
自閉症って自ら閉じこもるという漢字を書くので、
引きこもりとか引っ込み事案と勘違いされやすいんですけど、 先天性の能の機能障害ですね。
100人に2人程度は生まれてくるのではないかと言われているので、
決して少なくはなくて、家族とか親戚いたら 1人くらいいても不思議ではない存在なんですよ。
私たち通常に暮らしている人間との間の グレーゾーンにいる人もいっぱいいる。
すそのの広い障害ですね。
相手と自分の関係がよくわからない。 お互いの立ち位置が理解できない。
ので対人コミュニケーションに障害が起きてくるんですね。
知的障害を伴わないと言葉もしゃべれて 大学に進んでしまう人もいるし、
外見からは障害がわかりにくいんですけど、
程度の方で普通にしゃべる人でも 何だか変だなという人がいるんですよね。
例えば妙に丁寧な、バカ丁寧にしゃべる方。
それから逆に普通では絶対言わないことを口にしてしまう。
例えば女性に向かって、
太ってますねって言っちゃったりとかね。
対人、相手がどう思うかの想像力に 問題が起きる障害なんですよね。
こういった方々は空気が読めないという形で、
いじめの標的にもなったりしてますけど、学校で。
でも学校の教員の中にも理解が少ないので、
障害の特性に合わせて対応すれば いろいろなことができるのに、
そのまま放置されていじめが発展して しまうなんてこともあるので、
自閉症についての知識がもう少し広がると いいなと僕はいつも思っています。
たまたま昨日、
自閉症を持っている母親について、
小学校1年生の女の子が書いた作文が、
北九州市の文学賞を取ったという話題を ネットにアップしたんですね。
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対象は小学1年生、ちょっと変なお母さんのことを知らせたい。
子どもノンフィクション文学賞という タイトルでネットに出ています。
ちょっと変なお母さんで検索すれば、
RKBの騎士が出てくるんじゃないかと思うので、 読んでもらうとよくわかると思います。
軽度の方はこうやって日常生活できる場合もあるんですけど、
私の長男のように重い自閉症や 知的障害を持つ子どもの場合ですね、
時に思春期になって、何らかのきっかけで 強度行動障害を起こすと、
なかなか大変なことになるわけです。
それはトリガーというか、
何かがあるとこういう行動を起こすとか というのがわからない?
わからないですね。
ある日突然?
でも何かきっかけが間違いなくあるんですよ。
中身は普通の人、私たちと同じ人間ですから、
ただバリアにくるまれてしまっている。
対人コミュニケーションが取りにくいというね。
そういう中で何かが起きているんですけど、
例えば本当に嫌なことが何かあった。
それを表現できないからストレスで発散してしまう。
発散してしまうとそれが習慣性になってきて、
それに近いことが感じたりする。
突然また。
それが何でなんだろうかというのが なかなかわからないというのが、
強度行動障害の一番大変なところで、
私の妻も長男が思春期になった時に
強度行動障害を起こすんじゃないかということは 大変心配していました。
幸いそれはなかったんですけど、
どういうことが起きるかは、
コミュニケーションが取りにくい障害の場合は なかなかわからないですね。
ゆうとさんのお母さん、しほさんはですね、
強度行動障害を受け入れてくれる施設を 一生懸命探したんですけど、
全く飽きがなかったと。
あるのは?
あるのはあります。
幅入れしまって周囲の人の迷惑もありますし、
家族だけの生活は限界かなと。
年子をずっと何度も待ったりとかね。
そういうために家を借りて、
ヘルパーさんによる介護を行うために 自分で事業所を立ち上げている。
柔道訪問介護という福祉サービスを利用しながら、
ゆうとさんを一人暮らしさせていく ということをやっていますが、
福祉サービスがあるとはいえですね、
家賃とかですね、
騒音対策など、非常に多額の費用がかかっていることも 番組では紹介されていて、
それに一人で暮らすことができる当事者というのも なかなか少ないかなと思うので、
よくチャレンジをされていらっしゃると思いましたね。
私は他人事とは思えなかったんですけど、
冒頭ちょっとお話ししたように、
ゴールデンウィーク島原に行ったんですけど、 長男と行ったんですよ。
自閉症の程度は重いんですけど、
文字を覚えてからは、
自分が相手に文字を書けば自分のしたいことを 伝えられるということが長男だんだん分かってきてまして、
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随分パニックが減ったんですね。
だから何か少しでも、生涯の程度いろいろあるけれども、
少しでも一疎通ができているということが、
ストレスの発散をためないということになるのは間違いないんですよね。
中の長男の場合は半年も前から、
何時の新幹線に乗って、どこで昼飯をとって、
熊本城を見て、島原に行って、
スケジュールをずっと毎日書くんですよ。
何度も何度も言ってくる。
うるさいぐらいなんですけど、
4歳まで一疎通できなかったことを考えたら、
すごいなとは思うんですよね。
だんだんどんな子でもゆっくりと、
でも一歩一歩確実に成長していくと私は思っていてですね。
ユウトさんも時にすごくいい表情を見せるなと思いました。
番組の中で、
郷土小僧が受け入れている施設の様子も出ていたんですけど、
2年間かけて収まってきたという男性も紹介されていました。
何かきっかけがあると。
それを福祉サービスの人たちが一生懸命考える。
家族も一生懸命考えて、
そこをこのことじゃないかと言って、
外していくとか、
些細なことを一つ一つ見つけていくという作業もしているのを、
リアルに映像で紡いでいるんですよ。
僕は実際には初めて見たなという感じがしてて、
世の中に障害を持って生まれる子は必ずいて、
それが自分の家族になると私も思いませんでしたけど、
親になって、孫を持ったりする中ではあるかもしれないじゃないですか。
本当にその立場で見ると、
司法さんがいかに頑張っているかというのがよくわかるので、
人事じゃなく考えるというのは大事だなと思いましたね。
ぜひ見ていただけたらなと思っています。
そうですね。
九州沖縄ブロックネットの30分番組
JNN九州沖縄ドキュメントムーブ
RKBの黒木記者が取り組みました
「居場所を求めて強度行動障害と生きる」は、
RKBでは5月21日日曜日午前5時15分からの放送です。
ぜひご覧いただきたいと思います。
私が18年前に取材した映像も中には含まれていますし、
朝が早いので録画でも結構ですから、
ご覧いただけたらと思っています。
カンメ・カネムミのキャッチアップでした。
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