2023-04-18 15:17

神戸金史のCatchUp

RKB解説委員 神戸金史 KBC解説委員 臼井賢一郎

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00:15
【神戸金史のCatch Up】
毎週火曜日のこの時間は、 神戸金史のCatch Up。
今日は特別ゲストをお迎えしております。
KBC解説委員長の薄井圭一郎さんです。
改めましてよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
裏番組ですけどね、ありがとうございますね。
本当に真裏番組から出演させてもらってありがたいです。
こんなことってあるんですね。
朝デスラジオ、水曜日のコメンテーターという名前で。
同じ時間帯に放送してますね。
薄井さんと神戸さんと、そしてNHKの吉崎さんとで、
ドキュメンタリーの現在、九州で足元を掘るという本を出版されたばかり。
強著です。
今日はこの本を軸にお二方に話を聞いていきたいなと思うんですが、
まずは薄井さんが手掛けてこられたドキュメンタリーというのは、
一番最初のドキュメンタリーというのは何だったんですか?
一番最初はもう、ここに本には書いてませんけれども、
北九州市の伊藤津遊園に野生のサルがそれ山に落っこったというね。
野生のサルが馴染んでいくまでの過程を描いたのがあるわけです。
これは私の最初のテレビドキュメンタリーです。
面白いですね。
それをドキュメントにしようと思ったのは何でだったんですか?
すざましい攻撃を受けているんです。野生のサルの医療機器が。
よそ者だから。
よそ者が。
それがどんどん馴染んでいくのではないかという見立ての下、
結果馴染んでいったんですけれども、
そこにちょっと興味深いものを感じていましたので、
温かく見守る保育担当の方とかですね。
そういうところをやったのが最初ではありました。
面白いね。
ハートフルな番組ですね。
そういう筋道は立てながらも予測は立てながらも、
そうなるかどうかというのがわからないのがまたドキュメンタリーの難しさでもありますよね。
そうですね。この本にも私書かせてもらってるんですけども、
基本は記者なんですから、ニュースの現場で出会ったこと、あるいは出会った人、
そこに自分が引っ張り込まれるというかね、
人に惹かれていくっていうそういうところでスタートしていくものですから、
当然その先どうなるのかっていうのはわからない。
ただこの人は取材したいっていうそういう思いみたいなところが原点なんで、
なんともわからないですよね。
ただそこは必ずというか、振り返ってみると、
いろいろなストーリーがあるんですけども、
想定をする以上のことが起きていくっていうのがニュースの現場なんで、
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そこに次々に対処していっていくっていう、
そこで結果として番組にまとまっていくっていう、
そういうところを大切にしてきたっていうのが私のスタンスではあるんですけども。
ドキュメンタリーの制作っていうのはニュースに向き合う過程の秘訣であるって、
鈴木さん書かれてましたよね。
取材をしながら、時々ニュースに出していきながら、
それをトータルとしてまとめていくっていうのが番組の作り方なんですよね。
そうですね。
プロセス、ドキュメンタリーって言うと作品っていう言い方になるかもしれませんけど、
僕の考え方としては、すべてプロセスも含めて、
作品も取材もそれがドキュメンタリーだって、
そういうふうに考えている部分があるものですから。
ですから、いつスイッチが入るかわからないんですけどね。
今回の番組で取り上げた番組はね、
ド直球のものばかりですよね。
そうですね。やっぱり最初の甲で書かせてもらった、
かつて25年以上くらい前の話で、
福岡県警のある捜査不正の話、
白紙証書事件ってのがあったんですけども、
これもひょんなことから探聴を聞くことになって、
それはもうその時は疑惑だったんですけども、
それをどんどんファクトとして確認していく作業なんですね。
その時に自分がどういうふうなことを考えたのか、
どういう取材をしたのかと、
この取材の意味はどうなのかということを悩みながら
紡いでいったという感じなんで、
そういうことを書かせてもらっているというのが、
今回の本の一つの部分ですね。
それから中村哲さん。
中村哲さんに関しては、
たまたま中村さんの最初の著作、
先ほど申し上げた石風車から出版された本、
ペシャールニテっていうのがあるんですけども、
それをたまたま先輩から読んでみないと言われて、
読んだら、ちょっとこの方風変わりな方だなと思ったんです。
福岡の方だということに驚いて、
とにかくお会いをしたいということで会いに行って、
申し込んだら現地のアフガン取材もOKですよって話になって、
貴重な経験をさせてもらったっていう。
日本メディアとしては初めての現地取材ということになるんですよね。
そうですね。当時ですから1992年だったので、
初めて日本のメディアとしては、
現地の取材をさせてもらったということだったんですよ。
ですからその時はまだね、
知る人と知るというふうな感じではあったんですね。
今みたいにもう本当にすごい異人のようなね、
すごい日本人というふうな知られ方ではなかった時期ですよね。
福岡で初めてお会いした時と、
実際にアフガニスタンでお会いした時の印象というのは違いましたか?
全く違います。
福岡で会う時に優しい、本当にもの静かな方なんですけども、
アフガニスタンに行くともう険しい。
もう近寄りがたい感じがあって、
それはやっぱり大変な戦地で人道支援ということで、
非常に日々暮らすことも大変な人々に手を差し伸べるということなんで、
おのずとその人々のことを考えれば顔も険しくなるなっていう、
取材人なんかもうそっちのけっていう感じね。
そういう感じがありましたよね。
言葉をいただくのも非常に難しかったらしいじゃないですか。
難しかったんですよ。
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そんなに簡単にインタビューに応じてもらえる方でもないし、
インタビューする場合にそれなりの想定はしますけども、
想定どおりには返ってきませんし。
本当に恐る恐るインタビューしたっていう記憶がですね、
今でも鮮烈なんですけどもね。
うさぎさんこの本では、
インタビューについての非常に重要性、
大切さを語る場面が多かったなっていう印象ですね。
そうですね。
これもどなたでも一緒かなと思うんですけども、
そこについては大切にしたいということで、
いろいろ書かせてもらったということですけどもね。
僕はこの本の中で、
うさぎさんの番組作りの姿勢を直球っていう表現をしてるんですよね。
本当にそういうストレートな展開をしていくんですよ。
一方NHKの吉崎さんはどちらかというと、
じっくりと長く構えていって、
イサハヤワン観宅の問題とか、
ミナマタ病の問題を長く取り組んでいくことによってですね、
長く見てるからこそわかるような視点があって、
だんだんそこにいるような気分に私たちもなってくるような、
そんなね、もの静かな、
でも心にまっすぐ来るような、
僕はこの吉崎さんの姿勢を、
本堂を行く人だというふうに考えています。
私も思ったんですけど、ミナマタ病っていうこの大変なテーマですよね。
もう日本語を語る上では外せないテーマぐらいのものなんですけども、
これをね、相当近づけてくれた。
この番組を見るとって感じです。
本を読んでもわかるんですけども、
そういう努力をなさった方で、
本当にぜひその辺を受け止めてほしいなって思いますよね。
カンベさんの話もさせてもらいます。
ぜひぜひ。
カンベさんは、セルフドキュメンタリーというふうにご自身がおっしゃっている通りで、
身の回りのご自身がおっしゃる言葉を借りるなら、
1メートルの範囲の人々を撮っているという、
ご家族であり、親友でありというのがあるんですけども、
まあこれ、いろいろ言ってますけど、
これこそ土直球の部分が、
私は感じている部分もあるし、
あと何と言ってもですね、
今の日本社会が非常に不寛容なんじゃないですか。
白黒をはっきりつけるような。
その空気をテレビメディア、そしてラジオも含めて表現しているんですよね。
これはなかなか見たことがないんで、
本当に現代に切り込んでいるジャーナリストだなということで、
本当に敬意を表しているんですけどね。
まあどっちかというとちょっとひけ目もあってですね、
範囲1メートルしか撮っていないじゃないかと言われることはあるんですよね。
でも逆にご家族であったり、親友であったりという人に
カメラを向けることへの抵抗みたいなものはなかったんですか。
いやありましたありました。そこは苦しいです。
でも向ける意味があるときはやらなきゃいけないんだろうと思って
覚悟してやってきた。そんなことを今回も書いてはいますね。
僕はでも本の中で自分のことは変化球って書いてます。
僕もそうじゃないと思ったんですけど。
人それぞれですね捉え方は。
周りが見ると直球に見えること、自分では変化球に見えたりとかね、
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そういうのがありますから。
でもそれぞれのスタイルがあったり、
あるいはそのテーマによってもスタイルが変わることもあるんですよね。
そう思いますね。やっぱり取材させていただくということですから
いろいろな境遇にいる人々の声、あるいは姿を救っていくので
アプローチって変わりますよね。
それはもうその時その時でやっぱり
一概にこうだって説明できない部分ですけども
あると思ってますね。
今日ちょっとお二人にぜひ伺いたいのが
今もうこれだけ配信なども含めて
もういろんなチャンネルがあります。
メディアもいろんなメディアに触れられる。
その中でのドキュメンタリーってどういう役割が今後あるのか可能性というか
若い人に向けてというかですね。
私からいいですか。
とにかく見ていただきたいんで
そういう見てもらうための手段を考えないといけないなと思ってますね。
玉石根高の情報の中で
間違いなくドキュメンタリーは最高級の表現手段だと私は確信しています。
それはなぜかというと
本当に身体を晒すというかね
魂をぶつけていって
それが帰ってくるのをカメラに収めるということですから
そういう取材したものが
面白くないか面白いかって
面白くないはずがないと思ってるんですよ。
そこをあと我々の感性とか
物の見方をしっかり捉えたところで表現させてもらうものは
絶対に面白いと思うので
何とか見てもらう手段を頑張っていかないといけない。
今回RKBと西南学院大学で提携して
テレビドキュメンタリー実践論という講座を始めたんですよ。
この本はそこの教科書にするつもりでいるんですね。
ドキュメンタリーの現在。
若い人たちにドキュメンタリーを見る機会をちゃんと与えたいと。
そこではやっぱり
今みんな早送りしてみる癖があると思うんですけど
実際にリアルで見てもらいたい。
1回目この前やったんですけど
何もない素のところで何を表現しているかを見て欲しいんです
ということは言いました。
今のようなネット社会になってきても
大事なものは大事だと
ゆっくり見るものは見るべきなんだという感覚を
学生さんに見てもらいたいなと思って
そういう機会を作ろうと思っています。
実はそこで薄井さんの番組も流すと。
NHK吉田さんの番組も流すということです。
今週末なんですけど
ゼミの開講記念のイベントを開催するんです。
これは一般の方向けに
22日の土曜日と23日の日曜日なんですけど
両方とも午後1時からやります。
22日は私たち3人の
代表作の1つを上映すると。
誰でも無料で見ることができます。
冒頭は薄井さんです。
何の番組ですか。
先ほど申し上げた中村哲さんが描いた
両親の実談
石井中村哲が残したものという作品を
12:00
放映させていただきます。
そしてトークも入ってきて
私は不寛容の時代を描いたイントレランスの時代
吉崎さんは花をたてまつる
石村みち子の世界
南又病の問題を描いた長編です。
本当にすごい番組ですね。
23日なんですけど
金平さん
TBSの報道特集のキャスターを長年されていましたが
お呼びしてテレビドキュメンタリーの可能性について
お話をしていただいて
その後
RTBの伝説的なドキュメンタリストの
木村英文さんの作品を
1作品
I Love Youちゃんをみんなで見てみようと
その上で4人で私たちも入って
ドキュメンタリーの現在について
遠くシンポジウムをしようと
うすいさんも
ちょっとこれ楽しみなんですよ
参加する立場ですけど
いろいろ耳を澄ます楽しみな時間だと思ってますんで
ぜひね
KBCうすいけん一郎ファンはぜひお越しいただきたい
おもち浜から発信しております
それいいですね
いやでもこれはなかなかよそで聞けない
重厚なお話がいろいろ聞けるんじゃないかなと
それを誰でも聞けるというのがありがたいですね
誰でも聞けますね
それとですね
明日
明日?
いいですか
朝デスラジオに
カンベさん出演していただきますんで
今この時間
田畑隆一くんグロウアップの時間で
朝デスラジオの番宣してるんですけど
マグラですよ
田畑さん怒ったほうがいいと思います
RKBのカンベさん出てもらいます
それとNHKの吉崎さんにも明日出ていただきます
そうなんですね
ちょっとご配慮いただきまして
9時以降
9時以降に
9時ちょっと過ぎから始まりますんで
ありがとうございます
そういう関係なくですね
本当にドキュメンタリーを追求していく姿勢に
置かれるいい機会だと思いますので
このイベントにもそして放送にも
耳を傾けていただければなと思います
ということでこの時間は
KBC開設委員長の薄井健一郎さんをお迎えしてお送りしました
ありがとうございました
カンベカレブミのキャッチアップでした
聞きたいラジオ番組何にもない
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