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神戸金史 のCatch Up 映画「箱男」石井監督にインタビュー
2024-09-03 15:44

神戸金史 のCatch Up 映画「箱男」石井監督にインタビュー

RKB解説委員長 神戸金史
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00:07
イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって キラレテ キラレテ イリカミネ
三菱電機
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Upです。
火曜日の担当は、RKB神戸金文解説委員長です。
福岡市出身の石井学隆監督。解明する前、石井総吾と名乗っていましてね。
とてもパンキッシュな話題作を作り続けてきた映画監督。
インディーズ映画の巨匠と言っていいのかな。
インディーズ映画ってイメージ湧く?
なんて言うんですかね。
もう、ご自分で作られている。
自主制作で資金を調達するのは基本的に自分たちでやっている。
大手、東宝さんとかね、小竹さんとか、そういうところの配給ではない。
自分たちで作っていくことを大事にしている映画。
インディーズ映画。
それが興業的に成り立つかというと、ほとんど成り立っていないところが多いと思うけど。
そこで半世紀近く戦ってきた石井学竜さん。
すごいですよね。
すごいですよね。
最新作の箱男は、戦後を代表する作家の一人の安倍公保。
生誕100年に合わせた代表作の映画家。
今日本持ってきてますけど、こんな本ですね。
8月23日から全国で上映が始まっています。
福岡市ではキャナルシティのユナイテッドシネマで上映しています。
石井さんといえば、67歳ということですが、
福岡高校を卒業してすぐに母校をロケ地として、
8ミリの自主制作映画、高校大パニックを制作して注目を浴びた。
高校生が教員を殺してしまうという。
学校内に立ってこもるという。
衝撃的な。
2年後に大手の日刊2がリメイクして、
大学生だった石井総吾さんが共同監督をする。
インディーズ映画の騎士となって、
84年の制作の逆噴射家族はベルリン国際映画祭に招待。
イタリアのサルソ映画祭でグランプリ。
なんていう輝かしい制作歴があります。
パンク侍が斬られたソウローランが2018年にありました。
最新作の箱男のパンフレット。
これですけども。
ジャパンインディーシネマの最前線を駆け抜けてきた記載。
と紹介されていました。
03:00
その石井さんが先週の土曜日に、
ふるさとの福岡市にあるブックスキューブリック箱崎店の書店で
開かれたトークショーに出演したので行ってきました。
石井さんは映画についてこんな風に語りました。
時代は変わっていくんで、その時点で作ったものが
永遠に新しく変わらない力を持った命を持ったものにしたいっていう
気持ちが強いんですよね。
初めて見る方には新作ですから。
ただ、自分が判読した映画はね、後の方たちに見られると全く思ってなかったんです。
当然ビデオもないですから。
作ったら終わりっていう。
よっぽど名作じゃない限りリバイバルっていうのがなかったので
要するに演劇に近い感じで。
一回生の。
一回生ですね。
だからもう二度とできないことをやろうっていう思いがすごく強かった。
これを今形にして残さなければ
永遠にこれはないっていう。
それを誰もやらないんだったら私がとにかくやりたいっていう。
それは今でも変わってないんですけど。
聞き手はブックスキューブリックの経営者の大井実さんですけども
いろいろ言葉がとても面白いんですよね。
映画を初めて見る方には新作だとかですね。
誰もやらないんだとにかく私がやりたい。
二度とできないことやろう。
と言いながらリバイバルは当時なかったので
一回生っていう。
永遠に残るものを一回生で作るっていう
この矛盾もインディーズっぽいなと思って聞いてたんですね。
原作の箱男ですけども
戦後を代表する作家の一人の安倍広報が
1973年に書いた。
50年前ですね。
50年以上前に書いた小説で
私ちょっと読んだことなかったんですけど
安倍広報というと砂の女とかですね
有名な作品はありますが
あまりに有名すぎて
僕らが若い頃は
日本を代表する作家と思われていた人です。
パンフレットにあったんですけど
2012年に読売新聞の取材により
ノーベル文学賞を受賞寸前だったことが明らかにされた。
そうだったのかと。
やっぱりそのくらいすごい人だったんだなと。
世界的な作家と言っていいんでしょうね。
主人公は大きな段ボールをかぶって
路上で暮らす箱男。
頭からかぶるとすっぽり
ちょうど腰のあたりまで届く段ボールで
洗濯機を入れるようなサイズの
段ボール箱なんですね。
それをかぶって。
そして覗き窓を開けて
パンフレットを持ってきましたけど
こんな風に目だけ外からは見えている。
なんとも変わった主人公ですけど
06:00
演じるのは長瀬雅俊さん。
せっかくの長瀬さんが見えないような
見た目ってことですね。
途中段ボール脱ぐところもあるので。
当然そうでしょうけど。
ただ長瀬さんが惚れ込んで
実は27年前に石井監督は長瀬さん主演で
映画化を試みてたんです。
らしいですね。
ところが事情があって
トラブルが起きて中断してしまったので
映画化が2人の念願だったと。
この変わった映画化ですね。
それから別の箱男になろうとする
異性者役に浅野忠信さん。
重要な脇役で佐藤浩一さん。
早々たるメンバー。
主役級の俳優が揃い込みですね。
これをインディーズ映画と言うんだろうか
っていうくらいのすごいラインナップですけども。
そして安倍広報の原作には
段ボール箱に目立つ特徴があったりすると
せっかくの箱の匿名性がそれだけ
おわめられてしまう。
匿名性。
見ていると知られずに人を観察する。
なんかSNS時代みたいな。
なるほどですね。
こちらが見ていることはわからず誰かを見ている。
これが50年前の小説だっていうのも
ちょっと驚きなんですが
パンフレットに載ってたんですけど
対談で石井監督はこんな風に語ってましたね。
長瀬さんの演じる私は
一番私たちに近い人物だと思います。
彼には迷いがあって
仙台の箱男の残したノートがなければ立ち行かない。
ノートを手元にあるんですけど
仙台がいるんですよね。
それは情報やスマートフォンがなければ
自分でなくなってしまうような感覚に陥る
現代の我々の自画像とも言える。
やっぱり現代性も考えていらっしゃるんだなと思いました。
そういうところに惚れ込んだのかなと思いました。
もう一度石井さんの声を聞きください。
もともとの原作が人文学で非常に実験的な小説で
読んだ人の数だけ解釈があるような
そういう風に作られているので
読んだ人が箱男になるような
箱男の迷宮にアクセスするような
そういう仕掛けがしてあるので
はなからそのまんま映画ってできないんですよ。
安倍工房さんの原作のエッセンスを
今回組んでくれた
めちゃくちゃ優秀なスタッフたちの
能力、映画力を限界までやった結果
今回僕らに与えられた条件の中で
最先端という方法を
取らせていただけたかなと思います。
これはやっぱり体験していただきたいんですよ。
見る人が箱男になるという体験として作ってあるので
特に箱ですからね。
暗闇をかぶって窓から覗き見る
09:01
まさに映画館で体験していただきたいという
あとは見た人が全部映画を完成させるという
それは私の持論なので
終わってからが一番
映画の面白いところだというか
私がそうなので
自分に心に残る映画は見終わった後から始まる
そういう映画を目指したい
心に残る映画は見終わった後から始まる
なるほど、確かに
思いましたね。実はこの時私まだ見てなくて
台風でやってなかったんですよ。
この後に見に行くんですけども
トークショーでは
映画論、菱田監督の映画論が炸裂して
面白かったです。
こんなことを喋ってたんですけど
結構僕胸打たれましたね。
世の中の根源的なものっていうのは
最初単位は物じゃなくて波動
バイブレーションだと思ってるんですけど
音楽と非常に親和性が高い
それは楽器を鳴らすとか
歌を歌うとかそういうことではなくて
例えば詩を紡いで小説にする音楽
ある種の僕らの心の奥とか
使ってない意識とかに
侵入してくるバイブレーション
すごく感じる
世の中の世界の最小単位が
量子物理学が解明する物質ではなくて
波動、バイブレーションだと思って
聞いたこともない言葉で
すごいと思ってしまいましたね
このバイブレーションって
よく分からなかったんですけど
自分の映画で以前に採用した
博多魚山傘のカットを例に挙げたんですよ
自分では経験ないんだけども
ある経験を起こさせる強い
バイブレーションを持っている
山傘が動いているのは実像じゃなくて
フォーカスを外して
色彩の滲みだけで動いている
逃げ水の中の
それがまさにあるバイブレーション
その時は分からなかったですよ
自分で何でこれを撮りたいのか
これが必要だと思ったのか
例えば
インドネシアを旅した時に
バリ島で感じたバイブレーションや色彩が
山傘をフォーカスアウトにした色彩と
12:01
全く一緒
私はすべての表現の奥には
そういうバイブレーション
それが受け取る人の心のミサブル
僕らもニュースやドキュメンタリーを作ったり
お二人もアナウンスで人の心に
言葉を届けているわけです
すべての表現の奥にはバイブレーションがある
そうだろうなとは思いました
この後僕は翌日に映画を見に行ったんです
日曜日
さすがインディーズの記載と言われるだけの石井監督
映像は美しくて
ただ一回見ただけでは脳の理解が追いつかないほど
情報量がすごくてタンクな感じでしたね
その後私は原作を昨日読んだんです
そんなに長くはない文庫本なので
これはこういうことだったのかと思うことがいっぱいあって
このシーンだとかね
原作に忠実に映画化したとおっしゃっていたんですけど
原作をよく読んでいる人がたまたま近くにいて
あのシーンだとか映画見たら笑えてしまったとかね
そうなんですかと思ってびっくりしました
確かにね段ボールを
来た車でた朝野さんたちが走ったりするんですよ
それからバトルしたりするんですよ
戦うんです
かなりコミカルな映像的には
うわーって思うようなものがいっぱいあったですね
原作を読んでみて重なるところがいっぱいあったので
もう一度ちょっともう一回見てみようかなと
一回生とはいえ2回3回見たくなる
なんかねちょっと中毒性がありますね
一回で全部理解できる人は多分いないと思います
ただこれは何なんだろうということがもっと気になって
もう一回見ようかなとは思ってます
原作とセットで読むことをお勧めしたいなと思ってますね
これをサイン入りの本を用意しましたので
本当だ
お一人の方にプレゼントしたいなと思っています
この石井監督のサイン自体からなんかバイブレーションが
ほとばしってる感じがしますね
震えてますよね
勢いがすごく感じるエネルギッシュですね
こちらプレゼントを希望される方はですね
番組のメールの方にご申し込みください
gu.rkbr.jp
お名前連絡先そしてお住まいの住所ですね
そして番組の感想も添えてぜひ送ってください
ご応募お待ちしております
ここまでキャッチアップをお送りしました
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