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2024-08-27 08:07

神戸金史 のBrush Up イ・ヂョンミが歌う『京成線』から感じる関東大震災

RKB解説委員長 神戸金史
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00:26
日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げます。
火曜日のコメンテーター、RKB神戸金文理解説委員長です。
いつもは聴観を見ながら何を喋るか考えるんですけど、
今日ちょっと経緯を変えまして、ある曲を紹介したいなと思っています。
京成線というタイトルの歌です。
作ったのは、イ・ジョンミさんという歌手で、作詞作曲をしました。
東京都の葛飾区の下町で生まれ育った在日コリアの2世で、
民族学校を経て国立音楽大学、政学科に進んだ方です。
私よりちょっと年は上の方ですが、
オリジナルを中心に、ジャンルを超えた幅広いレパートリーでライブを各地で展開をしています。
まずは曲を聴いてみましょう。
重く淀んだ川の水に
四両の短い影映しながら
今日も走るよ京成線
ひくその庭埋もれたままの
悲しみ眠る栄養
灰色の煙吐き出す車
高くそびえ立つ高速道路の下
くぐり抜けてく京成線
顔では懐かしい匂い
03:02
運んでくる栄養
京成線というタイトルなんですけど、東京都の東部を走っている施設ですね。
荒川には橋梁が架かっていて、荒川橋梁、この辺りを舞台にして、古札なんですね。
優しい声ですね。
飯住さんは在日であるということであって、若い頃日本人になりたいと思った時期もあったんだそうです。
しかし年を重ねてやっと今のままの私でいいと思えるようになってきた。
だからそこがふるさとの匂いが懐かしい匂いだと感じるようになってきた。
そんな自己肯定の歌なんですね。
しかし実はもう一つテーマがあって、歌詞の中に鉄橋の下には埋もれたままの悲しみ眠るとありました。
これは関東大震災の時の朝鮮人虐殺の現場の一つがこの鉄橋のある河川敷なんですね。
ここを通学で通りながらそんなことを考えていた飯住さんが94年に作った歌がこの慶成線。
そして自己肯定の歌でもあるのですが、そういった民族の悲しい歴史を踏まえて曲を作りました。
この街もまたふるさと
消えろこの街もまたふるさと
この街もまたふるさと
自己肯定感あふれる歌で、嫌だった出て行きたかったところをこの街もまたふるさとだと歌っています。
飯住さんのライブ、東京で私単身を編集するときに行ったりしてたんですけど、素晴らしいなって思ってました。
今日この曲を取り上げたのは間もなく9月1日がやってきます。
防災の日。関東大震災が101年前に起こった日ですね。
防災のことを改めて考えなければいけないんですが、それと同時にその時に起こった朝鮮人の虐殺という大変な事態ですね。
06:06
私たち日本人にとっては、自分たちの父祖がやってしまったことに対する非常に大きな悲しみを持って考えなければいけない事件ですね。
ところがこういったことを否定しようとする人たちも出てきている。
このあたり、私はリリアンのゆりかごというドキュメンタリーを取り上げましたけど、
自分たちの民族を持っている罪を認めるのは非常につらいことですが、
そのあたりはしっかり考えていかないと再び繰り返してしまうことになるかもしれない。
そんな風にも思いました。
今日は飯住さんは歌とシュプレヒコルは違うとあるインタビューで言っていましたけれども、
しかしそれでも100年前の同胞の無念をこれからも想像しながら歌い続けたいとおっしゃっていました。
この歌をまず紹介したいなと思いました。
そしてキャッチアップ40分過ぎには。
引き続き関東大震災について触れていきたいと思っています。
地下鉄祇園駅から徒歩2分、RKBスタービル博多祇園スタジオは、
ポッドキャストなどの音声コンテンツの収録から動画のライブ配信まで、
様々なニーズにお答えできるレンタルスタジオです。
お問い合わせご予約は、スタービル博多祇園のホームページからどうぞ。
08:07

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