古代エジプト人の星の扱い
いちです、こんにちは。今日はですね、 長崎港、ちょうど後ろにねデジマワーフが見える場所で収録をしています。
前回のポッドキャストそして youtube 動画、 行きの島の海辺でね収録をさせていただいたんですが、僕が持ち込んだ収録機材これあの
GoPro HERO10 Blackという機材だったんですが、 暑さの中、おそらくは熱で止まってしまったようで、
僕ね、トータル30分ちょっと喋ってたんですかね、3分の2ぐらいがね、 無駄になってしまいました。
あのカメラ止まっているカメラに向かって延々喋り続けるというね、 どんくさいことをやってしまいました。
今回もね、今日も日差し強い中なんですが、パナソニックのルミックスというカメラを持ち込んでいます。
なので多分止まらずに撮れるんじゃないかなと期待をしています。 いや今日もね、太陽眩しいですね。
前回ね、あのカメラ止まっちゃってお話をお届けできなかった内容なんですが、
僕が毎週メールでお送りしているニュースレター、スティームニュースの第85号の内容で 何を振り返りたいかというと、古代エジプト人が見た7つの惑星というテーマなんですね。
先ほどからね、僕を照らしている太陽、これも古代エジプト人にとっては惑星の一つでした。 それからね、ちょうどね、僕の今左手方向には半月が昇ってきています。
月のこと、現代の我々は衛星と呼んでいますが、古代エジプト人にとってはこれは惑星でした。惑星の一つでした。
古代エジプト人だけではなく、後のギリシャ人、ローマ人、それからヨーロッパ人たち、おそらくは中国の人たちも惑星の一種というふうにカウントしていたに違いありません。
なぜかというと、我々がね、太陽とそれから惑星と月と区別ができるのは、これは地動説を発見しているからなんですね。
地動説を発見したのは、ガリレオガリレ、そしてコペルニクス、ケプラ、ヨハネスケプラですね。
この3人による行跡というのは非常に大きいので、それ以前に関してはやはり地球が中心にあるはずだという思いが強くて、
ただその中で地球が中心にあるにしても、他の天体、恒星とそれから他の例えば水星、金星、火星、木星、土星であるとか太陽であるとか月であるとかの動きがちょっと違うぞということは分かっていたわけです。
例えば、夜の星空の中で一番明るいの木星なんですけれども、木星は毎晩位置が少しずつずれていきます。
他の星座の中で木星の位置というのは一番明るいから目立つんですが、場所が少しずつ変わっていきます。
どう変わっていくか、少しずつずれていくんじゃなくて、あるところで留まったり、またある時行きつ戻りつするんですね。
これすごく不思議な動きをします。
おそらくそれで中国の人たちはこのマドウという字を割り当てて惑星と呼んだんじゃないかなと思います。
古代ギリシャ人、古代ローマ人たちもその7つの惑星、太陽、月、そして水星、金星、火星、木星、土星ですね。
天皇星は運が良ければ肉眼でも見えるんですが、長期間に渡ってみることができないので、
惑星にはカウントされていません。
古代ギリシャ人と古代ローマ人の星の神様
この今言った7つの惑星、それぞれ古代ギリシャ人、古代ローマ人たちは天空を支配する神様だということで、神様を割り当てています。
特に一番明るい木星に関しては古代ギリシャの最高神オオガミゼウスが星になったものだと考えていました。
これ古代ローマ人は最高神ユピテル、英語のジュピターですね、ジュピターだと思っていた。
それから次に明るい、2番目ではないですね、2番目は金星かな。
ゆっくり動く方で言うと木星よりもゆっくり動くそして比較的明るい土星ですが、
こちら古代ギリシャ人たちは濃厚の神様クロノスを割り当てていました。
ゼウスのお父さんですね。
ギリシャにはクロノスという神様が2人いらっしゃるので、ゼウスのお父さんの方濃厚の神様の方をクロノス、
古代ローマではサテルヌス、サターンですね、というふうに割り当てていました。
なぜ土星がクロノスになったのか僕はよくわからないんですが、
ひょっとしたらゼウス、ユピテルよりもゆっくり動くからという理由があったのかもしれません。
火星に関しては色が赤いので、ギリシャもローマも同じです。
ギリシャだと軍神アレス、ローマだと軍神マルス、血の色ということで戦の神様ですね。
それから金星、こちらは非常に綺麗に輝くこと、
それから金星はヨイノ明城、アケノ明城という日没前後、日の出前後に現れる非常に
空の色が青かったり紫だったりする中で金色に輝くと非常に綺麗な色合いなので、
おそらくはそういった理由で美の女神ということで、ギリシャではアプロディテ、
南天の星とシリウスの重要性
ローマではベヌス、ビーナスというふうに名前が付けられています。
面白いのが彗星で、古代ギリシャでは商業の神様、伝令の神様、忙しいので伝令ということで、
メルクリウスはローマの方ですね、ヘルメスですね、フランス語読みでエルメスですね、
伝令の神様、商売の神様、ビジネスマンというところですかね、
これがローマの神様メルクリウス、英語でマーキュリーに同一視されているというものです。
彗星は結構太陽に近いので、結構日没直後とか日の出の直前とかにしか見れないです。
結構見れたらラッキーぐらいの星なんですが、ただ見られた時にはすごく明るいのと、
周りの星がもう太陽の白明で見えなくなっているので、彗星って一発でわかります。
なかなか見るチャンスないので、見かけたらラッキーと思ってください。
太陽については古代ギリシャでは太陽の神ですね、ヘリオスであったりとか、月の神。
月の神は実はいろんな土着の神様がいらっしゃって、古代ローマなんかの時代には統合されていくんですが、
それでも月の神ディアナ、ダイアナであるとか、それからセレーネであるとか、ルナ、
3人の神様が一つの神様ということで、月の満ち欠けと合わせて上限の月はこの神様、満月はこの神様、下限の月はこの神様みたいな役割分担もしたということはあるんですが、
それぞれ土着の神様が一つになって月の神になっています。
古代エジプトの人たち、現代とは違う星座であるとか、星の名前をつけていたようです。
古代エジプトの人たち、惑星はあんまり大事にしてないみたいで、星も北天の星、南天の星って分けたときに、
北天の星っていうのは当時の北極星の周りをぐるぐる回るわけですね。
当時の北極星、現在の北極星、コグマ座とは違って、コグマ座のポラリスとは違って、違う星だったというふうに考えられているんですが、
地球が最差運動といって、地球の回転軸が少しずつずれていくので、古代エジプト人たちが見た5000年前の星っていうのは、
少し気下の位置がずれていて、今、星なくはないんですけど、何にもないところが北極星になっているはずだから、
確かリューザーですかね、リューザーアルファーかな、別の星になっているんですが、
ただ、古代エジプト人たちは忙しく回る星よりも、あるいは惑星のように位置が変わる星よりも、南天の星を大事にしたようです。
南天の星、南の空をゆっくりゆっくりゆっくり動いていく星を大事にしたようです。
何を大事にしたかというと、おそらく一番南天で一番明るいのがシリウスですね。
シリウス、そして現在のオリオン座にあたる星座も大事にしたようです。
これ結構絵にも描かれています。
オリオン座が大事だったのは、シリウスが大事だった理由は、非常に目立つ明るいということと、
半年ぐらいはだいたい冬の星座なんですけれども、秋口から春先まで見えているわけで、
これが洪水の日を予測するのに非常に便利だったようなんですね。
洪水が1年に1回、ナイル川の氾濫が起こるので、それがシリウスの動き、1日1日昇る時刻が変わっていく。
それを調べることで、洪水の日を予測することができた。
ここら辺詳しくは、スティームニュースのバックナンバーのクリスマスとお正月とエピファニーという号があるので、
そちらは全部無料公開しているので、そちらを読んでいただくと詳しく書いてあります。
そういったことを、惑星の物語、古代エジプト人たちが惑星7つあると数えた、これが7つの曜日になっているんですよ。
月、火、水、木、金、土、日という曜日になっているというお話をスティームニュースとお届けさせていただきました。
第86号、先週お送りした方は僕がテデックス神戸2022でお話しした内容を文字起こしして少し付け加えてお送りしたので、
こちらは是非テデックス神戸の動画で見ていただければと思います。
来週はまたちょっと今書き始めているので、またね振り返り動画、次の週お送りできればなと思っています。
なんか船が動こうとしているようなので、そろそろ収録終わります。聞いてくださって、見てくださってありがとうございました。
イチでした。