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2021-07-28 12:09

292. 月ってこうやってできるのか!300光年先で見つかった衛星が作られる現場のハナシ

今日は370光年先で見つかった、衛星が作られる円盤のお話です。

太陽系みたいに、太陽みたいな星ができて、地球みたいな惑星ができて、月みたいな衛星ができる、

そんな過程が宇宙の他の場所でも見つかり始めました!!


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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、じゅんさんの提供でお送りしております。じゅんさん、どうもありがとうございます。
ということで、早速今日の本題紹介させていただきたいんですが、今日の本題は、私たちの身の回りにある月ですね。
月みたいな、いわゆる衛星が初めて太陽系以外のところでできる現場っていうところが、なんと観測的に捉えられたというお話をしていきたいと思っております。
で、こちらですね。日本が持ってるアルマ望遠鏡っていうものすごく目の良い望遠鏡、国立天文台が持ってるやつなんですけど、それを使ってですね、
発見された成果になっていて、これまで月とかみたいな、いわゆる衛星ですね。地球が惑星で、それの周りを回る星っていうところができる現場、どういうところでできるのかっていうところが、
実際に観測的に得られたことはなかったので、今回それが明らかになったという天文学の技術の進歩がもたらした成果を今回は紹介させていただきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
そんなこんなで、毎日恒例の近況報告、活動報告になるんですけど、きょうですね、きょうじゃないか、昨日かな。
一応僕3月まで博士課程、大学院の博士課程っていうところにいて、無事そこを卒業して一応博士号っていうところをもらったんですけど、その時に3年間学生生活があるわけなんですね。
それの時に借りていた奨学金の全額返済免除っていうところが確定したっていう連絡をいただきました。
これ、だいたい月額生活費の足しにするぐらいの感じの金額がもらえるもので、3年間ずっともらっていたと思う。
でこれ、実は僕はこれよく聞く日本学生支援機構っていうところの奨学金なんですけど、僕これその奨学金を3年間今後渡しますよって決まった採用の時点で、一応もう返済免除ないてっていうところをいただいてたんですね。
これ実は結構できて浅いシステムになっていて、各大学、もう大学全体ですね。で1人とか2人とかっていうところの枠が学生支援機構から渡されていて、入ったタイミングでこの人は2年後3年後にどうせ全額免除になるような仕事しそうな感じの人だから推薦してくれて、もう3年間返済免除確定でお金貸しますよみたいな。
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制度に選ばれていたんですけど、一応それ内定っていう形だったんですね。でしかも3年間でちゃんと卒業しないとその枠は剥奪されてしまいますし、意外と博士課程って3年間で卒業できない人ってちらほらいたりするので、そこはちょっとプレッシャーになりつつも一応採用されていたと免除者に。
ただそれが実際に書類としてきて、今回全額免除これで確定ですという連絡が来たので、非常に安堵というかいう気持ちでいっぱいです。
これ奨学金は僕、修士の時ももらっていて、修士の時も一応いろいろ研究成果とかをものすごく出していたので、返済全額免除になっていたので、修士博士と大学院生活5年間は基本的には奨学金そこの部分というのはすべて返済免除として扱っていただけたというところで、
一応お金をかけずに大学院は全部終了できたかなという感じですね。これ自身は僕すごいいろいろ前のめりでいろいろ取り組んでたっていうのもありますけど、やっぱりアサインされたというか入れてもらったプロジェクトがすごい成果を出しやすい環境だったりとかっていう環境の要因もあるので、それは僕自身がそこに割り振ってもらえたのが非常にラッキーだったかなと思っています。
ただこういうところ、僕これ以外にも奨学金いろいろ調べてたりとかしてて、結構身の回りに比べると僕かなり詳しい方だと思うんですね。奨学金とかそういうお金関連の。
なのでそういったところの調査でそれをものにするっていうところは、もし学生の方聞いていたらそういったところも研究の力の一部だと思ってぜひ調べていただけたらなと思います。
はい、そんな感じで今日は少し学生生活の時にもらっていた奨学金の免除が決まって安心の気持ちで配信してますという緊急報告でした。
ということですね。早速今日の本題を紹介させていただきたいと思います。
今日の本題は私たちの身の回りにある月みたいないわゆる衛星ですね。衛星を作るその現場っていうところが発見された。初めて太陽系以外で見つかったというお話をしていきたいと思っております。
で、これやっぱりなかなか遠くの宇宙の星お話今回で言うと300光年とか400光年ぐらい離れたところでのお話なので、そういったところなのでイメージできるような話し方をしていきたいと思います。
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で、じゃあまずどうやって惑星系、私たちがいるこの地球とか火星とかみたいないわゆる太陽系みたいな惑星系ができるのかっていうお話なんですけど、これはまず真ん中の星がどうやってできるのかまで遡らないといけません。
星ができる、太陽みたいな星ができる時っていうのは宇宙中のガスとかチリとかっていうのが一箇所に固まって、そいつらがだいたい重力とかお互いに引き合って一つの大きな塊になります。
そこの重力がものすごく強くなった時に真ん中で核融合っていう反応が起き始めて、これが星を作り出すみたいな。
こんな流れなんですね。で、これ星ができた時に周りにまだその使ったガスとかチリとかっていうのが残ってるわけですよ。
で、それがだんだんこの真ん中にできた星の重力とかでぐるぐる引っ張られながら円盤みたいなのを作るんですね。
イメージ的には土星みたいな。これ結局後でもう一回この例え出てくるんですけど、太陽の周りにガスとかチリとかでできたような円盤ができる。
で、その円盤の中でまたちっちゃくまとまり始めて、地球とか火星とかみたいないわゆる惑星を作るんですね。
で、それで大体ここら辺までで話はいつも終わるんですけど、じゃあその後その地球とか火星とかみたいな惑星ができた後どうなるのかっていうと、
実はこの時点でまだ全部周りにあったチリとかガスとかっていうのは使い切れてないんですね。
なのでどうなるかっていうと、太陽ができた時の周りみたいなイメージで、地球とか火星とかみたいな惑星の周りにもう一回円盤ができると。
チリとかガスの。で、そのできた円盤の中でできるのが衛星、つまり私たちの身の周りで言うと月ですね。
そんな感じである場所にまとめるとですね、ある場所にガスとかチリとかが固まってくる。
で、そこでまず大きい星っていう単位のものができます。
で、その星ができたらその周りに余ってたガスとかチリで円盤ができて、その星の周りに。
で、その円盤の中で地球とか火星みたいないわゆる惑星ができると。
ただこれでもその材料っていうのを使いきれないから、またさらに惑星の周りにチリとかガスの円盤ができる。
で、そこで月みたいな衛星が作られるっていうような、こんなプロセスを経てると。
で、こういうところがいろいろ今まで言われてきた中で、今回この天文学の技術がどんどん発展してきたことによって、
最後のその惑星の周りにできた円盤、つまり衛星を作る円盤というところが今回初めて存在が明らかになったというお話です。
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で、これ実際に今回見つかったのは最初に言ったみたいに地球から370光年とか離れたものすごく遠いところにある星なんですね。
もしかしたらこのポッドキャスト聞いてる方だと370光年近いじゃんって思う方いるかもしれませんが、そういう感覚まで来てたらもう宇宙マスターですね。
ポッドキャスト何回も聞いてる証拠です。
そんな感じで割と宇宙詳しい人から見たら近所さんのお話でしたね。
これまでに大体太陽系以外の惑星っていうのが4000個とか見つかってるんですよ。
思ってるより見つかってるんですよね。
多分皆さんの感覚に比べると。
で、ただですね、この見つかった太陽系以外の惑星ってところは今回みたいなガスっていうのがまだ円盤として残ってるっていうような段階よりは
もっと成熟した、その星としても完全に成り立ってしまった真ん中の大きい星とその周りを回ってる惑星っていうところのセットで見つかることが多くて
こういった惑星だったり衛星っていうのが作られてる途中で見つかるっていうこと自体がなかなか珍しいというところで
今回こういうふうに見つかったので大体こういうのって新しく見つかった後っていうのはちらほらこんな同じような現象っていうのは見つかってくる。
そうなると次はじゃあ本当に衛星ができる現場、つまり惑星の周りにガスの円盤ができるっていうのは普遍的に起こるものなのか
他の惑星系を見ても同じように円盤ができたりするのかっていったような研究の方針にどんどん変わっていったりとかそういったところになってくるので
今後また新しい研究成果が出てくるのを期待していろいろまた情報を待ってみたいと思います。
ということで今日は私たちの撮った月みたいなものがとうとう太陽系以外の惑星でも作られるところが見つかったというお話をさせていただきました。
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ここからも300回に向けてガンガン更新していきますので応援よろしくお願いいたします。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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