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【140字まとめ】1961年に,世界で初めて,自ら「○×ゲーム」の勝ち方を学ぶコンピュータが生まれました.そのコンピュータはなんと304個の「マッチ箱」で出来ていたのです.やがてこのような研究は「人間の知性とは何か」を問うようになっていきます.

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いちです、こんにちは。今日はですね、 行きの島に来ています。
youtube とね、それからポッドキャストをお届けしているんですが、 ポッドキャストでね、聞いてくださっている方は今の地域が見えないと思いますので、今回はね、
よかったら youtube の方でも見ていただければと思います。 周りがね、海なんですよ、すごく綺麗ですよ。
youtube ポッドキャストをこちらの方で再開させていただいて、
先週なんですが、先週お届けする予定だったんですが、イベントを主催していて、 収録の時間が取れなかったので、今回2回分、何の2回かっていうと、僕が毎週
メールでお送りしているスティームニュースというニュースレターの振り返り2回分をね、 ここでお届けしようと思っています。
さっきね、ほぼ満潮だったので、これ以上水位はね、上がってこないと思っているんですが、今結構水辺、
キワキワで座っていて、収録しているので、もし水位がこれ以上上がってきたら、溺れないように1回中断して避難しようと思っているんですが、
あとね、僕よくね、水に落っこちるので、今回もね、落ちないように、落ちないようにというか、収録中は落ちないんでしょうけどもね、収録終わった後になんかジャポンってね、
落ちたりとかするかもしれないので、それも気をつけようかなと思っています。カメラ少し離れた場所に置かせてもらっているので、
万が一海に落ちたらその様子まで収録はできると思うんですが、それはNG集か何かになってしまうので、気をつけながらお話をしたいと思います。
前々回お届けしたスティームニュースでは、世界初のAIについてお届けしました。
世界初のAIというのはちょっと言い過ぎで、機械学習というものですね。機械が自ら学ぶという装置で、なおかつ世界で初めて実用的だったものというのが、実はコンピューターではなくて待ち箱でできていたというお話をお届けしました。
この話を読んだのは確か、僕が高校生ぐらいの時に月刊アスキーという雑誌に掲載されていた内容で、僕はおぼろげながら記憶していて、ニュースレターを書くにあたって再び文献を調べて書かせていただいたんですが、
なぜそれを取り上げたかというと、いろいろな理由があります。一つは、映画ウォーゲームという1984年のアメリカ映画なんですが、ちょうど1984年といえばソ連とアメリカの冷戦が続いていた時代で、アメリカ軍がコンピューターで核兵器を管理しているという設定だったんです。
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現在でも核兵器の最初、最後、エイヤーとボタンを押す人は大統領と決まっているんですが、その映画の中ではWOPRというコンピューターが最終的にアメリカが全滅しても自動的に報復できるようにということで、コンピューターが最後発射ボタンを押すという設定だったんですね。
これは相互核小破壊といって、核攻撃を受けたら核で反撃するという理論があって、そのために背景で自動的に報復攻撃をするシステムを作っておけば、
核を発射しちゃえば自分も撃たれるから、お互いも全滅してしまうので、核攻撃をしないでおきましょうという抑止力になると言われていて、そのためにWOPRという核のコンピューターが出てくる映画でした。
WARGAME、戦争ゲームという意味ですが、WARGAMEはすごくいい映画で、僕はラジオドラマで知ったんですが、WARGAMEの中で最終的にソ連側の核攻撃をご検知するんですね。
自分たちアメリカはソ連から攻撃を受けていると検知するんですね。これ実際にご検知というのは逆、ソ連側がアメリカから核攻撃を受けているとご検知した例が過去にあるので、これは口頭向けな話ではないですね。
何度か核戦争一歩手前まで人類は行っているんです。その映画WARGAMEの中ではアメリカ側が核攻撃をご検知して反撃、WOPRとしては反撃をしようとする。
アメリカ大統領はこれご検知かもしれないからちょっと待てと言うんですが、実際ご検知だったということはわかるんですが、WOPRが反撃を止めようとしないという設定なんですね。
そのWOPRの開発者のコンピューターサイエンティスト、それから高校生ハッカーたちがそのWOPRの暴走を止めようとするというストーリーなんですが、その中で三目並べ、マルペケゲームですね。マルペケゲームが重要な役割を果たすんです。
ご存知の通りマルペケゲームって必勝法がないんですよね。僕ね中学生ぐらいまでマルペケゲームの必勝法ないかと思ってめちゃくちゃ研究したことがあるんですよ。
で一瞬ねこれ必勝法を見つけたかと思ったこともあったんですけどやっぱりね マルペケゲームはね必勝法がなかったんです。
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でそのウォーゲームの中でそのWOPRに学習させるんですね。その戦争っていうのは手を、まあ総合核小破壊の時代ですから先手を打つと負けるわけです。
で動かすと負ける、手を動かす、手を動かすというかまあ一手打つとことをチェスではムーヴと言いますがその
最初のムーヴを起こすことで戦争には負けてしまうゲームだという、そういうゲームがあるということをWOPRを学習して核戦争の危機を回避するというストーリーなんですが
まあこれあの 孫子ですね、英語ではアート・オブ・ウォーですけれども孫子の戦わずして勝つみたいな、本当にあの
うまい勝ち方というのは戦わなくて戦わずして勝つことで、戦って勝つのはちょっとランクが落ちるみたいなね 言葉があるんですが、それの影響も受けているんじゃないかなと思って僕はすごい記憶に残ってたんですね。
でそのマルペケゲームを
初めて機械学習で人間と対等に戦えるようになったのがマッチ箱で作られたコンピューター、コンピューターと呼ぶべきかどうかどうかわかんないです。
AIと呼ぶべきかどうかもわからないでその
メナスというシステムですね。メナスというシステム、詳しくはねニュースレターの84号を見ていただきたいんですが
なんとねマッチ箱の中にビーズが入っていて、この行って動かすのというのが色付きビーズに対応していて、この色が出たらこのマッチ箱に対応する局面にしなさいと。
マルペケゲームがこの局面だったらこのマッチ箱からビーズを一個取り出しなさいというようなシステムで、うまくいけばビーズ同じ色のビーズを追加する。
失敗すればそのビーズを取り上げるというふうにアメとムチ戦略で機械を学習させるというもの。
これが非常にうまくいったということで、これは後にコンピューターが安価になって、我々のような貧乏研究者でもコンピューターが使えるようになった時代に何度も繰り返し実験をされています。
その結果そのメナスというシステムはやはり人間と対等に戦える機械学習システムだということがね、分かっているわけです。
これあの現代のまあ例えば将棋AIありますよね。原理的には同じです。内部はものすごく複雑になっていますし、もうなんて先のここに影響するからそのなんて手前のこれが良かったの悪かったのというね。
評価というのはマルペケゲームに比べるともう何億倍何兆倍と複雑なんですが、このアメとムチというシステムそのものは大きくは変わってないということで、
世界初の実用的な機械学習システム、世界初の実用的なAIということでご紹介をさせていただきました。
ぜひねニュースレターの方でそれからポッドキャストsteam.fmの方でもねお話をさせていただいています。
そちらねご覧になっていただければと思います。
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このままね85号でお伝えした内容についてもね振り返っておこうかなと思います。
85号何だったかっていうと、えっと何だっけ、えっとねもういろいろありすぎてね何書いたかね、あ、惑星ですね。
古代エイジプト人が見た7つの惑星というお話をねさせていただいています。7つです。
あの当時肉眼で見れた見られた惑星との5つなんですが、水星、金星、火星、木星、土星で
はいこの後ですねカメラが止まってしまいました。おそらくね炎天下で収録していたのでGoProで撮っていたんですが
暑さに耐えられなかったのかもしれません。続きはねまた別途動画でまたポッドキャストでお届けしたいと思います。
聞いてくださってありがとうございました。イチでした。
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