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2025-12-05 14:13

4‐6. 神回シリーズ [10分絵本]  かがくのとも 絵本研究家 錦恵美子先生ゲスト  科学を楽しむために

4‐6. 神回シリーズ [10分絵本]  かがくのとも 絵本研究家 錦恵美子先生ゲスト  科学を楽しむために 4つの視点

    • なぜ絵本が大事なのか?
    • こどものなぜに寄り添うために
    • 物語形式で科学の謎を解き明かす
    • 身近にある不思議を絵本が教えてくれる
    • 物語は広がりと発展を連れてきてくれる
    • 絵本は素敵な入口 ごまかしは一つもない


    かがくのともシリーズ

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アメリカから配信する科学番組。「心を開いて相手の話を聞くことで自分の人生に役立てていく」をテーマに、学びあり、笑いあり、出会いあり!細胞のリズムや老化の謎から、物理学、海外生活、ポッドキャスター同士のコラボまで、楽しく学べるトークをお届けします。

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サマリー

今回のエピソードには、絵本研究家の錦恵美子先生がゲストとして登場し、科学を楽しむための視点や絵本の教育的価値について話しています。また、福音館から出版されている科学を題材にした絵本『科学の友』について詳しく紹介し、子どもたちが興味を持つように物語形式でアプローチされています。さらに、専門家と科学者が協力して作った絵本の魅力についても語られています。

絵本研究家の活動
奏でる細胞は、サイエンスと音楽を愛する2人が、アメリカ・インディアナから楽しく奏でるようにおしゃべりする番組です。
ニコヤカに行きましょうか。
今回はですね、絵本研究家の錦恵美子先生をゲストに招いて番組を行います。
福音館書店社外講師として多くの世代に、絵本の大切さと楽しさを広める活動をされてきました。
近年、退館されるまで新潟大学や新潟県立大学で講師として多くの生徒に、絵本の教育的価値を講義形式で伝えられてきました。
大変お疲れ様でした。
先ほどインターネットで調べたところ、ずいぶん多くの図書館に行って、いろんな方々に絵本の講義というかイベントですね。
そうですね。保育士の方々ですね。
そういった方々にいろいろされているということで。
ずっと来てほしいなと思っていたのですが、これから4回にわたって、この奏でる細胞に進行な10分絵本というのを作らせていただきました。
大きな声で10分絵本と言っていただいてよろしいですか。
10分絵本。
錦恵美子先生は東北放送でしたっけ。番組も持たれていたと。
そうですね。それはものすごい過去のことで、とても恥ずかしくて絵本には全く関係ない番組だったんですよ。
でも久しぶりにこうやって僕と一緒に番組を作っていただけるということで。
思い出しました。すごくこういう感じはもう半世紀前でした。
思い出して今ちょっとドキドキしてます。
ドキドキしてますね。
こういうライトとかマイクとか、しばらくぶりです。
こんな素晴らしい絵本の先生に来ていただいたので、10分絵本という新コーナーやっていきますね。
まず絵本を通して人生を豊かにする4つの視点というのを僕は考えました。
この4つの視点を10分ごとに分けて追いかけていきます。
そうですか。
第1回は科学を楽しむために。科学が多くの方にとって難しいと感じるということなんですよ。
僕も科学を伝えるのって非常に難しいなと思うんですね。
科学はどうやったら多くの親の世代、子供の世代、いろんな言葉の選び方とか難しいのもありますよね。
どうやって伝えたらいいかというお悩みを一刀両断に解決していただこうと思って。
子供って大変いろんな不思議があるんですよ。
不思議がある。
どうしてここにスミレの花が咲いてるんだろうとかね。
スミレの花が。
スミレの花がブロックベイのブロックとブロックのほんの隙間から綺麗な花が一輪咲いてたりするんですよ。
それからアスファルトの本当にこんなところにどうしてスミレが咲いてるんだろうと思って。
親って思いますよね。子供も思いますよきっと。
それをどのようにして子供になぜかという不思議があらせた解決法として。
いっぱい不思議があるんだけども、それを科学的に解明していくために
子供の科学の友っていうのを失敗したんですね。福音館が。
福音館社での科学の友。
それは実に面白い。しかもですね。
これ物語式になってるから。
これですね。小さな科学の友。
小さな科学。もう2、3歳から。そこからもっと大きくなると小さいとこから科学の友になっていくんですけども。
科学の友は年長3、5歳、4歳、5歳、6歳あたりから分かるっていうか。分かりやすく。
しかも物語形式にですね。この科学を解明していくという大変優れものだと私は思ってるんですよ。
さっき言ったスミレとアリっていうのがあったんですけども。なんか不思議なタイトルでしょ。
スミレとアリ。
アリはあれですよ。アリさんのアリね。
スミレがなんでそんな非常に日常状況の悪いところに花が咲かせてるかっていうのに疑問を持ったんですね。
それを子どもたちに分かりやすく解明していこうというのが絵本だったんです。
どう伝えたら楽しく楽しみたいんですよ。
やっぱりそれで子どもを発見していくわけですよ。
そこにやっぱり大人は注目しなきゃいけないね。
なんか日常状況の悪いところにスミレが咲いてるっていうね。
そうするとなぜかなとなるでしょ。
ずっとそこをちゃんと絵本が解明してくれてるわけ。
アリはですね。
エサを巣に運ぶんですよ。せっせと。
それでこのスミレの種に種が甘いエライオソウムという物質を含んでるってことが分かるわけですね。
そこまでは書いてないんだけど。
出しかけ甘い。
エライオソウムっていう言葉はまだ子どもだからそういう物質はこうですって書いてないんだけど。
甘いものがその種に含まれてるっていう表現するわけ。
そうするとアリは集めてそれを蓄える習性があるんですよ。
そうするとスミレの種を一生懸命一生懸命集めて巣に持ってくる。
そうするとそこで食べたりはするんだけど残った種が次の春に芽を出すんです。
そうするとアリはですね。
物語形式の教育
岩と岩の間とか本当にそういうところに巣穴を作ってるわけですよ。
そこから芽が出てスミレの花が咲いてるっていうのを
一冊の科学の友という中のスミレとアリという絵本にそのことが本当に分かりやすく
なるほどと子供が思うように書かれてる。
しかも物語形式っていうか
これはあの例えば図鑑だったらね。
これはアリのスミレの種というか
これはアリさんですとかではないんですよ。
ちゃんとそれが一つの物語になって最後に
そうかと納得されるような表現をしているというところが
科学の友の特徴だと思うんです。絵本の。
本いっぱいシリーズあるじゃないですか。
そうです。
一冊一冊にやっぱり科学の友と言っていることとしては
どんな思いが込められている本なんですか。
やっぱりその子供の不思議に答えようっていう。
子供の不思議。
不思議に答えようっていう。
とか興味とかですね。
興味ですね。でそれを物語形式で
ですから科学というと何となく読み聞かせとは相反するような感じなんですけども
実際はそれを物語形式にしているっていうのが特徴なんですよ。
これは科学の友の読んでてとても科学なんですが
文章自体は非常に単純で身近な言葉なので
日本語のいろんな表現を子供が身につけていきながらも
気がつくと科学の世界に入っている感じなんですよね。
そうです。
子供は今度他の動物はどんな種を蓄えていくんだろうとか
いろいろ想像が膨らむわけですよ。
例えばカエルの話でカエルを見てた時に
カエルだけじゃなくじゃあ次の動物は何だろうと子供は思うわけですね。
そういう広がりと発展があるっていうのも
私はこれをきっかけに絵本をきっかけに
興味を示すのではないかと思うんですよ。
だから科学って言うと私たちもちょっと苦手とかって思うんですけども
実はそうじゃなくて本当にこの世の中というか
道あふれているわけですよ不思議が。
そこに子供たちは飛びつくわけですよ。
なぜどうしてとそれをやっぱりちゃんと物語風に
解き明かしてくれているのが科学の絵本だと思います。
科学の入り口と考えていいですか。
いいですね。
科学の入り口を準備されていると。
そうですね。
入り口として僕は研究者なんですけど
入り口としてやっぱりキャッチというか掴みやすいところ
そして分かりやすいところもあるんですけど
これが科学なのっていうのに自然に入っていける。
そこがすごい素晴らしいなと思います。
実は科学ってそういうものなんだと思うんですよ。
絵本の科学的アプローチ
身近にあるこの不思議さにね。
一回パッと読むと本当の科学者の人が書いている本なのかなってちょっと思っちゃうんですけど
科学者が書いているんです。実は。
実は科学者が書いているんです。
でも科学者が普通に科学者としてしゃべったり作品を作ると
多分固い口調になっちゃうと思うんですよ。
そうですね。やっぱり。
それが柔らかくなっているというのは
やっぱり専門家と科学者が手を組んでいるんですか裏で。
そうです。編集者と練りに練ってこの一冊の科学の本が出来上がっていくわけですよ。
そこにごまかしとかそれから非科学的なものっていうのは入れちゃいけないわけですよ。
読むのは子供なんですか。
その中ね嘘ニュースとか嘘情報がいっぱいありますが
この絵本には子供にあげるために磨き抜かれた正しい情報だけが
もう何年も何年もかかって一冊が出来上がるわけですよ。
そして子供の心に届きやすい言葉になっているわけですね。
肩苦しい科学の言葉が非常に染み込むような
ごまかしはないです。
ごまかしはない。
親子で楽しむ科学
それはいけないんですね。子供にとって。
だから本の真実を伝えてますから。
なるほど。自信を持って福音館書店の皆さんと
読んであげてもらいたいといつも思ってますね。
本当の科学に触れるわけですね。
そうです。本当に。
寝る前にどのくらいの時間かかりますか。一冊二冊。
3分くらいですね。3分か5分もかからないと思いますよ。
ちゃんとゆっくり読んでもね。
ですから、科学ってちょっと近づきがたいなとか
ちょっと苦手っては思わないでいただきたい。
これを読んでいると読み手もですね、親も。
可愛いですもんね。
そうです。実になんかこの。
素晴らしい。
これは私はね、私もこの読んでやって。
動物もですけど植物も非常に生き生きと書かれてますね。
そうです。
本当にあのね、この方なんかは
どれだけその植物を観察してこれを書いたかっていうか
カイノブエさんっていう方ですけども
雑草とかそういう絵本もあります。
植物を要するに前にNHKでね
このカイさんが絵本を書くにあたって
どういうことをやってるかっていうのを
ドキュメントでやったことがあったんですよ。
そうしましたら
もうあらゆる角度からその植物を捉えようとして
野原に寝そべったりしてスケッチするのね。
もちろん上からも横からも寝そべって
こうやって絵を描いてるシーンが
画面にいっぱい出てきてですね
こんな風にしてこのカイさんという人は
植物と一体になってね
こういうものを描いてるんだなと思いました。
それは子どもの視点に近いですね。
子どもも植物を、動物を見るときって
もう気にせず野原に寝そべって
観察をしますもんね。
そうですね。本当にね。
子どもの視点を知ってるから
子どもの視点になりながら描いてるんですね。
描いてますね。
ごまかしは描かないんですよ。
全くこれね、本当に植物そのものですから。
それからこの昆虫なんかもそうです。
そのまま伝えてるってことですね。
そうです。これは優れた絵本だと思いますね。
ありがとうございます。
時間になってきました。
10分なんですけれども。
第一回、科学を楽しむためにの答えを探した結果
やっぱり絵本ということですね。
まず、なぜ、どうして、不思議がある
そういった心を大切にするところから始めるためにも
絵本を開いていくということですね。
そうですね。本当に道あふれてますから。不思議に。
世の中、それを一つ一つやっぱり絵本も通して
その中に解決していただきたい。
親と子で持ってね。
つまり、子どもの心の科学という目が育つためには
絵本を開きましょうということですね。
そうですね。まさにその通りだと思います。
今日は福音館書店の社外講師の西木恵美子先生に来ていただきました。
大変素晴らしいお話をありがとうございます。
こちらこそありがとうございました。
皆さんも聞いていただいてありがとうございます。
素晴らしかったです。ちょうど10分です。
私だね。
ありがとうございました。
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