1. 鴨川でゆっくりしたい。「かもラジオ」
  2. #26 人とのつながりを感じられ..
2025-03-22 34:58

#26 人とのつながりを感じられる居場所をつくる。洛西ニュータウンの再興を目指して(大竹 莉瑚さん)

今回のゲストは、京都の洛西エリアで、コミュニティづくりに取り組む、“わくわく隊長”こと大竹莉瑚さんです。青森県出身で、京都の大学に進学し、昔から関心のあった国際問題を学んできました。

そんな大竹さんが今、活動の拠点にしているのが、京都の南西部にある洛西エリア。1960年代に、竹林を切り開いて開発されたニュータウンで、閑静な住宅街が広がり、過ごしやすい場所である一方、少子高齢化が進み、空き家が増加するなど、地域課題もあります。

ある出来事をきっかけに、洛西に関わり始めた大竹さん。コロナ流行の影響もあって、住人同士の繋がりが希薄になっている現状を目の当たりにします。

「地域の人がもっと気軽に交流できる場」をつくりたいと考え、団地の空き地を利用したオープンスペースの運営や、地域イベントへの出店など、精力的に活動し始めることになりました。

仕事の枠にとらわれずに活動したいーー。
そう語る大竹さんの熱い想いをぜひご視聴ください。


▼今回のトーク内容

自己紹介 / 青森出身 / 国際関係学部で学ぶ / ルワンダに行ってきた / 洛西地域とは / 地域と関わり始めたきっかけ / 居住も洛西へ / まちの中にワクワクを増やす / 働くとは / 繋ぐ人になりたい / 多世代との交流 / 人が集まる場所にいます


▼出演

ゲスト

大竹莉瑚:

京都のまちの片隅で、人や場所をつなげたり、地域通貨で新しいお金の巡りを試してみたり。空き家や公園、人々など、まちなかのあいだをわくわくする場にすることに夢中です。今日の私と、目の前のあなたを大事にできる毎日を送りたくて、社会とわたしの心地よいつながりを探る実験中!

note:https://note.com/world_peace5514

ふらふらじお:

https://open.spotify.com/show/09By6Jl9s9LSRV1CkhH7Gv?si=1a11d15cfef3499a


パーソナリティ

坂井 晃人(ちい):

コーディネーター

1992年生まれ、東京育ち。高校の修学旅行で初めて訪れた京都に心惹かれ、京都大学に進学。大学院を中退したのち、東京でまちづくり会社に就職。誰もが挑戦できる社会づくりをテーマに、全国で住民対話の場づくりや官民連携などに取り組む。 妻の妊娠を機に、2021年に心のふるさと京都へ移住。翌年、ツナグムに参画し、京都を帰って来れるまちにしたいと京都移住計画に関わる。住民対話ワークショップファシリテーター養成や、二児のワーパパとして夫婦向け育児コミュニティの運営なども行う。


▼番組概要

京都の様々なプレイヤーが集まり活動している様子や「居・職・住」について、鴨川でゆっくりしながら雑談する番組。記事に載せきれなかったことや、日々の生活のことなど、音声コンテンツならではの情報もお届けします。ホストは「京都移住計画」のメンバーが務めます。


▼京都移住計画

WEBサイト:⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://kyoto-iju.com/⁠

サマリー

大竹莉瑚さんは洛西ニュータウンの活性化に挑戦している学生で、休学中に地域の活動に参加しています。青森出身の彼女は国際関係を学び、海外経験も持っていますが、地元の課題に目を向けて意義ある活動を行っています。洛西ニュータウンの再興を目指す活動の中で、学生たちが地域に住み始め、コミュニティスペースが誕生しています。地域の人々との交流を深める中で、住みやすい環境を創り上げることに焦点を当てており、そこでの多様な出会いや活動が忘れられない体験となっています。洛西ニュータウンの再興に向けて、人とのつながりを大切にした居場所づくりが進められています。大竹莉瑚さんは自身の活動やポッドキャストを通じて、人々の悩みや不安を共有し、共感を呼ぶことを目指しています。

ゲスト紹介と自己紹介
鴨川でゆっくりしたいラジオ、鴨ラジオの時間がやってきました。本日のパーソナリティーは、千彦と坂井が務めます。よろしくお願いします。
今日もゲスト回ということで、京都移住計画で普段お世話になっているパートナーの方や、実際の移住者の方々や学生さんなど様々な方をゲストにお呼びして、京都の暮らしについて伺っていきたいと思います。
今日はですね、洛西ニュータウンというところの活性化に取り組んでいる、ラクサイッコワクワク隊長の立命官大学4回生、大竹莉瑚さんをゲストにお迎えしてお届けしていきたいと思います。
莉瑚さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、もうラクサイッコとかワクワク隊長とか、ここだけで色々聞いていきたいこと、色々あるんですけれども、まず最初に簡単に自己紹介からお願いしてもいいですか。
はい、現在大学4回生、立命官大学の大学4回生を休学中で、1年間地域の活動だったりとか、たまに海外行ってみたりとか、あとは京都で環境のことをやってる組織があるんですけど、そこでもちょっとお仕事をさせていただいたりとか、色んなところであっちこっちフラフラしております。
大竹莉瑚と申します。よろしくお願いします。
はい、お願いします。莉瑚さんは今4回生ということなんですけど、今年で卒業なんですか。
来年度5回生になるのかな。副学してもう1年大学通って卒業になります。
今年も休学されていらっしゃるんでしたっけ。
はい。
実は僕自身も大学院の時2年間休学してたことがあるので、結構休学話とかも色々聞いてはいきたいんですけど、ちょっと最初にまずどこから行こうかな。出身どこから京都へいらっしゃったのかみたいな。
出身は青森県です。
青森も広いですよね。
そうなんですよ。
青森。
南東部かな。岩手にちょっと近くて戸肌っていう場所なんですけど。
戸肌湖とかの。
そうですそうです。
どういう町だったんですか。生まれ、故郷。
電車がないかったりとか、バスも1時間2、3本のバスがあるぐらいの結構田舎の場所で。
自分が家があったのが住宅地なんですけど、もう少し離れたらもう田園風景が広がるような場所だったので、すごいのどかで、チェーン店すらないような学生生活を送ってましたね。
そっかそっか。青森で育って、青森って言うと僕、リンゴとあといちご汁。
いちご汁。
あれ青森じゃなかったっけ。いちご汁。知らないですか。
何が入ってるやつかな。海?
違います。
青森じゃなかったかな。僕の父親の方の祖父が青森出身で、いちご汁っていう名前だけめちゃめちゃ記憶があって。
いちご汁か。
実際食べたことないんですけど、青森の中でもいろいろあるのか。
そうなんです。結構東と西で、文化が違うんですよね。食文化もですし。
そっかそっか。いちご煮でした。調べたら。
そう、いちご煮はあります。
いちご汁じゃなかったね。なんかもうちょっとおいしそうな名前でした。失礼しました。
そっかそっか。じゃあ青森から大学進学きっかけに京都行ってみようってなって、そこから初京都。
初。修学旅行で一回訪れたことがあったんですけど、長期間住むみたいなのは初めてです。
そっかそっか。でも大学入るときってちょうどそのコロナ絶賛がやってた頃ですよね。
はい。
進学してきてからは割と講義とかもオンラインで。
ずっとオンラインでした。
それどれくらい続いてたんですか。
1回生と2回生の春ぐらいまではずっとオンラインだった気がします。
そっかそっか。じゃあそっからようやく念願のというか、リアルに通ったりし始めて1年休学挟んで今。
そうです。
大学ではどんなことを学んでらっしゃるんですか。
学部は国際関係学部なので、一応国際なんかすごい広いんですけど、政治だったり経済だったり文化のそれの国際的に学ぶ。
エリアごとで学ぶっていう科目もありますし、国際気候論とか国際関係をどういうふうに良好な関係を維持できるかみたいな授業とかもあります。
海外興味持ったきっかけとかもなんかあるんかなと思ったり。
たぶん小学生ぐらいの時から興味ずっとあって、たぶん卒業、小学校の卒業論文とかにもそういうことを書いた記憶もありますし、
教科書でJICAとか青年海外協力隊みたいなのを目にしたことがきっかけだったんですけど、
国際協力みたいなのが職業としてあるっていうことにすごい衝撃を受けて、こういうことをやってみたいなっていうのは結構その時から思ってました。
そうなんですね。そっから実際海外も行かれたりされたんですか?
大野 いや、ずっと行きたかったんですけど、高3の時は受験勉強しないで海外に1年留学行く予定があったので準備していたんですけれども、
コロナで行けなくなってしまって、なくなく大学の受験勉強して今大学に帰ってるんですけど、そっから進学した後もコロナでずっと無理で、9月ぐらいにルワンダに行ってきました。
ルワンダ。ルワンダに行ったことある方いたらぜひ教えていただきたいですけど、ルワンダはどんな国?
大野 すごい綺麗な街でした。坂が多いので景色もすごい綺麗ですし、行くまでは結構アフリカも実際に行ったことある人ってそれこそ多くないと思うので、結構治安が悪いみたいなイメージあったんですけど、
大野 ルワンダか。スリランカも行ったので。ルワンダは意外とそんなこともなくて、プラスチックの輸入、使用を禁止しているような国なので、わりと環境面で言ったら先進的な取り組みしている国ですし、都市部はすごい清潔感もあって、
でもちょっと農村の方に移動すると、まだまだボトントイレみたいなインフラ全く整ってない状態なので、いろんな面が知れるような街だなと思います。アフリカの。
そうなんですね。実はリコさんのノートでルワンダの滞在期みたいなの書いてらっしゃったやつがめちゃめちゃ面白いので、ぜひ皆さんドタバタエピソードとかまた見てもらえたらなんですけど、そういう海外にも興味あってルワンダとかスリランカとか実際行かれてて、でも足元のところでは落菜地域っていう、落菜自体がなかなかリスナーの皆さんイメージつかないかもしれないので、
地域活動への関与
どんな地域みたいなところからお伺いしたいと思うんですけど、海外にも興味持ちつつ、京都の結構ローカルにも目指してるみたいな、触れ幅面白いなと思っていて、京都でやってることはどんなんですか?みたいなところをお聞きしてみたいんですけど、落菜ってそもそもどこにある?どんな町?
落菜は京都市の西京区にある勝良より南西側に位置してるエリアにはなるんですけど、1960年とか50年頃に開発されたエリアらしくて、もともと竹とかが有名な地域だったんですけど、それを全部切り倒して、その人が住む場所を作った。
なので、団地とかマンションとか住宅地が多いんですけど、今はそこからその人の入れ替えみたいなのがなかなか起こらなくて、もともと地下鉄も通る予定だったんですけど、開通せずでちょっと不便って言われてるようなエリアにはなりますね。
なので、高齢の方も多いですし、やっぱりお子さんも少ないっていうのは話は聞いています。
なんかそういういわゆるそのニュータウンで昔開発されて今それが続いてるみたいなところに学生が関わってる状況ってなかなか珍しいなと思っていて、なんでそこ関わり始めたんですか?のところからお聞きしてもいいですか?
大平 そうですね。休学を迷ってた時期、3回生の秋頃に、当時は留学したくて、どういうふうな計画にしようかなって迷ってたんですけど、その時に落差異地域で活動してくれる若者を今探してますみたいなのをたまたま耳にして、
同世代で女の子残りメンバー2人いるんですけど、その子たちが先にちょっと1ヶ月ぐらい早く活動していたみたいで、海外へ行くっていうのも至近面での不安とかもあったので、
一旦その地域というか自分たちの住んでる町だったり国のことをちゃんと知ったほうがいいかなっていうのは思ってて、住みの先生もおっしゃってたんですけど、国際関係の学部の生徒は海外志向は高いけど意外と日本のこと知らなかったりとか、そこへの関心が薄いみたいなのを言ってたのか、
ちょっとその時によぎったのかなっていうのもあるんですけど、漠然とずっと国際支援みたいなことにも関心があったので、海外で人を助けたいみたいなことを思ってたんですけど、日本も今やばいんじゃないかなっていうのは思ってましたし、そういうのがきっかけです。
それこそコロナが挟んであんまり外に出られない期間とかも、もしかするとあったのかもしれないですけど、京都の地域と関わるみたいなのはそこが初めてぐらいな。
それまで京都ってどんなイメージだったんですか?
向井 もともと修学旅行で来たときは、すごい自分の地元に比べたらなんか洗練されてるなというか、すごい都会に感じましたし、だけど皆さんおっしゃる通り昔ながらの景色みたいなのも残ってるから、すごい素敵な街だなっていうのは思ってて、海外の方も多いですし文化も多様っていうイメージがあったので、
そういうところで学生生活を送ったら、すごいいろんな刺激を得られるんだろうなと思ってきてはいたんですけど、もともと田舎に住んでたっていうのもあって、バスが人多いとか道がちょっと狭いとか、観光客の問題とかもそうですけど、
すごく個人的には閉塞感を感じる場所で、1,2回戦のときはコロナ禍だったので、娯楽も特にない状態ですし、なのですごく楽しみきれていなかったなって思って、観光みたいなのはできますけど、それも一時的な楽しみなので、
それであまり魅力を見出せずにいて、離れようかなって正直思っていました。
そこから実際、落差地域に入り込んで、あの辺りってね、先ほどおっしゃってたように少子高齢化が進んでいるとか、いろんな地域の課題自体はあると思うんですけど、その中でいろんなワクワクを見つけてやっていこうみたいなところのワクワクがどんなところに感じているのかな?
いやー、ワクワクって自分が作り出さないとないなっていうのは、すごい1年活動してて思ったことで、すごい在学期間の反省でもあるんですけど、楽しくないなとか思ってたのは、多分自分が楽しくなる努力をしてなかったなっていうのは思いますし、最初落差地域に入るときはその地域のこと知らなかったので、
行政の文書だったりとか、地域の人の声をまとめたようなインターネット上の情報を見て、なんかすごい課題の多いエリアだなとか、だからこういうことをしたいなっていう、なんか課題解決ベースで最初入っちゃってたんですけど、
実際住人の人と交流したりとか、自分がそこに居住地を移して、がっつり関わる中で、なんかもうめちゃめちゃ快適だったんですね。自分はすごくゆったりとした雰囲気と、住人さん同士の距離が近いことは、もしかしたら不得意な人が多いかもしれないんですけど、
私はその結構田舎になったので、お隣さん同士のそういう文化みたいなのも結構慣れてたので、自分からしたらすごく居心地のいい街でしたし、そういう中で実際自分たちが活動できるような場所があって、それを受け入れてくれるような人たちがいるっていうのはすごくありがたい環境で、
で、しかもワクワク、自分のワクワクもそうだし、地域にとってのワクワクとか考えながら動くってこと自体がすごく楽しいし、貴重な経験だなと思ってやってます。
そうなんですね。今なんかさらっとすごいエピソード出てきた気がしたんですけど、居住も移して、もともとどこ住んでらっしゃったんですか?
向井 大学の近くに住んでたので、近隔地あたりに住んでたんですけど。
そっからじゃあプロジェクトとして関わるようになって、住んでみな、みたいな。
向井 そうですそうです。学生に今住んでます。
そっか、すごいっすね。学生で住んでらっしゃる方って周りいます?
新しい住人の誕生
向井 私が活動してる場所が市営住宅なので、簡単に住んだりとか出たりとかはできないんですけど、
最高プロジェクトっていう行政の落差地域を盛り上げようというプロジェクトが今走ってて、それの実験的な動きとして一部制約を減らして、
実験的に学生の居住を認めるみたいな形で、私が第一号としてそこを務ませていただいたんですけど、
意外と地域との圧力とかも特になく、楽しく暮らせてるっていうのが今ちょっと見えていただけるようになったので、
12月とか1月ぐらいから仲間が住み出して、今は明日ぐらいからまた人増えるので、合計4人学生が今住んでます。
そうかじゃあちょっとずつ若者たちも実際にその町に住み始めて、いろんな新陳代謝が起こったり、それこそ楽細工さんがやってるような活動がいろいろあったりみたいな、
動きが今出てきているエリアなのかなという気がするんですけど、具体的にどんな活動されているんですか?
向井 私たち自分たちの活動を無計画計画でやってるので、これをやってる組織だっていうのをはっきり言えるわけじゃないんですけど、
本当に町の中にワクワクを広げていく活動っていうのを決めていて、具体的にハード面だと、団地の空き室を自分たちで改装して、
それもワークショップ形式にしてみんなで直していくっていう形をとって、そこをコミュニティスペース化したいなと思ってて、
団地の中に集まれる、あそこのエリアって飲食店もすごく少ないですし、
集会所はあるんですけど、それも使用方法が決まっているので、気軽に集まってお話できたりとかする場所が全然ないんですね。
コロナ禍以降、人間関係もすごい薄れてしまったっていうのを聞いていたので、
まず気軽に人が集まって話したりとか、イベントを簡単にできるような場所が欲しくて、コミュニティスペースづくりはしています。
それと別で、月2回ぐらいミニカフェっていうので、それは集会所をお借りしてやってるんですけど、
地域の方々、誰でも来ていいよって言って、フリーでコーヒーとかお菓子を配って、みんなで会話するみたいなのをやってたりとか、
いろんな落祭エリアでのイベントに出展させていただいて、交流したりワークショップしたり、
落祭だけじゃなくて、京都市内いろんなイベントに顔を出させていただいて、地域のこととかお話したりしてます。
地域とのつながりの重要性
なんかその落祭からも飛び出しながら、いろんなご活動されていらっしゃると思うんですけど、
最初京都進学で来た時はしばらくあんまり地域との絡みなかった中で、今そういう地域と関わってる中で、
こういう京都の街とつながると、こういうところは楽しいなとか、ご自身がワクワク感じるポイントってどういうところにあるんですか?
向井 本当これまでの放送でも聞いてたんですけど、京都ってやっぱり一人仲良くなるとすごいいもずる方式で、
いろんな人と出会えるっていうのがすごく楽しくて、私は竹野里っていうエリアで、落祭の中でも竹野里を学区で活動をもともとしてたんですけど、
もちろんその中でも、一人と出会ったらその人が別のおばあちゃんを連れてきてくれるとか、
すでにそこにある関係性をうまく入り込めれば、すごく活動しやすいなっていうのはありますし、
ちょっと別のところに顔を出してたりとかすると、すごい地域でやろうとしてるっていうのを温かく受け入れてくれてる人が多いので、
別の学区でもいろんな人が人を紹介して紹介して紹介していって、どんどんいろんな人につながっていけるっていうのはすごい魅力だと思います。
そうやって出会いが広がっていって、活動し始めてからもう1年経ったぐらいですかね。
実は最初僕、りこさんとお会いしたのが、とあるイベントでお会いしたんですけど、その時におっしゃってたのが、
なかなかその仕事を楽しそうにしてる大人たちと出会えてないみたいなお話をその時に伺って、
1年どっぷりと地域に関わりながら、出会えたのかどうだったのかなみたいなのはちょっと気になったんですけど、
そういうイモズル方式で出会えていくみたいな。
出会えました。すごく出会えました。ちょっと自分が変わったのは、仕事っていう枠に自分があまりとらわれなくなったっていうのもあって、
社会人になるっていわゆるサラリーマンになることしか見えてなかったんですけど、もちろんサラリーマンみたいな働き方ですごい魅力的な大人の方もたくさん出会いましたし、
そうじゃなくて、自分で働き方を作っていくような人にも出会えて、そういうのはすごく自分の中の働き方の概念が変わったし、
ワクワクするなって思えたことで、またおじいちゃん、基本的に80代の方と一番最近はしゃべるんですけど、
おじいちゃん、おばあちゃんと。しゃべってると、だいたいお仕事されてない方が多いんですけど、すごく皆さん生き生き暮らしてらっしゃって、
自分の生活を楽しませる努力っていう本には思ってないと思うんですけど、楽しく暮らそうとしてる方が周りにもたくさんいて、
地域活動であったりとか、交流とかも含めなんですけど、なんで社会人になって生きるみたいなのが単に働くだけじゃなくて、
もっといろんな方法で自分の生活を楽しくさせられるんだなっていうのは、
社会人だけじゃなくて、すごい上の方と交流する中ですごい気づいたことでした。
なるほどね。それこそ京都市でいうと、学生の町でもあって、住人に1人大学生がいてみたいな中で、
ちょっと割合的にはわかんないですけど、京都って結構ふらふらしてる学生もいろいろ。
リコさんしかり、僕の当時の学生時代しかりいたりとか、大人でも何をで飯食ってんのかわかんないみたいな大人の方がいらっしゃったりとか、
いろいろ探してみると面白い方と出会える町なのかなっていう気は僕自身もしているんですけど、
学生としていろいろ就職とかこれからのキャリアとか考える中で、
一旦その辺のことも考えながら地域で活動してみてっていうので視野が広がったみたいな時間だったのかなと思うんですけど、
この先こういうことやっていきたいなぁみたいなのとかもあるんですか?それは落差一個としてなのか、
リコさんとしてもっとこういうことチャレンジしてみたいなとか。
一応私も今就職活動もあった時期で進路のことも考えてるんですけど、
職種とか場所で仕事は決められないな、難しいなと思ってるんですけど、
自分がやりたい働きとしてはつなげる人というか、
ふらふら動くっていうのもつなげるに含まれるなと思うんですけど、
いろんなところを出入りして、ハブみたいなことができる人になったらいいなって思ってて、
すごい京都に行って感じたんですけど、一人一人はすごい面白いとか、
一つの事業はすごい面白い、この活動地域の活動面白いけど、
長く続けられなかったりとか、人が少ないから、
コウホーとかつながるとか知ってもらうみたいなところの力が弱くて、
なくなくやめざるを得ないとか、そういうものとかすごい多いなって感じてて、
人同士もそうですけど、もうちょっと接続面が増えたりとか、
みんなで一緒にやるとか、やり方変えたらもうちょっとうまく回りそうだなっていうものが
すごい街の中に多くて、なのでやっぱりこれまでは一つの組織でずっと続けるみたいなことが
美徳とされてましたけど、それだけだと歯車を担う人が少ないんだろうなっていうのは感じてるので、
自分はそこを柔軟にあちこち行く中でその役割をしたいなと思いましたし、
それに自分は魅力を感じてるっていうことも気づけたので、
それがずっと京都にいるかはわからないですけど、一旦京都でやってみたいなと思ってます。
いいですね、経験の中で見えてきた、こういう役割になってみたいみたいなのは、
これからの仕事を考える上でも大事にしていきたい、価値観が見えてきたような感じなんですか?
大平 一年間だから濃い就職活動した気分です。また別ベクトルのどう生きたいかとか、
どういうふうに社会と関わっていきたいかみたいなのを意図せずすごい考えられた一年間でした。
なるほどね。その一年の中でも落差異地域関わったり、マルワンダ行ってみたり、
すごいいろんな経験を今積んでると思うんですけど、結構その大学、他の身近な大学生とかの中でも休学してたりとか、
いろいろおもろい活動やってる子がいたりとか、その辺は結構刺激的な環境な感じなんですか?
大平 同世代ぐらいのこういう活動してる人とあまり正直つながりきれてなくて、
同世代と切磋琢磨みたいなのはあんまりないんですけど、でも落差1個メンバーが残り2人ともすごい魅力的で、
それぞれ自分たちの考えを持ってどういう生き方をしていくかっていうのを一緒に悩んでる2人なので、
そこと一緒にいるだけですごく刺激的ですし、本当にそれぞれのありたい姿とか生きたい生き方みたいなのは、
自分で考えて選んでいいんだなっていうか、自分の正解は自分しかないなっていうのは、
その3人でずっと喋ってる中で気づけたことなので、ついつい社会的に求められることみたいなのに寄ってしまいがちですけど、
そういう時はメンバーで話してると自分がやりたいことをやっててもいいんだろうなって思えるので、
すごいそれはいい仲間に巡られてるなと思ってます。
なるほどね。京都の学生の皆さんの中でも似たような悩みを抱えてたりとか、
その中でもがいていろんな活動をされてたりとか、その悩みも多分いい悩みだなと思ってて、
そういう人たちで集まってワイワイできるようなそこのワクワクが広がっていく可能性もまだまだあるのかなという気がしていて。
なんか自分は結構同世代じゃなくて、いろんな世代の人とか、いろんな働き方してる人と交流する中で結構自分のやりたいことが見えてきた気がするので、
なんか積極的に他世代と交流できるような場所、それもなんかその賢まってない、もっとラフな感じでお話しできるようなイベントだったり、
なんか場があればいいなっていうのはすごい思ってるので、まあ今後としてはそういうこともやりたいなとは思ってます。
いいですね。そういうのはじゃあそのラクサイのコミュニティスペースに行ったら機会があるかも。
そうですね。だし街中でもやりたいなと思ってるので、いろんな場所で開催したいです。
なるほどね。楽しそうですね。
ありがとうございます。
あとなんかちょっと活動とは全然別ベクトルの話になっちゃうんですけど、その青森から出てきて京都の街に今4年住んでて、
ここ好きだなあって、りっ子さんが好きな京都の魅力なのか、エリアなのか、スポットなのかとかありますか?休日よく出かけるなのか。
でもラクサイ、一応京都市なんですけど、結構私はやっぱ違うな、街中と比べたら雰囲気全然違うなって思ってて、
人も少ないからバスもちゃんと帝国道行きますし、高齢の方が多いのですごい待ってくれるんですね、乗り降りするのを。
その配慮ができるとか優しくなれるとか、心にゆとりを持ってるエリアだなってすごい自分は住んでて感じるんですよね。
なるほど。
だけど市内は私からすると結構ファストなイメージで、すごい自分がのんびりっていうのもあるんですけど、忙しいし、でもバスは来ないしとか、
先頭モードで市内来るにはすごい良いんですけど、でもずっといると疲れちゃう。
自分がいつもちょっと遠いですけど、時間かけてゆっくり帰って、ゆっくりした時間を過ごせるっていうのがすごく良くて、
エリアによってすごい色があるっていうのは良いなって思ってて、こうなりたい時はここに多くの時間居とこうとか、
洛西ニュータウンの居場所づくり
こういう頑張りたい時期は街に出て、いろんな人に会いに行って交流して頑張ろうっていうのができるので、
場所によって自分の生活を使い分けできるのが京都の魅力かなと思ってます。
なるほどね。そっかそっか。りこさんにとってのオフモードはそういう落差異のモード?
そうです。
良いな。僕もそんなに落差異地域がっつり行けたことないんで、
どんな街なのかなって色々話聞くだけなので、ちょっと行ってみないとなと思って。
ぜひ。
はい、じゃあ色んなお話を伺ってきたんですけれども、最後にですね、
りこさん、色んな活動されていらっしゃる中でリスナーの皆さんが関われたりとか、
ちょっと巻き込めたりするようなものがあれば最後ぜひご案内いただければと思うんですけど、何かありますか?
私本当に色んな所にいるので、大体どのイベントも気になったらすぐ行っちゃうので、
街中のクエスチョンだったりとか、人が集まる場所、イベントが行われるような場所は大体私、
生息しているような気がするので、どこでも会えるし、どこでも行けますという感じです。
ポッドキャストの活動
良いですね。他にも何か、ちょっと僕も事前に実は聞いてたんですけど、
はいはい。
ポッドキャストされてたりとかね。
はい、恥ずかしい。このクオリティのラジオで紹介するのは恥ずかしいんですけど、
本当、私と同世代ぐらいで、同じように今、キャップイヤーみたいな感じの音って結構自分の働き方を見つめたりとか、
実際には集合書きしながら考えている同世代の友達が、今は北海道かな?にいるので、
その子と今二人でラジオをしてて、それはなんか就職活動のモヤモヤだったりとか、
もうちょっと悩みながら生きてもいいよねっていうことを、お互い会話形式で、
最近の悩みとか喋りながら、フラフラを肯定していこうっていうポッドキャストをやってるので、
しよければ聞いてみてください。
じゃあ、なんかモヤモヤ抱えてたりフラフラ、まさに今してたりしたいっていう方は是非、
本当にまさに。
聞いてみてくださいな感じですね。
多分そういう悩みというか、状態の方は学生っていうだけじゃなくて、社会人の方でもいらっしゃるような気がしますし。
いいですね。
それはなんか自分たちのモヤモヤを言語化して伝えたいというか、シェアしたいというか、どんな感じで?
私は結構自分のモヤモヤを記録しておきたいなって思って、やっぱりこう悩みとか言葉もすごい賞味期限があるので、
その時自分が感じてたことをちゃんと記録しておきたいっていうのが一つなんですけど、
意外とみんな思ってるんじゃないかっていうのを気づいたタイミングで、
そういうあまりさらけ出せない部分だなって思ってるので、個人的に悩んでますとか、これ大変じゃないとか、
それをラフに話すことで、自分もこれでいいんだなって思えるし、聞いてる人もなんとなくその感覚になってくれたらいいなっていうのは思ってて、
もう一人の相方は結構学生時代の自分、高校生とかの時の自分に向けて伝えたい言葉を伝えたいっていうのを言ってて、
私はどっちかっていうと、フラフラとか人生悩むっていうのも一生問題だなって思ってるので、いろんな世代の人に聞いてほしくて、
自分だけの在り方を肯定できるような場になったらいいなと思って自分はやってます。
めちゃめちゃいい考え方もそうやし、行動も、ルワンダの滞在期みたいな話とかもそうやし、結構いろんなおもろい発信をされていらっしゃると思うので、
ぜひ皆さんいろんなところでリコさん何かを見つけたらチェックしてみていただければと思います。
今日はゲストに尾崎リコさんをお迎えしてお届けしてまいりました。
鴨顔でゆっくりしたいラジオ、通称鴨ラジオの時間でした。
次回の配信もお楽しみに。ありがとうございました。
ありがとうございました。
34:58

コメント

スクロール