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はい、おはようございます。業務時間9割削減は当たり前。 業務瞬殺エンジニアの加門です。
今日のテーマは、俗人化を回避するために持つべき視点。 これについてお話ししていきます。
俗人化を解決したいというふうに考えていらっしゃる方だったり、 あとチームで仕事をしていきたい。
今は起業したてとか、一人社長だったりとかね、そういうふうな方で、今後チームでやっていきたいなと思っている方は、ぜひ最後まで話を聞いていただければなと思っております。
この番組は業務瞬殺エンジニアの加門が、業務効率化とITニュースを語るチャンネルです。
さて本題の前にですね、ちょこっとITニュースのコーナーです。 このコーナーではIT領域のニュースを一つ簡単にシェアするコーナーとなっております。
今日のちょこっとITニュース、それはですね、 中小企業白書でですね、
コスト増の時代に、攻めのIT投資をという呼びかけがありました。 中小企業庁が発表した中小企業白書なんですけれども、
円安物価高、人件費高等とか言ってですね、人材不足に直面する中小企業こそですね、
IT投資を頑張ってくださいというふうに言っているわけです。 無責任だなぁと思って話を聞いていました。
2025年の崖という言葉もあってですね、 中小企業に対してですね、IT企業がこれを買ってください。
レガシーシステムはいけないですよ。 さっさとこのシステム新しいシステムに変えましょうみたいな感じでですね、
大量に投資を促した経緯があるんですね。 今回こういうふうに、
攻めのIT投資しましょうと言うとですね、 またIT企業がですね、中小企業を食い物にするような感じで、
結構大胆なセールスというか、 やっていく企業が、
出てくるなぁと思うんですね。 中小企業、日本という国はですね、本当にパソコンが苦手な人が多いもんですから、
どっかの放送でも言ったと思うんですけれども、 攻めのIT投資の前にちゃんと人材教育をしなければならないと思ってますし、
IT投資というのは本当に最小限でいいんですね。 オールインワンのサービス、マイクロソフト365だったり、
Googleワークスペースだったり、そういったものを活用することでですね、 できるIT化っていう方がですね、価値があります。
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効果が高いと言った方がわかりやすいですかね。 それでも不足しているもの、例えば業界特化のサービスだったり、会計ソフトだったり、
そういったものに関しては、IT投資は必要だなぁとは思うんですけれども、 原則的に中小企業にはIT投資は、
IT投資というとあれですが、 ITサービスの導入はですね、ほぼいらないと思っています。
なので、しっかりちゃんと使える人、パソコンが苦手って言って、 使えない状態ではなくですね、ちゃんと教育して、
ちゃんとパソコンを使えるような人材を育成することが、いざがば回れとなってですね、 強い中小企業を作れるんじゃないのかなぁと思っている次第でございます。
皆さんどうでしょう。 本当、IT企業はですね、こういう言葉を聞くとですね、
中小企業長がこう言ってるんで、社長、IT投資ですよ、 攻めのIT投資ですよ、みたいな言ってくる輩が増えます。
皆さん気をつけてくださいということで、本題に入っていきましょう。 ということでですね、まずは俗人化についてどういう状況なのか、
というのをお伝えしようかなと思います。 俗人化っていうのは簡単に言うとですよ、業務を遂行する上で、
担当者でなければ実行できないような状況のことを指します。 例えばこの業務は鈴木さんしかわかりません。
このお客さん対応は田中さんしかわかりません、みたいな状況ですね。 鈴木さん、田中さんって言いましたけれども、別にAさん、Bさんでもいいんですけどね。
わかりやすく鈴木さんと田中さんを出させていただきましたが、 こういう状況だとですね、その人がいなくなった瞬間、業務終了するんですよ。
はい、できません、みたいなね。 お客さんを持っている人だったら、その人が起業しますって言って退職したら、そのお客さんの情報全部持っていかれるんで、
情報流出ですよね。機械の損失にもなってしまうということで、 組織にとって危機的な状況になりかねない問題なんです。
だからこそ、今すぐに解決すべき問題です。
代表とお話しさせていただくと、みんな、「え、そう?」みたいな感じなんは、なんでなんやろうなぁとは思いますけど。
ちょっと話はね、 進めさせていただくんですけれども、じゃあなんでこんなふうなことが起きるのかっていうことですね。
原因というか、これはですね、仕事への視点が間違っているから起こることになります。
仕事の任せ方も悪いとは言えると思うんですが、視点が間違っているという話ですね。
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どういうことかというとですね、人に仕事を充てるという認識、視点で業務を任せているということなんです。
この人に仕事を充てるという視点で考えてしまうとですね、俗人化が非常にしやすいんですね。
例えばですね、田中さんにはこのお客さんの対応をお願いしますねとか、鈴木さんにこの業務をお願いしますねというふうな感じです。
もしこういうふうな感じだったらどうですか? 俗人化する未来しか見えないんですよ。
わかります? 田中さんにこのお客さんの対応をお願いしますということはですよ。
田中さん以外はそのお客さんのことを知らなくてもいいし、やらなくていいということなんですよね。
俗人化しません? そういうことなんですよ。
こういうふうにですね、人に仕事を充てるという視点ではなく、逆の視点、つまり仕事に人を充てるという視点、これが重要になってきます。
つまりですね、お客さん対応に田中さんと加藤さんを充てるとか、この業務の対応に鈴木さんと渡辺さんを充てるとかですね。
するとどうでしょう? 情報は共有しないといけなくなりますよね。
そうじゃないと対応できない状況になって、その状況を作った場合はですね、その責任を追求されることになりますよね。
わかりますか? 例えばこのお客さん対応という全体の対応をやってくださいということなので、
A社、B社、C社の対応の時にですね、このA社、B社、C社のことを共有しないといけないわけですよ。
A社の対応を田中さんにではなくて、全体的にお客さんの対応をお願いしますというふうになっているわけなんでね。
だからこそA社のことを知らなくてもいい、B社のことを知っておけばいいみたいな状況にはならないということになります。
だから俗人化ができない、できないというかしにくいという状況になりますね。
また組織の文化としてですね、俗人化は企業にとって好ましい状況ではなく、もし作ってしまうと、それは処罰の対象とまではいかないまでも責任追求される可能性があるというふうにしておくことも有意義な、
有意義、効果的な対策になります。
まあこういうふうに言うとちょっとわかりにくいと思うので、もう少しわかりやすい日常的なシーンでちょっと見ていこうかなと思います。
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例えば皆さんご存知、マクドナルドでございます。
マック、マクド、まあ僕はマクドと言いますが、皆さんは何て言いますかね。
そのマクド、ポテトを作る仕事ございますね。
これ俗人化していますかというお話でございます。
ポテトを作る仕事に人を当てているんですね。
誰でもポテトを作ることができるようにする。
だからこそポテトの作り方を皆さんに共有して作っていくという形になります。
鈴木さんしかポテトを作ることができないみたいなマクドを見たことがありますか。
ないですよね。
こういうふうにですね、ちゃんと業務に人を当てるというふうな視点で組織を運営していかなければならないということになります。
これを一言で言うと仕組み化というふうにも言えます。
この仕組み化をちゃんと行うことでですね、俗人化を解消することができます。
仕事に人を当てるという視点でですね、組織運用ができるようになるとですね、誰でも仕事ができるようになります。
スキル的なものだと一定はですね仕方がないのかなと思うんですが、そういうのは本当に特殊な例でかなり少ないと思います。
例えば弁護士しかできませんとか、例えばエンジニアしかできません、例えばデザイナーしかできませんとか、そういうのって本当にごくわずかかなと思います。
非常に多くの業務はですね、ある程度のスキルさえあればできる仕事かなと思うんですね。
その仕事を特定の人でしかできませんという状況からですね、他の人でもできるようにすることで業務品質の向上だったりとか組織力の向上、引いてはですね顧客満足度の向上につながっていきますので、
促進化の解消、まずはここにですね挑戦してみてはいかがでしょうか。
ということで今日のアクションプランちょっと考えてみました。
今回常にチーム持ってるよという方とチーム持ってないよという方がいらっしゃるので、それぞれにあったですねアクションプランをちょっと考えてみよう。
見たんですね、見ようかなと思います。
まず促進化してます、そもそもみたいな、もうすでになってますみたいな方はですね、まずは促進化している業務は何かということをリストアップしましょうというところになります。
リストアップした後はですね、それを解決するにはどうしたらいいのかということをリストアップしましょう。
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そうすることによってですね、次のステップ、まずはどういう風なアクションをやっていけばいいんだろうかということが明確になるので、まずはこれをやってみてください。
次にですね、組織としてまず動いてません、まだ動いてません、起業したてですみたいなところの人はですね、ある程度までは一人社長ということでですね、そのまま進んでもいいのかなとは思うんですが、
今組織を考え始めています。従業員雇おうかなとか、チームで行動してみようかなと思ってますっていう段階に来たタイミングでですね、仕組み化ということを考えてみてください。
仕組み化して言うとすごく難しく聞こえてしまうかなと思いますので、もし今からですね、小学校3年生にあなたの仕事、任せたい仕事を教えるとしたらという視点で、
今やっている仕事を手順化するということになります。
棚卸しをしてみてくださいということですね。こうすることによってですね、その仕事も誰でもできるような状況、環境を作ることができますので、仕事を人に任せることができるようになります。
一回ですね、ちょっと騙されたと思ってですね、ぜひやってみていただければと思います。
ということで今日も最後まで聞いていただきまして誠にありがとうございます。概要欄にある公式LINEではですね、僕に直接声をかけることができますので、
例えばパソコン作業の時間をゼロにしたいとかですね、売り上げを上げていきたいとか、顧客に向き合う時間を作りたい、
自分時間をもっと大事にしたいよという方はですね、ぜひぜひ気軽にお声掛けいただければと思います。
また今日ね俗人化の解消についてちょっとお話しさせていただきましたけれども、この点についてもですね、もっとお話を聞きたいなぁ、
ここもっとどういうふうにしたらいいかちょっと聞きたいという方はですね、ぜひ公式LINEを登録して、ぜひぜひ私までお声掛けください。
それじゃあ今日の放送はここまで。この放送が面白いなと思った方はフォローといいねをよろしくお願い致します。
それではまた次回お楽しみに。
じゃあね!