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はい、おはようございます。業務瞬殺エンジニアの加門です。 さてみなさん、JAって知ってますか?
あのJAでございます。 そのJAがですね、業務管理システムの開発に失敗したというニュースが流れています。
日経新聞とか、まあいろんな媒体でそのニュースが流れているんですけれども、 ちょっと何言ってんだろうみたいな感じのニュースだったので、今回は
JA全中の業務管理システムがなぜ失敗したのか、 そのニュースを簡単にまとめて解説していこうと思います。
この番組は業務瞬殺エンジニアの加門が、業務効率化とITニュースを語るチャンネルです。
さて本題ですが、システムの名前はシンコンパスJAシステムっていう名前で、
シンゴジラとか、シン仮面ライダーとか、 最近話題になるシンって付くやつがありますが、それに乗っかっているのかなぁみたいな名前のシステムでございます。
元々シンって付く前はコンパスJAシステムってのがあったのかもしれませんけれども、
このシンコンパスJAシステムというのがどういうものなのかというと、
会計とか人事とか固定資産とかそういったものを管理するシステムだそうです。 話を聞いているだけだと別に自社開発しなくてもよかったんじゃないみたいに思うんですけれども、
2024年1月から運用開始で、2025年2月に運用停止と、約1年の命っていうシステム、自社の業務管理システムとしては圧倒的に短すぎる命だったのかなと思います。
普通こういうシステムって1回作ったらレガシーシステムと言われるぐらいですね、長く長く運用されるものなんですけれども、
なぜ廃止になったのか、まだ運用停止状態なんですけれども、
なんでそういう運用停止になったのかというとですね、
維持費の高さなんですね。 これがやっぱりぐらい高いんですよ。年間維持費が20億円になるっていう風に判明したんですね。
20億円ですよ。20億円。
これは当初の想定である約7億円よりも3倍近い金額になったので運用を停止したと。
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7億円っていうのも結構金額高いんですが、その3倍っていう金額がちょっとヤバいよねってなったので運用停止したということになります。
他のシステムへの乗り換えというのはまだ未定で、乗り換えするのにもちょっと時間がかかっちゃうので、ちょっと金額がかかっちゃいますねということを想定して今試算したものがありまして、
その試算金額が最低でも180億円。 時間が長引けば長引くほど高くなっていって220億円以上になっちゃうんじゃないのかとも言われています。
ヤバくないですか。 自衛が潰れちゃうんじゃない?みたいなね。思っちゃうぐらいなんですけど大丈夫なんですかね。
ちょっと心配です。 先ほども言った通り、当初の運用費が7億円というのもかなりの高額だと思います。月間にすると6千万円になります。
6千万円も毎月かかるシステムってちょっと考えられないんですね。 僕も現役のエンジニアとして活動させていただいていますが、
結構高く感じます。 一体何をどうしたらそんなにかかるんだろう?みたいな。少し異常な金額かなと思います。
何なんでしょうね。 ちょっと内訳知りたいなと思うんですけれども、エンジニアの価格ってだいたい1人当たり100万円ぐらいなので、
エンジニアが結構多いのか、あとはサーバー費用かな?みたいな、いろいろ考えるんですけど
7億円高いなという印象です。 じゃあ今回の失敗というのをどう回避したらいいのか、何が必要だったのかなっていうところを
後半お伝えしていければなと思います。 じゃあ何が必要だったのかというと3つあります。
1つ目は業務をしっかり把握することになります。 業務の内容、流れっていうのを知らないのに何もお願いすることはできないんですね。
システム開発において。 なんか適当に作ってくださいとか言われたら、本当に適当にしか作れないので、こういう流れで業務を今やっていて、
こういう内容です、こういうことを注意してやってますよ、みたいなことを言われないと本当に作れないです。
なのでしっかり自分の業務っていうものを把握する必要があるのかなと思います。
2つ目なんですがパソコンを使えるようになることになります。
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これ本当にパソコンを使えない人が依頼者だったら、本当に苦労するんですよ。
日本の方はみんなパソコンを使えない人の方が多いので苦労するんです。
だから失敗率7割っていうのも仕方ないのかなと思います。
なんでパソコンが苦手だとダメなのかというとですね、話が合わないからですね。
基本的な内容を話しすることでさえ苦労するんですよ。
なのでそんな専門知識いらないと思います。
AWSがとかSQLがとか知らなくて全然いいんですよ。
ただせめて基本ぐらいは知っておいてくださいっていうところですね。
これをしっかり教育するなり確保しておく必要があるのかなと思います。
3つ目、依頼するときは1回で終わらせるということですね。
1回で終わらせるって言うとちょっと酷なんですけど、
修正依頼を何度もすればするほどですね、
口数、人件費とかそういったものが増えていくんですね。
そうすればするほどですね、失敗するんですよ。
もうね、やばいですよ。
Aというものを作ってくださいって言うから、Aを作ってたらやっぱBでみたいなね。
いや、ゼロからよみたいなね。
そういうのが非常に多いです。
家を作るときとかヘアカットするときとちょっと一緒で、
失敗しないように注意しますよね。
やっぱ皆さん。
システム開発になると何でこの意識が働かへんねやろうみたいな思うんですよ。
だから失敗しやすいんですよね。
なんか気に食わんかったらもう1回修正依頼かけたらいいやって思われてると思うんですけど、
そんな簡単なもんじゃないんだよってところですね。
なのでちょっとまとめていきますと、
業務を把握してパソコンスキルを持って何度も修正依頼をしないように注意する。
たったこれだけでも失敗率っていうのはぐっと下がるんです。
本当基本的なことしか言ってないですよ、今、僕。
でも本当に失敗率っていうのはぐっと下がるので、
まずこの3つですね。
業務を把握しパソコンスキルを持って何度も修正依頼しないように注意する。
この3つ意識していただければなと思います。
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日本語変だったね、今ね。
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そこで皆さんとですね、交流できることを楽しみにしています。
というわけで、今回はですね、JA全中の失敗事例から見るですね、
ニュースの簡単な概要だったり、
あと、なぜそれが起こったのかとか、
失敗をしないためにはどうしたらいいのかについてですね、お伝えしてきました。
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それじゃあ、今日はこの辺で。
カモンでした。
バイバイ。
