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2021-10-22 10:53

あなたはこの悲劇を受け入れられるか? NieRシリーズ!!

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全国のヨコオタロウファンの皆さまお待たせしました。今回は全世界でも大ヒットしたスクエア・エニックスの名作「NieRシリーズ」を特集します!
ドラッグオンドラグーン/NieRゲシュタルト/レプリカント/NieR オートマタの世界的大ヒット
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ホスト:山崎 亜弓
構成作家:オカモト サヤカ
プロデューサー:昆 優太

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名作ゲームの歴史を学ぶ神ゲーレビュー、ナビゲーターの山崎あゆみです。
この番組は、誰もが知っている名作ゲームの裏話や、そのゲームが社会に与えた影響など、
誰かに話したくなる情報満載の、ゲーマーのゲーマーによるゲーマーのためのプログラム。
それでは早速いきましょう。今日ご紹介するのはこちらの作品。
あなたはこの悲劇を受け入れられるか＀
NieRシリーズ。
全国の横太郎ファンの皆様、お待たせしました。
今回は全世界でも大ヒットした、スクエアエニックスの名作、NieRシリーズをピックアップしたいと思います。
NieRと聞いて、まだ未プレイの方はどんなイメージを思い浮かべますか?
ビレーグラフィックによる大輩的な独特の世界観。
曲がめちゃくちゃいい。
ゴスロリファッションの目隠し少女2Bが可愛い。
わかります。私も同じです。
ですが、NieRというゲームを表現する時に使われるもので一番多いのは、
鬱ゲーという言葉ではないでしょうか。
実際にプレイしてその魅力にどっぷりとハマった人でも思わず使ってしまうこの表現。
もしかしたらこの言葉を聞いてプレイをためらっている人も多いかもしれませんね。
確かにNieRシリーズのシナリオは明るく楽しい完全懲悪というわけではありません。
でも鬱ゲーだからという理由でプレイしないのはあまりにももったいない名作です。
今日はこのゲームがどんな風にして生まれたのかをご紹介しつつ、
NieRシリーズが単なる鬱ゲーではない理由についてお話ししたいと思います。
NieRを語るのに欠かせない人物、それはもちろん海の親である横太郎氏。
ゲームクリエイターとしてとても有名な方なので名前を知っている方も多いと思います。
表舞台に立つ時はいつもNieRに登場するエミールというキャラのマスクをかぶっているんですが、
これだけでもう変わり者感満載です。
なぜ素顔を出さないか。その理由はゲームクリエイターは表に出るべきではない。
裏方の顔が見えると作品の邪魔になるという横太郎氏の信念によるもの。
ゲームに並々ならぬ熱い思いがあるクリエイター、それが横太郎です。
横太郎氏がゲーム業界にその名を知らしめた作品。
それはNieRシリーズ以前に発売された伝説のゲーム、ドラッグオンドラグーンではないでしょうか。
2003年にプレイステーション通用ソフトとして発売されたアクションRPG、ドラッグオンドラグーン。
ゲーム界の二大巨頭であったスクウェアとエニックスが合併した直後、スクウェアエニックスからの第一弾作品として発表されました。
当時としては珍しかったRPGでのマルチエンディングですが、そのすべて絶望が絶望を呼ぶ強烈で隠鬱なシナリオ。
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FFやドラクエなど今までのスクエニ作品の流れを期待していた人々にとってその展開は衝撃的でした。
当然評価は真っ二つ。
横太郎氏が今までと同じものを作っても仕方がないと挑戦に踏み切ったこのゲームは、否定的なユーザーを多く生み出してしまいます。
ゲームという枠を超えた今までにはない考えさせられるシナリオ。
一度はなんでゲームでこんな辛い目にと逃げ出した人にとっても受けた傷をいつまでも忘れられずつい思い出してしまうほど強い印象を与えたのです。
そうは言ってもクリエイターとしては否定的な意見を受ければ落ち込みます。
あのエヴァンギリオンの生みの親、庵野秀明監督ですら叩かれすぎて死のうと思ったと語っていたくらいですから、やはりユーザーのネガティブな意見は応えるもの。
横太郎氏も例外ではなく、しばらく創作意欲を無くしていた時期があるそうです。
1の批判を受けて、ドラッグオンドラグオン2ではハッピーエンドを盛り込み、少し救いのある展開に。
ですがこの2では、横太郎氏は映像編集での参加のみで、シナリオには参加していません。
本人はく、無理なら無理でいいやだったそうで、新しいチャレンジができないならサックリと手を引く、というのも彼らしいと言えます。
なんだかドラッグオンドラグオンのレビューになってしまいましたが、いよいよこの後ニーヤシリーズが生まれることとなります。
横太郎氏の世界観は賛否はあるものの、彼が天才であることは間違いない。
そう信じる周囲のゲームクリエイターたちが、なんとか新しい形で横太郎の作品を世に送り出したい。
そうして持ちかけた話が実現したのが、2010年に発売されたニーヤゲシュタルト、レプリカントです。
ゲシュタルトはXbox、レプリカントはプレステ3のソフトとして発売されましたが、この2つは基本的なゲーム内容は一緒で、主人公が異なるというもの。
海外市場でのヒットを狙ったのがゲシュタルトだったようですが、結果的にはレプリカントが国内国外両方で売り上げを伸ばしました。
ドラッグオンドラグオンの分岐世界から約1000年後を描いた世界、同じくマルチエンディングを採用した展開は、
前作と同じように陰鬱であるものの、繰り返しプレイするうちに判明する真実を得るたび、
鬱だけでは済まされない感動をプレイヤーに与えてくれたのでした。
これは今までのゲームとは違う。横太郎という名前を知っていたユーザーにはやっぱりやってくれたという思いを、
そして知らなかったユーザーにはこのゲームを作った人は一体誰なんだという強烈なインパクトを与えました。
そしてたどり着くのが2017年に発売され、全世界で550万本を売り上げたニーヤオートマタです。
こちらに関してはもう説明不要ですね。 優れたシナリオはもちろん、バトル部分の開発はアクションを作らせたら最高峰と言われる
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プラチナゲームズが担当。プラチナゲームズはあのベオネッタシリーズを生み出したゲームメーカーです。
レプリカントよりもさらに洗練された世界観と美しい音楽。 爽快感があり難易度も自由に選べるアクション。
そして魅力的なキャラビジュアル。 キャッチコピーは命もないのに殺し合う。
ゲームとしての外堀りをしっかりと固めた上での、陽光市の悲しく絶望的なシナリオは単なるトラウマゲームではない、忘れられないゲーム体験としてユーザーの心に強く刻まれる作品となったのでした。
一筋縄では行かない歴史を積み上げて完成したニーアオオトマトの世界的大ヒット。 その影には、陽光市を信じてその世界観を生かそうと努力した周囲のゲームクリエイターたちの姿があります。
その筆頭がスクエアエニックスの凄腕プロデューサー 斉藤陽介さん。
ドラッグオンドラグンで思ったような成果を得られなかった後、それでも陽光市の作りたい世界観を新しい形で表現したいと、
違うタイトルで続編ではない続編を作らないかと持ちかけたのが斉藤さんです。 そしてもう一人ニーアの大ヒットに欠かせない人物が音楽を担当する
岡部圭一さん。 岡部さんは陽光市の学生時代からの友人であり、その後入社したナムコでは同僚でもありました。
ニーアというゲームは音楽的な評価がとても高いゲームで、 ゲームは未プレイだけどサウンドトラックは持ってますなんて人もいるほど。
大輩的な世界観をさらに美しく悲しく彩る楽曲は、 陽光市の長い友人だった岡部さんにしか作れなかったものと言えます。
レプリカントを作るとき、陽光市から岡部さんにすべての曲に歌を入れてくれという要望がありました。
歌入りは時間もお金もかかるのでかなり無茶なお願いだったようですが、 音楽にかかる予算をすべて歌に回すという決断をしてまでこの要望を受け入れたそうです。
結果、ニーアの音楽は作品の世界観を引き立てる最も重要な役割を果たすことになりました。
横尾太郎という記載をとにかく信じる。 そしてもちろんその周囲のクリエイターたちも天才的な才能を持っているのですから、
ニーアという作品がゲームの歴史に名を刻んだのは必然だったのかもしれませんね。 陰鬱であるストーリーもただいたずらに絶望を与えたいわけではありません。
ニーアシリーズでは自分がアクションで敵を殺す時に生まれる感情と、 ストーリー上でのキャラクターの感情がメタ的に重なり合う瞬間が何度もあり、
暴力の意味について嫌でも考えさせられます。 横尾氏はゲーム業界に長く携わる間、
多くの人を殺した主人公がなぜ最後にお姫様とキスをしてハッピーエンドを迎えるのか、 という疑問を持っていました。
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インタビューでどうして横尾氏のシナリオは常に暗いのかを問われたとき、 彼は
ゲームが現実を模倣するものだとしたら、ゲームが暗いのは現実が暗いからだと答えています。 もしここまでのレビューを聞いて重すぎると思った方は、もしかしたらニーアシリーズに向かないかもしれません。
最後に横尾氏が今後の作品について聞かれた時の言葉をご紹介します。
皆さんがこうなるだろうなと想像するものをこちらも一生懸命想像してそうならないようにする。 横尾太郎の圧倒的な才能を具現化したゲームの枠を超えたゲーム
ニーアシリーズ。神ゲーと言って差し支えないのではないでしょうか。 最後までこの番組を聞いてくださったリスナーさんありがとうございます。
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名作ゲームの歴史を学ぶ神ゲーレビュー。 次回もどうぞお楽しみに!
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