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亀山 はい、どうもDMの亀山です。
文次郎 42 東京の文次郎です。よろしくお願いします。
亀山 はい。
文次郎 質問にいっぱい答えてたんですけれども、初めてNowVoiceを始めて、NowVoice
って言わないほうがいいのかわからないけど、NowVoiceを始めて以来、初めて
使う機能、ユーザーが聞きたいランキングっていうのが亀山さんにありまして、
亀山さんから、視聴者から質問が来て、それからピックアップしてみたいと思います。
質問です。亀山さんの一番古い記憶の話を聞いてみたいです。
亀山 何か、一番、だから、これは覚えてるだけで一番古い記憶っていうことですか?
なんか面白い質問ですね。
亀山 今、子供の頃みたいな話ってことだよね、たぶんね。
亀山 でしょうね。覚えてる限り一番後ろの話。
亀山 覚えてる限りか。
亀山 急に思い出してくださいってのが僕のあれですけど。
亀山 そうだね。今思い出したので言うと一番、あれだって、親父の肩に、肩車に乗ってるっていう。
亀山 だから肩に乗ってる。
亀山 いいなあ、なんかそれ。
亀山 いやでもね、ちょっとね、その前、たぶんちっちゃい、小学生ぐらいだと思うんだけど、幼稚園の子の記憶ってパッと考えても出ないし、パッと浮かんだのがそれぐらいだろうね、たぶん。
亀山 肩車されてるんですか?
亀山 肩車されてるよね。昔の本当に古い家の時にされてるのが今パッと浮かんだ記憶かな。
亀山 そうね。でもこの記憶は今パッとやっぱ思ってもこれ偽物かも。
亀山 偽物かもって何て言うかな。
亀山 なるほど。思い出はいつも綺麗だから的なことなんですね。
亀山 っていうのもあるけど、肩に乗ってるのはパッと浮かんだんだけど今。
亀山 俺が親父の肩に乗ってキャッキャやってるのが今思い浮かんだわけ、パッとね。
亀山 ってことはさ、実際問題、その記憶って俺の目から見てないから。
亀山 なるほど。俯瞰されてる絵ってこと。亀山さんのちょっと高い視点で見えてるとかじゃなくて、亀山さんのお父さんと亀山少年が見えてる。
亀山 そうそう。それが見えてるから。だから本来だったら俺は親父のちょっと薄くなった頭しか見えないじゃない?
亀山 肩車ってそういうもんですね。
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亀山 でもパッと浮かんだのがそういう絵だから、そうだな、やっぱ思い出って作られるもんなんだよね多分ね。
亀山 だから多分そういうのを見てたのは違うんだろうね。でも多分自分ならその記憶がどっかにあって、それがずっとなんか続いてきてるから、多分
亀山 肩に乗られたのは本当なんだろうけど、それ自体作り上げてるんだな、絵的に多分。
亀山 いや考えたら思い出ってそんなもんかもね。だって今もパッパッと考えても、中学校時代、例えば好きな子と歩いてたとかっていうのも自分に登場してるもん。
亀山 確かに確かに。今自分もちょっと思い出してみたけど、確かに自分登場してるの何個かありますね。
亀山 自分がそこで靴ひも後ろから好きな子が来たら、靴ひも締めて浮気を。
亀山 その子と近づきたくて、靴ほどけたふりをして、締めたふりして、できればその子に先行ってもらって後ろ姿を見たいぐらいの気持ちで。
亀山 やってて今それ思い出したんだけど、やっぱ靴締めてる自分見えてるからさ今。
亀山 なるほど。このひも視点じゃないってことですね。このひものとこ見てるわけじゃなくて。
亀山 そうそう。ひも見てるんじゃなくて、俺がそこに映ってるからさ。学生。もじもじした俺が。
亀山 再構成されたその何かでしょうね。
亀山 でもそういうもんだんだね。多分思い出って。
亀山 確かに。
亀山 面白いね。でもあった事実はあったことは間違いないんだよね。
亀山 でもこれがさ、多分将来今から俺たちの、例えば今文次郎が眼鏡してるけど、眼鏡のとこにGoogle Glassみたいなスイッチがさ、ずっと君の子供の頃からずっと記録されていくんだよ。クラウド上多分。
亀山 はい、ドライブレコーダーみたいに。
亀山 そうそう。で、文次郎が10歳の時の自分とか検索して何月何日ってやると、その日のデータが出てくるような世界になると。
亀山 いやいや。そうなってくると考えさせられますよね。記録したくない人の言い訳とか。きれいなままで見たい。
亀山 でもみんなちょっとやってみたいからやると思うんだよね。
亀山 やってみて、大きくなってから俺の子供の頃どうだったかなとか、高校時代見てみようとか思うと、その頃出てきた人がみんな見えるわけじゃない?
亀山 そしたら多分、その頃思い出だったらめちゃくちゃ可愛い子が大したことなくなったりとかしてるわけじゃない?
亀山 いや、やだよ、それ。
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亀山 現実見せられるよね、多分ね。
亀山 フィルターかけたいですね。思い出フィルターみたいなの売られそう。
亀山 あと俺一人旅した時、写真ほとんど撮らなかったから、むちゃくちゃ思い出も自分の都合よく出会った子が可愛く写ってたりするもんね。
亀山 自分の子を見たピラミッドもすごく大きく見えたりしてるけど、多分写真撮ってたらちょっと違うんだろうな。
亀山 確かに。
亀山 これから動画の時代ですからね。みんな思い出さえ持てなくなるのかもしれないね。
亀山 ああ、確かにな。これってだからすごい大切な財産なのかもしれないですね。この靴紐のエピソードも。
亀山 うん。
亀山 最高の熟成の仕方で最高の魔法がかかって、めっちゃ綺麗な状態の記憶ってことですね。
亀山 高倉くんもされてる俺なんかキャッキャ喜んでるもんね。
亀山 もしかしたら泣いてるかもしれない。その時嫌な顔してる。普通の顔してるかもしれないのに。
亀山 最高ですよ、それって。人間ってすごい面白く作られていて、でもそれすらも奪われようとしてるかもしれないという。
亀山 そうなんだね。
亀山 こっちなのかっていう。
亀山 そうだね。そういうことなんで、昔の思い出っていうのはそういうもんだなと今思いましたけど、大事にしたいとこですね。
亀山 はい、ありがとうございます。視聴者さんの質問からすごい良いかなと思いました。
亀山 なんか言い方がわかんない方向に行きましたけど。
亀山 ありがとうございました。また質問お待ちしています。
亀山 またよろしく。
亀山 はい、ありがとうございます。