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2025-02-19 20:17

#9 記憶に残った子供たちのひとこと

日々いろんな子たちと話す中で、私の記憶に残った子供たちのことば。それはどれも目からウロコの瞬間でした。子供たちって、そのままの自分を生きてるだけなんだけど、いろんなことに気づかせてくれるなーって思います!

#あそびやさん
#造形教室
#逗子市
#フリースクール
#不登校
#ばばさくら
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00:06
みなさんこんにちは。ちょっと変わった造形教室あそびやさんをやっています。ばばさくらです。
今日で9回目の配信になるんですけども、今日のテーマは、私の心に残った子供たちのひとこと、ということをお話ししていきたいと思います。
本題に入る前にお知らせです。
あそびやさんは基本的には小学生を対象にした造形教室です。
月曜日と水曜日は放課後、火曜日は午前中の時間帯に神奈川県図志市にある自宅でやっています。
木曜日は、同じ図志市にあるインクルーシブ宅地所、ママ園っていう素敵な宅地所があるんですけれども、
その2階がフリースペースになっていて、そこにおります。
いらっしゃった親御さんとかとおしゃべりしたり、お子さんと遊んだりしています。
詳細はホームページの方に書いてあります。
ホームページはあそびやさん図志って検索していただけると出てきます。
そこの木曜日の活動のところを見ると、場所なんかもわかるようになっています。
よかったら遊びに来てください。
というわけで、今日の本題、私の記憶に残った、心に残った子どもたちの一言。
ということで、思い出した順にランダムにいこうと思うんですけども、
まず一つ目、これは本当に心に残っています。
その日は遊び屋さんをやっていたんですけれども、珍しく自宅の庭でやってました。
何でかっていうと、ちょっと広いスペースが必要だったんですよね。
何でかっていうと、ちょっと前に自宅のブラインドを処分しようと思って、
バラしていたんですよね。
そうしたら、ブラインドがいっぱいあったんですけど、結構立派なやつで、
本当の木でできてたんですよね。
そのブラインドをバラしてみたら、一枚一枚の板が厚みが2ミリぐらいで、
幅が3、4センチ、5センチぐらいあるかな。
長さが80センチぐらいの薄い板なんですけども、
一枚一枚塗ってあってとても綺麗だったし、軽くて丈夫で、
これは遊べるぞって思って、思いついたのが秘密基地作りでした。
それを全部庭に出してですね、軽いのでガムテープでジョイントして、
どんどん繋げていって、大きなお家みたいなものだったり、
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テントみたいなものとか、みんな好きなように作って、
最後は新聞紙とかシーツとかで屋根を作って、
お家みたいにして、中でおやつを食べて遊びました。
そんなことをやってた日だったんですけども、
何だったか、途中で物の取り合いになったか、何かで揉め事が起こって、
その時に私は、なんて声をかけようかなって思って見てたんですよね。
そしたら別の女の子が、スススーってその間に入って何か言ってたんです。
その時、私は聞こえなかったんですけども、
その日はお手伝いに来てくださってた方がいて、
その方が後で教えてくださったんですけど、
その女の子が何て言ってたかっていうと、
そんなこと言わないの、あなたは意地悪な人じゃないんだからって言ってたんですって。
そのお手伝いしてくださった方もね、
すごく感動して私に伝えてくれたんですけども、
それ聞いた私も本当に感動して、わーすごいなーって思いました。
その現場を見た時に、私も何か声をかけようと思ったんですけども、
そんな意地悪なこと言わないのって言いそうになった自分がいたんですよね。
でもまあその言葉はちょっと違うなーって思って言わなかったけど、
だけどじゃあどういう風に声をかけようかなーって思った時に、
ちょっと思いつかなくて躊躇していたんですよね。
そこでその女の子がそんな言葉をかけてたなんて、
いやー私には思いつかなかったなーって思いました。
で、その一言でその場はスーッと収まって、
また楽しい雰囲気に戻ることができたんですけども、
もし私がそこでそんな意地悪言わないのって言ったら、
まあ私は要はその子に意地悪というレッテルを貼ったことになりますよね。
そうしたらきっとその彼は意地悪なキャラとして、
その後何か言ったりやったりしたんじゃないかなーって思います。
だけどその時、その女の子があなたは意地悪な人じゃないんだからって声をかけたことで、
彼は意地悪じゃないとっても温かいキャラとして、
その時間を過ごしたんだと思うんですよね。
そういう何でもないちょっとしたことが本当にその場の雰囲気を変えるし、
その子の気持ちを変えるんだなーって思って。
で、それってどんな人も明るい面もある、暗い面もある、
意地悪な面も優しい面も厳しい面も温かい面も持っていて、
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いろんな面を持ったその人のどの部分、どの面とつかまっているのか、
やっぱりその私次第、自分こちら側の言葉かけ次第だなーっていうことを改めて思いました。
なので本当にあの心に残っています。
ということで、次のエピソード行こうと思うんですけども、
次のエピソードは、アーサーさんが、
次のエピソードは、その日も遊び屋さんをやってたんですけども、
その日、どういうタイミングだったか忘れたんですけども、
あるお子さんが私のところに来て、
ねえねえ、ババさんって大人なの?って言ったんですよね。
もう私この時も本当にぶっ飛んでびっくりして、
大人なの?って言ってる時点で若く見えるとか、そういう次元の話じゃなくて、
まさにこう、何て返答していいかわからなすぎて頭が真っ白っていう経験を久々にしました。
で面白いなと思って、子供たちって何を持ってこの人は大人、この人は子供って見分けてるんだろう?
って思って、すごくなんていうか、感愛させられたというか、面白いなーって思ったので、
とても心に残っています。
今でも思い出すと笑っちゃいます。
ということで、次のエピソード。
これは息子の、うちの息子の話なんですけども、
中学3年生の時、別室同行っていうものをしていて、
で中学3年生なのでいよいよ進路の話も迫ってきて、
でそんな時に息子が別室同行仲間の子にこう言ったんですよね。
俺やっぱり高校に行こうと思うんだって。
でそれを聞いたその相手の子が、え、俺やっぱり高校行くのやめようと思うんだって。
でお互いに、え、行くつもりだったの?え、行かないつもりだったの?みたいになって、お互いキョトーンとしてた時があって。
で私はそれを見た時にすごいびっくりして、
私はそれを見た時にすごいびっくりして、
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この二人は進路の話を結構二人の間でしていたはずなのに、
そのお互いの一番大事なところっていうのは、話してなかったんだって思って、
びっくりしたのですっごく覚えています。
だけどこれってすごい大事だなってなんか思ったんですよね。
みんな、ほとんどの人は高校に行くのはもう当たり前っていうところからスタートして、
学校選びを始めるんだと思うんですけども、
だけどそうじゃなくて、高校ってそもそも行かなきゃいけないところではないんですよね。
だからそこを忘れちゃいけないなって思います。
学校選びをする時に、行かなきゃいけないからしょうがないから選ばなきゃいけないのではなくて、
自分が行きたくて行かせてもらえる、行けるところっていう風にすると、
学校選びも楽しいものになると思います。
なので結局、息子も息子の友達も高校に行ったんですよ。
行ったんだけど、原点として高校って行っても行かなくてもいいところで、
どっちの選択肢も許されている中で、自分は行きたいんだ、高校に行きたいんだよっていうところからスタートすると、
学校選びもすごく自分のものというか、楽しいものになるんじゃないかなって思って、
そんなことを気づかされた一言でした。
ということで、もう一つ続けて息子ネタをいきたいと思うんですけども、
これは前の回の時にもお話ししたことがあるんですけども、
やっぱり忘れられない一言でお話ししようと思うんですけども、
小学校、高学年の時に一回息しぶりがあって、まとまった欠席をした時がありました。
その時は学年の変わり目だったので、次の学年に上がったタイミングでまた学校に行くようになりました。
この時、周りから見ると、学校に行けてなかった期間はあんまり環境が良くなかったんだね。
そして、学校に行き始めた時に、環境が良くなったんだねって見えたと思うんです。
実際に周りのお母さんたちからそういう風に言われたりしました。
だけど、しばらく経ってから息子がこんなこと言ってたんですよね。
行けなかった時の他人の先生っていうのは、自分と心がつながっていたから、
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休んでも大丈夫だと思った。
休んでもつながっていられると思った。
先生ともつながっていられると思ったし、クラスともつながっていられると思った。
だけど、学年が変わった時、もうダメだって思って、それで感情を無にして行き始めたんだよって言ったんですよね。
それを聞いた時、自分が見えている景色と子どもから見えている景色がこんなに違うのかと思って、目玉が飛び出るほどびっくりしたのを覚えています。
自分も含めてみんな自分の思い込みで世の中を見てるんだなって思いました。
ということで次のエピソードに行きたいと思うんですけど、何があるかな。
中学生の女の子の話。その子は別室登校していて、その別室にいる時に先生にこんなことを聞いたんですよね。
先生、大学に行かないと手に入らないものって何ですかって聞いたんですよね。
その子は私が欲しい情報を知りたいこととか、何でもここにあって、ここっていうのは携帯のことですけど、ネット上にあって、
ここで手に入らないもの、大学に行かなきゃ手に入らないものって何ですかって先生に聞いたんですよね。
たぶん先生は最初その子がふざけて言ってると思ったみたいで、すごい軽い感じで、
まあ友達かなとか言ってて、だけどその子はすごい真剣で、
友達もネットのつながりの中に自分は友達もいて、
だから別に大学に行かなくてもいいじゃないですかって言ってて、
そこで先生もあれこれ本気で聞いてる質問なのかなって思ったみたいで、
うーん何だろうねって言う風になりました。
私もそうだな答えられないなって思いました。
私の時代の感覚だと、ネット上の友達なんて本当の友達じゃないよっていう感覚あると思うんですよね。
やっぱり人は会って話さないとみたいな、顔も知らない相手を友達と言えるかいっていう感覚ってあると思うんですよね。
だけどやっぱり今の子どもたちの話をよくよく聞いてると、
ネット上のつながりの中にもすごく大事な存在っていうのがいて、それを否定することはできないなーって思うんですよね。
例えばユーチューバーやってる子なんか中学生ぐらいになるといっぱいいますけども、
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最初はまあ見るところから始まって、自分のアカウントで手探りで自分も発信を始めるわけなんですけど、
最初はよくわからないところからだんだんだんだん上達していいものができるようになって、
自分の作りたいものが作れるようになって、自分のメッセージも載せられるようになってっていう作品がどんどんレベルアップしてくるとですね、
そこにファンがついて、自分が発信する内容を見ることができるようになって、
それってものすごく励みになることだと思うんですよね。
大人も同じで自分が発信したものに対して共感してくれる人が現れると嬉しいのと、
同じで自分が発信したものに対して共感してくれる人が現れると嬉しいのと、
大人も同じで自分が発信したものに対して共感してくれる人が現れると嬉しいのと、
同じで子どもたちも本当にそうだなって思います。
それってうちの息子もYouTuberやってたけど、親の私でもその内容見てたかっていうと全然見てなかったし、
息子が一番自分の大事なものを込めていたとしても全然見てないっていうか、
っていうときにやっぱり深く共感してくれる人とか、深く応援してくれる人がいるっていうのは、
すごい大きなことなんだなって思います。
それが友達に発展するかしないかわかんないけども、
でもそれは友達か友達じゃないかっていう話でもなくて、
応援してくれる人っていうのは大事な人。
だから大人から見てネット上の関係なんてっていうことは全然言えないなって思います。
ということで、だんだん時間が長くなってきちゃったので、
あと一つだけ最後にお話ししようと思います。
私は教員ではないんですけども、中学校でボランティアしてたときもあって、
そのときの話なんですけども、廊下を巡回してたら、
授業中なのに廊下を行ったり来たりしてる女の子がいたんですよね。
何かしらの理由で教室から出てきたんだと思うんですけども、
それでどうしたのって私が声をかけたら、
自分は将来宇宙に関する仕事をしたいと思っているって言うんですよね。
だからそれに関する勉強はいくらでもしたいけども、
関係ない仕事はもう何一つやりたくないって言っていて、
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だけど何が必要で何が必要じゃないのかっていうことがわからないから、
それを教えてくれる人を探しているって言うんですよ。
それでどうしたら誰が教えてくれるんですかって、
どんな勉強が必要でどんな勉強はいらないよっていうことを
誰が教えてくれるんですかって言うんですよね。
これまた新しいパターンだったので、
何て答えたらいいんだろうって思っていたら、
そしたらその子が、
うちは家の人もやりたいことだけやりなさいって言うんですって、
やりたくないことはやらなくていいって言うからって言われてるって言うので、
私はすごいかっこいいなと思って、
私も心の中では子どもたちに対してそういうふうに思ってましたけど、
そんなはっきり言ったことなかったので、
子どもにそうやってはっきり言うお母さんってかっこいいなって思いました。
それですごい記憶に残っています。
ということで、私の記憶に残った子どもたちの発言を
私の記憶に残った子どもたちの発言でした。
思い出せばきりがなくて話はつきないんですけども、
今日はこれぐらいにしたいと思いますけれども、
本当に子どもたちの一言一言にはっとさせられるというか、
自分が本当に自分の思い込みの中で人を見てるんだなって思います。
そして自分の常識とは違ったものの見方って面白いなって思って、
子どもたちの話をもっともっといっぱい聞きたいなって思いました。
長くなりましたが、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
それではまた。バイバイ。
20:17

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