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  2. #213 中小企業の生き残り方
2022-09-29 12:34

#213 中小企業の生き残り方

雑談・ビジネス編

■出演
亀山 敬司(DMM.com 会長)
長谷川 文二郎(42 Tokyo事務局長)

00:03
DMM.comの亀山です。
4T2東京の文次郎です。よろしくお願いします。
今日も質問を答えていきましょう。質問を読みます。
私は父から託された会社をついで経営しています。
従業員は年長者が100人くらいで、わずかながら黒字にはなっていますが、未来が見えません。
DMM.comさんのような大企業なら、どんな事業でもできるのでしょうが、零細企業ではビジョンを描くことが難しいです。
優秀な人材も集まらない中、小企業はどうやって生き延びていけば良いのでしょうか。
これも相談というか質問です。
相談のような愚痴なような。
ネガティブな状態になっているので。
でもそうですね。従業員100人くらいいる。
事業の種類はわからないですけど、託された会社をついで経営しているということです。
でも100人も養っているので、何億かの売り上げがあるだろうから。
そうですね。黒字にはなっています。
立派な会社を残してくれたお父さんに感謝しなければいけない。
まず感謝から。
感謝から始めないと。この人は不幸な経営者みたいな顔をしている。
従業員100人いてわずかながら黒字ってすごいことですよね。
なかなか立派な問題。
100人を食わせているということですね。
食わせているんだからね。
でも神奈川さん、未来が見えない。
そこはわかるけどさ。
ちなみにDMMは大企業というよりも、どっちかというと中企業ぐらいのイメージかな。
どんな事業でもできるのでしょうかって書かれてますけど。
いやいや、小とは言わないけど、大というほどじゃないしね。
力関係で言えば、大きいところからいじめられたり、小さいところからいじめられたりという微妙な立場にある。
板挟みみたいな。
不幸自慢みたいになってきちゃってる。
いやいや、そのために生き残るためにいろんなことをやろうとしてるわけだけど。
でもなんでもできるかって言うと、そんなになんでもできないよね。
DMMでもやりたい事業全てできるわけじゃないよね、ということですね。
それは常に財布の中身と相談しながらさ、やれるビジネスを選んでやってるよね。
実際問題としたら、例えば携帯キャリアやりたいと思うとするじゃん、楽天さんみたいに。
でもそこまで金ないからさ。
だからせいぜい格安スマホのMVNOとかね、あれぐらいしかできない。
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あれっていうのはそんな先があるわけじゃないんだけど、それぐらいしかできないからしょうがないなと思ってやって。
結局あの時は最後楽天さんに買ってもらって終わったって感じなんだけど。
あれ本気でやろうと思うと、全国に基地局を作ってみたいなってことなのですか?
本気でやろうと思うと、やっぱり今の楽天みたいに、かなりの制約に制約とかがあるんだけどね。
突っ込んで安定の当てまくらないと無理だもんね。
なるほどな。でもちょっとそれは財布的には。
うん、そこまで金ないからみたいな。
じゃあそういった意味だと、このわずかながら黒字の質問者さんの会社と、
財布の大きさは確かに違うかもしれないけど、やってることは同じなのかもしれない。
そうそう、やっぱりその中である中でやるしかないから、
もっと今はテーマパークとかディズニーランドやりたくてもできないから、
水族館ぐらいならなんとかできるかなみたいな。
なんかシムシティみたいな感じですね。そういうゲームでありますよね。
今のお金だと、自分が市長になるゲームがあるんですけど、
最初資金がないから公園とかもちっちゃいのしか作れなくて。
ああ、そういう気もしたね。
だんだん高層ビル作れるようになってきてみたいな。
でもじゃあこれ質問があるんですけど、
どうやって生き延びていけばいいでしょうか?
ビジョンも見えないし、未来が見えませんみたいな感じなんですけど。
でもそんなんといっても、これに聞かれてもなみたいな。
あれ?
いやいや、ビジョンなんて自分で考えろよみたいな話ですね。
これってビジョンとどうやって生き延びていくのかって、
なんかちょっと違う話なのかなと思うんですけど、
DMM的な、亀山さんが限られた財布の中でやっていくっていうのは、
亀山さん的な生き延び方みたいなことだったんですかね?
そうだね。
もっと小さい時なんて、別に携帯なんかも、
中古の携帯の売買とかさ、
水族館作る金がなかったジャンソーぐらいしかできなかったじゃないですか。
そういうのもあって、
それでやりながらコツコツとちょっとずつ貯めて、
他のことに稼いだ分で次やるみたいな感じだから、
結局はさ、今、
俺に比べたら、スタート100人の黒字会社から始めてるんだからさ、
その人は。
引き継いでやるんだろうけどね。
だからスタート的なものとしては、そんな無茶苦茶悪いわけじゃないと思うんだよね。
一から勤業してるやつらもいっぱいいる中でさ、
少なくとも黒字なんだからさ。
確かに昔だって亀山さんは、
06:00
原宿で露天賞をやったりとか、
渋谷で、
いろんなことをやったりとか、
いろんなことをやったりとか、
それよりかは全然確かに、
スタート地点、結構いいところに入れちゃいます。
だからもう、そこからは自分で考えな、みたいな感じで。
なんかじゃあ、
これ、今の話を聞いてみてもらえますかね。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
僕はこの質問者さんのことは分かんないんですけど、
僕が今疑問に思ったこととしては、
ほら、この、わずかながら黒字になってますって状況で、
会社って、コストカットする方向と、
投資していく方向ってあるじゃないですか。
うん。
それでいうと、
亀山さんがもし、
会社の状況にもよるだろうけど、
100人の会社を受け継いだとしたら、
まず見るところってどこなんですかね。
まずはまあ、
じゃあ今の自分の黒字でやれることを考える。
うん。
だからコストを落とすっていうのも一つあるけど、
もちろん落とすとか落とさないといけないけども、
どっちかというと未来を見ようと思うなら、
今ある黒字の部分を何に投資するかっていう感じだよね。
なるほど、なるほど。
それはもう自分で勉強するしかないからさ、
しょうがないよね。
じゃあとりあえずNHKとかいろいろ見て、
日経新聞とかを買って、
それで何当たるかなっていうのを研究していくみたいなのを
やっていくことなんですかね。
そうだね。まあいろんなもん、
本読むでもなんでもいいけど、
うん。
でもまあ結局なんというかな、
例えば優秀な人も集まらないとかって言ってるけどさ、
この人はさ。
まあでも優秀なっていうと、
別に俺もビデオレンタルってのとき
ヤンキーしかいなかったから優秀なやついなかったけどさ。
まあいなかったら育てるか、
どっか他探しに行くか、
二つしかないじゃない。
うん。
だからそれだったらもう外出て、
あっちこっち誰か一緒にいないかな、
探しに行くか、
もう今いる100人の社員のレベルを上げていくのに
どう育てるかって話だよね。
確かに確かに。
もう現実的な話はもうそれしかないんだよね。
すごいなんか説教会みたいになりましたね。
いやだんだんちょっと腹立ってきたというか。
いやいやいや。
でもこういう風な悩みを抱えてる人はいるから。
そうだね。
まあでもある意味甘い話はないというか、
ってことですよね。
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経営者ならば今できる投資とかを
自分の頭で考えて、
自分の足で人を集めてくるか教育するとか
工夫をしなさいっていうことですよね。
まあでもちょっと考え方変えたらさ、
もっと俺の知ってる人は大きい会社の2代目の人とかいるわけよ。
うん。
でもそっからさっきなかなか成長っていうか、
逆に売り上げ落としてたりする時もあったり、
結構大変なのもあるんで、
結局売り上げとかどうかな、
経営者の幸せな経営者っていうのは、
売り上げがいくらあるかとか利益がいくらあるかってことよりもさ、
どっちかって成長率のほうが大事なんじゃないかと思うんだよね。
うん、成長率。
だから今100人で小さい会社だと思ってるわけじゃない、この人。
うん。
ということはもっと言い方変えると思う。
こっから先1,000人とか2,000人とかを上げていけるわけじゃない、例えば。
うん。
可能性としてはね。
成長しやすいってことで小さいってこと。
うん。
だから今年1億の売り上げが来年1億2千万になったら嬉しいじゃない。
うん。
でもこれ、親から100億の会社引き継いで、
翌年90億なりました、80億なりましたって結構辛いよこれ。
うんうん。
それに比べたらさ、成長のしやすいよ、小さいほうがむしろ。
うん。
だからある意味まあ幸せな会社だと思えばいいんじゃない。
つまり成長まだまだいきますぜみたいな。
なるほど、伸びしろがありますということですね。
そうそうそう、伸びしろってやったね。
うん。
だからそこが、でもそれがほんとやりがいっていうか、
少しずつ良くなっていくのっていうのが一番、
やりがいがあるよね。
うん。
まあまあ、そうだね。
うんうん。
結局親から託されるって言ったけど、
まあ結局自分で決めたんだろうか最後はね、やるかどうかは。
うん。
まあなんか引き受けたからね、覚悟して頑張な、みたいな感じ。
そうですね、主語を自分にして、
ちゃんと親からどうのとかじゃなくて、
自分でここからは切り開いていきましょう。
もしまあもうちょっと無理かなとか、やっぱりその気になれませんっていうのは、
早速あの、12時点若い奴に譲るからもう廃業だね。
うん。
なるほど。
覚悟を決めてじゃあ。
そうそう。
だってやる気ないとか、今の社長過ぎてシャイの方がちょっとかわいそうじゃない?
うんうん、確かに無理だって思いながら、
うん、やってるよ。
なんとしたら早めに今黒字のうちに畳んで、
みんなに対処金払ってあげた方がシャイも幸せになるしさ。
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うんうん。
証になる場合ね。
うん。
それかまあ、なんか若い別のその人に委ねて、
頑張ってくださいってやるのもありだよね。
そうですね、なんかそういう人もいるでしょうしね。
主腕を試したいっていう人も。
はいはい。
なんかちょっと説教会みたいなの言いましたけども、
じゃあ原告って頑張ってくださいって。
はい、期待しております。
またお会いしましょう。
はい、よろしく。
はい、ありがとうございます。
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