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2023-06-30 27:54

#377 (週末版) 辛さも悲しさも、あえて「面白く」書く(岸田奈美さん編②)

週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は野村の代打で、高橋智香が務めます。

■NewsPicks掲載記事:
https://newspicks.com/news/8558121

■ゲスト:

岸田 奈美(作家)

■MC:

亀山 敬司(DMM.com 会長)

<SNS>

・Twitter:⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/kameyama66⁠⁠⁠⁠⁠

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<掲載メディア>

・NewsPicks記事 シーズン3(最新): ⁠⁠⁠⁠⁠https://newspicks.com/user/20009⁠⁠⁠⁠⁠ /シーズン2:⁠⁠⁠⁠⁠https://newspicks.com/user/9701⁠⁠⁠⁠⁠ /シーズン1:⁠⁠⁠⁠⁠https://newspicks.com/user/9314⁠⁠⁠⁠⁠

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・Voicy: ⁠⁠⁠⁠⁠https://voicy.jp/channel/1616⁠⁠⁠⁠⁠

・週刊文春オンライン: ⁠⁠⁠⁠⁠https://bunshun.jp/category/qa-kameyama⁠⁠⁠⁠⁠

■サブMC:

高橋 智香

#かめっち #かめっちの部屋

サマリー

作家の岸田奈美さんは、お父さんのダウン症やお母さんの車椅子のエピソードを面白く書くことの意義や、自分の作品が読者に笑いや温かさを伝えることを語っています。岸田さんは車いすの人に優しい日本とニューヨークの違いを体験し、面白く笑って伝えることの楽しさを感じています。また、自分が笑い話を書くことで家族の見方が増えることを意識し、プレゼントとして読んでくれた人たちに感謝しています。お母さんが歩けなくなった時や大学で福祉とビジネスを学びたいと決めた時、岸田さんはその時の学力ではどこにも行けず、塾に行くお金もなかったが、近所の生活員の先生に英語を教えてもらうことになり、居酒屋で勉強していました。

00:03
亀っちの部屋ラジオ、始まります。
サブMCの高橋です。今週もよろしくお願いします。
今週のゲストをお呼びします。前回に引き続き、作家の岸田奈美さんです。よろしくお願いします。
岸田奈美です。よろしくお願いします。
前回に引き続き、岸田さんに聞いていただきました。
お父さんとボルボ
お父さんがダウン症で、いろいろあったのも分かるわけですが、
お母さんに言うと、車椅子のあの話も面白かったって言うんだけど、
ボルボ買ったみたいな話あったじゃないですか。
そうですね。ボルボっていう車が、亡くなったお父さんが好きだって家に買ってくれた車で、
当時、弟がダウン症で、結構、新幹線とか飛行機とか乗るとパニック起こしちゃうんですよね。
遠出ができない、諦めてたら、お父さんが急にボルボ買ってきて、
このボルボやったら後ろフルフラットにしてな、寝台列車みたいにできんねん、寝れんねんみたいな。
で、お母さんがどうすんのそれでって言ったら、ディズニーランド行くねんって言って、
めちゃめちゃ面白かった。急に決まって、後ろに席フルフラットにして、
布団敷いて、私と弟寝かせて、弟とお母さんがよなよな運転して千葉まで神戸から行って。
俺も子供の頃やってもらったことあるよ。
めちゃめちゃ楽しいですよね。
トラックと関係なく、バンみたいなやつだったんだけど。
そうそうそうそう。
めっちゃ楽しいじゃないですか。
本当あれが楽しくて覚えてたんですけど、
当時のボルボってすごい壊れやすくて、維持費もすごいかかったんで、
父親がやっぱ新近高速で突然亡くなってからは手放しちゃったんですよ。
その岸だけはすごい気にしてて、なんときなボルボなとかって言ってたら、
お母さんの車椅子
お母さんが病気で次歩けなくなっちゃったんですけど、
お母さん実は車は運転はできるんですよ。
手だけで運転ができる免許っていうのがあって、
左手でアクセルとブレーキを手で操作して、
右手だけでハンドルを回すっていうのでやってた。
いつかこれでボルボも乗れたらいいなって思ってたら、
ボルボが、私の母の車椅子が乗って、
しかも車椅子から乗り移れることができる大きさのボルボっていうのが、
もう販売中止になっちゃうっていうニュースがあって、
これは今しかないって思って、
その時も小学館さんから出した本の印税がちょうど振り込まれた時なんですけど、
それと貯金をほぼ全額使って、
ボルボ一台くださいって買いに行って、
最初お冷やかしだと思って全然相手にしてもらえなくて、
お茶すらも出してもらえなくて、
本当に買うんですか?みたいな。
キャッシュで現金持ってきたんで。
買ったんですけど、一台買ったのを、
でも買ったはいいけど、ボルボを手だけで運転できるように、
改造ができるところっていうのが本当なくて、日本では。
配線がすごく難しいらしくて、北欧の車っていうのが。
めちゃめちゃ探したら、結局兵庫県のある会社さんが、
自分も親が車レースで運転できないっていうのをすごく辛そうにしてたから、
なんとか改造させてくださいって言って引き受けてくれて、
手だけで運転できるボルボっていうのを岸崎がゲットしたぜっていうのを、
嬉しくてノートに8000文字ぐらいで書いたら、
それがまためちゃめちゃ読まれて、
ノートって投げ銭があるんですよ。
猿回しの猿みたいなあとに拍手してお金をあげるみたいな。
おひねりみたいな。
おひねりをもらいました。
おひねりをもらったんですよ。
それが翌朝に一夜あけると、
ボルボもう一台買えるぐらいのおひねりが。
すげえすげえ。そんなおひねりくれるの?
ビビって、えーみたいな。
何このお金ってなったんだ。
私はただ家族のために車買って、
そしたら助けてくれる人がいて、
手だけで運転できます。
イエーイって音を見とるかーみたいなことを自慢として書いたら、
ちょっと疑いましたね、日本の経済を。
どういうことやろうこれはみたいな。
いやいや、でも前回の話にもあったけど、
最近のって人を暴露したりとか、
そういう感じしてやるのが多い。
いろいろ見ててもね。
その中で確かに、
読んでて最後の後味がとてもいいんじゃない?
本当ですか?
いや本当に、
これ皆さんぜひ一回ノート見に行ってほしいと思います。
おひねりを。
おひねりをもらいました。
こうまで言ったけど、俺はやらんけど。
いいですいいです。
そういうので言うと、
みんな読んだ後にいい気持ちになれるから、
出したい気分には本当になるんじゃないかなって。
サウナ的な感じですかね。
応援したいのもあるけど、
日頃そういうのって大変なとこいっぱいあると思う。
車椅子とか断章とかっていうのはね。
でも、
その中で特にね、
文章の一等感がないというか、
これ自体が、
時々笑わせてくれたり、
うっとこさせてくれたりっていう、
言葉で、
いい感じで、
俺もおひねりをちょっとしたくなった気分があった。
そんな仕組み知らなかったんだけど。
でも本当に、
私はそんなに泣ける話とか感動でもないだろうなって思ってるけど、
笑ってほしくて書くことの方が多い。
面白さを追求する
悲しいこととして書くと、
自分の中に悲しい思い出として固定されちゃうじゃないですか。
悔しくてすごく、
かわいそうだと思って生きるのもすごい嫌で、
面白話にして落語みたいに、
これは人を笑かせたる一つのネタやっていうので、
持ってきたかったっていうのはすごく。
でも本当に笑かせたるっていうとこが大事なんだよね。
泣かせたるって言って、
押し付けるのしんどいからさ。
そういうのたまにあるじゃない。
狙ってやがるなこいつみたいな。
でも思わず泣いちゃうんだけど、
悔しいみたいな泣きなんだよね。
怒ってる方が多いかも。
私の現世は怒りで、
自分がずっと理不尽に対して怒ってる人だったんですよ。
ETC一般レーンってあるじゃないですか、高速道路に。
あれにすごいキレてたの覚えてて。
せっかく俺の車はETCつけたのに、
一般レーンと一緒だったら、
一般の車、俺がまた長いやろがいって、
ドア開けて、
おじちゃんに言いに行こうとしてて、
一度わかんない。
あの人は道路交通車から派遣されてる人やから、
あの人に言ってもしゃーないやんって。
なんか国道交通しょろがんねんみたいな感じで、
めっちゃキレてたのを思い出してて。
そういう親だった。
暴力的とかでは一切ないんですけど、
理不尽に対して、
おもろくキレてるお父さんの血を飲む。
そうなんですよ。
それを私見てて、
私の中でも理不尽ギレっていう才能は多分あるんだけど、
おかんに止められてた音も見てるんで、
面白さの北風と太陽じゃないですけど、
おもろくして変えたろうみたいな方が多分ちょっとありますね。
だから多分いろいろあるんだろうけど、
その中でもむしろ太陽の方に。
さっきの話もさ、
車をさ、
はじめはお茶だしもらえなかったかもしれないけど、
探してくれる販売員の人がいたり、
それを改造するのに一生懸命頑張ってくれた人がいたりっていう。
そういうところっていうのが、
日ごろはみんなアラブばっかり探すんだけど、
そういったところにスポット当ててるのも、
なんとなくお店であったかい気分になるっていうのがあるのかな。
ありがとうございます。
清少納本が可愛いものとか美しいものみたいなものを書いてるんですよね。
売りに書き足る仕事の顔みたいな。
可愛いだろうみたいな。
冬は何たらとか言うじゃないですか。
記憶力がめちゃくちゃなんで、
春は明け物ですよね。
何たらですって。
春は明け物と洋々白くなる山岩ですね。
美しいものとかお菓子なものを並べてるじゃないですか、
あの人って。
あの気持ちすごいわかってて、
自分にしか見えてない、
すごい良いものが他人に伝わらないっていうのが悔しくて、
そのボルボの販売員の人も、
私がこれ言わなきゃみんなわからないぞとか、
お母さんがミャンマーに行った時に車いすでミャンマーに行ったんですけど、
一緒に仕事で。
ミャンマーって日本よりも50年遅れてるんですよ、そのインフラが。
だからエレベーターとかエスカレーターももちろんないんで、
車いすで移動したらこれ地獄やねって思って、
行ってヤンゴン空港に降りたら、
目の前でお母さんが、
よくわからないお兄さんに車いすを押して、
すごいスピードで連れて行かれたんですよ、どっかに。
私その時に、おかんが盗まれたって思ったんですよ。
もう車いすはここでは高級品なんや。
おかんごと盗まれて終わりやと思って。
ミャンマーってそんな国じゃないんですよ。
優しい人ばっかり多い。
ちょっと今内政で大変なんですけど、優しい人多くて。
そしたらタクシー乗り場におかんがポツンと取り残されてて、
おかんが押してくれたここまで、みたいな。
そっからタクシー乗る時とか、レストランとか、
寺院とか全部階段なんですけど、
その辺にいるおじいちゃんとかおばあちゃんとか、
ちっちゃい子も含めて、みんなわらわら車いす助けに来てくれるんですよ。
全然階段とか回ってバリアフリーじゃないんだけど、
困ったことがミャンマー一個もなくて、
ミャンマーの人めっちゃ優しいなって思って、
ありがとうございますっていうのをミャンマーの言葉ビルマ語で覚えて言ったら、
みんなえ?っていう顔するんですよ。
どういたしましてとかもなくて、は?っていう顔して、
え?なんなんやろこれ、私にしか見えてへん。
妖精とかかなんかなって思って、通訳の人に聞いたら、
ミャンマーっていうのは仏教の中でも、
ジョーザブ仏教っていう、ちょっと日本って僕信じられてる大乗仏教とは違って、
ここでどれだけ現世で徳を詰めるかによって、
来世の自分の良い存在になれるか、生まれ変われるかっていうのが違うから、
ミャンマーで車いすの人なんて見つけたら、
障害者への配慮の違い
もうそれボーナスチャンスって言われたんですよ。
ハグレーメタルみたいな感じで、切ったらレベルが上がるみたいな感じなんで、
おかんがめちゃめちゃ助けられてたっていう話を聞いたときに、
車いすの人に優しい、障害者の人に優しいとかっていうのは、
日本で軸で考えるんじゃなくて、
それは宗教の違いだったり文化の違いだったりとかで、
全然違うんだなっていうのをその時思って、
それはすごい、日本は優しくないとか、
車いすの人の人権があったとかって怒るんじゃなくて、
ミャンマーでこんなおもろいことあってなっていうので、
ノートに書いて、面白く笑って伝えるっていうのは、
その時すごい楽しかったなっていうのはあります。
ミャンマーで狩りに車したり持ってた、そいつは生まれ変わって虫になっちゃうんだよね。
ミャンマーってすごい不思議で、
障害者っていうのは、前世悪いことをした人っていう考え方もあるんですよ。
障害者の人がめっちゃ大事にされてるかって言ったら、全然そんなことはないっていう、
すごい不思議な考え方でしたね。
自分が虫になりたくないし、人間になりたいからって、
頑張っていいことするのもあるかもしれない。
取り合いですね。
全員が取り合うっていう、ちょっと不思議な。
お前が大丈夫かっていうおじいちゃんとかも来るんですよね。
俺にこのクモを助けさせろみたいな感じだね。
ミャンマーと対局なのがニューヨークで、
ニューヨーク行った時は逆に誰も助けてくれなかったんです、最初。
最近。
最近行きました。最近2回目行ったんですけど、
最初に行った時は2016年とかそれくらいに行って、
ニューヨークって日本に比べて地震が少ないんで、
建物が古いままだから、結構扉とか自動ドアじゃなかったりするんですよ。
だから車椅子で開けれないんだけど、誰も来てくれなくて、
みんな通り過ぎてくからニューヨークはめっちゃ忙しいんやなって思ってたら、
これもニューヨークの人に聞いたら、
ニューヨークは人種も文化も違う人が多すぎるから、
勝手におせっかいで人を助けたりは絶対しないって言われた。
その代わり、エクスキューズミーって言って、
すいません、助けてくださいって自分で意思表示をしたら、
めっちゃ助けてくれるからやってみって言われて、
手を挙げたらブワーって来てくれて、すごいすぐやってくれたりとかっていう時に、
ニューヨークでの経験
ニューヨークっていうのは自分で言ったら、
私困ってますっていうのを言ったら助けてくれる国なんだっていうので、
母は実は日本よりもミャンマーよりもそこが一番気持ちよかったって言ってたんですけど。
日本人もちょっとニューヨークとは違うかもしれないけど、
照屋さんというか、
言われておせっかいとか逆に言うと、
逆に言ってもらったらほとんどの人が助けてくれる人が多いじゃない、日本はね。
察するっていう文化が強いので、
旅館のおかみが何も言わずに布団引いてるとかってそういうことじゃないですか。
察するのが一的な文化。
日本人がすごいそういうのに対して、
よくエレベーターで、
満員のエレベーターで前にベビーカーの人いるのに誰も降りないとかっていうのがよく、
もう今でもツイッターとかでよくバズるんですよ。
嫌なニュースとしてそれは。
あれは多分、降りていいのかわかんない。
みんな降りないのに自分だけ降りて恥ずかしいとか、
笑い話を通じた成長と感謝
そう、そう、そう、とっさに動けない、空気が読めない、
空気を読みすぎて逆に動けないみたいなのがあると思うんですよね。
そこで何階で降りますとかって聞いてみればわかるんだろうけど、
それが恥ずかしいから言えないとかで、
ちょっと誤解を受けることはあるなと思うんだよね。
この中でもやっぱりこれ、
手伝っていいのか逆にいらんお世話になるかがわかんない。
わかんないですよね。
最初お母さんは車椅子になったときに、
車椅子に乗った時に、
みんなが見て見ぬふりする、
ちょっと日本だと遠巻きに見てじろじろ見てくるような感じが
すごい辛かったらしいんですけど、
そのニューヨークでの経験から母は日本で
困ってるときにすいませんって自分から声かけたりとか、
声かけられた時に、
ここは自分でできるんですけど、ここだけこうやって手伝ってもらえますかって
やり方を自分で伝えたりするとすごい助けてもらえることが増えたので、
なんかその時にね、
正解は一つじゃないというか、
そこは家族で学べてよかったことかなって思いました。
そういった中で言うと、
一般的に言うとさ、
そういった車椅子の人とかどう付き合えばいいのかっていうのが、
なんかちょっとコミュニケーションっていうか
わからなかったりとかして、
むしろなんか例えばバラリンピックの後の時に、
ちょっと笛をみたいなの作って、
みんなに配ろうみたいな、
例えばね、緑かなんかの笛を吹いたら助けてくださいみたいな。
ありますね、災害の時とかも。
そういうのをバラリンピックに来た人たちに
渡すもんじゃないかっていう企画を出したことがあったんで。
でもそれもなんか色々やってると
反対の意見も出たり、
そういうのを透けてることが嫌だとか、
結局、
やらなくて終わったんだよね。
浮かないやつは助けなくていいのかみたいな。
それを組み重ねること自体が嫌だとか。
なるほど。
そう思った時に、
自分たちの身内になかったりさ、
どこまでがイベントの姿なのかっていうのは
結構考えさせられるから、
お願いしますって言われたらほとんど人間は
来てくれるんじゃないかなって思うんだよね。
みんな誰かの役に立ちたくて、
誰かを応援したいんだろうなっていうのは
すごく思うんですよね。
今の自分のプロフィールとか見たら
この本ちょっと重そうかなとか
思っちゃう人もいると思うんだけど、
いやいや、もう笑い話ですって、
みたいな感じでみんなが読んでもらえたら
そんな感じで楽しめるっていうか。
やらないと身構えちゃうんだよね。
読んで途中寝ちゃうんじゃないかとか。
重すぎて辛くなるんじゃないかとかね。
そうですね、本当に言われます。
中にはやっぱり今日は家族のことが
ちょっときついみたいな。
自分は辛い家庭だったからとか、
障害がある家族とうまくやれなかったから、
記者さんが書いてるものを見るだけで
きついですとかって言われたこともあって、
その時すごい悩んだんですよ、書くことが。
私はいいけど人を傷つけてるんだろうなっていうのは、
最初、里島さんは誰も傷つけない笑いを
撮ってるって言ってくれたんですけど、
一周回って誰も傷つけないなんてことは
できないんだなっていうのは思って。
それはそうだね。
ビジネスの話とかしても、
いろんな言い方を変えたとしても、
金持ってるやつが言うセリフとか言われたりとか、
思っていれば、
あなたの家庭は毒派じゃないから、
多分そんな母に愛されたんですね、
あなたはみたいな言い方されることもあるよね。
お母さんと仲良しろよとか言うと。
なんでこれ書いてるんだっけって思った時は、
自分のためなんですよね。
何か社会を変えたいとか、
いいことしたいとかっていうことよりも、
自分の方が面白いことをやりたい、
楽しく気持ちでいたいっていうのと、
一つは家族の見方。
弟とかお母さんの見方を増やしたいっていうのがあって、
私だけなんです。岸田家の中で健康で働けるのって、
私が死んじゃった時に、
弟とか母とか助けてもらいやすい、
いろんな人と仲良くなって、
結局うまくやれるんですけど、
弟一人になった時に、
自分でうまく自分のこととか伝えづらいから、
そこが心配だった時があって、
せめて弟の周り、
岸田さんが書いてたおもろい弟くんね、
私がいない世界でもっていうのはあって、
別に何言われてももういいや、
みたいなのはすごくその時に。
前のおれ、その人の話の時に、
その人が絵を描いたのかな、
要は障がい者なんだけど、
絵がすごく売れたっていうか有名になったわけよね。
そしたら周り一緒にいて、
恥ずかしいって言ってて変だけど、
みんな目をかけるんじゃないかっていうのが、
やっぱりコンプレックスもあったのが、
弟にサインとか、
あ、会いたいとカットですって来てくれると周りが。
そんな風になって、
ある意味、弟がそんな風に周りから知っておとされる、
愛されてるみたいな、
思う時に、
絵を描かせてよかったとなってたね。
たぶん、
もし写真で見かけたら、お母さんでも弟でもさ、
あの本読んでたらさ、
お母さん、もしかしてお母さんのお母さんじゃないですか、
弟にもね、声描きやすいと思うんでね、
読んだ人たちはさ。
そんな風に、
たぶんそれが一つの、
プレゼントになるんじゃないか。
まあいいなとは思うんですけど、
私よりも全然人当たりが良くて、
私よりも友達が多いんですよ、
うちの母と弟は。
だからすごい嫉妬してますね、私はここに。
言いますね、自分の方が教えられることが多いかもしれない。
弟は一人で会話しただけでめっちゃ褒められてて、
で、私は褒められないんだろうみたいな風に、
そこで張り合って、
お母さんからよく怒られますね、
あんたは31歳なんだからみたいな。
ケラリマシコっていう絵が何回もあったかもしれない。
でもそういった面では、
逆に言うと、
自分からあげるものもあるし、もらってるものもあるんだろうけどさ。
そうですね。
会社辞めた時に一緒に温泉行ってよかったんじゃないの?
よかったですよ。
自分で何かをめっちゃ乗り越えたってことがあんまなくて、
お母さんの福祉とビジネス
お母さんが歩けなくなった時とかも、
大学で福祉とビジネスを学びたいって決めたんですよね。
お母さんたぶん何かしたいっていうのは。
なんだけど、その時の私の学力じゃどこにも行けないし、
塾もお金がなくて行けなかったんですけど、
近所の生活員の先生が、
どうやら昔塾で教鞭を取ってたらしいという情報を仕入れて、
先生に、頼むから私に英語を教えてくださいって。
お金ない?
俺は毎日居酒屋で晩酌してるから、
居酒屋で酒飲んでる時やったら、
お母さんと一緒に来てくれたら、
1時間だけ勉強してやるわみたいな感じで、
居酒屋だとずっと勉強しようって言ってたんですよ。
ベロベロでめっちゃ喧嘩しながら。
ベロベロでちゃんと会ってるのかっていう。
しかも教えてくれるとかじゃなくて、
ドラゴン・ザクラっていう漫画を前回渡されて、
まず俺が言いたいことは全部ここに書いてるから、
まずこれを全部読めって言われて。
またトルギーのセリフあったね。
ドラゴン・ザクラ、里島さんが編集してたっていうの知らなかった。
そこも運がいいんですよ。
恩人の漫画を作った人がっていうので。
それで受かったっていうのもすごかった。
居酒屋での勉強
大学入って、何もできないな自分って思ってた時に、
学生と出会ってベンチャー企業一緒にやろうぜってなったのも運がよかったし、
ブラちゃんの記事を書こうって思って、
それを読まれたのもすごい運がよかったしっていうので。
プロフィールだけ言うと超運が悪いんですよ。
お母さんが、弟がみたいな。
だけどギリギリのところで死なずに
全部回避していってるというか。
ドライブ感がある。
ブラちゃんの記事書いて、今はNHKのドラマになるって言ってる。
そうなんですよね。びっくりして、
ずっとまたまたって言ってたんですけど。
文章もある意味、
サイダーになるなと思って。
言ってくれる人いない。
時代が追いついてくれたんですよ。
自分が7歳の時にお父さんがパソコン買ってくれて、
お前友達おらんって言うとるけど、
お前の友達はこれからパソコンの中におんねんって言ってくれて。
当時電話回線使ってパソコンやってたんで、
めちゃめちゃ電話代が高い中で、
ずっと掲示板とか知らんおっさんの日記とか
ずっと見てギラギラ笑ってた時期に、
周りでそんなことやってる人誰もいなかったんだけど、
ようやく今になってみんながスマホで
ちょっと移動中に何かお物を読みたいなって思ってくれるような時が来て、
この時期にノートっていうプラットフォームがあって、
それだけでなんとか食べていけるっていう時代に
見ることができたんで、
すごいうまく拾われたなっていう思いはありますね。
家族と別れて家帰って、
お母さんの車一人で物を片付けてさ、
ガランとした部屋の中で静まりかえった音がうるさくて、
私は少し泣いた。
書きましたっけ?
文学やこれ見た?
かっこいいかっこいい。
静まりかえった音がうるさくて泣きたくないよ。
書いたっけそんなの?
納得が。
無意識で書いた物を褒められると嬉しいっすね。
瀬戸内ジャクチョに行き出してきたよ。
本当ですか?
ジャクチョなん?
確かに、
行くたびに、
案を作るのが一番夢ですからね、女の。
後も丸めて説法できるようになってくる。
説法、
落語みたいなエッセイで褒められたことが
すごく嬉しくて、
確かにこれを一生喋り続ける人間になるかもしれないですね。
晩年は。
我慢の前で喋る老婆のようにこれを。
これを一生喋り続ける人間になるかもしれないですね。
喋ったり書いたりと、
どっちも楽しみだからさ。
ありがとうございます。
頑張って続けてください。
瀬戸さんのポッドキャストやられてますからね。
もう何もやってないですね。
本当ですか?
恋愛相談のやつとかを、
夢を叶えるゾーンの水野啓也さんとかとやってたんですよ。
アメッチの部屋にも出ていただきました。
本当ですか?
すごい憧れで面白かったんですけど、
私がセキュラなことを話しすぎて、
とてもポッドキャストじゃ流せないような
恋愛相談ばっかり届くようになっちゃったらしくて、
一旦上の方から、一旦休みましょう。
今はお休み。
あまりにもこれは答えたらどっかで裁判が起きるんじゃないか
みたいなものばっかり来るようになっちゃったんで。
裁け出すのも困りごとですよね。
いやいや。
ビジネストークじゃなくなってきたんで。
あれびっくりした。対魔の話。カットされてねえと思って。
丸山ゴンダレスさんですね。
めっちゃ面白かったです。
ゴンダレスの次にこれ来るかって感じだよね。
もっとカットすれすれの話をしたらよかったかもしれない。
色んな色があって面白いよ。
じゃあ今後ブログまた続けて読ませてもらうから。
ありがとうございます。
投げ捨てはしないかもしれないから。
逆にしそうでしないっていうギリギリの
河山さんがしそうで手を引っ込め続けてるらしい
みたいな話が一番おいしいから。
チャリンって行くまでを。
難しいですね。
よいしょする記事とかでも無理で。
泣かせる記事でも無理なんで。
うまく壺をつけるかみたいな。
チャリンとしたらもう一本見たということで。
楽しみにしてます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
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