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みなさん、こんにちは。ナビゲーターの伊藤由美子です。
建築士伊藤由美子のCozy Spaceへようこそ。
Cozy Spaceとは、日本語に訳すと、居心地の良い空間という意味になります。
この番組では、居心地の良い場、空間とは何かということをテーマに、
あなたらしくいられる、ちょうどいい場所を見つけるためのラジオ番組です。
素敵な方々にインタビューさせていただき、
ついつい夢中になってしまうことや、個性を生かして自由に生きること、
そして、日々気持ちよくいられるヒントなどをお伝えしていけたらと思っています。
建築士伊藤由美子のCozy Space第20回
今月のマンスリーゲストは、リサイクルショップオーナーであり、
アゲマン講座という講座もやってしまう、ワッカンさんこと若山陽一郎さんです。
ワッカンさんは、2020年の11月に、
ラッキーマン、何者でもない僕が何者かになる物語、という自助伝を出版されました。
今月のワッカンさんへのインタビューは、その本の中に書かれていたことで、
私が特に伺いたかったことをお聞きしています。
今回は、なぜテレビ番組アナザースカイに出演してみたいのか、
ワッカンさんのチームでの活動と一人だけの時間、
失敗をラッキーに変えてしまう秘訣、
ワッカンさんのご良心についてお話をしていただいています。
では早速、ワッカンさんこと若山陽一郎さんのインタビューをお聞きください。
私、ラッキーマンという本を読ませていただいて、
最初にテレビ番組のアナザースカイに出演したいと書いてあったじゃないですか。
絶対出れるよなと思ったんですけど、
言ったもん勝ちというか、自分がこうしたいというのを、
一人でも、友達でもいいし、多くの人に言うと実現するなという、
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私もそういった過去があったんで、言っとこうという感じに思ったんですけど、
ただ、ドキュメンタリー番組、私も大好きなんですよ。
人の人生を見たりとか、ストーリーを感じられるのがすごい好きなんで、
いろいろ他にもあるじゃないですか、ドキュメンタリー番組、
過去にもあるし、現在やっている番組もあるし、
でもそこでなぜアナザースカイなのかなと思ったんですよね。
単純に僕は一視聴者として、アナザースカイが大好きなんですね。
その理由は、僕、旅が好きなんですよ。
アナザースカイって旅をしながら、当時の自分のつらかったときにどう思ってたかとか、
過去のうよ曲折の人生を振り返るために、どこかの場所に行くわけですよね。
そこの旅をセットにして、自分の人生観を語るっていうのがすごく見てて、
かっこいいなと思うんですよ、毎回誰の回を見ても。
全然好きじゃなかった俳優さんとかがアナザースカイに出てみると、好きになったりするんですよ。
やっぱりそのロケーションもあるし、その人の人生観にも触れて、
っていうのが僕の人生のテーマで、旅するように生きようっていうのがあるんですけど、
そこにすごくドハマりしていて、
本当にドンピシャだったんですね。
そうなんですよ。だからアナザースカイは毎週見てますし、
自分が何か出るんだったら絶対アナザースカイしかないなっていうイメージなんですよね。
私もちょっとアナザースカイをネットで調べたときに、
コンセプトとして海外の第二の故郷か憧れの地をテーマに語るって書いてあったんですよ。
だからワッカンさんの本を読んだときに、
世界一周旅行とかされてたりするんで、
そのあたりが興味があるところかなと思ってたんですけど、
例えばこれアナザースカイ出ますとなりました。
なりました。
どこに行きます?
僕はサントリー二島ですね。
いろいろ行きたいところは実際あるんですけど、
サントリー二島で僕はすごく人生が変わったので、
ギリシャに行きたいですね、アナザースカイとして。
あとはカンボジアも捨てがたいんですけど、
ずっとカンボジアの支援もやってきて、
カンボジアで僕の人生が変わったっていうのもあるので、
カンボジアか日中に渡ってやってもらいたいですね。
そうですね。
じゃあ前編後編ということで、一周目はギリシャ、
二周目はカンボジアぐらいの感じが一番いいですね。
じゃあアナザースカイ関係者の方を知っている方がここで聞いていましたら、
ぜひこういう熱い男がいるということで伝えていただけたらなと思うんですけど、
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具体的にイメージするって本当に大事ですもんねって思うんですけど、
そのサントリーニットでの人との出会いとか、
いろんなことがお父さんの子供の頃から今に至るまでのことが
その本の中に書いてあると思うんですけど、
私ちょっとその中で、あれこれってこういうことなのかなって
勝手に思ったことがあったんですけど、
まず子供の頃に女性にモテたいっていう気持ちもありながら
サッカーを一生懸命やってたサッカー少年だったと。
あることがきっかけで高校時代かな、バトミントン?
はい、中学校時代ですね。
中学校時代ですね。バトミントンやられてて、その後これが高校ですかね。
ダンスをされてたっていう。何かに打ち込んでるんですね、いつもね。
そうですね。何かに打ち込んでますね、いつも。
今もまあいろいろ打ち込んでると思うんですけど、
サッカーってすごい、一人でプレーするんじゃなくてチームプレーじゃないですか。
バトミントンってシングルじゃなくて。
シングルもダブルスもありますけど、僕がバトミントン部に入った理由は
バトミントンがやりたくてじゃなくて、本の中にも書いてあるんですけど、
病気をして運動ができなくなってしまって、中学校に上がった時にも運動ができなかったので、
でも文化部じゃなくて所属を運動部にしたいっていう変なこだわりプライドがあった時に
バトミントン部が唯一バトミントンしなくていい部活だったんです。
要はヤンキーの先輩たちの溜まり場だったので、
じゃあここだったら運動しなくていいし、運動部に所属できるなってことで
バトミントン部に入って、別に特に一生懸命バトミントンやってたわけではないです。
ヤンキーの先輩とどううまく人間関係を作っていけるかってことに打ち込んでました。
ダンスも一人で踊れるけどチームを作ってたって言ってたじゃないですか。
チームを作って活動してました。
今バナルもチームでやってるってイメージが動画からもすごく思ったんですけど、
一人じゃなくてチームでやるっていうことが若さの中でかなりキーワードなのかなって思ったんですよね。
やっぱりチームでやっていくっていうのが僕の好きなスタイルというか、
極論を言うと僕何にもできないんですよ。
本当に何にもできないんですよ。本当に一人では。
一人では何にもできないので、やっぱり能力を持った人たちをたくさん集めて
みんなで一個のことをやったほうが大きな結果が出せたり、
一緒に何かをやる人がいたほうがうまくいったときに
共感ができる、達成感が味わえる。
何か落ち込んだとき、うまくいかなかったときは
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慰め合ったり助け合ったりできるじゃないですか。
そういったのが僕は好きなんですよね。
やっぱり一人だけじゃなくて喜び合えるとか、
そういうのってやっぱり幸せが倍増以上なものがあるかもしれないですよね。
ただ一人もすごく好きなんですよ、実は。
そうなんですね。
何かを基本はみんなでやっていきたいというスタイルなんですけど、
そのポイントポイントで一人にいたいときもあって、
やっぱり自分と向き合って、旅とかは特に僕は一人が好きで、
そこは一人旅。
人に気を使いたくないので、人に気を使われたくないので、
一人旅が好きなんですよね。
一人旅もそうです。本を執筆するっていうことの作業ももちろん一人じゃないですか。
もちろん一人じゃないですか。
それって自分を内観する時間に当てたいってことなんですかね。
そうですね。多分内観する時間が好きなんでしょうね。
自分と向き合う時間が。
本当に本を書いている時間はすごく幸せでしたね。
よく本を書くとき、大変だよとかつらいよとか、
執筆で脱落して出版に至らなかったという人もたくさんいるらしいんですけど、
僕はこの時間が永遠に続けばいいのにと思うくらい、
初めて書いた本なのに、たった3ヶ月で書き上げたんですよ。
早い。書いたことはないですけど早い気がします。
でもむちゃくちゃ早いって言われました。
1年ぐらいはかかる人がザラにいるっていうので、たった3ヶ月で書き上げたので。
その時間も本当に至福の時間だったんですね。
そうですね。特にコロナが待った中で、
不要な外出ができなかった分、僕は打ち込めたので。
自分ともきちっとさらに向き合う時間が取れたってことですね。
はい。
なるほど。
じゃあ、チームでも幸せを感じれるし、
一人の時間でもいつでも幸せを感じれるってことですね。
そういうことですね。
ラッキーマンはいつも一人の時間で幸せを感じるんですよね。
いつでもラッキーなんだな、やっぱり。
そうなんです。結果何でもいいっていう。
何でもいいってことですね。
本当に。
面白い。自助伝ってハッピーなことばっかりじゃないですか。
誰の人生も絶対に幸せ続きってことはありえないですよね。
そうですね。
何かチャレンジしてる人ほど失敗の数って多いと思うんですけど、
いろんな方に出会っていって、
それをアドバイスいただいたりして、
それを素直に実行して乗り越えていくっていうストーリーが
いくつか出てきてると思うんですけど、
その中、今ちょっと言っちゃってるかもしれないけど、
大変な時期に乗り越えていくときに、
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自分がすごく大事にしてたものって何ですか。
やっぱり素直さですね。
本当に誰に聞いても成功するには、
素直、プラス思考、勉強化っていうこの3つのキーワードが
必ず誰の口からも出てきていて、
特に僕は勉強もしてこなかったですし、
人以上に頭のキレがいいなんて当然思えなかったので、
この素直さがなくなったら終わりだと思うんですよ。
今もですけど。
そうですかね。
だからあれこれ自分で考えてやったところで、
うまくいってない人なんだから、
うまくいくわけじゃないみたいな。
だって過去の自分の価値観選択が今の自分を作ってて、
その当時自分に納得してないわけなので、
その延長で自分のプライドを守り通したところで
うまくいかないので、
もちろんアドバイスをもらいに行く人はものすごく考えて選びますよ。
そうですね。
誰から構われアドバイスを受けて素直にはもちろん聞かないですけど、
自分じゃなくなっちゃいますよね。
そうです。だからちゃんとアドバイスをもらう人だけはしっかり考えて、
聞きに行く人はかなり厳選はしますけど、
その人からいただいたアドバイスはもう素直に実行するっていう。
何言われても素直に実行するってことを決めて聞きに行ってたと思います。
なるほどね。先にも決めてるんですよね。
そうですね。だから何言われたから聞く気がないじゃなくて、
聞きに行く時点でやるってことを決断してたと思うんですよね。
この人がっていうところが大事なんですね。
そうですね。本当にまさにそうですね。
人がそこがキーなんですね。
ですね。
そっか。そのラッキーマンの本の中でもいろんな人が少しずつ出てくると思うんですけど、
和歌さんの中でこの人素敵だなっていう光るポイントって何かあるんですか?
共通点みたいなの。
共通点。でもそうですね。
皆さんいろいろ個性ある方々ばっかりなんですけど、
基本的に僕は年上の人とパートナーになることが基本多いんですよね。
人生のきっかけになっている人たちが全員年上なんですけど、
でも皆さんの共通点はやっぱり偉そうにしてない。
すごいのに偉そうなことしてない。
偉そうなこと言わないから僕みたいな年下で、
それこそ何者でもない人にでもすごく謙虚に低姿勢で推してくれてるなってのはすごく感じましたね。
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謙虚さっていうところをそういう人たちに触れていくことによって、
自然と若干その中にもビジネスをするにしてもその部分はすごい大事にしてるところ。
そうですね。謙虚な人の方がかっこいいって思わせてくれたんですよ。
なるほどね。
俺すごいでしょとか、そういった方たちも好きなんですけど、
自分が思う美学っていうのが、そういった言わないところを背中で見せていくところというか、
謙虚さの中で感じさせていくところが、本当にすごい人の方が本当に謙虚ですよね。
自分に自信があるからだと思うんですけど。
そうですよね。承認欲求って誰にもあるじゃないですけど、承認は外に求めなくて、
自分の中で承認自分でできるから、そういう謙虚でもいられるし、
他の人に俺すごいよって言って聞かなくても済むというところがありますよね。
そうですね。
なるほど。やっぱり精神性が高いんですね、そういう方は。
そうでしたね、皆さん。
お父さんの話も書いてあったんですけど、すごくたくさんは出てきてないんですけど、
お父さんがずっと見守ってくれた、お母さんもそうですけど、そこがグッと来たんですよね。
グッと来ました。ありがとうございます。
やっぱり、なんて言っても親ってどう考えても味方じゃないですか。
そうですね。
おそらく、私が本の中で読んで読み取った感じなんですけど、
いろんな口出しをするわけじゃなくて、幼少児者のポイントだけちょっとどうなんだと聞かれて、
そっと援助をするっていう姿が、これはやっぱり親って素晴らしいなって。
本当に思いました。でもそれは今でこそそう思えるんですけど、
昔は親父みたいになりたくないっていうのがもう口癖で、
絶対にあんなつまらない男にはならないって本当に昨日思ってたんでしょう。
それって本の中に書いてないですよね。
本の中には、今はそう思ってないので、書かなかったんですけど、
でも昔はもう親父のことが嫌いで、楽しんでないように見えたんでしょう。
仕事ばっかりして、眉間に背を寄せて、何か僕がやろうと思うなら、
いちいち口を出してきてっていうのが。
口を出してきたんですか?
もちろんずっとじゃないですけど、ダンスやってた時もまずは否定されたし、
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ダンス辞めて社会に出る時もすごく否定をされた。
僕がつく仕事に対して否定をされたりとか、基本あるんですけど、
でも結局ただ否定だけをするんではなくて、否定をする、でもそれでもその先それを続ける、
じゃあそこまで本気だったら俺を応援するよって必ずそういったスイッチを持ってる人だったので、
ただ否定だけをして援助してくれなければ、僕は好きにはならなかったと思うんですけど、
結局僕がどうであれ、親父の思い通りにいかなくても
僕自身が応援をする、支援をするっていうところがすごく信頼ですよね。
そうですね。最初は親だから心配があって、まず確認すると思うんですよ。
お前どういうつもりでこうやろうとしてるんだって。
まず心配があるじゃないですか。私もそうですけど、若さもお子さんいらっしゃるので。
気になるじゃないですか。そこで確認して、こういう信念を持ってやろうとしてるんだっていうのがわかれば、
全面的に今度は応援したいですもんね。
そうですね。でもそれが本当に1回、2回だけじゃなくて、何回もそういった姿を見せてくれたときに、
すごく父親のことを尊敬の眼差しに変わった瞬間でしたね。
あと大人になって、すごく自分が子供ができて、親になったときに、
初めて親の気持ちがわかって感動したというか、
そうですね。本当に。
自分が子供に対して抱いている気持ちとか、
親父も全く同じこんな風に僕のことを思ってくれてたんだと思ったときに、
そりゃあ仕事ばっかりするわなって、遊んでばっかりいられないわなって、
そりゃあ心配だから口出しするわなって、なんか理解できたんですよね。
やっぱりその立場になると本当にわかりますね。
本当に。だから今は父親みたいになりたいって心からは思いますね。
そうなんですね。
お母さんとお父さんと、それぞれ何か受け継いでいるものはあると思うんですよね。
はい、ありますね。
お父さんだとどういうところを受け継いでいると思います?
やっぱりそういった愛情の部分ですかね。
父親から愛というものをすごく受け取ったなってすごく感じますし、
あとはコツコツ真面目にやっていくと必ずいいことがあるよってことも、
父親のいろんな過去の実績を見てすごく思いましたね。
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大事なのは上っ面じゃなくて、本当にこの深いところ、心の中にあるってことが感じましたね。
そうですね。
母親はどっちかというとすごくアーティスティックな方で、お茶とお花の先生をやっていて、
そういう自己表現とか、どちらかというと派手な方なので。
そうなんですね。お父さん、薬剤師って書いてるんですか?
そうですね。すごく寡黙で、どっちかというと表に出ない人ですけど、
母親はもう表にどんどん出てきた人なんで。
そうなんですね。華やかな感じですね。
母親はそういうところもすごく受け継いでいて、感性、
だいたいある程度のことは何となく感覚でできてしまうっていうのが、
これは母親から受け継いだものかなと思ってますね。
それかなり武器ですね。感覚的にできてしまうっていうのは。
お花の先生とかやってらっしゃるんですよね。
そうですね。昔はすごくお茶とかお花とかを僕も習わされてたというか、
一時期こうやってたんですけど、なんで俺こんなことやるんだよって嫌だよって言って
やめたんですけど、その時ちょっとかじった程度でも、
それがすごく今になって生きてることってすごく実はあって、
無駄はないなって思いますね。
私もお茶はちょっとやったことないんですけど、お花習ったことあるんですよね。
その時に自分のなんていうのかな、一人の、
習ってはいて他の人はいたとしても、その作品に向かって自分一人の空間ができるじゃないですか。
それがすごく心地いいなと。
楽しいですよね。
お母さんとお父さん。
よく夫婦だとちょっと違うところを持ってる二人が一組になるから、
いい感じに人生歩んでいけるっていうところがある。
やっぱり違うところを持った面がある方同士なんですね。
そうですね。
やっぱりそういう親から自分が、今の自分のベースになる部分があるっていうことを
確認できると、よりまたその親に対しての愛っていうか、
深まりますね。
深まります。
深まるなって。
わっかんさんこと若山陽一郎さんにご登場していただきました。
次回は、わっかんさんが講師をしているあげまん講座のお話をしていただきます。
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