054 発達支援を室内から野外へ、自然の中でのどんな変化があるの?〜西海石さん対談その2(シェルハブ・メソッドしおがま)
2022-06-22 26:56

054 発達支援を室内から野外へ、自然の中でのどんな変化があるの?〜西海石さん対談その2(シェルハブ・メソッドしおがま)

お話を伺ったのは、シェルハブ・メソッドという手法を通して子どもの身体の発達をサポートしている宮城県塩竈市在住のシェルハブ・メソッドしおがまを主宰する西海石みかささん。 子どもの発達の専門家で、子ども達を自然の中に連れ出す活動にも取り組んでいます。

対談第2回目は、なぜ子どもを自然の中に連れ出すのか、その理由を子ども達の具体的な様子から掘り下げました。


室内でレッスンしていた障害のある子と散歩しようとした時に、平らでない玄関で足が一歩も出せなくなった場面に遭遇したのが最初のきっかけです。シェルハブ・メソッドでは、バランスが重要視されています。一番学べるのは、舗装されていない地面の上を歩くことなので、子ども達を定期的に自然の中に連れて行っています。

ある山を下山する時に、普段レッスンしているダウン症の子は迷いなく岩場を四つん這いになってを下りて、それも驚いたのですが、レッスンを受けていない健常の女の子は降りられず泣いてしまったのです。その子はハイハイをしないで、歩き始めたとのこと。このように、自然の中に連れて行くと、大人が気付いていなかったことを教えてくれます。


▼対談相手 西海石みかさ(さいかいし みかさ)さん

https://shelhav-shiogama.wixsite.com/main https://twitter.com/shelhavshiogama

  • シェルハブ・メソッド国際認定指導者
  • シェルハブ・メソッドしおがま主宰
  • 障害児個別指導者
  • 障害児教育でJICAシニアボランティア3カ国派遣
  • ダンスワークショップファシリテーター
  • 教育学修士
  • 元教員(小学校、聴覚支援学校、特別支援学校等経験)

▼合わせて聴きたい

053子どもの発達の専門家が、子どもを自然の中に連れ出す理由その1〜シェルハブ・メソッドって何? https://anchor.fm/kamakoma/episodes/0531-e1jjm1p

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さんこまラジオ、築95年の古民家で馬3頭とともに暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている三陸駒舎のきびはらがお送りしています。
さて今回は、前回からの続きになります、シェルハブ・メソッドしおがまを主催する西海石三笠さんとの対談の第2回目ということで、
いよいよ本題の子どもの発達と自然との関わりみたいなところについて深掘っていきました。
ちょっとなかなか面白い事例というか、なるほどなというのもありましたので、ぜひお聞きください。
馬ともすごく、僕の実際に現場の取り組みともいろいろつながっているなということも感じました。
はい、ということで第2回目です。
それではどうぞ。
歩き出したらむしろ外に出した方が、うちの中でスタジオみたいなとこでレッスンするよりは野山をする方がよっぽどいろいろ使える、刺激になるなと思っていて、
明日もあるんですけど、外でっていうふうには考えています。
今日の本題はそこなんですよ。
今前段で実はまだ、本題は三笠さん、子どもたちを野外に連れていくような取り組みを塩窯でもされたりとかしてるじゃないですか。
シェルハブメソッドをやられている三笠さんから、自然の中での遊びとか、自然体験ってどういうふうに見えてるのかなとか、どういうところにすごく興味というか、良さみたいなのを感じているのかなというのをちょっとお聞きしたくて、
子どもの体の発達と自然環境みたいなところを少しお聞きしたいなというか、そこの中でたくさん聞きたいなと思ってました。
自然体験から、自然体験の専門家としてやってる人と、私みたいに全然そうじゃないのに。
そう、そうじゃないのにやってるのが面白い。それが聞きたいな。そうなんです。
わかりました。よくわかりました。
なんでシェルハブメソッドをやってた人がそっちにグググッと行くのかなぁという、そういう興味があって。
ずっと長くレッスンしているお子さんの中に障害があって、ルビンシュタインテイビーっていうすごい珍しい障害があって、
私ずっと長くレッスンさせてもらってるんだけど このお子さんが歩けるようになって
うちの中も普通に歩けるようになったときに
03:00
お散歩行きましょうって何気なく提案したんですよ それは
そしたら本当自分でもあのそういうふうになる 難しさがあるとは思ってなかったのにびっくりするぐらい
玄関の叩きを出た途端に
歩けなくなったんですよ 足が出ていない
足を前に出すことができなくなっちゃった そしてもちろん泣くんですけど
なんでと思ったのって 気持ちのことをつい考えちゃうけど
とっても積極的に遊ぶお子さんで レッスン楽しいお子さん
そんなに違うと思っていたのと ちょうど同じ時期に
父が ただいま91歳で当時の
まだ88歳とか ちょっとはっきりしたいんだけど
えっと
ルビーシュタインとごっちゃになっちゃうから レビィ招待型認知症
ルビーだかレビィだかっていうか レビィ招待型認知症の診断を受けて
歩きが難しくなったんですよね
最初レビィ招待かどうかもわからなかったけど 歩きが難しくなって
どこが難しいかっていうと 特に外を歩けなくなったの まずそれに気がついた
最初足腰の問題かと思ったんだけど
道路って ちょっと例えば
歩道でも水平とってないじゃないですか 傾きがある
そうですね 雨降った時に水が流れやすいように どっちかに傾いて 大体外側に
傾きに沿って行っちゃうの 傾いてる方に
体がそっちにずれていっちゃう
そっち危ないからって言っても そういう問題じゃなかったんだよね
うまくそれに対応することができない
外を歩くのはとっても難しいなと思ってたのと そのお子さんが外を歩けないっていうのを見た時に
自然の中じゃなくても普通の街の 歩道とかでも
うちの中で水平とっている床面とは 全く違うんだっていうことに気がついたんですよ
06:06
で これはうちの中だけで
過ごしていたら大変だなって思う
本当に全く違うんですもん その姿が
で そのお子さんの方はずっとレッスンの中で やっぱり外を歩くっていうのが絶対鍛えてくれると思ったのは
シルファメソッドでも歩けるようになったら こういう遊びがいいんじゃないっていうのがいくつもあるんだけど
その中で大事なのがバランスをとる
めちゃめちゃ大事な要素で
赤ちゃんの時代 床にくっついている面積が大きい時は 床面を利用するっていうのがすごく大事な要素だったんだけども
床面に接しているのは足の裏だけになる すごい狭いところで
確かに
全部そこからその上の部分はそこのバランスをとって それを調整しないとできなくなるので
立ち始めてからのすごく大事な課題は やっぱりバランスをとるっていうことだと思うんですね
で 例えばレッスンの中で 室内であっても
ボールを蹴るとかもたくさんやるんだけど
ボールを蹴るときって片足立ちにならなきゃいけないし
その時に振っている足を安定して振れるためにどう支えるか 重心をどこに持ってくるか
学ぶ要素がいっぱいあるんです
室内でもそう考えるけれども
さっき言ったみたいに 外に出たらそこを学ぶ機会だらけだなと思って
うちの子どもたち 遡ればもう40年も子育て中に
散歩大事ってすごく言われていた時期で
本当に私も散歩に連れ出していたし 保育園でも毎日連れて行ってきた時代で
これだったのかなと思って
それは一番学べるのは 舗装されていない自然の中じゃないって思ったんです
ただレッスンを続けているお子さん ルビンシュタインっていう
彼はいきなりそこには行けなかったから
09:01
もうママに協力していただいて 車で例えばちょっと
自然の地形が残っている公園まで連れて行って
その中で遊んで学んでもらって 車で帰るみたいな
そういうことから始めて
これは彼だけの話じゃなくて いろんな子どもたちがやっぱり
今なかなか学びにくいことなんじゃないかなと
自然の地形があるところは 一番は山じゃないと思ったけど
しょっちゅう行けないから 私車でもないのでね
イベントとしてそういうことをやりましょう っていうふうにした
それを初めて見て
すごく印象的な子どもたちの様子とか 変化とか
何か紹介いただけるものってありますか
いっぱいあるんだけど
いまだにもう1回姿を見たいと思うのは
仙台市内に大白山っていう 市民ひこいの山があるんですよね
仙台市の方はご存知かもしれないけど 結構最後だけすごい岩場になっていて
鎖場って上ったり下ったりが結構大変
最後だけっていう山なんだけど
そこにイベントで2回ぐらい行ったんですよ
最初はもうふもとの自然散策路みたいな
頃だけだったんだけど 2回目行ったときは
年齢層もバラバラだったの
本当に赤ちゃんから何歳までいたんだっけ
小学校4年生まで
小学校になれば山ぐらい登りたくなるんじゃないかしらと思って
登りたい子だけ山の山頂まで行って
みんな無理しないで行きたくなければ そこは行かないでスルーして帰ってくる
人員配置もして
全員登っちゃったの
もう本当に
どういう子たちが来てたんですかそれは
障がいのあるお子さんもいて そのときは男性のお子さんが
12:00
でも2人かな
あとは障がいがないけど年齢層が
もちろん1人
もうすでに1歳になってたのかな
パパと一緒にパパがいるんだけど
それ以外だと一番小さくて4歳だったかな
なんですよ
鎖場がね山じゃないですか
私その年長さんの男性のあるお子さんと一緒に登ってた
普通というか歩くの遅れがちだったから
一番最後を見守る
そうすると彼と一緒になる
そしたらね
岩登りはね問題なかったの
私何の手助けもしなかった
それは迷わず彼が四つん這いになって
ガシガシこうやって登ってったのね
登っちゃったと思って
だって降りなきゃいけないじゃない
そこ気になってました
登ったら降りるよ
登っちゃったと思って
でもみんな待っててくれてた山頂でね
拍手してくれたりして
すごい多分気分良かった
おにぎり食べてさあ降りるよって言ったら
心配してたその男性を持ってる
彼は迷わず後ろ向きになって
四つん這いで足からこうやって降りて
迷いが全くなくてガシガシ降りていく
大したもんだなと思って
その時にすっごくお兄さんの苦労してたのが
障害はない四つん這いで
身軽な子なんだけど
手を口につけない
手がつけられなかった
こうやって後ろ向きになったら絶対自分でできるよって言っても
泣きながらお尻もつけられないし
あれ本当にもうその時はママが月切りになって
15:00
やってたけど
すごく考えちゃった
だからよく覚えてる
シェルハーメソッドでは階段登ったら
登りたがるんですよ割と
積極的に登ってもらうんだけど
登ったら降りる練習をするのね
危ないから
その時には必ず後ろ向きになって
四つん這いで何だったらお腹をつけて
階段降りる練習っていうのをするんだけど
これをしてるかしてないかがこうやって出るのかもしれない
そして山に登らなければそれに気がつかないかもしれない
後から聞いたら
身軽で降りられなくて泣いちゃった
はいはいしなかったんです
ママにちなみにはいはいはしてたって聞いたら
この子しないで歩いた
しないで歩いちゃった
手をうまく使うことが経験がないから
経験がないとやっぱりパッと出てこないんだなと思って
あんな究極の場面が
でも山はそういうことを教えてくれていいな
なるほど
山の専門家からすると
そんな子なんで連れてったのってなるかもしれない
でもなんか今聞いてて
ダウン症の男の子も
登ったらみんなに拍手されて歓迎されたりとか
そういう達成感みたいなものだったりとか
いろんなものがそこで
織り混ざってるというか
ただ登るだけじゃなくて
本当にそれは山頂に行った唯一の経験で
泉畑がとても良くて
それも仙台市内の山なんだ
もっと高いんですよね
でももっと裾野も広くて
山頂に行きたいっていうのは
大人の思い込みかもしれない
その時泉畑の時は思いました
行きたがらないの別に
台北さんの時は何でもみんな行きたかったのに
と思うんだけど
泉畑で山頂まで行ってもいいなと思って
下見もして
ガイドブックみたいなの作って
結局登山と入り口まで
楽しく遊びながら歩いて3時間
18:03
入り口まで行くのに3時間
途中沢に入っちゃって
色々そこに
分かるな
うちも馬がいるのに乗らずに
昨日は焚き火して遊んでました
今見つけた自然ってすごく豊かにあって
大人はこれが目標みたいに思いがちなんだけど
本当そんなことはなくて
子供はそれを見つける
探求しがいのありそうなものを見つけるんだよね
きっとね
だから
沢は
入るかも
思った瞬間入ってるかも
予定ではなかったんですよ全然沢は
もしかしたら入るかも
もしかしたらぐらいの話で
予定ではない
それも一つの魅力ですよ
色んなものが要要素というか
自然の中に回って
それ何を選び取るかっていうのは子供次第というか
泉畑は結構4回ぐらい行ったんだけど
とても行きやすいし
子供も
選べる刺激が多いので
予定外に沢に入った次の回には
ライフジャケット持って行きました
そんな沢じゃないんです
谷川さんの前にある川より
さらにちっちゃい
ここでは絶対溺れないっていうところではあるんだけど
一応持ってきました
そうですよ
色んな刺激というか要素が詰まってるから
大人たちが
思い描いてるところからピョンと飛び出ていくというか
出来事も含めてさっきの
4歳の子が降りれなかったのも含めて
それも予想してなかったことですよ
逆に多分きっと逆
逆の話かなと思ってた
ダウン症の子が色々あって
逆なんだと思って
面白いなと思って
ダウンの子って結構体幹弱かったりとか
筋筋腸苦手だったりする子たちが多いから
21:00
グッと力込めて何かするとか
結構苦手な子は多いけど
違うんだみたいな
彼の場合ね
そしてそういう経験を自然は必ずさせてくれるじゃないですか
腹を入れて上り上がらなきゃいけない
筋肉の使い方を学ぶ機会がすごくあって
ダウン症の子さんが筋筋腸が弱いって言われているけれども
そういう姿を見ていると
それも経験なんじゃないかな
確かに
確かに腱が緩いっていうのは
鍛えようがなくあるんだけど
だから股関節がビャーって広がって
できたりするけど
だけど筋筋腸については学べるんじゃないかと
結構強く思いました
それは一度
阿波シェルハムにも直接
ダウン症のあるお子さんと付き合いがあったのですね
指導者講習会を受けている最中に
阿波シェルハムに直接
ダウン症を持っているお子さんについては何か
特に気をつけることとか
聞いたことがあるんですよ
そしたら
筋筋腸が弱いとは言われるけれども
学べるので
たくさん刺激してあげてください
なるほどね
ポンポンむぎゅうという方法
私たち
レッスンの一番最初に必ずやることとして
やってるんだけど
筋肉をタッピング
日本語で叩くって言うと語弊が
本当にポンポンですね
ポンポンしたりむぎゅうっていうのはスクイーザーで
ぎゅうってする
そのことで筋肉がここにあります
体の地図って言い方も
お子さんの脳内に体の地図を作る手伝いをするために
ポンポンとむぎゅうするんだけど
そうするとここに自分が動かせる部分があるんだ
っていうのを学べるんですよね
いくらゆるくても
そうすると使うようになるので
使いさえすれば筋肉は別に
この子はダウン症があるからつかない旅行とかは
それはないんで
使いさえすれば
繊維は発達してくれるから
24:00
なるほど
可能性はめちゃめちゃあると
僕の馬の師匠も同じようなこと言ってて
ダウン症の子は早めに馬乗せた方がいいって言ってるんですよ
体幹しっかりしてきて
筋肉もたくさん地域入ってるんで体全体に
そうするとシャキッとした
ダウン症の子が育っていくよって言ってます
そうすると全然変わって
しかもダウン症の子って人当たり良かったりとかして
すごく愛されて
しかも体も動かせると
いろんな仕事もできたりとかして
すごくいいよって話はしてました
私もそう思います
なるべく早いうちに
そして思えばそう
馬に乗ってるときの振動はポンポンととても似てる
なるほど
馬の立て入れですよね
特に早足したときに全身が揺らされて
振動が伝わるっていう
めちゃめちゃ良さそう
なるほど
はいどうだったでしょうか
ということで第2回目は子どもの発達の部分から見た
自然の役割というか
というところについて
いろんな現地での出来事というか
事例をお聞きしていきました
次回は第3回目ということで
そういう取り組みをしている
再開始三笠さんから見た三陸本社って
こういうとこいいよねっていうような部分について
ファボってるというか
色々聞いています
ぜひまた次も聞いてあげればと思います
ということで今回も聞いただきありがとうございました
ぜひ三駒ラジオの感想とかご質問とか
こういうことをちょっと話してほしいとかっていうことがあったら
ぜひメッセージをお寄せください
概要欄にいろいろ
これも合わせて聞くと面白いよっていうような
放送会の紹介だったりとか
あと質問箱
匿名で送れる質問箱みたいなものも
用意してますし
YouTubeで聞いてる方は
これ音声だけの
ラジオ的な感じで
ポッドキャストって言うんですけども
それで配信してるリンクもありますので
そちらに飛んでいただくと
YouTubeの講師はゆっくりめなので
新しい内容とか
一番最新の回もそちらで聞くことができますので
よかったらお聞きください
はいということで
今回もお聞きいただきありがとうございました
それではまた良い一日をお過ごしください
26:56

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