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さんこまラジオ、地区95年の古民家で馬さんとともに暮らしながら、子どもたちへのセラピーの活動をしている三陸駒舎のきびはらが、馬との暮らし、子どもとのかかり方、ホースセラピーなどについてお話ししています。
さて、今回は子どもたちの成長とか支援をしていく上で、ポイントとなるというか、馬を作っていくときの視点、ポイントをお話ししていきます。
名付けて、3つの歯車をかみ合わせよう、です。
すでにタイトルから3つの歯車というふうに出ているので、これをうまくかみ合うような形で設定ができれば、子どもたちが生き生きと学んだり成長することができますよ、というお話です。
これ実は子どもに限らず、例えば働く職場とか大人にも当てはまりますし、いろいろな組織とかそういったところを考えていく上でも使える考え方です。
まず、3つの歯車、何かって、3つをまず挙げていくと、1つが個性、2つ目が環境、3つ目が課題、この3つの要素をうまくかみ合えるような形で設定する必要があります。
僕たちが子どもと関わるときに、これをよく見ているというか、どうやったらこれがかみ合うかな、みたいな試行錯誤を毎回しながらやっています。
まず、それぞれの要素について話をしていくと、1つ目の個性、個性というのは対象になる、例えば子どもだったら子どもの個性ですね、どんな特徴があるかとか、そういったところです。
これに関しては、個性そのものに変えるとか、そういう考え方じゃなくて、どんな個性を持っているか、どういう形なのかなという歯車の歯の部分を捉えるという、それが必要です。
それはまずそこがないまま、あと2つやろうとしても、その歯車の歯の形が分からないまま設定というかアプローチ、何もできないので、それがとても大事になります。
一番最初にその個性を把握するというところですね。
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それで、その個性が把握できたら、できるできないもん、やっていかないと分からないと思うので、仮というか仮説で全然大丈夫です。
こういう形だな、みたいな。
それに合うような形で、残りの2つの歯車をはめていくというようなイメージです。
2つ目が環境ですね。
これはどういう場所、季節もあったりとか、外だと天候とかにもよりますし、室内、室外とか屋外でやります。
屋外でもどういう場所なのか。
うちだったら牧場、馬がいる場所ですよとか、あと室内の活動場所もあるので、室内だと小民家の建物の中という形になります。
それをそのまま使える場合もありますけど、個性に合わせて調整していく必要がある場合もあります。
ちょっと後で例えばしていきます。
ちょっとだけ話をする。
例えばうるさいのが苦手な子供だったら、ちょっと静かな環境を用意してあげるとかっていうのが必要ですよね。
あと体を動かすのも、もうじっとしてられません。
バンバン体を動かしたいですっていう子だったら、体を動かせるような環境、適切な場所を用意したりとか、体を動かせるような遊具を用意するとか、何らかの環境の設定が必要だと思います。
3つ目。3つ目が課題。
課題はそのときにやるべきことというか、取り組みたいことですね。
例えば何でもいいんですが、普段の生活の中だったらご飯を食べることでもいいですし、家活のときにもやらなくちゃいけないこととか。
例えば学校だったら、国語の俳句の授業をやりますとか、算数の苦行をやりますとか、何でもいいです。
ある取り組むべき課題みたいな。
これもどういう形で提示したりとか、学ぶ。
例えば机の前に座ってやる場合もありますし、いやいやそうじゃなくて、野外で何か体験を通してやりましょうとか、ゲストを呼んできてその人に話してもらうみたいなこともあったりとか、いろいろやり方はあると思います。
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あとご飯も、例えばご飯を食べるときに和食なのかとか、やるべきことが限定されていて朝ご飯だったら朝ご飯ってなっちゃうんですけど、その中で調整できることがあれば変えていくこととか、箸を使いますとか、フォーク使ってナイフ使ったりとかが食べやすいよねとか、いろいろあると思います。
この3つの要素をうまく歯車、歯と歯のギアがうまくカチッとはまるとクルクルっと回っていって、回ることで自然と子供の成長とか学びになりますよっていうことです。
よくありがちな失敗は、もう課題これです、絶対浮かさない。
環境もこういう場所なのでどうしようもないです。
そのときに個性を無視して、じゃあしっかり座って集中してやりなさい、我慢してやりなさいみたいになると、全然嫌になるという。
これちょっと前にも話しましたけど、その子にとって意味のある活動にならないということですね。
意味のある活動じゃないと脳が主体的に学ぶことができないので、これがうまく設定できれば、その子にとって意味のある活動としてその場が自然と回っていくような感じですね、ということがあります。
ちょっと言葉でうまく説明できるかどうかわかりません。
具体な例というか、例えばちょっと話をすると、例えばうちらと馬の活動をやっているので、
じゃあ今日ちょっと今ちょうど緑が濃くなってきて、暑くなってきたなみたいなところで子どもが来ましたと。
まず最初に、そもそも子どもがどういう子かっていうのによってまた変わってきますけども、
環境設定とか課題も含めての設定をどういうふうにしていくかっていうのを考えていくと、
うち馬が3頭いて、それぞれ馬の個性も違うわけですね、性格というか。
この子に合う馬ってどれかなみたいな。
今日も午前中、今まだ3歳のちっちゃい女の子が来たので、まだちょっと馬も怖がっているし、
やっぱりうちの一番ちっちゃいのはエマちゃんってね、小さいポニーがいるんですけども、やっぱりエマがいいかなって。
エマだったら子どもよりも大きいけども、うちの土産子よりも全然ちっちゃいって、怖がることなく変われるかなみたいなことを思うわけです。
実際、準備をして、その時に鞍も、ちっちゃい鞍のポニーが鞍一つしかないんですけど、
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例えば土産子の馬たちだったら、普通にいわゆるあぶみって足掛けるような、ついてるあぶみがある鞍と、
あとセラピー用のハンドルしかついてなくて、背中は直接座布団みたいなのを引くんですけども、
その上に背中の揺れが直接ダイレクトに伝わるような鞍もあって、その子の個性に合わせてそれも選択します。
例えば動くの大好きな子だと、セラピー用の鞍だと、直接馬の背中の動きが伝わってきて、
バンバン動くので、そっちも楽しいかなとかですね。
逆にもうだいぶ体のバランスもとれるようになってきたし、いろんな鞍の操作するのが楽しくなってきたな、うちの子も。
そういうところがあれば、普通の足があぶみがついている鞍を使おうかな、みたいなこともあったりします。
実際に準備をして乗るとき、乗るのも暑くなってきたし、環境も変えれるところと変えれないところがあるので、
暑いからちょっと日陰、外に出て散歩して川沿いの日陰の道を歩くか、みたいな。
乗るという課題も変えれるということですね。
だいぶ馬に乗ってバランスとれるようになってきたけれども、楽しみながら手を離したりとか、練習にあるから、
じゃあボールをキャッチしてもらおうかな、みたいなものになるかな、というのもあったりしますし。
また、乗馬技術のいろいろで、今日はこういうことをやってみようか、という設定したりもできます。
そういうふうに、その子の個性に合わせて、来たときに馬に乗るという活動を一つとっても、いろんな設定の仕方ができるということがあります。
そういうのを見極めながら、課題と環境の設定をしていくことで、その子がイヤイヤというか、楽しくないというか、
よく学校批判になるとあれですけども、学校だと一斉授業をやらなくちゃいけないので、なかなかその子に合わせて難しかったりとかして、
本当は長時間座っているのが苦手で、となると、なかなか難しいんです。
じゃあちょっとその子に、みんなにプリントを配ってもらうような仕事をお願いしてみて、ちょっと歩けるようにするとか、
合法的というか、その子がやりやすいようにしたりとかというのも、調整の工夫としてあるかもしれませんし、
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あと学校だと、たとえばよくお勧めしているのが、体感が悪くて姿勢が崩れちゃったりとかする、
机にベトー落としながら授業を聞いているような子だったら、バランスボールがなかなかでかくて、
バランスクッションといって座布団型のバランスボールみたいなのがあるんですけども、
そういうのをやるとお尻がフワフワ動くので、自然と姿勢もピッとなったりとか、
少し動くこと、お尻を動かすことができるというのがあったりします。
なのでできる限りの、例えば学校で目悪い子が前に座ってもらうとかあるじゃないですか、見えない子。
そういうのも環境の調整ですよね。
あと眼鏡使ってもらうとかね。
あとすごく目に入っちゃうとそっちに気が取られちゃうという子がいれば、
掲示物をスッキリさせて授業だけに集中できるような状態にするとか、
そういった環境調整というのは学校現場でもいろいろ取り組むことができると思います。
こういう考え方がある。
俺ちゃんと見てなさいとか、掲示物ありすぎで気になっちゃうし、
他の子供の目に入って決心を転がして拾おうとしたら、
そっちの方が気になって全然集中、授業から目に反らしちゃうとか、
これがあればその子の一番前に座らせるとか、
っていうのもいいかもしれませんし。
その子の個性に合わせていろいろ場の設定というか、
課題と環境をやっていきましょうと。
そうすると自然とその子も無理なく支援する。
こっち側も無理なく。
そういう学び成長が進みますよという話でした。
実際にこれなかなかすぐには噛み合わないので、
何度もやってみて、トライアンドエアを繰り返してカチッとはまる、
そうしていけばいいんじゃないかなというふうに思っております。
またお聞きください。ありがとうございました。