1. わかり愛、太陽
  2. 〈ゲスト〉春日井さゆりさん(..
2026-06-07 59:09

〈ゲスト〉春日井さゆりさん(前編)30代になるまで「うろうろ」していた。模索の先の「イラストレーター」。

『わかり愛、太陽』3rdシーズン第7回目は、イラストレーターの春日井さゆりさんをゲストに迎えてお話を聞きました。30代半ばまで「イラストレーター」を目指していたわけではなく、右往左往する中で偶然なども重なって現在の職業に辿り着いたそうです。振り返れば、とにかく手を動かすことだけはやめなかったという春日井さん。「うろうろ」と迷い、後悔を重ねながらも表現を模索し続ける姿勢、共感できる方いらっしゃいますか?


[GUEST]

春日井さゆり(かすがいさゆり)

1987年名古屋生まれ東京在住。頭に浮かんだ情景を、実在するモチーフと結び付けて描いています。HB FILE vol.35 鈴木久美大賞受賞。HB WORK vol.3 アルビレオ特別賞、vol.5 池田進吾特別賞。第19回TIS公募入選。書籍の装画や個展など、精力的に活動している。

Instagram https://www.instagram.com/sayuri122/


本編に出てきた関連リンク

美学校

https://bigakko.jp/

町田久美さん

http://www.kidopress.com/shop/kumi_machida/index.html

アフタヌーン 四季賞

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E8%B3%9E

合同ZINE TARP

https://www.instagram.com/tarp_2020/

HB Gallery

https://www.hbgallery.com/index.html

24年組

https://ja.wikipedia.org/wiki/24%E5%B9%B4%E7%B5%84

パールブックショップ&ギャラリー

https://www.instagram.com/888books_pearl_bg/?hl=ja

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[TOPICS]

ゲストはイラストレーターの春日井さゆりさんです/この状況は「イラストレーター」/ずっと服をつくりたかった/服込みの世界感へ/高校出たら働かなきゃ→似顔絵/悪夢を見るぐらいに…/便乗して上京/飲食バイト⇄ヌードクロッキー⇄美術館/作家性が見つけられず『美学校』へ/数えきれない後悔はあるけれど/売れるために絵は描くな/寛容な環境のありがたさ/好きなモチーフ/町田久美さんの影響を受け過ぎた/スタイルを一つずつ/10mの卒業制作/「うろうろ」しながらも漫画賞/『TARP』に感謝/『HB WORK』特別賞→初仕事/偶然「イラストレーション的」/幼少期に24年組/個展しない?/ここで働く?/とりあえず手は動かしてきた/HBギャラリーで働けてよかったこと/9月に個展があります/次回に続きます


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[MC]

三河史尭(みかわふみたか)

沖縄在住。グラフィックスタジオNERD ディレクター/デザイナー。2018年デザイン会社BALCOLONY. 沖縄オフィス立ち上げ。2019年よりNERD名義で活動を開始。何かをつくっている人の話を聞くのが好き。

Instagram https://www.instagram.com/balcolony_nerd/


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[BGM]


Life in Clay / Koloto

everyday (08-22-25) arp cadence/standingwave

everyday (05-06-26) same old loop/standingwave

everyday (10-03-25) synthetic nature / organic intent/standingwave

Angel/Ryan Hemsworth & Lucas


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[COVER]

春日井さんの作品とS3_ep.007を話しながら描いたOJIYUさんのキキガキ


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[企画・編集]

NERD



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nerdgallery.info@gmail.com

感想

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00:14
この番組は、沖縄のグラフィックスタジオ、NERDの三河文鷹が、
イラストレーターのおじゆさんや、さまざまなゲストの方たちを迎え、
イラストレーションの面白さや、活動の難しさについて考えをシェアすることで、
日々、作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には、実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、
番組を聞いてくださった皆さんが、直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
お疲れ様です。今回のゲストは、イラストレーターの笠谷さゆりさんです。よろしくお願いします。
お願いします。笠谷さゆりと言います。お願いします。
いやいや、ありがとうございます。この度は。
こちらこそ、お声掛けいただいて嬉しいです。
以前、沖縄で展示していただいて、それぶりですね。
結構前です。あれ?2年くらい前ですか?
2年くらい前になりますね。あっという間に。
そうですよね。
変わらずのご活躍というか。
そんな。
作風が本当にブレないなと思って見てるんですけど。
そんな、迷いながらやってて。
そうなんですか。
すごいそうです。
じゃあ、その辺の話を聞きたいんですけど。
笠谷さんは、肩書きはイラストレーターって固定してる感じですか?
そうですね。最近はイラストレーターって名乗ってます。
前は、絵描きとかちょっとぼやっとした感じでやってたんですけど。
ありがたくお仕事をもらえることが最近できたので。
イラストレーターでいいと思って。
なるほどね。
そうか、お仕事が来る。
そこ、なんか結構でも世界観がもう確固としてあるじゃないですか。
そうなんですかね。なんか自分的にはやわやわなんですけど。
そうなんですか。逆があるかもしれない。
そうかもしれない。
そうなんです。
でも、もう作風が決まってるから依頼する方もある程度もう作風を見越して依頼されるのかなとは思うんですけど。
そうなんです。
そうなんですよ。
前のやつ、絵を見てもらってて、こういう感じでみたいなことも言っていただけるので、そこはそうだなとは思ってるんですけど。
逆に人の依頼に合わせて描くの苦手だなとかってあったりするんですか。
いやー、それは今のところ感じたことはなくて。
多分、求められてるのはこれだろうなっていうのはわかるので、その辺を描くことが多いんですけど、
03:07
合わせるっていうよりかは自分の中の引き出しで対応するって感じですね。
クライアントワークの場合は。
じゃあもうイラストレーターですね、それはね。
そうだと思います。
なので、もうそういうイラストレーターで名乗っちゃっていいかなと思ってやってますね。
それはもうずっとイラストレーターを目指してたっていう感じですか。
全然そんなことなくて。
全然そんなことなかったですね。
そっか、じゃあお仕事の依頼が来るようになって、そういうことならっていう感じですか。
そうですね、なんかあんまりいい道のりじゃないのかもしれないですけど、結局そうなりましたね。
目指してやるべきなのかもしれないなって思っているんですけど。
ちょっとそこら辺の経緯も結構興味があって、確かに明らかにイラストレーションを目指して絵を描いてきました後は違う部分をうっすら感じているから、
その変化は聞きたくて、経歴的にはいわゆる技術系の学校に通ってたんですか、大学とか。
私大学は行ってなくて、高校がそういう学校だったんですよ。
生まれ名古屋なんですけど、名古屋にある工芸高校っていうのがあって、そこのデザイン課に行ってたんです。
高校出てから働いてたんで、高校の時に結構そういうことは基本的なことを教えてもらったんで、すごい楽しかったですし。
高校でもう美術系に行くってことは、もうそもそも中学、小学校ぐらいからそういう美術系の道に行くんだって思ってたってことですか。
そうですね、小さい頃から話をしていいですか。
たぶん幼稚園か小学校ぐらいのときから手芸みたいなのを始めてて、マスコットみたいなのを作ってたんですよ。
そこから多分発声していって、最初は絵じゃなくて服を作る人になろうと思ってたんです。
マスコットを作るのを延長で服を作るようになり、そのときにご近所物語とかやってて、
ああいう服を作る物語じゃないですか。手芸好きだったんで、服ももしかしたら作れるんじゃないかなと思って、
高校の時から服を作ってて、自分で休みの日に布を買いに行って、作って着て行ってみたいなことをやってたんですけど、
中学ぐらいに美術の先生に、絵は昔から造人でやってたんですけど、書くことはやってたんですけど、服の絵描いたりとか漫画の絵描いたりとか。
06:09
中学の時に美術の先生にデッサンやってたら、そういう学校行かないのって言われて、
高校でそういう学校あるのかと思ってたんですけど、服作るつもりでいたんで、明日も何かがある高校があるのを知ってたんですよ。
そこに行こうかなと思ってたんです。
美術の先生に言われて、そういう絵かと思って、自分の着る服を作るというよりかは、全体的な服込みの世界観作れる方が楽しいのかもしれないなと思って、
じゃあ絵の方がいいかもと思って、それで今行った工芸高校という存在を知って行った感じです。
すごいなんかめちゃくちゃ考えがしっかりしてますね。
してないと思いますよ。
今、幼稚園からの中学までの流れがすごく分かりやすくまとまっているなと思って聞いてたんですけど、
そういうのを振り返ったタイミングはありました?
骨伝とかやってると、そういう話になることが多くて、何度も何度も話をする。
そうですよね、まさしく今の作風に直結するようなお話が今の中でもめっちゃありましたもんね、洋服とかね。
そうなんですよね、でも今の絵にたどり着くまではもうそこから結構いろいろいろあって、なんかごちゃごちゃしてたんですよね、今思えば。
親に結構高校までしか面倒見れないみたいなことずっと言われてたんですよ。
マジで貧しくて。
そういう事情が。
大学はもうないって思ってたんです。小さい頃会話してたんで。
働かなきゃ、みたいな。
だから最初つくつくつもりで行ったので、ファッション文化科に行くか商業高校に行って資格を取って、それで働きながら服を作る、なんか学ぶことをしようかなとか考えてたりもしましたし。
へー。
そうそう、で、すべて先生に言われて絵の道になって、そこからどうしたらいいかよくわからなくなってきたと思って。
大学に行くことはできないので、でも働きたいし、絶対に家は出たかったんですよ、高校出たら。
なんでも働くかみたいな感じで、そしてなぜか似顔絵を描く仕事を始めた。
なんで?
高校でね。
急に筋道が反れましたね。
そう。
でもそれでそこそこ稼いだんですよね、なんか。
09:01
似顔絵で?
名古屋にそういう似顔絵のなんか事務所みたいなのがあるんですよ。
へー。
そこに入ってて、結構働いてお金が入ったんで、じゃあこれはもう一人暮らし、もう絶対に一人暮らししたかったんで。
強い意思がすごい。
18ぐらいから一人暮らし始めてみたいな感じでやってました。
そっか、だから一応絵を描くっていうところを勉強したおかげで、そこの仕事には繋がって。
そうですね。
でもその裏でやっぱり洋服への興味みたいなのはなかったって感じですか?
そうですね。服自体はずっと、作ることはそれからはあんまりなくなりましたけど、本当に服自体はすごい好きなんで、やってたんですよね。
そこは本当にブレず。
それ、家を出て名古屋で一人暮らしですか?
そうです、名古屋で暮らしですね。
そっか、その後は働いてて、上京はいつしたんですか?今東京ですよね。
あ、そうです。今東京ですね。
上京は24歳ぐらいですかね。
で、身側の仕事やってたんですけど、なんかもうちょっと芸人的な立ち位置というパフォーマンスみたいなところがあるから、
本当松中とかでやってるやつあるじゃないですか。
ああ、はいはいはいはい。
ああいうのとかをやってて、あれが本当に嫌になっちゃって。
ストレスになっちゃったんだ、それ。
そうですね、ちょっと病むぐらい嫌になっちゃいます。
ああ、そうなんですね。
ようやく亡くなりましたけど、一時本当にずっと似顔絵の夢めっちゃ見ちゃうときあって。
それはほぼほぼ悪夢に近い。
悪夢みたいな。
ちょっともう初めての話がいっぱいあるな。
その似顔絵の事務所っていうのは全国的にもメジャーなものなんですか?
それとも名古屋のその会社が結構特有の会社がたまたまあったって感じですか?
東京にもあるんですよ。東京にもいくつかあるし、
名古屋は1個かなって、大阪とかにも確かいくつかあったと思うんですけど、
別に全国的に有名とかそういうではないですけど、
似顔絵師同士ではなくつながってるみたいなところがあって。
一定の規模があるんですね。
そっか、じゃあもう似顔絵は描きたくなくなっちゃって。
そうですね、あんまりもう触れないようにしてたんですけど、
結構伝達というか、エピソード的に面白いから最近有名してるんですけど、
そうですね、前はちょっと言えなかったです。
リアルすぎてというか。
あんまり言うとなんか描いてよとか言われるし、嫌なんですよ。
12:01
過去のものになったから笑い話にできるってこと?
今は言えます。
なるほどね。
状況はしたかったんですか?
状況はなんとなく服作ってる時から、名古屋は出るなら東京だろうとはずっと思ってたんで、
なかなかちょっと勇気出なかったんですけど、
似顔絵仲間の人が同じタイミングで辞めるみたいなことになって東京行くっていう人が2人ぐらいいたんで、
ちょっとそれに便乗したんですよね。
今だと思って。
じゃあ東京で何しようみたいなのは決まってない状態で状況したんですか?
そうですそうです。
完全に真っ白な状態で行ったんで、それからもどうしていいかわからないみたいな感じだったんです。
結構ファッションですか?ファッションで動く?
その時はファッションでしたけど、割と腰は重い方だと思います。
現状がすごいストレスになってたりっていうのがあってから変えたくてっていうことも。
なるほどね。で、実際どうしたんですか?東京出てきて。
東京出てきて、それでもう何も本当にないんで、何がわからないかもわからない状態でしたし、
絵はやりたいけどどうするみたいな感じで、でもとりあえずお金がないと話にならないと思って、
で、普通にすごいバイトを、飲食でバイトをすごいしましたね。
で、とりあえずいろんなもの見に行かなきゃいけないと思って、
美術館行ったりとかギャラリー回ったりとかをするときはすごいしましたね。
そっか、でもその時は絵を描きたいにもなってたんですね。
なんかもうここまでやったらもう続けようみたいな。
なるほど、そうですよね。
仕事にまでなってたわけですもんね。
そうですね。とは思ってたんですけど。
まあでも似顔絵も本当に今思えばさっさとやめればよかったなって思っちゃいまして。
18からそうやってやってて、なかなかどのタイミングで社会にうまいこと出るのかが、
確か社会には出てましたけど、一般的な就職とは違いますし、
ちゃんとデザイン会社に入るなり勇気を出せばよかったんですけど、
結構本当にずっと挑戦できなかったなあとはちょっと後ろめたい部分は感じました。
そうなんですね。
そっか、じゃあその反動がもしかしたら今出てるかもしれない。
そうだといいですけど。
じゃあもう本当にいろんなギャラリー回ったりして、
いわゆる知識というか情報か、情報とかを得てて、
こういうギャラリーあってこういう作家さんがいてみたいなのをどんどん吸収してたというか。
15:03
そうですね、見てたって感じなんですけど。
ちょっと話戻っちゃうんですけど、似顔絵の時に似顔絵以外に
一応ちゃんと自分の作家性のある絵を描かなきゃと思って、
デザフェスとか名古屋にあるデザフェスみたいなクリエイターズマーケットっていうのが
出てたりしてたんです。
その時はすごい昭和レトロな感じのイラストを描いたり、
自分の似顔絵じゃないちゃんとした作家性のある絵を
その時には考えてやっては見てたんですけど、ずっとしっくりこなくて。
そうなんですか。
何かしら作んなきゃなとは思ってたんですけど、ずっとしっくりこなくて。
でもその時に知り合った人とかもいますし、
一応ファンになってくれた人もいたんですけど、
なんか違う違うと思ってて、
でも続けるとなかなかそれを断ち切ることができなかったんですよね。
一回始めちゃって周りに認知されたりするとね。
それがなかなか難しくて、
その辺もきついなと思ってたタイミングで上京したのもあったので、
その間は本当にどうしたらいいかわからなかったんで、
ずっとバイトして家で、
本当に普通に何でもないヌードクロッキーとかしたりとか、
ちょっと本当にゼロにしたいみたいな。
写真に変えるじゃないけど、また一からやり直すみたいな。
でも今さらっと何でもなくヌードクロッキーとかって言ってましたけど、
何でもなくヌードクロッキーやろうとあんまりならない気がする。
そもそも似顔絵やりながらも作家性考えないとなぁみたいになってたのは、
高校のその美術系の学校で、
そういう自分の表現みたいなのを考えるきっかけがあったとかなんですか?
高校の時はデザイン科だったんで、
美術科とはやっぱり違かったんですよね。
工業高校なんで、もともとは就職を前提とした学校だったはずなんです。
なので授業的にはレタリングとか、
製図もありましたし、デザインとか。
座学もあるんですけど、デザイン科とはよく言ったもんで、
美術の歴史ではなくてデザインの歴史の授業とか。
それ自体はすごい楽しかったんですけど、
18:01
全員クラスの人は絵を描く人だから、
自分でやってる人はやってたんで、
それなりに自分のやつ考えなきゃなぁみたいなのは思ってはいたんですけどね。
自分的には思ってはいたけど見つけられず。
ずっと時間が経って、
それを見つけるきっかけになったこととかってあるんですか?
今の絵にってこと?
そうそうそうそう。
それは上京して美学校に行ったんですよ。
へー。
そうなんです。
ギャラリーとか美術館見に行ってて、
クロッキーばっかりやっててももう裏地がわからないと思って。
クロッキーはひたすらやってたんですね。
そうです。
これはちょっと学校とかに行った方がいいかもしれないなと思ったんですよね。
イラスト系の学校ってあるじゃないですか。
大きいやつとか。
こっち系に行っても多分何していいかわからない人が来ても先生も困っちゃうと思って。
で、ギャラリー巡ってて美学校のチラシたまたま見つけたんですよ。
へー。
なんかこれいいかもしれないと思った。
直感だ。
その時、今亡くなっちゃいましたけど、節モードセミナーってあるじゃないですか。
はいはいはいはい。
節もあったんですよ、その時。
いや節もいいなーって思ったんですけど、
美学校に見学にちょっと行ってみようと思って行ったら、
私が行ったのは造形寄層っていう館なんですけど、
もうすごいよくて先生が。
へー。
もうじゃあここにしようと思って。
確かになんかファッションとか好きなら節モードセミナーの方が意味がしたいような気はしますけど。
ちょっとオシャレすぎるなーって思っちゃった。
オシャレすぎるなー。
美学校の方が訳わかんない人受け入れてくれそうと思って。
自分が訳わかんない枠だったんですね、その時から。
そう、どうしようもない人間なんてずっと思ってたんで。
そうか、じゃあもういつから自分の表現をまた探していくっていうのがそこでできたってことか。
そうそうそうです。
さっさと美学校行っときゃよかったなって思って。
いやもう。
見つけられなかった。
常に何かしらの後悔がつきまとってしまっていますね。
そうですね、結構後悔多いかもしれない。
いやでも話聞いてるともうしょうがなかったような気もする。
いやそんな思い切れないですよね、後ろ盾がめっちゃあるとかでもなければね。
でも周り見てるとみんな立派な人多いからなーとは思ってますけど。
ちなみにどこまで聞いていいかわからないですけど、そういう絵の世界とか状況とかって家族的な反応とかはありました?
21:02
状況するにあたってですか?
そうですそうです。
全然一人暮らしの時ももう一人暮らしするからって言って、はいはいみたいな感じで。
母親は全然オッケーで、でも父親はちょっと難聴を示してましたけど。
知らんがなで一人暮らしを始め。
まあまあそこは一人の意思でね。
状況に至ってはちょっと東京に住むことにするわって母親に言ったら、はいはいみたいな感じで。
全然大丈夫でした。
一人立ちすることに関しては別にどうしろ頑張れっていう感じなのか。
あんまり面倒見きれてなかったら多分親は申し訳ないって思ってたっぽいですね、年取って喋ったら。
なるほどね。
そっか、結構な右予曲折というか、なんかサバイブしてきた感じが。
そういうことないですけど。
僕が本当に自分が恵まれて学校とか行かせてもらったから、それ以外のルートで今こうやって作家活動にたどり着いている人の話を聞くと、
いやなんかたくましくてすごいって思っちゃいます。
全然そんなことないです。
なんか奨学金するなりなんなりもっと頑張れたかもしれないなと思って。
すごい、できたかもしれないことがどんどん出てきますね。
そうなんですよ。しょっちゅう考えてますなんか。
でもそれに気づけてるっていうことは前進してるってことですからね。
思いたいですね。
思っていきましょう。
そっか、美学校で結構今の作風につながるような表現にたどり着いていったっていう感じですか。
美学校本当にでかくて私的に。
もう先生がすごいよくて、造形基礎に見学に行ったときも、売れるために絵を描くのってもったいないみたいなこと言ってくれて、本当に嬉しかったです。
すごいいいなあ、その言葉だけでも。
その先生今70半ばぐらいですかね。
今美学校で一番長くやってる先生なんですけど。
売れるためにもったいないっていうのもありますし、描くとか作るとかやっぱり人生の話だからって言って。
ピカソがすごいとかダビーチがすごいって思えたことが、人生の儲け者だみたいなこと言ってくれて。
今聞いた話だけでめっちゃグッときますね。
きますよね。
来ますし、すごい私感動したんですけど、結構経ってから先生私見学来たの覚えてますかって言ったら覚えてないって言って。
24:03
そっか、それでよかったのは要は笠井さんの良さというか、特性みたいなのを引き出そうとしてくれたとかがあったんですか。
全然そんなことなくて、授業内容は一クラスたぶん13人ぐらいが定員なんですかね。
少人数なんですけど、私が行ったときもたぶん10人ぐらいだったんですけど。
授業内容的には本当に、今日は葉っぱを書きましょうとか言って、葉っぱ持ってきて紙に。
昼の1時から5時までの授業で週1ですね。
その間にどんな風でもいいから書き切るみたいなシンプルな内容なんですけど。
それを1時から5時まで書いて、そっから絵をみんなで見て一人ずつ公表して終わりみたいな。
極めてスタンダードな。
葉っぱを書きましょうとか、水を見て書きましょう、火を見て書きましょうみたいな。
で、別に先生も良いも悪いも特に、良い日は言うかな。
良い日は言うけど、何も言わなくて、何してもいいって言って、やれみたいな感じ。
だからある意味そういう寛容な環境は提供してくれてたっていう感じか。
確かに本当に聞いた話だから具体名とかは言わないんですけど、
イラストレーション系の学校によっては、というか先生ですね。
先生によってはやっぱり自分のやり方みたいな考え方があって、
割とそれに生徒を沿わせようとするみたいな話も聞いたことあるから、
意外とその寛容なのも当たり前ではないかもですね。
そうそう、そうなんですよ。
多分そのおっしゃってる感じのイメージがあったんで、他のイラストの学校だと。
絶対多分私、今はダメだと思って。
そこの直感めっちゃ鋭いですね。
そうか、じゃあもう本当に自分で模索してたって感じ。
そうですね。
特に何も言われることはないんで。
普通の授業で水見て書きましょうとかないじゃないですか。
まあ確かに。
そのことをちゃんと考えれるって結構面白くて、
水をどう書くかっていうのは別に写実的に書いてもいいし、
水はこぼれるとか冷たいとかそういうイメージでもいいし、
みたいなことをあんまりしっかりやったことって大人になると全然ない。
うんうんうん、ですね。
それはかなり考え方がイメージというか幻想ゲームみたいな感じでできたなっていうのはすごい良かったですね。
なんか自分的に結構しっくりきたなこれはみたいな作品とか題材とかはありました?
27:06
題材、そうですね。
結局やっぱり書いてると語弊があるかもしれないですけど、
女性っぽいモチーフがなんか好きだなって思ってて、
まあ日本的なもの、まあよく書いてますけど、
そういうものとかが限られた時間で出てくるのがそれのモチーフが多かったから。
なるほど、それなんか自分で振り返ってやっぱりそのご近所物語とか、
そういうところの影響だなって思います?
その辺もあると思うんですけど、結構ベタなモチーフが好きで、ベタなというか、
ちょっと臭いというか夏には白いワンピースみたいな雰囲気というか、
誰もが一瞬最初に思い浮かべる系のフラットなものが私は結構好きで、
なんでしょう、NHKっていうか、
それって結構逆に難しいって、なんかその人との違いを出すみたいなのが逆に難しいじゃないですか。
まさに。
ですよね。
そこはなんか工夫とかはあったんですか?
そこはそうですね、なんでアイディア勝負になっちゃうんですよね。
どう見せるかみたいな。
書き方自体がフラットな場合はやっぱり構造を変えるなりとか、
それは多分今もちょっと困ってて。
そうなんですね、変えてる課題感。
そういうのかなってずっと思ってるんですけど。
そうなんですね、全然ありきたりには全く見えないんで。
どうやっていただけるか。
でもそれがなんでそうなってるのかはまだうまく説明できないけど。
美学校に行ってるときとかもギャラリー回ったりとかは引き続きやって、
今勢いのある作家さんこの人だなみたいなのはなんとなく捉えてた?
そうですね、それはちょこちょこやっぱり見てなんなりしてはずっと一応見てましたね。
影響を受けたなっていうこととかありますか?
そうですね、一時もう2過ぎてるって言われてたんで、名前出すのがあれなんですけど、
町田久美さんってどう思ってたんですか?
色合いとか、なるほどなるほど。
時にもう本当なんかコンペ出しても2過ぎてるって言われて。
そうなんだ、苦しい。
そうなんです、でも好きすぎちゃって。
自分でも好きだったんですか?
30:00
すごい好きですね、もともとやっぱり線だけで成り立ってる絵がもうバッチリ大好きなんで。
そうなんですね、なるほど、苦しいなぁ好きが故に。
そうですね。
そっか、だからそこの差別化っていうか、いかに違う絵を出すかみたいなのも課題としてあるってことか。
そうですね、そうなんです。
今はもうちょっと抜けられたかなとは思うんですけど、
時本当に結構影響されすぎちゃって、やめられようと思いながら。
なんか一つ、かすがえさんって人物をそのまま描かないじゃないですか。
顔とかはもう全然描かない。
なんかそれはもう意識的にですか?
あんまりその辺意識してないんですけど、
そうですね、美学校で一応こういう自分の絵こういう風かなっていうのがちょっとつかめたのがあったんですけど、
そんなにやっぱり人物が描いてある絵に単純にあんまり魅力を感じないなっていうのがあったので。
で、人物描かずに人の雰囲気とか描くのどうしたらいいのかなとかちょっと思ったんですよね。
お洋服描くと結構存在感出せるなっていうのはなんとなく思ってたんで。
服は糸でできてるしなと思って。
で、ちょっとあめあめしてる絵描いて、
人だけで成り立っている存在みたいなの描けないかなっていうのでちょっとそういうのをやったりとか。
人を描かずして人を感じさせるみたいな。
大成功ですね。
良かったです。
そこも一個町田さんとは明確に違うところっていう気もするし。
あと背景も描かないのはもともとですか?
もともとそうですね。
最近はやった方がいいかなとかいろいろ考えるんですけど、
最初は一枚の絵の中であんまり背景があって続きがあるっていうよりかは、
画面の中でモチーフが一個あるみたいなのが好きで普通に。
シンプルが本当にいいんだみたいな。
これ多くの作品でベースになっている木なりみたいな色っていうのは自分で塗ってるんですか?
それともそもそもの指示体の色を活かしているとかもあるんですか?
それは自分で塗ってますね。
木製パネルに地の色を絵の具で塗っている感じです。
すごい着々とというか一歩一歩っていう感じですね。
その時コンペに出したりとかはしてました?
してました。
それこそチョイスとか。
結果は出て?
そうですね。美学校行ってなんとなく作風固まってそこからチョイス出すようになってからはちょいちょい準入生まではいけてましたね。
33:07
よしって思ったんですけど。
そこからどうしていくかまたわからなくなって。
美学校って一年なんですよ。
そんな短いんですね。
そうなんです。
そっか。
じゃあその卒業というか終わるタイミングでは次どうしようみたいなのはあんまり定まらず?
そうですね。とりあえず一年終わったなみたいな感じ。
一応卒業制作みたいなのあって、どの課にも一応あるんですけど、私の行ってたやつはこの10mの巻物絵を描いて終わりみたいな感じなんですよね。
みんなやるんですか?
みんなやります。
すごいですね。10m?
はい。結構普通に大変なんで。
ですよね。
へー面白い。
はい。でそれを全員発表して解散みたいな感じになっちゃって。
返事とかもしたんですか?それ。
あ、その10mのですか。
そうそうそう。
あ、そう。私が描いたときはなんかすごい広い会場を貸してくれる人がいて、みんな10mずつこうやって並べることができるぐらい広いところを貸してもらえて。
床に置く?
床に、はい。
なるほど。
なんかわかんないけど、それを1回経験するのとしないのとではなんていうんですかね、その大きい作品描いたことあるのとないのとで結構違うじゃないですか。
本当に。
ね、ですよね。だからその経験はめっちゃいいですね。
はい、結構面白かったです。でその時公園地に一人暮らししてたんですけど、で無いじゃないですか10mの描くスペースなんて。
うん。
だからこう両側、両側巻いてその間を描いてまた巻いてみたいな。
すごい、全体像は自分では確認できないみたいな。
そうですそうです。
すごいな、その課題を課すってのがすごいな。
今でもやってると思うんで。
なかなか大変ですね、やる人たちがね。
あんまり美学校の話聞いたことなかったんですけど。
そうですか。
今話聞いてるとめちゃくちゃいいですね。
すごいかっこいいですよ。なんか神保町の雑居ビルの中の3階かな、入り口が怪しくてもう入るときに最初勇気いるみたいな。
その美学校ではイラストレーターとして仕事をしていくためにはみたいなことを教えてくれる授業とかはあるんですか?
全くないですね。
全くない、美学校ですしね。
課によってはイラスト系の課もありましたけど、自分の言ったやつは違かったんで。
この時点でしかも笠谷さんは別にイラストレーターを目指してるわけではないですもんね。
36:05
この時もまだそういう感じではなかったんですよね。
卒業してまたどうするかみたいな感じで、ここからまたちょっとゴニョゴニョするんですけど、
また普通にバイトもするし、コンペは私ってちょっとは引っかかりはするものの、特になんかみたいな感じですし、
美学校って一回、卒業してもたまに遊びに行ったりする人も多いから、今でも先生とはつながりありますけど、
先生はちょこちょこ気にかけてくれて、なんかグループ展誘ってくれたりとか、やらせてもらってたりはしてたんですけど、
個展とか考えてはいましたけど、なんかあんまりどこでやっていいのかも全然わかんなくて、
作風もそんなにまだ固まってないし、みたいな感じでロロロロして、
そしてどうしてたのかな、そしてなぜか急に漫画を描き出すんですよね。
漫画が描きたくなったんですか?
漫画はずっとやりたくて、まだ今でもちゃんとやろうと思っているんですけど、
マジで漫画はちっちゃい頃からそれこそ服と同じぐらい好きだったんで、
ちょっと昔に戻ってしまったけど、そこからなぜか漫画を描き出したんですよ。
で、ちょっと出したら1個賞もらったんですよね。
漫画賞?
そうです、そうです。
何ですか?
アフタヌーンの式賞ってやつで、
ちゃんとした漫画賞だ。
賞もらえたんですよ。
で、ちょっと漫画やりたいかもってなって、
で、その時仕事もなんとなく辞めたんですよね。
で、仮作もらえたんで、担当さんがなぜかついてくださって、
そこからちょっと2、3ヶ月ぐらいちょっとネームやったりとか、
先に没頭したんですけど、全然うまくいかなくて。
急に漫画家の話になるよ、それ。
ネーム2、3ヶ月って。
そうそう。
でもそんな急にはうまくいかず?
全然うまくいかなかったです。
すごい落ち込んじゃって。
ひどい落ち込み方をしましたね、あの時は。
いや、でも大変ですもんね。
ずっとやってきたわけでもないですしね。
そうなんです。
イラストレーターになろうと思ってたわけでもないし、
その時もう30越えてるはずなんですけど、
まだどうしていいかわかんないみたいな時期だったんで。
本編出してもそのぐらいですし、
特にイラストレーターの友達とかがいるってわけでもないですし、
みたいな感じで、何故か漫画描き出してきました。
必死の思いというか、もうとにかくやってみたいことをやるしかないっていう感じですね。
39:03
そうです、そうです。
そっか、でもくじけてうまくいかず、また絵に戻ってきたって感じですか?
そう、絵に戻ったきっかけが美学校の時に同期だった人が、
ちょっと人を作るって言って、
あ、三河さんタープ。
はいはいはいはい。あれ美学校つながりなんですか?
そうです。
なるほど、確かに僕も笠谷さん初めて見たのタープかもしれない。
そうでしたよね。
その時に、いろいろ笠谷さんを教えた時に、
美学校同期がちょっと複数人で人を作るから、
参加してくれないかみたいな。
その時、本当に一枚を描くっていうことから結構離れちゃってたんで、
人だったらいいかと思って、
白黒縛りで何枚か描いてほしいって言って、
色鉛筆でやったんですよ。
で、結構色鉛筆いいなと思って、
すごい気軽な画材らしいって言って。
それまでは色鉛筆あんま使ってなかった?
あんま使ってなかったですね。
そうなんだ、へー。
絵の具でやってましたね。
たまたまそこでいいなってなって、
もうちょっと色鉛筆で描いてみるかって。
へー、すごい元気ですね、それは。
あれのおかげで、なんで、すごい感謝してます。
本当ですね、描き遅れてというか。
本当に。
で、色鉛筆でちょっとそのタープの絵を描いて、
そこから色鉛筆でしっかりめにもう一回一枚やってみるかと思って、
描いてたんですけど、
それでまたコンペ出したんですよね。
それで賞もらえたのが、
この間、瀬川うみさんもおっしゃってましたけど、
HBワークなんで。
へー、なるほど。
山本さんと同じくらいですか?
そうなんですよ。
タイミングは同じくらいですか?
確か、はい、一緒だったと思います。
へー、すごい、全然知らずに読んでました、続けて。
全然、全然。
でも、瀬川さんは、私特別賞だったんですけど、
瀬川さんは大賞取ってて。
へー、全然知らなかったです。
そうなんですね。
お仕事になりますもんね、1個ね、想定のね。
そう、ただ大賞の人は必ずお仕事もらえるんですけど、
特別賞は別に約束されてなくて。
そっかそっか、そうなんだ。
露出が増えて、みたいな。
いやそれが、特別賞は別に義務じゃないんですけど、
お仕事くれたんですよ。
しかも賞をくれた人じゃない、別の審査員の人がくれて。
すごい、作品の力ですね。
気になってくれてたってことなんだ。
42:03
いやーすごい、自分で勝ち取った感めっちゃあるじゃないですか。
そうなといいんですけど。
いやそうだと思います。
そっか、そこが本当に初めてのお仕事?
そうです。
へー。
めっちゃ緊張しました。
本当に予測不能ですね、それは。
何が起こるかわからない。
とりあえず、でも表に出るというか、
続けることはやめないっていうことしか教訓はないですね、それね。
マジでそうですね。
ちなみにコンペとか出すときに、
こういう表現は今ないから、
割と注目されるんじゃないかみたいな、
ちょっと周りの状況を見て考えるとかっていうのはありましたか?
それはないですね。
そうなんだ、いいですね、一貫して。
ビビリなんで、
どうせ考えても無駄だと思って。
なるほどね、いっぱいいるしね。
なるほど、素敵ですね。
その出どころというか、
いわゆるイラストレーターに今なっている人たちのルートと全然違うからなのかな、
ここまで作風が違うのは。
それはちょっとあるかもしれないですね。
そうなんですよ。
なんで、違うからそういうスクールにも行こうと思えなくて。
なるほどね。
パネルに描いてるじゃないですか、どうやって出てくるの?みたいな。
確かに。
だから逆に不思議なのは、めちゃくちゃイラストレーション的な絵を描いてますもんね。
そうなんですかね。
背景がないとかもたまたま好きだったからってさっきおっしゃってもらったけど、
それもやっぱりイラストレーションとして扱いやすい条件の一つだったりもするし、
差し絵とかにもなるし、形をしっかり決めて描くじゃないですか。
だからモチーフとして記号的というか、
モチーフを記号的に扱うところとかも、
たまたまイラストレーション的なものを自分で選び取っていったっていう感じがしますね。
そう言っていただけると、たぶん漫画好きなんでそこがかなりでかいなと思うんですよ。
だから線表現とかも好きだしとか。
そうですよね。
ちなみに好きな漫画は何ですか?
好きな漫画は、ちょっともう一回小さい声で戻っちゃうんですけど、
母親がかなり漫画好きなんで、
そこら辺から英才教育を、
母親の昔の漫画を小さい頃から与えられ続けて、
45:03
それこそ、何でしょう、24年組と言いますけど、
萩尾本とかあの辺のやつをずっと小さい頃から読んでたんで、
それと並行してその時に流行ってた自分のリボンなり、
あんな顔して母親を読みつつ、今でもずっと漫画はあります。
その影響は確かに感じますね。
そうですね。やっぱり線だけで描いてる絵は本当に好きですし、
あと陰影とか色とか色彩の話になってくると、ちょっと手に負えなくて自分には。
そうなんですか?
だからとりあえず線だけで集中させてください、みたいな。
そうなんだ、絵綺麗な色使いだと思うけど。
全然、陰影とかそういう話になるともうやばいですね。
そうなんですね。
でも確かにその固有色というか、
リンゴといえば赤らしいというのはあんまり外さないイメージはありますね。
そういうところはちょっと外さず、そのままみたいな。
ベタも好きだし。
そこのお仕事をしたのがきっかけで、ちょっと活動としてつながっていったって感じですか?
そうなんです。お仕事を始めていただいて、
HBワークのコンペの受賞式に行ったんですよね。
そのときの私が海さんと初めてお話ししました。
そのときにHBギャラリーのオーナーに、
今年ちょっと1枠余ってるから個展しないって言われて、
あ、じゃあメントム化って言われたんで断らなくて。
HBギャラリーが枠余るなんてことあるんですね。
なんかあったみたいですね。
えー不思議。
じゃあやります。
なりますよね。
それは4月か5月ぐらいに受賞式があって、
9月なんですけどって言われて、
9月かーって思ったんですけど、
じゃあやりますって言って。
ちょっとタイトというか。
そうですね、ちょっとタイトでした。
いやでも願ってもないというか、
これは予測のしようがない展開ですね。
そうですね。
HBギャラリーで個展するじゃないですか。
販売の日に行って、
菅井さんって今何かお仕事されてるんですかって言ったら、
あ、なんか飲食とかって言ったら、
うちでちょっと働かないですかって言われて。
え、うん。
じゃあやってみます。
今ギャラリースタッフやられてますもんね。
はい、そうです。
今もHBギャラリーで働いてるんですけど。
いるんですよね。
あ、向こうから誘われた形なんですね。
そうです。突然誘っていただきまして。
48:02
え、すごい追い風という話なの。
いらっしゃいです。
それまで全然本当にずっと衣服とかで働いてたんで、
まさかこんなことになるとは思ってました。
なんか地上的に作品見れるしね。
そうです、そうです。
かなり活動の裏側も分かる方向が入ってきますもんね。
そうなんです。
え、すごい。
いやでも、それだけ目に留まってたっていうことですね、じゃあね。
いやー、どうなんでしょうね。
なんかさっぱりしそうって思ったのかなって思って。
感的だなあ、さっきから。
いやでもそうだと思う。
なんかぽうとつですけど、
かすねさんって人見知りとかはしますか?
めっちゃしますね。
あ、そうなんだ、そっか。
いやだから、めっちゃ人懐っこくじゃないけど、
コミュニケーションがうまくいって、
そういう誘われる感じになったとかでもない。
全然そうじゃないです。
なんかずっと黙ってて、なんかこう住み子にいた。
なんだろう、逆に気になっちゃったのかな。
どうなんでしょうね。
全然そんなコミュニケーションがすごい上手とかは、
もう全然そんなことないですか。
そうなんですね。
いやでも少なからず、
その作家性ってのは影響ある気がしますよね。
そうだといいんですけど。
そこからちょこちょこですね。
初めてお仕事もらって、ギャラリーで働くようになって、
勉強するかわかんないですけど、
そこからちょこちょこお仕事をいただきました。
そっか、それでその冒頭の、
これはイラストレーターでいいのではっていうところに
つながってくるのか。
お仕事もらってるし、
もうイラストレーターって言っていい気がするっていう。
もう本人じゃないです、それは。
面白いなあ、再現性が全然ないですね。
いろいろうろうろしちゃいました。
ちなみにたびたびうまくいかないタイミングはあったわけじゃないですか。
絵を描くこと自体ちょっと離れるみたいなタイミングはあったんですか。
それはあんまりなくて、
なんだかんだ絵はやっぱり描いて、
離れると思ったことはないですし、
なぜかもう維持でもみたいな。
それこそここまで来たならやるしかないみたいな。
なんで、はい。
昨日やめやたらにクロッキーしたりぐらいはしたんですか。
なんでしょうね、そのクロッキー進行というか。
手だけ動かしとけばいいだろうみたいな。
なるほどね、なるほどね。
ちなみにHBギャラリーで働き始めて、
51:02
発見というか良かったことみたいなのってありますか。
それはかなりたくさんあります。
HBギャラリーって本当に老舗のギャラリーイラストギャラリーなんで、
40年くらいやってる。
昔から知ってはいましたし、
やっぱり本当に簡単な言い方になりますが、
有名な方いらっしゃっているとか、
そういう方とお話しできるということとか、
若手の方も本当にいらっしゃる。
HBギャラリーって結構ジャンルがあまり分け隔てない絵を展示するところなので、
そういうの見れるところとか、
さっき人見知りって言いましたけど、
もう人見知りって言ってる場合じゃないと思って、
やっぱり。
挨拶するんだみたいな。
基本スタンスが追い込まれてるんですね。
そうなんです。
周りなりにも飲食で接客してたので、
そこを周りに来ている。
そのコミュニケーションって言ったら、
自分も作家だって名乗りながらお話しするんですか。
基本的にはスタッフなんで、
あんまり自分は出さないようにして、
スタッフで今キングしてますっていうことで挨拶をして、
後から自分も一応絵は描いてますみたいなことがあります。
基本的にはギャラリーはやっぱり作家さんが主役なので、
そのまま展示してる。
サポート役として、
それなりにちょっと控えめにしながら対するみたいな感じですね。
なるほどね。
勤務は週何日?
今4ですね。
4?
もう基本在労してというか、
バックヤードの仕事をしたりとか。
そうです、そうです。
なんか羨ましいですね。
今結構楽しい。
すごい緊張したんですけど、
かなり、それこそ人見知り爆発して、
まるまる挨拶してたんで、なんか。
いやでもなかなか、
働こうと思って働ける場所じゃないから。
そうなんです。
本当に逃げ続けてきたんで、
パソコンとかも全然使えなくて。
そうなんですか?
メロディーに働くようになって、
結構、その時前任の人にすごいいっぱい教えてもらって、
そこでなんとか叩き込むみたいな感じだったんですけど。
そうなんです。
だからそこまで本当に、なんて自分はスキルがなさすぎるんだと思って。
本当に勘せたんですけど。
なんかその、高校はでもデザイン系で、
そのデザインの素養がそこで身についたんだなと思って聞いてたんですけど、
でもそこはパソコンスキルはなかった?
パソコンの授業はほぼなかったんですよ。
そうなんですね。
多分時代のせいだと思うんですけど、
54:00
今もあるかもしれないですけど、
まあ私が、もうすぐ私40なんですけど、
なんで結構前じゃないですか。
ってなるともうパソコンの自体が学校にそんななくて、
確かに。
全然あれでしたね。
そこがHBで習得したんですね。
そうですね。
必要に迫られないとなかなか何をやっていいのかも。
めちゃくちゃ面白いですね。
そう言っていただけますと。
成り上がりというのかな。なんだろうな。
エピソードに事書かないですね。なんかね。
私の人に、こんな成り上がりの私がって言ってます。
言ってますか。
自然な成り上がりであってますか。
冷静にならずに本当にどうするつもりだったんだろうって
よく思いますもん、なんか。
いやーでも人生って感じがします。
しかし振り返ってみたら、そんなに思った通りに
いかなかったよなっていうのは、
会社員やってても思うから、
そこに飛び込む勇気は相当なものですけどね。
でもギャラリーとかで働いてるとやっぱり若手の作家さんは
若い頃からこんなにすごいなーっていつも思ってます。
そっかじゃあちょっと遅咲きというか、
でも別に一概に言えないか。
いや、遅咲きだと思います。
遅咲きな感じしますか。
そんなにまだ咲いてないですけど。
初めてお仕事もらったのが35とかだったので、
結構遅いなって。
確かにそれまで今の職業を名乗れてなかったっていうのは、
何してたのってなりますね、確かに。
なります。
なりますし、だからHBギャラリーで働き出して、
イラスト系の塾にも行ってないんで、
ちょっと本当に誰?みたいな感じ。
突然出てきたみたいな。
いや叩き上げだなー。
マジで誰?って感じだと思うんですけど、
皆さんお優しいので。
私結構もう作品が全てですからね。
いいと思ったらもう経歴関係ないですからね。
そう言っていただきました。
いやーなるほど。
いやちょっとあの今回香川さんに話を聞きたいと思ったのが、
この中で最近日本的な表現って何だろうとか考えることがあって、
考えてた時に思い浮かんだのが香川さんとかだったんですよ。
でもそれって本人が自覚的にやってるのかな、
どうなのかなっていうのが気になって、
聞いてみたいと思ってお呼びしたんですけど、
ちょっと一回前半はこれぐらいにして、
そこら辺の表現の内容について後半でお聞きしていけたらと思うんですけど、
57:03
今今何か告知とかありますか?
9月の頭ぐらいにちょっと個展がありまして、
パールブックショップ&ギャラリーっていう旗ヶ谷の方にあるギャラリーで
ちょっと個展をすることになっておりますので、
ぜひお越しいただければと思います。
そうですね。
じゃあもう作品書き始めてるって感じですか?
いや、まだ。
その締め切りギリギリの話も後でさせていただきたいんですけど。
追い込まれないとなかなか動かない。
まだ自分でも見えてないけど、お楽しみにっていう。
ぜひ東京にお住まいの方はチェックしてみてください。
よろしくお願いします。
はい。ということで今回はひとまずこの辺で。
はい。
かつがえさゆりさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。
バイバイ。
59:09

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