この番組では、私カオチンと、私ミュウチンが50代女子の日常をゆるっとお届け。
あったらいいけど、なくてもいい。そんな話題を語ります。
せーの、かいわれ帝国、はじめるよ。
かいわれ帝国か。
ということで、まずあの時ね、1990年代の話なんです。
もしかして若い方が聞いてくださっているとしたらば、あの時、親父ギャルっていうのがいたんですよ。
バクタン。親父ギャルバクタン。
中村寺裕都子さんっていう漫画家で、今思うとインフルエンサーの走りですかね。漫画家なんだけど、結構露出してビジュアルも出てて、テレビとかにも出てらっしゃったんですよね。
テレビすごい出てた。顔覚えてるもんね。
綺麗な方でね。その方がその前から、バブルの時代が92年に終わったんですけれども。
バブルって92年終わるのか。
そうです、92年終わりました。
92年の2月だか3月だかなんだかに、何かがあったの。
何かがあったね。
詳しくは。
みんな調べて。
その時代は、バブルでワンレンボディックコン。
そうだよね。
大学生時代、そんな感じだったでしょ。
周りにもいっぱいいた。
背中出してさ、
運転してさ、うちさ、地元の田舎のバスに乗ったらさ、中学生ぐらいがさ、男子がキャッキャしちゃってさ、あれなんだよとか言って、裸じゃねえか、みたいなこと言って。
そういう服を着てる人みたいな。
そう言って、私。
私が。
裸で歩いてるの?
違う違う違う。
むしろ原始人みたいに歩いてるから。
違うよ。
背中がすっごい開いて、ピタッとして、体の線が出るやつが、そんなになかったんだよ、その昔ね。
そんなにね。
そしたら、それを着てたら、あんなのまるで裸じゃねえか、みたいなこと言って。
大変大変。
そう、大変大変。
身を縮込めて、お前らに見せるために着てんじゃねえぞ、と思ったんですけど、そういった話もある中で、
ワンラインボディコンとか、カフェバーとか、しゃらくせえ世界がありました。
カフェバー、おしゃれな、ハイヒール履いて。
みんなハイヒール履いてたよね。
足痛い痛い。
足痛いっていう記憶もあんまりないぐらい、当たり前だったんだよね、たぶんね。
そうそうそうそう。
今は無理だけど。
そうだよ、血を流してでもハイヒール履いてたし、クリスマスには男性は血を売ってでもホテル通ったんだよ、高級ホテル。
血を売ってでもホテル。
そう、高級ホテルを通ったんだよ。
すごいよね。クリスマスの日、有名なでっかいホテルの壁が一面バーンって剥がれたら、全員ベッドで重なってるだろうなっていう感じだよね。クリスマスイブの夜って。
すごい嫌だね。
全員ホテルじゃん。
そうだね、全員ホテルでした。そういう感じだったんですけど。
なので、そのアンチテーゼみたいな形で、親父ギャルっていう、中村慈一子さんの考え方っていうか、そんな風にギャルギャルって言いながら、
ガーッと豪快に、親父が楽しんでる世界も、私たちも楽しませていただきますよって感じで、
居酒屋にも行くし、生も飲むしみたいな、そのカフェバーでカクテル傾けて、カクテルなんてさ、これっぽっちしか入ってないでしょ。
三角のグラスだったね、必ず。
そうです。
ガーッと言っても、もう終わりみたいなね。
そういうのがオシャレっていう風に、メディアが踊らせてたんだよね、多分。
そうです、その通りです。踊らされてたんですよ。
踊らされてた。
それで、ちょっとバブルが弾けた後に、弾ける前後だったのかな、親父ギャルっていう概念が出てきて、
そういうところに遊び、そういう領域も楽しんでいいんだっていう、それがすごい新鮮だったんだよね。
そうだね、確かに。居酒屋に行くっていうのがあんまりなかったかも。
そうなんだよ、恥ずかしいことだったの、あの当時って。
そうかも、親父くさいみたいな。
今ほら、サイゼリア論争みたいなのがあって、デートでサイゼリア行くなんてっていう話があったけど、
あれね、本当にあれでしたよね。
確かに。
全面的にね。
そうだね。
でしたでしょ。そんな中でさ、親父ギャルというか、その一方でね、あなたは覚えているかしら。
なんだろう、あの時代ね、オバタリアンっていうのが。
オバタリアン、いたいた、あったあった。
そういう言葉。
あったでしょ。
漫画であった。
漫画であったんですけど、すごいおばさんが恥ずかしい生態を晒すっていう。
ママコンだよね。
そう。っていう、もうほら、パンチパーマとマガウみたいなパーマンのおばさんが、
セール会場であっち引っ張ったりこっち引っ張ったりとか、恥ずかしくなくって割り込みしたりとか、
あとなんかもったいないでしょみたいなので、なんか人が使ったものも回収していくとか、
すごいこう、あ、おばさんになるとこういう恥じらいもなくなっちゃうのかなっていうのがあったんですよ。
自分の中でも、あの辺、ところ、ごめんなさい、何を言ってんだ。
同じさ、職場にさ、ちょっと年上のお姉さまがいてさ、もう20代後半なのにさ、
ちっちゃい子供に接するときにさ、このお姉さんに貸してとか言ってて、
みっともないと思ってたの。
えらくみっともないと思ってたんですよ。
あの時あの人30オーバーだ。
まあそうだね、年上だもんねだいぶね。
で、私たちは荒さな感じで、
でも、だからそういうふうにいつまで経っても年齢を認識しないお姉さん気分っていうのはみっともない。
だけど、おばさんにもなりたくない。
おばさんロールモデルみたいなのがいたね。
そうだね。他にもね、おばさんロールモデルがいて、じゃあ目指すのはおじさんなんじゃないかなって。
おじさんがいなかったんだよね、職場に。
そうだよね。
だから夢見てたの。
おじさんがいなかったんだよね。
てかおじさんはリアルにいたけど、
いたんだよ。
目には入らなかった。
そうだね、いたんだけど、
ね、そうそうそうそう。
なんかとにかくおばさんの影が強く、なんかね、権力が強すぎて。
で、おじさんは綺麗なもののようにあたかも思っちゃったのかもしれないけど、
なんかこう、親父ギャルもそうだし、オバタリアンもあって、
おばさんにはなりたくないおじさんと思って、
はい、30年経ちました、約。
どうです?何になった?
いや、立派におばさんになったなと思う。
ここまで熱く語ってきたけど、結局おくる。
結局おばさんになっちゃったっていう話ですよね。
そうです。立派なおばさんになりましたよ。
そうだね。
あのね、三段腹?ってこういう三段腹。
おじさんでも三段腹はいるけどね。
いるんだけど、
おじさんにはなかなかなれないよ。
おじさんにはならなかった。
でも、おばさんになれてよかった。
いいおばさんになるためには、もしかしたら、
あの若い頃のおじさんに憧れた、あの若い頃があったから、
今、おばさんに無事に着地してるのかな。
よくわかんないことに。
ごめん、ごめん。それいい話に聞こえてるよけど。
いい話にしようと思って。
でも、いい話にしよう。
若い人に言いたいのは、おばさんはすごい楽だよってこと。
そうだよ。
でも、おばたれ屋みたいな楽さじゃないの。
ていうか、若い時ってつらくなかった?いろいろ。
つらかった。
あのね、夏が来るたびに脇毛をなんとかしなきゃいけない。
それさ、ちょっと待って。
ちょっと待って。弊害があるから、今。
それさ、おばさんになるとボボを生やしていいみたいに来るから。
違うの。
そうじゃないの。
処理しなきゃいけない義務が生まれるじゃないですか。
ノースリーブ着る、半袖着るのにも見えちゃうから。
もうほら、私さ、あったの。
あの電車の中でつり革を持ってる前の女の人が、私座ってて油断するんだろうね。
ノースリーブじゃなきゃ平気でしょって思ってるんだろうけど、
筒抜け、それこそ。
見えちゃうよね。
Tシャツのこの袖越しにボーボーみたいな。
そういうのがあるから、緊張が抜けなかったんだけど、
でもほら、この歳になると生えてこなくなるから。
ね、びっくりする。
本当にね。
生えないんだ。
生えないの。擦れちゃうのかな。
それか、私が目が悪くなってから。
見えてないからかもと思って。
だいぶそれもあるかも。
鏡に近寄っていくんだけど、ない。生えてない。
生えてない。
たぶん大丈夫。
それはね、母親も言ってたの。
歳をとると生えなくなるのよって。
嘘ばっかりと思ってたけど、生えない。
あれちょっと周りの50代女性に聞きたい。
そう。みんな生えないんじゃない?
だって今まであったところからは毛が抜け落ち、
今まで生えてなかったところに毛が生えるんだから。
え、何?子供に戻るってこと?私たち。
そうじゃなくて、変なところに髭みたいな毛が生えてきたりとかして、
はっと思ったりしない?
それはだいぶ若い頃からあったよ。
あった?
あれでしょ?ほくろから生えてる毛みたいなやつ。
それはそうだね。そういうのもあったよね。
あとね、腕にね、すっごい細いね。細くて長い。
気がついたらね、透明なんだけどね。
あ、なんかすごい長い毛がいる。
それ何とかの意図って昔何か言ってなかった?
あれ、ふく毛って言うんじゃなかった?
あの、抜いちゃダメだよって。
全然わけわからない話になっちゃったから。
え、ちょっと待って、ちょっと待って。これだけちょっと開けまして。
大切に生やしてる子がいてさ、何かが抜いちゃったの。
ショックだな。
え、毛生えてるよ、ボン!みたいな。
え、やめてー!ってね、泣いてた。
かわいそう。
そう、ふく毛の存在があるから人の毛はいない。
その時ね、思ったの。
あの、やたらと抜いちゃいけないんだな。
そうだね、そうだね。
何の話?っていうことでしょ?
違う違う。
あの、毛が、それはちょっとわかんないんだけど。
まあね、そうそうそう、そういうこともあるよ。
でも、脇に関しては、女性は生えてこなくなるのかも。
なると思うよ。だってさ、腕とかさ、すねとかもあんなに気にしてたのに。
確かに。
気にならなくなってない?
それは気にならなくなっただけじゃないの?
いや、気にしてないっていうのもあるし。
あ、でも気にしてない。
だってほら、毛自体細っちゃうから。
あ、そう、確かに。細っちゃう。
細っちゃうね。
だから、目立たない。
あ、確かに指、あ、でもこれはシワのせいだわ、ごめん。
指毛?
そう、指毛が目立たなくなったと思ったけど。
ないんです。
これの指毛の関係は、シワのせいでした。
それもあるね。
間違いだった。
そうそう、毛は本当に生えなくなるよ。
ね。
うん。
あ、髪の毛の話じゃなくて、あれだね。
わき毛だよね。
下の毛は生えるよ。
普通にありますけど。
まだあるよ。
髪の毛とかは普通にあったり、でも薄くなるよね。
細くなるね。
あ、そうそう。細っちゃう。
あ、でもね、うねりが出てくるからね、広がるの。
あ、そうだね。
なんて年の悩みになっちゃった。違うよ、普通に。
そういうものもあるし。
楽になるって話だよね。
楽になるっていう、なんていうの?
あのさ、若い頃ってさ、男性がさ、対象じゃん?恋愛対象とかに、すぐなるじゃん?
でさ、そう見るのも、そう見られるのも、なんかめんどくさいじゃん?
でもなんか、気使わなきゃいけない世界もあったりするじゃん?
で、気使ったりするとさ、お前のことなんかなんとかじゃねえよ、ブスみたいな世界もあるじゃないか。
激しいな。
そういう、意識しないと、なんか気があるんじゃないかという風に見られたり。
逆に、そういうのを配慮すると、お前のことなんか気にしてねえよ、ブスみたいになったりとか。
ブスじゃない。
ブスじゃない。
男性のそういうさ、なんていうのかな?伝わる?
伝わる。伝ってるよ。
っていうのの、そういう対象にならなくなった楽さ。
そうだね。
お互いもさ、なんか。
気にしなくていい。
そう、気にしなくていい。だって私たちは中年だから。カテゴリー中年。
ざっくり中年袋に入ったから。
中年袋になったので、もうそういう対象からは引退しましたっていう。
引退宣言とかできるから、楽ちんだし。
確かにね。
あとね、おばさんのフリしてっていうか、おばさんなんだけど。
何を言い出すのかと思ったんだけど。
無神経なこと言える?違う、無神経じゃない。無遠慮?
なんていうのかな?知らないこともちゃんと知らないって言えるし。
それはあるよ。
あと聞きたいことも聞けるっていう。
昔はちょっと見え張ってさ、聞けなかったこととか、
すいません、わからませんっていうのがちょっとつらくて言えなかったりとか、
そういうのも、無神な表情で、
ごめん、わからない、今の理解できなかったんでもう一回お願いしますかっていうのも言えるようになった。
確かに。
なんかさ、怖いものがなくなってくるっていうか。
そうだね。
半分ぐらいになったのかもしれないね。
もう経験がいっぱいあるから、若い頃って経験不足を補おうとして、
そこを無理して頑張っちゃって、
知らないことも聞けなくて、後で影弁したりとかさ、
いろんなところで調べてみたりとかしたけど、
その場で聞くのが一番楽だったりするじゃん。
またオーダーしてくれた人に対してのさ、
そこのニュアンスもその場じゃないと確認できなかったりするじゃん。
でもこれ言っていいのかな?悪いのかな?これ聞いたら恥ずかしいのかな?
経験不足って思われるのかな?とか思ったけど、
今こんなに経験があるから、経験不足って思われてもいいって思っちゃうわけ。
そうだよね。わかる。その自信がね。年齢っていう自信があるよね。
こんだけ謙虚してる私がわからないんですから、むしろあなたの方が悪いんじゃないですか?みたいな。
そうよね。長く生きてりゃ。
そう。長く生きてるので、すごくいろんなことが楽になるので、おすすめ。
おばさんに。
ぜひおばさんに。あなたもおばさんになって。
20代の時あんなに怖かったおばさんも、なったらすごくパラダイス。
そうだよね。あんなにつらかった生理もなくなるから。
そうだね。白いパンツも心置きなく履けますし。
あとゴミをさ、人の家に行ってそういう時にさ、持って帰らなきゃいけない。
お邪魔した時ね。
家族借りてね。
ちょっと変な話申し訳ないんだけど、軽血が多いタイプだったから、
すごいさ、ざっぷんざっぷんになっちゃってさ、
それを申し訳ないって言いながら随分具体的に話すんじゃないですか。
ごめんなさい。ちょっとこれじゃピーってカットでもいいですけど。
それを持ち歩かなきゃいけない辛さとかもあったんですよ。
あるね。そうだよ。持ち歩かなきゃいけないもん。
いつでもトイレに行く時にポーチを持っていかなきゃいけない。
そうだよ。それで人の家にはそれを持って帰らなきゃいけなくて、
人の家に寄った後にどっか行こうとか言われても地獄ですわと思って。
そうだよね。
そういうのがあったりとかして、そういうのも楽になります。
楽。なんかさ、昔それに関するあれだとさ、
生理に毎月あるから3分の1ぐらいは人生を左右されてた。
そうだね。体調不良とかにもなりましたよね。
そうだそうだ。
その時期が近づいてくるとさ、生理中だけじゃないじゃん。
前後あるから。
そうだね。前後だね。私も本当前が。
辛かったんですね。
PMSすごかったから。それは辛かったわ。
そういうのもさ、さらっとなくなるのが嬉しい。
本当に。本当です。だからみんな来るといいよ。
早くおいで。
早くおばさんになるといいよ。タイに来るといいよのノリで。
そういう感じですかね。
という話でしたね。