2025-05-23 31:48

#3 経営をしたことで見えたこと

▼内容:

田中さんが経営者6年目に突入 / サラリーマン時代は12年 / 経営計画システムの研修講師→営業→コンサルタントというキャリア / 経営者になって初めて見えたリアルな景色 / 納税額に対する心理的プレッシャー / キャッシュフローの不安から毎日スマホで会計ソフトをチェック / 資金繰りに対する感覚の変化 / 借入に手が震えた初体験 / 経営者はある種クレイジーな感覚も必要 / 給与振込の「送金ボタン」が押せない葛藤 / お金を払う側になって初めてわかる「もらうことの重み」 / 経営者としての体験がクライアント支援の質を上げる / 経営者だからこそ相談される「ここだけの話」 / 経営者であることが近さを生み出す武器になる / 経営者でなくても経営者に寄り添う姿勢は身につけられる / 経営者マインドよりも「自分の目標を持って行動していること」が重要 / 社員として経営者と話す際の意識の持ち方 / 経営を経験して視座が変わった服部さん / 多様な視点や思想を受け入れながらチームをつくる / デザイナーや専門職に必要なタレントマネジメント的視点 / キャラクターに合ったコーディネートがリーダーの役割 / ブランディングとはチームづくりでもある / タレント集団をチームにする難しさと楽しさ / プロダクトではなく「人」と向き合う経営の本質 / 経営をして良かったと心から思える理由 / 社員と経営者、どちらもそれぞれでいい / チャレンジしたい人はぜひ経営者にも挑戦してほしい


▼月曜日更新(なるべくがんばります!)

▼番組ハッシュタグ:#会計とデザイン

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▼運営:「会計とデザイン」会議 製作委員会(株式会社ティー・エー・リンク/株式会社セルワールディング/SUMOGREE)

サマリー

株式会社TAリンクの田中良氏と株式会社セールワールディングのブランドデザイナー服部大吾氏が、中小企業経営者としての体験を交え、経営の苦労や気づきについて語っています。特に、税金や資金繰りに関する実感を通じて、経営者の視点からの新たな理解が深まります。このエピソードでは、経営を通じて得られる経験や感情、特にお金の管理や従業員に対する責任について話されています。経営者としてのプレッシャーやサラリーマン時代とは異なる視点からの気づきが共有され、経営者としての成長が強調されています。経営を行うことで、さまざまな視点や価値観を持つ人々とつながり、チームの連携を深めることの重要性を実感しています。また、経営者としての挑戦がもたらす経験が信頼に繋がる時代であることにも触れています。

経営者としてのスタート
会計とデザイン会議-経営をおもしろく話してみる。
この番組では、会計とデザイン、それぞれの専門家であり、
中小企業経営者でもある2人のパーソナリティーが、
自身の体験・経験をもとに、
企業経営あるあるをおもしろく語り合っていきます。
明日からの経営にお役立てください。
お送りするのは、株式会社TAリンク財務コンサルタントの田中良です。
そして、株式会社セールワールディング・ブランディングデザイナーの
服部さんの服部大吾です。
じゃあ、服部さん、今日のテーマ。
今日のテーマ。
経営をしたことで見えたこと。
こんなテーマで話をしたいというふうに思うんですけど。
今、田中さんって何期目?つまり何年目ってことですか?経営者になって。
2019年の5月に会社を立ち上げたので、
もう丸6年ですね。
経営者6歳。
経営者6歳。これから小学校に入る。
そっか。もう6年経ったんですね、あれから。
そうですね、はい。
その前はね、
もちろんです。
経営者じゃなくて。
本当にサラリーマンでしたけれども。
サラリーマンは何年やったんでしょう?
サラリーマンは12年やりました。
結構長かったですね。
でも今思うと早かったです。
早かった?
早かったですね。
それは?どうして?
どうして?忙しかったから?
忙しかった。でもその忙しさで言ったら、別に今のほうが。
質というかレイヤーは異なるんでしょうけど。
その時は、もしかしたら1日なり1ヶ月が長く感じたかもしれないですが、
今振り返ってみると12年は短かったなとは思いますね。
サラリーマンから経営者へ
ちなみに前職ではどういう立ち位置で、どんなことをしてきたんですか?
前職はマップ経営という会社で経営計画のシミュレーションソフトを開発している会社。
これは会計事務所さんに販売する。
経営計画の作り方とかを会計事務所さんに教育・研修するという会社だったんですけれども、
そこで最初7年間は研修の講師ですね。
会計事務所の方々に対して経営計画の立て方とか、こういうふうにやりますよっていうのを
研修講師という立ち位置で仕事をさせてもらっていて。
研修講師?
そうですね、研修講師。
会計事務所の先生?
そうですよね。
先生たちに向けてシステムの使い方とか、あるいはそもそも経営計画ってどうやって立てるのみたいな話。
そうです。
それを会計事務所の先生に。
やってました。
それは大変ですよね。
最初はやっぱり緊張しましたけど。
新卒でご入社されていた?
新卒に入社しました。
そのどことの若造がこれまでたくさんの企業経営を見てきた先生に向かって話をするわけですね。
それもただ話をするわけじゃなくて、使い方なり推進の仕方っていうのを教えるわけですよね。
そうです。
ちょっと尋常じゃない精神状態になるかなって思いますけど。
緊張は最初はしましたけれども、7年間そんな仕事をさせてもらいました。
その後は今度は営業の仕事ですね。
新規のお客様の開拓もそうですし、今いらっしゃるお客様のところ訪問をして、それで経営計画の推進。
その会計事務所さんで経営計画がお客様に対して提供できるような現場で推進するっていう仕事にスイッチして。
それが5年間ですね。
なるほど。
で、その後は?
その後は会社を辞めて。
あ、そこで辞められたんですね。
そうです。
これその経緯みたいなのをここで伺っておいて大丈夫なんですか?
あのー、まあ。
話せる範囲でいくらにしていきましょうか、じゃあ。
ここはなかなか難しいですね。
確かに難しい。僕内情知ってますけど。
言える範囲であまりにも気になっちゃうと思うんで。
でもあれですか、じゃあ経営者になろうっていう思考がもともとお持ちだったかというと、そういうわけではない?
経営者になりたいっていうのは20代の頃思ってました。
思ってたんだ。
思ってました、はい。
でもそれはどういう経営者っていうか、業種なりどういう会社の形態?
いや、特にはなかったですね。
本当入社して3年4年ぐらいまでは、もう20代のうちに会社辞めて経営者になろうっていうのは思ってました。
なんで経営者になろうって思ったんですか?
何になりたいとかどうなりたいっていうのって全くなくて、今振り返ると漠然と社長になりたいなって思った。
いや、父親が自営業やってたのはそういうことじゃないんですよ。
ないんですよ、ないんです。
ないんですけど、なんかただ漠然と会社やりたいなって思ったんです。
なんでだろう?
わかりません。
これ選んだら良かったのかな?
そうなんだ。
でも大学が商業科じゃん。
そうですそうです。経営学部。
経営学部か。
あと会計の勉強とかもしたりしてたので、会計士にも一種になろうとも思ってました。
じゃあその文脈は少なからず、もしかしたら関係あるかもしれない。
経営の楽しさみたいなのは何か?
大学では色々勉強したつもりだったので、それを活かせるっていうのは頭のどっかにはあったのかもしれません。
人生を送るならば、どっかで経営というものに触れていたいみたいな考え方は多少あった。
ただ、それで経営者になって組織を持ってとか、一人でやってとか、そういうイメージっていうのは全くなかった。
経営の悩みと実感
ただただ経営者になりたいって思ってた。
じゃあその6年前か、7年前になるかな?
7年前ですね。
の一社員から経営者に切り替わったじゃないですか。
じゃあ劇的に変わったところ、何が変わったのか聞いてもいいですかね?
さっき紹介した通り、研修講師としての仕事と、あと営業という仕事をやっておりつつも、実際に企業経営者に対してコンサルティングをするという仕事も細々とやってはいたんですね。
それこそ建設業の会社さんだったり、その時家具を販売する会社なんかにもちょっとコンサルティングで入らせてもらっていたんですけれども、
自分が経営者になってみて、社長ってこういうところで悩むんだなとか、こういうことが気になるんだなっていうのを肌で実感できたっていうのは、すごく自分にとって財産です。
じゃあその肌で実感したことと、代表をやる前のこういうことに悩んでるんじゃないかなっていうことは全く違った?
そうですね。例えば税金を払うのがすごい嫌だから節税しようっていうふうに思われる経営者さん。
たぶん聞いていただいている方の中にもいらっしゃると思うんですよね。で、サラミンマンだった時は、なんで税金払うの嫌なんだろうっていうのを思ってたんです。
いや、義務じゃん。納税の義務。それは日本人の義務でしょ?って思ってたんです。
ただ、これいざ経営者になってみた時に、もちろんその納税をするっていうのは頭の中ではわかっている。
もちろんそれをしなきゃいけないっていうことも義務だっていうのは理解している。
ただ、やっぱり、いざその納付額いくらですっていうのを見た時に、これだけ支払うのかっていうのを感じたんですよね。
これかと経営者の皆さんが感じることってこれなのかっていうのを。
なんですかね、それは数字がバッと見えるから?
見えるからなのか、お金がそれだけ出ていくっていうことに対する恐怖感ももしかしたらあるかもしれない。
まさしく文字通り自分事になった。
そうですね。
そうか。
それはすごく感じました。
あと、お金、資金繰りの部分に言っても、ちゃんと先々見えてるんだから大丈夫じゃんって思ってたんですよ。
まさに経営計画を立てて、その計画がちゃんとその通り実行されているかっていうことを提供させていただいた側。
それを経営者は見てるわけですから、どのタイミングでどれだけお金が必要になるか。
分かるじゃん。
このタイミングはお金があるっていうのはもう分かってる。
分かります。もうここでキャッシュフローもうつくなというのは、田中さん散々それ作ってきた、指導してきたわけですよね。
分かる。
その手法ももう散々知ってるわけです。
分かってる。
なのに。
ただ、それが経営者の立場になってみるとすごく不安になるんですよ。
今でも覚えてる。時々話したりもするんですけど、
超入金予定とか全くないのに帰りの電車の中でスマートフォン開いて会計ソフト開いて、
それで入金がない、出金がないっていうのを確認してアンとしてる。
あ、今日は支払えなかった。あ、今日入金あった。
毎日見てるんですか?
その時は毎日見てました。特に創業当時。
今はそんなに?
今はそんなにです。
数は減った?
数は減りました。その時は無意識的に開いてました。
SNS状態ですか?
SNS状態です。
電車乗ってつり革捕まろうと思ったらスマートフォン出して会計ソフト開いてっていうのを無意識的にやってました。
TikTok見るかのように財務省が見えるように。
そうです。しかもさっきも言った通り、今日入金がある。
今日は入金ないっていうのが分かってる。
今日出金もないっていうのは分かってる。
分かってるのも関わらず、無意識的に会計ソフト開いてるんですよ。
これかと。
これかと思いました。
頭では分かってるのに、体が動いてしまうってのはどういうことなのかっていうのをすごく感じました。
僕もそこをすごい共感するところがあって。
やっぱり数字、普段の管理会計って皆さんご存知かどうか分からないですけど。
管理会計っていうその普通の会計、普通の会計。
何ですか?あっちの会計は。
決算書とか。
過去会計。
過去会計っていうのか。
管理会計。
普通の会計が聞いていただいている皆さんは。
分かるかな。
分かると思う。
表に一般社員と見えている数字と社長が見えている数字って結構介入しやすいじゃないですか。
しょうがないんですよ、これは。
その管理会計っていうのは皆さんが見えるような状態になっている。
ちょっと読みやすいようにしている数字ってあると思うんですけど。
それだけ見ているのと、内側で見ている数字ってやっぱり違うんだなって実感しますし。
ダイレクトにその数字、裏側の数字っていうのが見えると、これは特に立ち上げ当初っていうのがドキドキします。
どの辺でそれを感じました?
実際にキャッシュフローを持つかどうかなっていう話ですよ。
やっぱそこですか。
でしょ?
究極はお金ですからね。
お金ですよ。
お金が尽きてしまえばゲームオーバー。
経営者としてのプレッシャー
そこで借り入れをするタイミングがどうするかとか出てくると思いますけど、
でもやっぱお金が尽きないことにはこうしたことはないっていう勝負にどうしてもなるんですよね。
尽きたとしても方法はあるんですけどね。
もちろんもちろん、あるんですけど。
方法はあるんだが、ああやって数字で見せられると嘘ではないので。
ちょっとドキドキするなっていう経験はやっぱどんな経営者でもあるのかなって思いますけどね。
大きい小さい関係なく。
あと借り入れっていう話でいくと、今となってはその当時の経営者の皆さんに本当に申し訳ないなっていう気持ちなんですけど、
お金がなくなった、じゃあ銀行から借りればいいじゃないですかっていうことを平気で言ってたなと思います。
手段としては正解ですよ。
手段としては正解です。
でもじゃあいざ自分がお金を借りるっていう立場になった時に、
手が震えましたもんね。
最初何百万って借りるとき、政策金を高校さんからお金を借りるってなった時に、
あ、借金するんだ自分って思ってサインするんですよ。
震えましたね。
これは経営者ちょっとクレイジーな部分は多分にないと、僕ちょっとできないんだなっていうのはやってみて思いました。
給料を払う実感
僕今第5期目に入ったのか、5年生になろうとなったところですけど、
昔から言われてるんですけど、服部さんサイコパスだって言われることあるんですけど、
最近ね加速度的に言われるようになったなと。
サイコパスはまたちょっと違うような気がしますけど、それはどのシチュエーション見て皆さんそういうふうに教えてるんですか?
よく言われるのが、顔は笑ってるんだけど目が笑ってないって言われる。
僕ね全力で笑ってるつもりなんですけどね。
目が笑ってないって言われるんですか?
目の奥が笑ってないって言われるんですよ。もうこれどうしようもないんですけどね。
それは経営者だからとかそういうことですか?
僕のパーソナリティの話。
それは上段差って大きい。
でもその普段やっている業務だったりとかっていうのも、プレイヤーとして動いている部分もあるんですけど、
そういうところがありつつも堅いな。
ドライにすごいジャッジするとかっていうのは特に数字のところにあるんだよね。
数字側がドライなので、ドライに付き合わざるを得ないっていう瞬間はどうしてもあるんだろうな。
そういうところが言葉になるとサイコパスっていう言い方になるかもしれないし、
どちらかというと僕クレイジーにならなきゃいけない部分があるなっていうふうに言葉としては思います。
あとはお給料を払うっていうこともすごく経営者になってみて実感するところがあるんですけれども、
今まではサラリーマンの場合はもらう側だったわけじゃないですか。
経営者になって、自分もそうですけど、従業員に対してスタッフに対してお金を払う立場になるわけですよね。
払うときに1回送金っていうボタンを押すときにちょっとためらうんですよ。
ためらうっていうのは何かというとすんなり押す。
1回ちょっと自分もそうですし、スタッフの1ヶ月の活動を振り返るわけです。
振り返るんだ。
振り返ります。
すんなりとボタンが押せない自分がいる。
自分はこういう活動をこの1ヶ月したなとか、スタッフはこういうところを頑張ったな、こういうところをもうちょっと頑張ってもらうといかんなとか。
振り返ると同時にかみしめる。
かみしめる。
このワンクリックにかみしめる何かを載せてワンクリックするんですね。
スムーズにポンポンとは押せない自分が。
これ今でもそうなんですけど、スムーズに押せない自分がいて。
確かにそれは社員の頃には想像はつかない。
そうですね。
なのでお金をもらうありがたみっていうのを経営者になってより実感したっていうのはありますね。
今までもサラリーマンでももちろんお金がもらえなければ生活はできないので、それはそれでありがたかったんですけれども、
それを払う側になったときによりそれを実感したということですね。
経営者としての成長
だからもうちょっと頑張らなきゃいけないなっていう気持ちにもなってます。
ご自身もね。
自分が。
会社全体としても。
会社全体としてもそうです。
ということですね。
なるほどね。
っていうのを経営者になってみて実感できたっていうのは自分にとってはプラスだったなっていうのは感じるところ。
僕よく田中さんからお伺いするのは、ご自身が経営をなさっているというこの実感こそが今のクライアントの皆さんへのサービスの根源になっている。
そこのレベル上げに向かっていると思うんですけど、自信を持って言えるようになったみたいなことはよく田中さんから聞くので、
そこの人たちにしかわからない苦悩だったりとか喜びも含めてあるんだなっていうのは思ったりしますけどね。
その提供していること、経営計画を立てるとか立てた計画に対してきちんとその通り実行できているかどうかっていうその提供しているものというのはサラリーマンだったときにやっていたことと経営者と同じなんですよ。
同じなんですけど、やっぱりその経営者という立場で提供しているって自分も体験した事柄を自分から言うっていうのもあるんですけど、
そうするとその気持ちわかるっていう反応だったりとか、プラスアルファーでこういうことも悩んでいるんですけど、
どう思います?という相談がサラリーマンだった時と比べると圧倒的に増えたなっていうのは感じますね。
共感ができるっていうことが多いのでしょうね。
ここだけの話っていう話をしていただけるっていうのはすごくやっぱりその経営者の方との近さを感じるので。
田中さんならわかってくれるかなって思う、僕も。
自分のパーソナリティーの部分もあるのかもしれないですけど、でも僕自身は経営者として、
まあでも経営者としてって言うとちょっとまた距離感がね、それがあるからくっついてられるのっていうふうに思われているのも嫌なんですよ。
ただこの立場だからお客様のその気持ちがわかるっていうところもあるし、実体験で同じですよっていう話もできるし。
っていうのこともあるので、やっぱりこの立場でお客様と接することができているっていうのはプラスになっているなって思います。
難しいなって思うのは、確かにその経営者、経営をしたことで見える景色ってあると思うんですけど、
でも実際社員はね、社員の立場のままサービスの提供しなきゃいけないし、
じゃあ全部田中さんに出てきてもらいたいとか、田中さんに全部相談してからなんかするって、
まあ現実的にはあり得ないじゃないですか。
で、その時にね、社員がどう立ち回るかっていうのは、これは会社経営としても永遠の課題になるんだろうなと思ったりしますけどね。
そうですね。なので経営者マインドを持てとか経営者視点を持てっていうのはよく言われる。
僕もそれはある意味必要だとは思うんですけれども、
それよりも、僕はその経営者というある種、肩書きを使ってお客様と接することによっていろいろ近い距離を得ることができた。
経営者という肩書きがなかったとしても、ちゃんとその人が経営者に寄り添いながら、
その悩みを少し共感できる立ち位置に登り詰めてくれたら、経営者という肩書きがなくてもいいサポートができる。
実際そうやってやってらっしゃったんですか?
と思ってはいいな。
間違いなくそうですよ。
ってなると、やっぱり自分で目標を持つってすごく大事だなと思っていて、
その目標に対して自分が頑張ってる、努力してる、アクションしてるっていうことを少なくとも私生活の中でもいいのでやっていれば、
経営者が目標を掲げてそれに対して頑張っているというところに対して、自分もこういう目標を掲げてこういうことを頑張ってるんですよっていうステージ違うかもしれないけれども、
でも近いステージで話をすることができるんだろうと思うので、そこは求めていきたいなって思うんですね。
自分のなりたい姿だったりどうなりたいかっていうのをちゃんと持った上で経営者と話をしないと、ただ惰性で生きている人が経営者のサポートができると僕は思えない。
なるほどね。
っていうのはやってみて感じるところですかね。
今までもやってましたけど、経営者というポジションになってそこにより自分は拍車をかけることができたっていうのはプラスだったなって思いますね。
いいですね。
鳩さんなんかそういうありますか?
そういう?経営したことで見えたことか。
はい、経営したことで見えた。
でも今おっしゃってた数字の部分については、もうね、田中さんに僕すごい頼っている分大きい。今となってはね、大きいですし。
すごくサポートしていただいているので、ある意味安心してね、経営できる環境になったのは幸せだなと思っている分。
確かに立ち上がり当初、同じようにキャッシュフローで、これどうなるんだろう。
1年のペースがわかんないんですよね。お金の増減なり、それと合わせてスタッフみんなの許容できる範囲。
その許容っていうのは仕事の強度だったりとかっていうのもバランス感覚っていうのは自分の中でストックが、経営者という目線からでは持ち合わせていなかったので、そういう部分では悩んだところはありますね。
3期目ぐらいまではそんな感じでふわふわした感じはあったかなって今お話聞いてて思いましたね。お金の面で言えばね。
ブランディングの観点から、ただデザインをするだけじゃないじゃないですか、セルワーディングさんの企業さんに対してのサポートっていうところで言うと、
そのブランディングっていう観点から見たときに、今の経営者というポジションでよかったな、経営してよかったなって感じられること、ブランディングっていう観点はありますか?
ブランディングっていう観点でジャストで言えるかどうかわかんないですけど、今思ってたことを言うと、
この経営者という立場の前は、僕も取締役も経営者という立場ですけど、もう一個前で言えば社員という立場をしていたときで言えば、自分の周りの関係者の範囲で仕事をするんですよね。
当たり前なんですけどね。その範囲でいろんな人がいるんだな、いろんな考え方の人がいるんだなっていうのを実感してやっていたんですけど、
こういう立場になると、関係する人っていうのが広がっていくな、線が広がっていく、線が多くなる。
チームとの連携の重要性
特に社員はその線というのは、いろんな人とつながるようになっていく中で、本当にいろんな視野、視座、視点を持っている人が本当にいっぱいいるんだなっていうのを実感したっていうのは大きかったなっていうのは、
今話を聞いていて思ったところですね。
これ、いろんな視野、視座、視点を持っていると、ある時は自分の考え方だったりとか、自分の思想に近づいてほしいなと思っていた時期もあったんですよ。
これ違うかもなと、あるタイミングからやっぱり徐々に思うようにいって、そのまま受け入れた状態でどうチームとして連携ができるかとか、あるいは外部の人も含めてどうチームになっていくかっていうのを考えていった方が、より楽しいなと思えるように自分自身がなっていったっていうのは視点の変わった部分かなと。
抽象的な話になりますけどね。本当にいろんな考え方を。
より専門性がある触手だからこそまたそういう事情もあるのかもしれないですね。
そうかもしれないですね。
デザイナーというこの触手もニッチといえばニッチですから、それぞれの思想があって、その思想がまた力になっているのは間違いなくそうなんですよ。
だからその力になっていることを曲げずにそのまま伸び伸びと活躍してもらうためにはどうしたらいいのかっていうのを考えるっていうのは、ブランディングデザインの会社の代表なり、あるいはリーダーの役割だったなっていうのは実感しているところですね。
ちょっとタレントマネジメントに近い部分は多いなと思いますよね。
それぞれのキャラクターを理解した上で、どうそれをプロデュースするって言ったらちょっとおかましいのかな。
どう伸ばしてやれるのか。それぞれ向いていることとか、語り出したら止まらないこと、掘り出したら止まらないことっていうのは絶対一人ずつあるので、それをどうね、コーディショニング作っていくかっていうのは楽しいところだなと思いますね。
そうなってくると今度ね、どう組織を作っていくかっていうところもテーマに。
多いね、ありますね。
また今おっしゃられたように、もしタレント揃いのチームということであれば、スポーツの世界でもおそらくそうだと思いますけど、タレント揃いのチームをどうやってその一つのチームとして幅に上げるかっていうのは
やっぱりスポーツ界の中でもすごく重要なテーマであったりっていうのを聞きますので。
それはね、すごい楽しいところだなと思いますね。
何かを、プロダクトを作って販売しているわけではない、やっぱり人を相手にしていて、その先も人がクライアントになるんですけど、その人と人をどう組み合わせていくかっていうのは、永遠にずっと考え続けるべきことだなと思いますね。
お互いに弊社になってみてよかった。
経営への挑戦
よかったんでしょうね。
よかったんだと思います。
一言になっちゃったけど。
これを聞いていただいて皆さんも。
でも、やってみるのはいいんじゃないかな。
無責任にお勧めはできないけど、そういう景色を見てみるっていうのも人生経験としてはありなんじゃないかな。
そうですね。あと、今は昔ほど、じゃあ経営者になってみてダメだったからって言って、じゃあ会社潰しました、畳みましたって、後ろ指刺されるような、そういう時代ではなくなりつつあるので。
むしろね、その失敗が経験となった人の方が信頼できる、信用できるっていう視点は多い。
そうですね。
全くゼロではないかもしれないけど、昔からと比べるとそのハードルはグーッと下がってると思うので、なのでチャレンジしたいなっていう人はどんどんチャレンジ。
かといって、別に社員でいることが良くない。全然ない。全くない。
それぞれの、さっきの話じゃないですけど、それぞれの思考があって、それぞれのスタイルがあるので、それぞれのポジショニングと立場で活躍するっていうのは幸せなことなのかな。
たぶん自分が一番わかってると思うんですよ。
自分が社員という立場でい続けた方が光り輝けるなとか、自分は社長というポジションに挑戦してみたいなっていう思いを持つ。自分の中にはあるはず。
そうですね。この立場になってそういう選差判別なんだっていうことを改めて思ったっていうのは、さっきの話につながるところなんだと思いますね。
結論、チャレンジしてみたいと思う人は、ぜひ経営者、チャレンジしてみてください。
そしてそれぞれでいいということが結論ですかね。
はい。そんな感じでしょうかね。
以上。
以上。ありがとうございました。
はい。ありがとうございます。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
番組への質問・感想・ご意見については、概要欄にあるGoogleフォームへ投稿をお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
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