新年度の心構え
おはようございます。3月29日土曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この放送があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
この配信は、実際に筮竹で占っている部分と、結果の解説部分をすべて含めてお話しています。
それぞれタイムスタンプをつけてあります。お急ぎの方は、解説部分の3番の読み取った結果からお聞きくださいね。
はい、では今日の占的。占的は占う的と書きます。占う内容のことです。
では今日の占的は、新年度に必要な心構えは何でしょうか。占います。
内卦は沢です。
しん
内卦は雷です。
みこうです。
解説の1つ目、示された結果の説明です。内卦が沢、外卦が雷、こちらは雷沢帰妹。
雷沢帰妹の意味は、型破りな結婚。
この卦は、本来の手続きを飛ばした型破りの結び付けを示している卦なんですね。
えきれば、沢は若い女性。
この雷は、年上の男性を示しております。
これは、若い女性が年上の男性にとつぐというもの。
アンバランスとか、ちぐはぐとか、タイミングが合わないということを示しているんです。
季節外れだとか、不自然な動きだということ。
だけども、今の時代でしたら、結婚というのは別に、若い女性と年上の男性が結婚することは別に何のおかしいことでもないので、
今の現代の解釈では、柔軟さとか、あるいは個性の象徴として読むこともできるんですね。
例えば、型破りであっても、それが自分らしい占的だとして、そういう読み取り方もできます。
この卦の元々の意味というのは、形式とか順序といったもの。
それが本来ある形から外れたときは、どうしてもアンバランスだとか不安定さというものが出てくるんですよね。
だけど、それが必ず間違いとは限らないよというところ。
型破りな結婚というところですけれども、順序とか、昔ながらのものとは違っていても、そこに誠実に向き合っていけば道はできるよという。
人が動くとき、この卦自体が型破りな結婚という意味なので、結婚のような感情で動くとき、人は勢いに任せてしまう、そんなところがあるかもしれませんが、
そこに冷静さとか責任ある判断があれば、新しい形の正しさ、昔の形だけが正しいわけではないですよといったところを示している、そんな卦でございます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。
1個の卦に爻が6個あります。この雷卓金枚を1冊の物語の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
駅では、第1章にあたるところを諸爻といいます。そこから時間がたって話が進んだところを二爻で、また同様に進んだものを3爻、そして4爻、5爻で、一番最終段階を上爻といいます。
1個1個の爻にも意味がついております。その意味を爻辞といいます。
今日示されたのは二爻なので、二爻の爻辞。目が悪い状態で見ようとしている。属性から離れた陰者のようであればいい。
そうですね、この目が悪い状態で見ようとしている。見通しが悪いので、情報とかいろいろな判断材料が不足しているのに、無理して動き出そうとしている。ちょっと危ないよというところ。
静かに自分を見つめる
判断材料が不足しているというところなので、高望みをしているのでは内卦と。理想が高すぎて、かえって苦しくなってしまうよというところ。
属性から離れた陰者だということで、控えめであることがいいですよと。あまり目立たないことをすましく過ごすこと。逆に目立つことで嫉妬とか敵意を持たれてしまう。そんな可能性もありますよというところ。
平凡な人間のふりをした方が、面倒なことからも遠ざかることができていいですよというところ。周りの人からの評価に一規一律してはいけませんよと。そのような行でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的、新年度に必要な心構えは、示された件は、雷沢帰妹の二爻。
これは、見えていないのに見ようと焦っている状態を示しているんですね。
何かこれをやらなきゃとか、こうあるべきだといった理想とか義務感といったものが出過ぎて、今の現状とか自分自身の気持ちとかが見えにくくなっているのではないのでしょうか。
また、周りからの評価とか反応にも気にしすぎ、敏感になりすぎていて、自分のペースを保てていない状態だと読み取ることができます。
そこで、目立たないこと、周りの評価に一気に注意しないようにというところなので、
何かやりたいことが、新年度にやりたいことがあるときは、誰にも言わずにこっそりと始める。
目立たないこと、自分のペースで進める方が今は長続きしやすいタイミングだということ。
高すぎるゴールを設定しないこと、何か自分の目標を一段階下げてみることが必要なのではないかと。
毎日毎日完璧にしなければいけないのではなく、今日はこれだけできればOKと決めること。
あえて何もしない時間を作ること。5分でも10分でもいいので、ただ座るだけ。何も考えないといった。
そういった時間を作って、気持ちを落ち着かせること。
何か高すぎる目標とか、周りの人からどう見られているかといったところ。
そこを気にしすぎていて、無意識のうちに自分自身で疲れさせている。
そんな状況なのではないのでしょうか。
なので、新年度はもうほどほどに静かに、忍者のように生きるという方ですね。
何か目立つこと、派手なこととか、高すぎる目標を目指すよりも、
自分はこうしていたいという、自分自身の内面の基準、そこに目を向けるべきではないのでしょうか。
忍者のように静かに自分の世界を見つめていく。属性から離れていったところですね。
それがこの新年度にふさわしい過ごし方ではないのでしょうか。
目立たないように自分自身をしっかりと見つめること。
焦らず、周りと比べず、自分自身の気持ちをしっかりと見つめながら取り組んでいくこと。
新年度は目立たず、今の小さな春風のように優しく穏やかに、周りの評価に一気に注意しないこと。
そのように読み取りました。
ここまでお聞きくださりありがとうございます。
易占は行動の指針となるもの。あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
土曜日、変わらず、これだけは変わらず祈ります。
今日もあなたが大切な人と一緒に美味しいご飯が食べられますように、いつも祈っております。
ありがとうございます。いってらっしゃい。